| 2月の新刊 ● NEW TITLE |
《怪奇の本棚》
英国幽霊いまむかし
南條竹則 編訳
国書刊行会 発売中
3960円(税込) [amazon]
イギリスは18世紀以来怪談が盛んに書かれた国だが、それが文芸の一分野として成立する以前に、怪談実話やフォークロアの形で長い伝統があった。素朴な幽霊譚から次第に洗練された小説形式が生み出されるさまを時代を追って辿る英国怪談アンソロジー。M・R・ジェイムズが発掘した中世怪談から、怪現象〈テッドワースの鼓手〉事件の記録、ロバート・バーンズの幽霊バラッド、ブルワー=リットンの名作「幽霊屋敷」、ダンセイニ卿、ウェイクフィールド、A・C・ベンスンらの傑作まで全14篇。MORE |
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| 近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE |
廊下に植えた林檎の木
残雪 近藤直子・鷲巣益美訳
白水Uブックス
ぼくの家族はみな他人には言えない秘密を持っていた。異形の家族の奇妙な関係性を超現実的手法で描いた表題中篇ほか、「帰り道」「黄菊の花によせる遐(はる)かな想い」「逢引」「汚水の上の石鹸の泡」の全5篇。付録として「夜の涯の家 「帰り道」を読む」(近藤直子)、「残雪との対談」を併録。
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| 近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE |
金枝篇 呪術と宗教の研究 [第9巻]
麗しのバルドル 上
J・G・フレイザー 神成利男訳/石塚正英監修 国書刊行会 |
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| 近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE |
《怪奇の本棚》
痛苦の聖母
ジョン・ブラックバーン 永島憲江訳
国書刊行会
若さと美貌を保つため多くの若い女性を殺してその血で湯浴みした17世紀ハンガリーの「血の伯爵夫人」エリザベート・バートリに取材した新作戯曲『痛苦の聖母』が、まもなく初日を迎えようとしていた。主演女優の元に出入りする悪徳医師の後を追う新聞記者クレイは、不可解な連続自殺事件に遭遇、やがて悪夢のような事件にまきこまれていく。超自然的恐怖にミステリ要素を組み合わせたハイブリッド型モダンホラーの先駆者、ジョン・ブラックバーンの最高傑作。 |
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| 近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE |
ミステリの生命誌(仮)
マーティン・エドワーズ 渕上瘦平訳 国書刊行会 |
| ▼発売中 |
| 12月の新刊 ● NEW TITLE |
兵士の帰還
レベッカ・ウェスト 鈴木孫和・小山太一訳
白水Uブックス 発売中 2090円(税込) [amazon]
第一次大戦中の英国。出征した夫クリスの帰りを待つ妻キティと、従妹ジェニーのもとに、みすぼらしい身なりの女性がクリス負傷の知らせを持ってやってくる。彼は砲撃ショックで過去15年間の記憶を失い、ひたすらかつての恋人に会いたいと望んでいた。訪ねてきた女性こそがその元恋人マーガレットだったのだ。やがてクリスが戦地から帰還し、彼をめぐる三人の女性たちの心理ドラマが始まる。ケアの視点からも再評価される20世紀英国モダニズム小説の名作。併録「終わらない結婚生活」。MORE |