12月15日
◆1937年のこの日、『黒い霊気』 『見えないグリーン』 のジョン・スラデックがアイオワ州ウェバリーで生まれる。新聞社・出版社共催の短篇コンテストで第一席を獲得した密室物 「見えざる手によって」 でミステリ界デビュー。ミステリ作家としてはパズラー派になるのだが、この人の本領はやはりギャグやパロディ、言語遊戯満載のSFにあるのだろう。邦訳に長篇 『遊星よりの昆虫軍』、短篇傑作集 『蒸気駆動の少年』 (河出書房新社)。トマス・M・ディッシュと合作したトム・デミジョン名義のヘンなミステリ (誘拐された白人の女の子が肌を黒くする薬で黒人にされてしまう) 『黒いアリス』 もある。
◆1947年のこの日、『三人の詐欺師』 (『怪奇クラブ』)、『夢の丘』 「パンの大神」 のアーサー・マッケンが死去。シャーロッキアンのヴィンセント・スターレットは、マッケンの大ファンでもあり、敬愛のあまり単行本未収録作を集めて無断で出版、マッケンの怒りを買ったことがある。
◆1955年のこの日、『彼らは廃馬を撃つ』 のホレス・マッコイが死去。
◆1970年のこの日、フランス・ミステリ界 (ほんとはベルギー人なんだけど) きってのパズラー派、スタニスラス=アンドレ・ステーマンが死去。《悪魔のような女》 の監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾーのお気に入りの作家で、ステーマン原作の 《犯罪河岸》 《犯人は二十一番に住む》 では監督を、《六人の最後の者 (六死人)》 では脚色を手がけている。
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