| 5月1日 ◆1902年のこの日、黒沼健 (本名・左右田道雄) が横浜市で生まれる。父親は経済学者で銀行家の左右田喜一郎。戦前から翻訳家として活躍し (セイヤーズ 『大学祭の夜』 他)、戦後も 『幻の女』 『黒衣の花嫁』 を始めとするアイリッシュ/ウールリッチ作品、ブレイク 『野獣死すべし』、ワイルド 『検屍裁判』、ポストゲイト 『十二人の評決』 など、多くの作品を手がけている。〈オール讀物〉 に連載した世界の不思議や秘境についての実話読物も好評を博し (三島由紀夫や開高健も愛読者だったという)、『秘境物語』 『謎と怪奇物語』 『予言と怪異物語』 など十数冊にまとめられた。東宝怪獣映画 《空の大怪獣ラドン》 《大怪獣バラン》 に原作も提供している。 ◆1939年のこの日、コミックブックのヒーロー、バットマンが 〈ディテクティヴ・コミックス〉 27号で初登場する。「化学会社事件」 と題されたこのエピソードで、バットマンは会社重役から殺人者に転じたアルフレッド・ストライカーと闘い、最後は彼を酸のタンクへ放り込み、こうつぶやく。「やつにはお似合いの最期さ」 |