| 4月24日 ◆1896年のこの日、浜尾四郎が東京麹町の男爵家、加藤照麿の四男として生まれる(戦前の喜劇王・古川ロッパは実弟)。20歳のとき、枢密院議長、浜尾新の養子となり、法律家の道をすすんだ四郎は、東京地方裁判所の検事をつとめたあと弁護士を開業。のちに貴族院議員にも選出されている。ヴァン・ダインの影響が濃厚な『殺人鬼』(1932)は、戦前探偵小説界では稀有な本格長篇として注目された。他に長篇『鉄鎖殺人事件』『博士邸の怪事件』、「誰が殺したか」「殺された天一坊」などの短篇がある。同性愛研究では乱歩の先達でもあった。 ◆1914年のこの日、挿絵画家・武部本一郎が大阪・船場に生まれる。父親・藤太郎は「白凰」の号を持つ四条派の日本画家だった。児童書の世界で活躍した後、1965年からE・R・バローズ〈火星シリーズ〉(創元SF文庫)の装幀・挿絵を手がけ、他に〈ターザン〉〈地底世界ペルシダー〉、R・E・ハワード〈コナン・シリーズ〉など、SF・ファンタジーの挿絵に大きな足跡を残し、後進の画家にも多大な影響を与えた。その仕事は『武部本一郎SF挿絵原画蒐集(上・下)』(ラピュータ)等にまとめられている。 ◆1987年のこの日、ジョゼフィン・ベルが死去。40冊以上の長篇がある。邦訳に『ロンドン港の殺人』『断崖は見ていた』。 |