| 2月19日 ◆1926年のこの日、『クラシックな殺し屋たち』『女刑事の死』他、スパイ小説から犯罪小説まで、巧みなストーリーテラーぶりを発揮して人気を博したロス・トーマスがオクラホマシティで生まれる。 ◆1934年のこの日、『廃墟建築家』のヘルベルト・ローゼンドルファーがイタリアのボルツァーノ近郊の町グリースで生まれる。幼少時にミュンヘンに移住。法律家として裁判所判事を歴任しながら小説、歴史書、伝記など旺盛な執筆活動を続け、作曲も手掛けた。 ◆1965年のこの日、《宝石》 連載の 『親しい友人たち』 でショートーショートの新しい可能性を示した山川方夫が、郵便を出しに行った帰り道、二宮駅前の横断歩道で交通事故に遭い、頭蓋骨折の重傷を負う。大磯病院へ運ばれたが、意識の戻らぬまま、翌20日死去。35歳の誕生日を5日後に控えていた。 ◆1997年のこの日、埴谷雄高が死去。戦時中、平野謙、坂口安吾、荒正人らと探偵小説の犯人当てに興じたというそのファンぶりの一端は、「探偵小説の新領域」 「ミステリーと私」 などのエッセーにもうかがえる。形而上的探偵小説の愛好者なら 『死霊』 は必読 (講談社文芸文庫に入って読みやすくなった)。 ◆2005年のこの日、映画監督の岡本喜八が死去。享年81。新作として山田風太郎 『幻燈辻馬車』 の映画化を構想し、脚本を書き上げていたが、果たせずに終った。(遺稿となった脚本は 『列外の奇才 山田風太郎』 [角川書店] に収録) ◆2016年のこの日、『薔薇の名前』 のウンベルト・エーコがミラノの自宅で死去。享年84。 |