今日のあぶく

オラフ・ステープルドン『最後にして最初の人類』(浜口稔訳、ちくま文庫)が発売になりました。[amazon]

20億年後の〈最後の人類〉が現代の人類に語る遥かなる未来の歴史。数度の世界戦争を経てついに世界国家を実現するも、疫病の蔓延や地球規模の環境激変、火星生命体の侵入など、度重なる災禍によって退行した人類は、やがて再び進化の階梯を登り始める。人為的な超人類の創造と諸文明の興亡、果てしなき流れの果てに人類がたどり着いた場所とは……。20億年に及ぶ悠久の年代記を驚異の想像力と神話的ヴィジョンで描いて、アーサー・C・クラーク(『2001年宇宙の旅』)など、多方面に影響と衝撃を与えた伝説的名作。改訳文庫化。

(6.10)

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