| 2月20日 ◆1912年のこの日、『猿の惑星』 『戦場にかける橋』 のピエール・ブールがフランス南部のアヴィニョンで生まれる。 ◆1919年のこの日、詩人・画家で 「悪魔の舌」 などの怪奇短篇も執筆した村山槐多が死去。槐多作品を愛した江戸川乱歩は、その水彩画 《ニ少年図》 を書斎に飾っていた。 ◆1926年のこの日、『地獄の家』 『地球最後の男』 『13のショック』 『激突!』 など、夥しい怪奇・SF・サスペンス作品を発表、映画・TV界でも活躍した多才な作家リチャード・マシスンが、ニュージャージー州で生まれる。 ◆1927年のこの日、映画 《夜の大捜査線》 (原作はジョン・ボール 『夜の熱気の中で』) で、黒人刑事ヴァージル・ティッブスを演じた俳優シドニー・ポワチエが、マイアミで生まれる。 ◆1946年のこの日、江戸川乱歩、ウィリアム・アイリッシュの 《Phantom Lady (幻の女)》 を読了。神保町の巌松堂で、《雄鶏通信》 の春山行夫売約済みのポケットブックの束に本書を発見、奪うようにして買ってきたもの。一読してこの作に惚れ込んだ乱歩は、表紙裏に 「新らしき探偵小説現われたり、世界十傑にも値す。直ちに訳すべし。不可解性、サスペンス、スリル、意外性、申分なし」 と書き込んでいる。実際にその2週間後、占領下で翻訳権の問題もはっきりしないうちに、計画中の新雑誌 《苦楽》 (戦前の同名誌とは別物) に 『ファントム・レディ』 連載を決め、自ら翻訳をはじめたが、結局、この時点では翻訳出版そのものが難しいことがわかり、「十五枚訳したまま中止」 となる。 ◆1968年のこの日、刑事コロンボの初登場作品 《殺人処方箋》 がNBCで放映される。この単発物は好評を博し、3年後に製作されたパイロット版 《死者の身代金》 も高視聴率を獲得。1971年9月15日放映の 《構想の死角》 (スピルバーグ演出) からシリーズ化された。冴えない風采のイタリア系警察官コロンボはピーター・フォークの当り役となったが、当初はビング・クロスビーにオファーがあったらしい。 |