| 2月17日 ◆1888年のこの日、『陸橋殺人事件』『サイロの死体』のロナルド・A・ノックスが、英国レスターシャー、ニブワスで生まれる。父親は英国国教会の主教、両方の祖父も僧職という聖職者の家系にあって、当然のように国教会の聖職についたが、第1次大戦中にカトリックに改宗、大僧正の地位にまでのぼりつめた。没後、イーヴリン・ウォーがノックスの伝記を書いているが、その中で、ノックスが取り組んだ聖書現代語訳の仕事が教会内で様々な軋轢や抵抗を生んだことが明かされている。これに対して、「ウォーは聖職者の世界を十分に理解していない」との批判が教会側から寄せられたという。 ◆1895年のこの日、『鉄路のオベリスト』 『海のオベリスト』 『空のオベリスト』 のC・デイリー・キングがニューヨーク市で生まれる。本業は心理学者だが、小森健太朗氏によれば神秘思想家グルジェフ派の大物でもあり、『タラント氏の事件簿』 には、明らかにグルジェフをモデルにしたと思われる人物が登場するという。 ◆1924年のこの日、《独立愚連隊》 《江分利満氏の優雅な生活》 他の映画監督、岡本喜八が米子市に生まれる。ミステリ映画では天藤真原作の 《大誘拐》 や都筑道夫原作 《殺人狂時代》 が有名だが、《あゝ爆弾》 はウールリッチの短篇 「万年筆」 にもとづくブラックユーモア・ミュージカルの怪作。若き日、本多猪四郎の下で香山滋原作 《獣人雪男》 の助監督をつとめたこともある。 ◆1930年のこの日、『わが目の悪魔』 『ロウフィールド館の惨劇』 のレース・レンデル、別名バーバラ・ヴァインがロンドンで生まれる。 ◆1944年のこの日、カート・シオドマク監督の 《幻の女》 が公開される。原作はもちろんウィリアム・アイリッシュ。 ◆1947年のこの日、安楽椅子探偵プリンス・ザレスキーの作者M・P・シールが死去。 ◆1955年のこの日、『不連続殺人事件』 『明治開化安吾捕物帖』 の坂口安吾が死去。 ◆1986年のこの日、『女と女の世の中』 『恋はサイケデリック』 の鈴木いづみが自殺。 |