注目の近刊・新刊

日々のあぶく

今日は何の日 
12/11 calendar

twitter


藤原編集室の企画・編集本


読物と資料のページ

書斎の死体
(投稿コーナー)

高山宏写真館

What's New



link

short history of 藤原編集室

〈本棚の中の骸骨〉 とは?

since 2001.4.8




日本翻訳大賞



日本推理作家協会
本格ミステリ作家クラブ

国書刊行会
東京創元社
河出書房新社
白水社
筑摩書房
平凡社
晶文社
講談社
角川書店
翔泳社
basilico






〈藤原編集室〉では、海外文学・ミステリ・怪奇幻想小説・人文書を中心に、書籍の企画・編集を手がけています。〈本棚の中の骸骨:藤原編集室通信〉 は、当編集室の企画出版物のご案内と、新刊情報を中心に掲載しています。
最新刊近刊発売中

ヘレン・マクロイ 『二人のウィリング』 (ちくま文庫)
「このミステリーがすごい!」 第15位
「2017本格ミステリ・ベスト10」第2位

IN★POCKET
「文庫翻訳ミステリー・ベスト」 総合第9位
「このミステリが読みたい!」(ミステリマガジン) 第14位
11月の新刊 NEW TITLE
エラリー・クイーン 推理の芸術

フランシス・M・ネヴィンズ 飯城勇三訳

国書刊行会
発売中 3600円(税別)
[amazon] [honto]


『Yの悲劇』 『エジプト十字架の謎』 『災厄の町』 など数々の名作を発表、専門誌 《EQMM》 を創刊、アンソロジー編纂やラジオ・TVの世界でも活躍し、「アメリカの探偵小説そのもの」 と評された本格ミステリの巨匠の評伝。デビューから晩年まで、作家・編集者活動の足跡をたどり、ダネイとリー合作の内幕や代作問題などの新情報を盛り込んだ決定版。詳細な邦訳リストなど付録も充実。図版多数。MORE
「クイーンへの、そしてミステリへの思いのこもった、確かな《愛》の書」――北村薫
11月の新刊 ● NEW TITLE
オシリスの眼

R・オースティン・フリーマン 渕上痩平訳


ちくま文庫 発売中 950円(税別)
[amazon] [honto]

エジプト学者べリンガムが不可解な状況で忽然と姿を消してから二年が経った。生死不明の失踪者をめぐって相続問題が持ち上がった折も折、各地でバラバラになった人間の骨が発見される。はたして殺害されたベリンガムの死体なのか? 複雑怪奇なミステリに、法医学者探偵ジョン・ソーンダイク博士は証拠を集め、緻密な論証を積み重ねて事件の真相に迫っていく。英国探偵小説の古典名作、初の完訳。MORE
「フェアな手がかりと推理による正統的謎解き小説の確立者としての、フリーマンの先駆性をまざまざと示す作品だ」(ストラングル・成田氏 「翻訳ミステリ大賞シンジケート)
2017年1月の刊行予定 FORTHCOMING TITLE
天使の恥部

マヌエル・プイグ 安藤哲行訳


白水Uブックス 1月18日予定 予価1900円(税別) [amazon]

億万長者の夫によって楽園のような島に閉じ込められた世界一の美女、地軸変動後の未来都市で性的治療機関に勤める女性W218、メキシコシティの病院に入院中のアルゼンチン女性アナ――様々なスタイル、様々な声を駆使して織りなされる過去・現在・未来。『蜘蛛女のキス』 のプイグによる、夢見る女たちの哀しい愛の物語。
1月の刊行予定 ● FORTHCOMING TITLE
ドラゴン・ヴォランの部屋

J・S・レ・ファニュ 千葉康樹訳

創元推理文庫 1月21日予定 予価1000円(税別) [amazon]

ナポレオン戦争直後のフランス、パリへの途上で美貌の伯爵夫人と出会った英国人青年が奇怪な犯罪と冒険に巻き込まれていく中篇 「ドラゴン・ヴォランの部屋」 をはじめ、悪魔との契約譚 「ロバート・アーダ卿の運命」、ブロンテ姉妹への影響も云々されるゴシック短篇の名作 「ティローン州のある名家の物語」、民間伝承の妖精譚に取材した 「ローラ・シルヴァー・ベル」 他、全5篇を収録。M・R・ジェイムズ、セイヤーズらが絶賛する 〈謎と恐怖の巨匠〉 レ・ファニュの傑作選。
近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE
高山宏セレクション 〈異貌の人文学〉
アレゴリー
ある象徴的モードの理論

アンガス・フレッチャー 伊藤誓訳

西洋思想の最初期から現代に至るまで、アレゴリーは重要な役割を果たしてきた。アレゴリーのもつ宇宙的スケールを絢爛と語り、「思考の仲介者」 として再評価、18世紀以来のシンボル優位の風潮に異議をとなえ、現代におけるアレゴリーの復権を謳った名著。
▼発売中
10月の新刊 ● NEW TITLE
冬の夜ひとりの旅人が

イタロ・カルヴィーノ 脇功訳


白水Uブックス 発売中 1800円(税別)
[amazon]
[honto]

あなたはイタロ・カルヴィーノの新しい小説 『冬の夜ひとりの旅人が』 を読み始めようとしている。あなたが読み始めた 『冬の夜ひとりの旅人が』 はしかし、30頁ほど進んだところで同じ文章を繰り返し始める。乱丁本だったのだ。あなたは本屋で交換を求めるが、そこで意外な事実を知らされる……中断され続ける小説を追いかける〈男性読者〉と〈女性読者〉の冒険。「文学の魔術師」 による究極の読書小説。MORE
9月の新刊 ● NOW ON SALE
高山宏セレクション 〈異貌の人文学〉
形象の力
合理的言語の無力

エルネスト・グラッシ 原研二訳


白水社 発売中 5400円(税別)
[amazon] [honto]

論証では到達できない認識がある。反論証、反デカルトの系譜が古代弁論術から脈々としてあった。真理しか目指さないデカルトの合理主義に対して、グラッシは理性では世界が捉えられないと考える系譜として、フマニスムを呼び戻し、形象、ファンタジー、芸術の力の優位を説く。ホッケ 『迷宮としての世界』 を世に送り出したイタリアの哲学者グラッシの発見術原論にしてフマニスム復興宣言。MORE
「博読凄愴なまでの二十世紀人文学の一番コアな部分を (…) 稀代の編集者が説き来り、説き去るこの伝説の一書の驚愕目次案に読者、まずは戦慄せよ。人文学はこれから始まるのだ」 (高山宏)
「デカルト以来の西洋近代哲学に対抗するこのもう一つの伝統 〔フマニスム〕 は、現実世界を捉える哲学の意義を新たな仕方で力強く訴えかける。日常経験から感覚を解放する芸術、説得で人を動かす弁論術の伝統。フマニスムの哲学的意義は半世紀たった今、より切実さを増している」 (納富信留氏評 「讀賣新聞」 11月13日)
9月の新刊 ● NOW ON SALE
ロルドの恐怖劇場

アンドレ・ド・ロルド 平岡敦編訳


ちくま文庫 発売中 840円(税別)
[amazon]
[honto]

いたるところから恐怖は我々を狙っている。殺人と処刑の場面を再現した蠟人形館での一夜、屋敷を取り囲む血に飢えた暴徒の群れ、手術台の上の惨劇、抉り取られた眼球、妻に裏切られた男の恐るべき復讐……。20世紀初頭のパリで絶大な人気を博した恐怖演劇グラン・ギニョル座の看板作家ロルドが血と悪夢で紡ぎあげた22篇の悲鳴で終わる物語。甘美な戦慄と残虐への郷愁に満ちた〈恐怖劇場〉開幕。MORE
杉江松恋氏評 千街晶之氏評
7月の新刊 ● NOW ON SALE
ケイレブ・ウィリアムズ

ウィリアム・ゴドウィン 岡照雄訳


白水Uブックス 発売中 1800円(税別)
[amazon]
[honto]

農民の息子ケイレブは両親を亡くし、有力者の地主フォークランドの秘書となった。慈悲深い主人の下で恵まれた生活を送るケイレブだったが、好奇心の強い彼はやがて主人の不可解な性格に興味をいだき、ついにその恐ろしい秘密を突きとめてしまう。社会の不正義、追う者と追われる者の闘争を息苦しいまでの緊迫感で描いたゴシック小説にしてミステリの原点ともされる名作。MORE
※「低所得者は訴訟でも不利なのか。暗黒サスペンスのルーツ」 千野帽子氏評(エキサイトレビュー
6月の新刊 ● NOW ON SALE
高山宏セレクション 〈異貌の人文学〉
シェイクスピアの生ける芸術

ロザリー・L・コリー 正岡和恵訳


白水社 発売中 8800円(税別)
[amazon] [honto]

『パラドクシア・エピデミカ』 でルネサンスにおけるパラドックスの伝統を明らかにしたコリーが、英国ルネサンス最大の作家シェイクスピアに取り組んだ大著。ハムレットの主題と劇構造の自己回帰性をメランコリーに求めた 『ハムレット』 論、エジプトとローマの価値観の対立に古代以来の 「アジア風」 「アッティカ風」の文体論争をみる 『アントニーとクレオパトラ』 論など、その豊饒な作品世界を様々な角度から論じる。MORE
「批評が途方もない博識を綿密な読解と、遊び心にも富むエレガントな言葉で表現できた二十世紀人文批評黄金時代の最後を飾る一書」 (高山宏)
4月の新刊 ● NOW ON SALE
二人のウィリング

ヘレン・マクロイ 渕上痩平訳


ちくま文庫 発売中 820円(税別)
[amazon] [honto]

ある夜、自宅近くのタバコ屋でウィリングが見かけた小男は、「私はベイジル・ウィリング博士だ」 とタクシーの運転手に名乗り、その車で走り去った。驚いたウィリングは男の後を追ってパーティ開催中の家に乗り込み、偽者と対峙するが、そこで奇妙な殺人事件に巻き込まれてしまう。死の直前、被害者は 「鳴く鳥がいなかった」 という謎の言葉を残していた……。発端の意外性、謎解きの興味にサスペンスに富んだ展開と、円熟味を増したマクロイ中期の傑作。MORE
「絡み合った謎にも結び目がある。名探偵がそれをほどき、一本の糸になる快感」 ――深緑野分氏 (「解説」 より)
◆「このミステリーがすごい!」 第15位
◆「2017本格ミステリ・ベスト10」第2位

IN★POCKET 「文庫翻訳ミステリー・ベスト」 総合第9位
◆「このミステリが読みたい!」(ミステリマガジン) 第14位