| 4月23日 ◆1895年のこの日、『ランプリイ家の殺人』『死の序曲』『ヴァルカン劇場の夜』『道化の死』など、アレン警視シリーズで人気を博したナイオ・マーシュが、ニュージーランドのクライストチャーチで生まれる。 ◆1923年のこの日、アヴラム・デイヴィッドスンがニューヨーク州ヨンカーズで生まれる。短篇「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」でヒューゴー賞、「ラホーア兵営事件」でMWA賞受賞、というSF・ミステリ両分野で輝かしい受賞歴をもつ異才。「ゴーレム」も怪奇アンソロジーの定番的傑作。ペダンティックで饒舌な文体(悪文家という評も)は翻訳者泣かせでもある。エラリイ・クイーン『第八の日』『三角形の第四辺』『真鍮の家』では、マンフレッド・リーに代わってプロットの肉付け作業を担当。バルカン半島の架空の王国を舞台に、驚異的な博学を誇るエステルハージ博士が怪事件を解決していく幻想ミステリ連作『エステルハージ博士の事件簿 』もあり、国際幻想文学大賞を受賞している。『10月3日の目撃者』(ソノラマ文庫・絶版)につづく本邦2冊目のデイヴィッドスン傑作集『どんがらがん』(河出書房新社)が、2005年、殊能将之編で刊行され、好評を得た。 |