注目の近刊

5月17日刊
ヴァージニア・ウルフ 『女性にとっての職業 エッセイ集 新装版
女性の知性・余暇から婦人協同組合まで、ドロシー・オズボーン、メアリ・ウルストンクラフトからブロンテ姉妹、オリーヴ・シュライナー、キャサリン・マンスフィールドへ。「語るべき自己」をもった女性たちを対象にした26篇のエッセイを集成し、ものを書く女たちの内面と歴史を照射した貴重な一冊。出淵敬子・川本静子訳。目次
(みすず書房 予価3456円)[amazon]

5月18日刊
ロバート・リーチ 『「パンチ&ジュディ」 のイギリス文化史』
350年の歴史をもつ英国人形劇 「パンチ&ジュディ」。単純で暴力的な内容にもかかわらず人々に愛され続ける、その魅力に迫る。岩田託子訳。目次
(昭和堂 予価3780円)[amazon]

5月20日刊
『ショーン・タンの世界』
ちひろ美術館で開催される 《ショーン・タンの世界 どこへでもないどこかへ》 展(5/11~7/28) の図録。
(求龍堂 予価2700円)[amazon]

5月20日刊
藤井光 『21世紀×アメリカ小説×翻訳演習』
現代アメリカ文学を中心に、文芸翻訳の基礎から応用まで、多様な訳文候補との対話という形で解説。現在の文芸翻訳のさまざまな側面を垣間見つつ、優秀訳文と著者の訳文例を提示する参考書。
(研究社 予価2376円)[amazon]

5月20日刊
新井素子 『星から来た船
「星へ行く船」 シリーズ番外編が新装&完全版で登場。“おまけ”の書き下ろしと新あとがきも併録。
(出版芸術社 予価1404円)[amazon]

5月21日刊
シルヴァン・ヌーヴェル 『巨神降臨 上・下
人類の滅亡を賭けた戦いから9年。地球から消えたテーミス、そして6000年前にロボットを地球に遺した謎の種族の正体は……。『巨神計画』 三部作完結。佐田千織訳
(創元SF文庫 予価各1080円)[amazon]


5月22日刊
『定本 夢野久作全集』 第6巻
多彩な活動の全貌を集大成した決定版全集。第6巻は童話 「白髪小僧」 「オシヤベリ姫」 「豚吉とヒヨロ子」 ほかを収録。収録内容
(国書刊行会 予価10,260円)[amazon]

5月22日刊
『昭和少年SF大図鑑 昭和20~40年代僕らの未来予想図 堀江あき子編
宇宙旅行、空を飛ぶ高速車、超高層ビル群。雑誌に描かれた未来予想図を中心に、昭和の少年少女たちが胸躍らせた世界を再現。新装版
(河出書房新社 予価1836円)[amazon]

5月23日刊
マリー・ンディアイ 『三人の逞しい女』
弁護士のノラは、長年会っていなかったアフリカ系の父のもとに帰郷するが、最愛の弟の姿が見えず……。アフリカからヨーロッパに渡ろうとするカディ・デンパは、数々の苦難に……。芥川賞作家・小野正嗣の翻訳で贈るフランス文学の極北。ゴンクール賞受賞作。
(早川書房 予価2916円)[amazon]

5月23日刊
『伊藤典夫翻訳SF傑作選 最初の接触高橋良平編
SF評論家の第一人者高橋良平が、黄金時代の1950年代を中心に、ラインスター、ウィンダムなど宇宙テーマの幻の名品7篇を厳選。
(ハヤカワ文庫SF 予価1080円)[amazon]

5月23日刊
ケン・リュウ 『母の記憶に』
不治の病を宣告された母が娘のため選んだ行動をつづる表題作など、第2短篇集の単行本版『母の記憶に』から9篇を収録した短篇集。
(ハヤカワ文庫SF 予価864円)[amazon]

5月23日刊
マルティン・エスターダール 『スターリンの息子 上・下
消えた恋人、出自の謎。ロシアへ飛んだマックスを待ち受けるのは、巨万の富と権力でソ連の復活をもくろむ元スパイの陰謀だった。鵜田良江訳
(ハヤカワ文庫NV 予価各864円)[amazon]

5月23日刊
エイモア・トールズ 『モスクワの伯爵』
ロシア革命後、ホテル軟禁の刑に処された伯爵。絶望に沈む彼を待っていたのは、曲者ぞろいの従業員と客だった。全米140万部突破。宇佐川晶子訳
(早川書房 予価3240円)[amazon]

5月23日刊
里中高志 『栗本薫と中島梓 世界最長の物語を書いた人
栗本薫と中島梓、二つの名前を持ち、作家・評論家・演出家・音楽家など、才能を自在に操り多くの人たちに感動を与える稀有な存在でありながら、ついに自身の心理的葛藤による苦悩から逃れることはできなかった人。その生涯を関係者への取材と著作から検証する。
(早川書房 予価2376円)[amazon]

5月23日刊
岡本綺堂 『玉藻の前』
「殺生石伝説」 を下敷きに、時代は平安朝。妖狐に憑かれ国を惑わす美女になった娘と、幼なじみの若き陰陽師、権力に憑かれた殿上人や怪僧らが活躍する。岡本綺堂の稀少な長編小説で、「婦人公論」 に連載された。付録として同じく妖狐が登場する短篇 「狐武者」 を収載。
(中公文庫 予価950円)[amazon]

5月23日刊
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 『ファウスト 悲劇第一部
あらゆる知的探究も内心の欲求を満たさないことに絶望したファウストは、悪魔メフィストフェレスと魂をかけた契約を結ぶ。不朽の大作を格調高い名訳で贈る。手塚富雄訳
(中公文庫 予価1512円)[amazon]
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 『ファウスト 悲劇第二部
グレートヒェンを悲運のどん底に落とし心身ともに疲れきったファウストは、しかし 「最高の生き方をめざして絶えず努力をつづけよう」 と決意する。巨匠ゲーテがその80年の生涯をかけて、言葉の深長な象徴力を駆使しつつ自然と人生の深奥に迫った名作。手塚富雄訳
(中公文庫 予価1728円)[amazon]

5月24日刊
ジョン・メトカーフ 『死者の饗宴』
〈ドーキー・アーカイヴ〉 20世紀英国怪奇文学における幻の鬼才、知られざる異能の物語作家、ジョン・メトカーフ。不安と恐怖と眩暈と狂気に彩られた怪異談・幽霊物語・超自然小説の傑作を集成する本邦初の短篇集。横山茂雄・北川依子訳 【収録内容】 悪夢のジャック/煙をあげる脚/悪い土地/永代保有/時限信管/ブレナーの息子/ふたりの提督/死者の饗宴
(国書刊行会 予価2808円)[amazon]

5月24日刊
サミュエル・ベケット 『モロイ』
20世紀最大の作家による20世紀文学の到達点。最新の研究成果を反映した新訳。フランス語からの個人訳第1弾。宇野邦一訳
(河出書房新社 予価2916円)[amazon]

5月24日刊
フェリスベルト・エルナンデス 『案内係 ほか』
〈フィクションのエル・ドラード〉 暗闇で目が光る能力を手にした語り手が密かな愉しみに興じる表題作、嘘泣きで驚異的な売上を叩き出す営業マンの話 「ワニ」、水を張った豪邸でひとり孤独に水と会話する夫人を幻想的な筆致で描く 「水に沈む家」 など、幻想とユーモアを交えたシニカルな文体で物語を紡ぎ、コルタサルらに称賛されたウルグアイの奇才エルナンデスの傑作短篇集。浜田和範訳
(水声社 予価3024円)[honto]

5月24日刊
ユーディト・W・タシュラー 『国語教師』
16年ぶりに偶然再会した元恋人たちは、かつてのように物語を創作して披露し合う。作家クサヴァーは祖父をモデルにした一代記を語った。国語教師マティルダは若い男を軟禁する女の話を語った。しかしこの戯れが、あの暗い過去の事件へと二人をいざなってゆく。物語に魅了された彼らの人生を問う、フリードリヒ・グラウザー賞受賞作。浅井晶子訳
(集英社 予価2160円)[amazon]

5月24日刊
桜庭一樹 『小説という毒を浴びる 桜庭一樹書評集
読書は本当に自由なもの。思いっきり誤読したっていい。少女小説からミステリ、古典から現代のベストセラーまで、本に溺れる愉しさ。約15年分の書評を通して、桜庭一樹の人となりが見えてくる。著者初の書評集。
(集英社 予価1728円)[amazon]

5月24日刊
『図説 ヴィクトリア朝の女性と暮らし ワーキング・クラスの人びと川端有子
隠されていたワーキング・クラスの女子、女性の暮らしの実態を明かす。教育、住居、食物、衣服、娯楽。英国文化の独自性の謎に迫る。
(河出書房新社 予価1944円)[amazon]

5月24日刊
アンソニー・ホロヴィッツ 『007 逆襲のトリガー』
ゴールドフィンガー事件の後、ボンドはロケット開発に対するソ連の妨害行為を察知。スメルシュと接触する韓国人実業家シンに目をつけ、美女ジェパディと共に調査を開始する。『カササギ殺人事件』 著者が描く、フレミング財団公認のジェームズ・ボンド。駒月雅子訳
(角川文庫 予価1123円)[amazoon]

5月24日刊
ニール・ゲイマン/テリー・プラチェット 『グッド・オーメンズ 上・下
黙示録に記された世紀末を実現すべく、悪魔が、この世を滅ぼすことになる赤ん坊を外交官の一家に生まれた赤ん坊とすりかえた。しかし数年後様子を見に行くと、赤ん坊がいない!? 人類の命運やいかに?  抱腹絶倒のスラプスティック・ハルマゲドン・ストーリー。金原瑞人・石田文子訳
(角川文庫 予価各994円)[amazon]

5月24日刊
フェリックス・レガメ 『明治日本写生紀行』
開国直後の日本を2度訪れたフランスの画家レガメは、異郷で目にするすべてを描きとめた。誕生したばかりの帝国議会、富裕層と庶民の学校、市川團十郎の歌舞伎の舞台裏。明治の人と風景を克明に描く図版245点。ジャポニスムに火を付けた画家の知られざる全貌、日仏交流史における意義に迫る解説を収録。林久美子訳
(角川ソフィア文庫 予価1080円)[amazon]

5月24日刊
金田一京助・荒木田家寿 『アイヌ童話集』
自然や神(カムイ)と自由闊達に交流してきたアイヌの人々。彼らの間に伝わる様々な童話・説話には、アイヌ世界の豊穣が存分に描かれている。はじめてアイヌ文学に触れる人でも親しみやすいお話16編を集めた、珠玉の童話集。
(角川ソフィア文庫 予価1037円)[amazoon]

5月24日刊
安藤聡 『ファンタジーと英国文化 児童文学王国の名作をたどる(仮)
ぜ英国はファンタジー王国なのか? 英国の文化的、風土的背景から名作をたどる。『チャーリーとチョコレート工場』 『思い出のマーニー』 から 『ハウルの動く城』 『ハリー・ポッター』 まで。
(彩流社 予価3024円)[amazon]

5月25日刊
ハーラン・エリスン 『愛なんてセックスの書き間違い』
〈未来の文学〉 カリスマSF作家エリスンはSF以外の小説も凄い!初期の非SF作品を精選、日本オリジナル編集・全篇初訳でおくる、暴力とセックスと愛とジャズと狂気と孤独と快楽にあふれたエリスン・ワンダーランド、全11篇。若島正・渡辺佐智江訳。収録内容
(国書刊行会 予価2592円)[amazon]

5月25日発売
《ミステリマガジン》 7月号
特集=クイーン再入門 内容
(早川書房 1260円)[amazon]

5月25日刊
レスリー・フィードラー 『フリークス 秘められた自己の神話とイメージ 新装版
おぞましいと排除され、珍奇として見せ物に供され、翻ってまた、聖なる存在と崇められたフリークス。文学・美術はもとより、心理学や人文諸科学のさまざまな領域に影の主役の如く君臨するフリークス。その顕現と隠蔽の構造を解きほぐす。フリークスとは本当は誰なのか? 20世紀文化の核心に肉薄する。20世紀表象文化論の金字塔。伊藤俊治・旦敬介・大場正明訳
(青土社 予価4104円)[amazon]

5月25日刊
ポール・アルテ 『金の時計』
1911年の冬、山荘で起きた「雪の密室」殺人。1991年の初夏、劇作家アンドレは子供の頃見たサスペンス映画を探していた……。金の懐中時計、磔刑像、そして“存在しない戯曲”『黄衣の王』――魅惑的な小道具を通じて、80年の時を隔てた「過去」と「現在」が奇妙に呼応する、アルテ・ミステリの新境地。名探偵オーウェン・バーンズシリーズ。平岡敦訳
行舟文化 予価1728円)[amazon]

5月25日刊

紫金陳 『知能犯之罠』
「十五人の局長を殺し、足りなければ課長も殺す」――死体の傍らに残された予告状。警察幹部が殺害され、拳銃が奪われる大事件。誇大妄想的な衝動犯の犯行とみなされたが、やがて犯人は警察の弱点を熟知し、周到な計画を練り上げていたことが明らかになる。そして予告通り第二、第三の殺人が……。「官僚謀殺」 シリーズ第一弾。阿井幸作訳
行舟文化 予価1998円)[amazon]

5月27日発売
《ユリイカ》 6月臨時増刊 総特集=書店の未来
書店に見る活字文化の未来とは? これから私たちは、本と出逢いを、社会の中にどうつくってゆけばいいのか? 本の出版、流通、販売の課題と展望について、書店の立場から再検証する。内容
(青土社 予価1512円)[amazon]

5月27日刊
ジェフ・ヴァンダミア 『ワンダーブック 図解 奇想小説創作全書
SF、ファンタジー、ホラーなど、〈想像力あふれる〉 小説を書くために必要な知識が一冊に凝縮。遊び心と実用性を併せ持った小説執筆の総合ガイド。朝賀雅子訳
(フィルムアート社 予価4104円)[amazon]

5月27日刊
藤沢衛彦 『日本の伝説 関東』
アマンジャク、真間の手児名、佐倉宗吾、金太郎、児が淵、武蔵野の逃水など。伝説の意外な宝庫。
(河出書房新社 予価2268円)[amaozn]

5月28日刊
ハン・ガン 『回復する人間』
〈エクス・リブリス〉
大切な人の死、自らを襲う病魔など、絶望の深淵で立ちすくむ人びと……心を苛むような生きづらさに、光明を見出せるのか? 斎藤真理子訳
(白水社 予価2592円)[amazon]

5月28日刊
サランタ・シュウェブリン 『七つのからっぽな家』
家庭や日常に潜む狂気をえぐりだす 「家」 をめぐる7つの短篇。国際ブッカー賞最終候補、ラテンアメリカ新世代の旗手の代表作。見田悠子訳
(河出書房新社 予価2160円)[amazon]

5月29日刊
内田百閒 『百鬼園 戦前・戦中日記 上・下
昭和11年1月1日から 『東京燒盡』 につながる昭和19年10月末日まで、百閒47歳から55歳の日常の記録、未発表日記を初公刊。。今回、活字化される日記は文藝春秋の 「文藝手帳」 に書かれていたもので、発表用に推敲された作品ではない。百閒研究の間隙を埋める貴重な日記を生誕130周年記念出版として刊行。
(慶應義塾大学出版会 予価各4860円)[amazon]

5月29日刊
山本周五郎 『五瓣の椿』
(新潮文庫 予価594円)[amazon]

5月29日刊

マーク・グリーニー 『イスラム最終戦争 3・4
田村源二訳
(新潮文庫 予価680円/637円)[amazon]

5月30日刊

『鮎川哲也探偵小説選Ⅱ』
〈論創ミステリ叢書〉 日下三蔵編
(論創社 予価4320円)[amazon]

5月30日刊

『渡辺啓助探偵小説選Ⅰ』
〈論創ミステリ叢書〉 デビュー直後から終戦間もない頃に発表された作品群より、固定された視角からは評価され得なかった魅力を放つ珠玉の短編を精選。衝撃のグロテスク 「屍版」 から明朗闊達な 〈青春探偵〉 シリーズまで全24篇。浜田雄介編
(論創社 予価4104円)[amazon]

5月31日刊
ウィリアム・ダルリンプル/アニタ・アナンド 『コ・イ・ヌール 美しきダイヤモンドの血塗られた物語
英国王室の王冠で光り輝く、コ・イ・ヌール (光の山) と呼ばれる巨大なダイヤモンド。ムガル王国皇帝やシク王国の君主など、様々な者の手を経て、英国王室が所有するに至ったその宝石は、富と力をもたらすと信じられたが、同時に数多くの悲劇や凄惨な出来事を惹き起こしてきた。ひとつのダイヤモンドを巡る歴史を鮮やかに描く、面白さ無類のノンフィクション。杉田七重訳
(東京創元社 予価2916円)[amazon]

5月31日刊
ダシール・ハメット 『血の収穫 新訳版
ポイズンヴィルは鉱山会社社長が労働争議対策で集めたギャングたちに支配されていた。その浄化を望む男に呼ばれコンティネンタル探偵社の私が市に着いた途端、男は殺されてしまう。銃弾飛び交う抗争を利用しながら私は市の毒に挑む。巨匠ハメットの長編デビュー作を田口俊樹・新訳で。
(創元推理文庫 予価1037円)[amazon]

5月31日刊
ブライアン・ラムレイ 『ネクロスコープ 死霊見師ハリー・キーオウ 上・下
ソ連超常諜報戦術開発局のボリス・ドラゴサニと、英国の炭鉱町に生まれたハリー・キーオウ。前者は死体から情報や記憶を奪取する死骸検師(ネクロマンシー)として、後者は死者の魂と交流することでその能力を身に宿す死霊見師(ネクロスコープ)として才能を開化させてゆくが……1970年代、冷戦下の英ソ間で繰り広げられる霊的諜報戦を描く伝奇ホラー.。夏来健次訳
(創元推理文庫 予価各1296円)[amazon]

5月31日刊

ネイサン・ファイラー 『ぼくを忘れないで』
統合失調症の青年が治療の一環として過去や現在を綴る手記の形を取った作品。子供時代に三つ年上のダウン症の兄サイモンが事故で死亡。自分のせいだという罪の意識から引きこもるうちに発病。彼にはいつも兄の声が聞こえ、兄の姿が見える。コスタ賞新人賞・コスタ賞大賞受賞作。古草秀子訳
(東京創元社 予価2808円)[amazon]

5月31日刊
ホルヘ・カリオン 『世界の書店を旅する』(仮)
数々のエピソードとともに世界各地の書店をめぐる紀行エッセイ。本と旅を愛するすべての読者に贈る無類のブックガイド/ガイドブック。野中邦子訳
(白水社 予価3456円)[amazon]

5月31日刊
オウィディウス 『変身物語1』
帝政初期に活躍したローマ詩人が、「変身」 を主題に、叙事詩形式で歌った大作。多彩な変身譚が各話完結的な形で語られる。(全2冊) 高橋宏幸訳
(京都大学学術出版会 予価4212円)[amazon]

5月31日刊
アイン・ランド 『アンセム』
集団・平等主義が極限まで推し進められた結果、「私(I)」 という概念が排除され 「われら(we)」 に置き換わってしまった遠い未来。主人公は自由を取り戻す闘いに立ち上がる。『肩をすくめるアトラス』 の著者によるディストピア短編小説。佐々木一郎訳
(Evolving 予価1404円)[amazon]

5月予定
鏡明 『ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた』
《フリースタイル》 連載 「マンハントとその時代」 を改題単行本化。
(フリースタイル 予価3024円)[amazon]


▼6月刊

6月上旬刊
ミシェル・ウエルベック 『ショーペンハウアーとともに』
現代フランスを代表する作家ウエルベックが、19世紀ドイツを代表する哲学者ショーペンハウアーの「元気が出る悲観主義」の精髄を詳解。その思想の最奥に迫る。
(国書刊行会 予価2484円)[amazon]

6月3日刊
小野俊太郎 『快読 ホームズの 『四つの署名』』
死体の傍らに遺された四人の記号をめぐる密度の濃い一作を解読して見えるものとは……。海外からの脅威に立ち向かう名探偵ホームズの推理と冒険。ともに 「症例=事件」 を扱うワトスンとの友情の試練。ホームズの悪癖から美食まで。「ホームズ物語」 のすべてが 『四つの書名』 には凝縮されている。目次
(小鳥遊書房 予価1944円)[amazon]

6月3日刊
ノーマン・ベロウ 『十一番目の災い』
〈論創海外ミステリ〉 シドニー・ハーバーで殺害された麻薬密売組織のメンバー。捜査を開始したオーストラリア警察のウェッソン刑事と私立探偵ジミーはナイトクラブ〈グリーン・クカブラ〉に疑惑の目を向ける。暴行事件や殺人事件が続発し、殺人犯と目される謎の男は密室の店内から消す。錯綜する事件の渦中に登場したベテラン俳優モンタギュー・ベルモアが真相に迫っていく。福森典子訳
(論創社 予価3456円)
[amazon]

6月4日刊
クライブ・カッスラー/ボイド・モリソン 『秘密結社の野望を阻止せよ 上・下
伏見威蕃訳
(扶桑社ミステリー 予価各918円)[amazon]

6月5日刊
西山智則 『ゾンビの帝国 アナトミー・オブ・ザ・デッド
ハーン、グリフィス、ラヴクラフト、ヴードゥー教、フリークス、ロメロ・ゾンビ映画三部作、POV映画、スティーヴン・キングなどを、「適応」 「媒体」 「複製」 を鍵語にして、ゾンビがいかに 「世界的感染 (パンデミック)」 しているかを鮮やかに「解剖」するゾンビ文化論。目次
(小鳥遊書房 予価2052円)[amazon]

6月5日刊
小田光雄 『古本屋散策』
蒐集した厖大な古書を読み込み、隣接する項目を縦横に交錯させ、近代出版史と近代文学史の広大な裾野を展望する。『日本古書通信』に17年間にわたり連載した200編を集成。目次
(論創社 予価5184円)[amazon]

6月6日刊
ニクラス・ナット・オ・ダーグ 『1793』
1793年、フランス革命の余波に怯えるスウェーデンの首都ストックホルム。湖で発見された男の死体は、四肢が切り落とされ、眼球、舌、歯も奪われ、美しい金髪だけが残されていた。結核に冒され余命幾ばくもないインテリ法律家と、戦場帰りの荒くれ風紀取締官がタッグを組んで殺人事件の謎を追う。重厚でスリリングな北欧歴史ミステリ。ヘレンハルメ美穂訳
(小学館 予価2160円)[amazon]

6月6日刊
ウンベルト・エーコ 『ウンベルト・エーコの文体練習 完全版
『薔薇の名前』の著者が古今東西の小説・評論、映画、歴史的発見、百科全書などを変幻自在に書き換えた遊戯的パロディ集。和田忠彦訳
(河出文庫 予価1404円)[amazon]

6月6日刊
スコット・フィッツジェラルド 『ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集
〈楽園の向こう側〉 に一人の小説家が見たものは。早すぎる栄光から一転、30代にして翳りの時代を迎えた作家の葛藤と、困窮のなかでも失われることのない確かな輝き。44歳で死を迎えることになるフィッツジェラルドの 晩年十年間に書かれた短篇とエッセイの名品をセレクト。村上春樹訳
(中央公論新社 予価1836円)[amazon]

6月6日刊
ジャン=クリストフ・グランジェ 『死者の国』
パリ警視庁警視のコルソは、ストリッパー連続殺人事件の捜査を進めていた。猟奇的で陰惨な事件の背後に見え隠れする白スーツの男に導かれ、コルソは社会の、そして自身の抱える暗部と向きあうことになる。フレンチ・サスペンスの巨匠グランジェが放つ最新刊。高野優・伊禮規与美訳
(ハヤカワ・ミステリ 予価3132円)[amazon]

6月6日刊
グレアム・ムーア 『訴訟王エジソンの標的』
19世紀末ニューヨーク。悪辣なエジソンとの法廷戦に新米弁護士が挑む。「イミテーション・ゲーム」 脚本家による歴史サスペンス。唐木田みゆき訳
(ハヤカワ文庫NV 予価1296円)[amazon]

6月6日刊
ハーラン・エリスン編 『危険なヴィジョン 〔完全版〕 1』
『世界の中心で愛を叫んだけもの』の奇才エリスンが企画編集しSF界に一大旋風を巻き起こした 書き下ろしSFアンソロジー、全3巻連続刊行。伊藤典夫訳
(ハヤカワ文庫SF 予価1296円)[amazon]

6月6日刊
ディトマー・アーサー・ヴェアー 『時空大戦2 戦慄の人類殲滅兵器』
未来からの時空通信による警告を受けたシャイロー大佐は、AI戦闘艇部隊と共に強大な異星人艦隊の猛攻撃を次々に撃退するが……。月岡小穂訳
(ハヤカワ文庫SF 予価1166円)[amazon]

6月6日発売
《kotoba》 夏号
特集=コナン・ドイルとシャーロック・ホームズ
(集英社 1440円)[amazon]

6月6日刊
ジェフリー・チョーサー 『トロイルスとクリセイデ』(仮)
『カンタベリー物語』で知られる中世イギリスの詩人ジェフリー・チョーサーが、ギリシアのトロイ戦争に想を得て完成させた物語詩。松下知紀訳
(彩流社 予価6480円)[amazon]

6月7日刊
フランク・グルーバー 『おしゃべり時計の秘密』
〈論創海外ミステリ〉 ジョニーとサムが殺しの容疑をかけられた。災難続きの二人の運命やいかに。おしゃべり時計をめぐる謎に迷探偵が挑む。白須清美訳
(論創社 予価2592円)[amazon]

6月7日刊
『ブレードランナー証言録』
SF映画の概念を変えた 『ブレードランナー』 シリーズの製作に関わった、脚本家、アニメーション監督、批評家の四人への独占インタビューを収録。映画誕生秘話や製作裏話など、知られざるエピソードが満載。大野和基訳
(集英社インターナショナル 予価842円)[amazon]

6月10日刊
川野京輔 『推理SFドラマの六〇年 ラジオ・テレビディレクターの現場から
島田一男、星新一、松本清張、山村正夫ら著名作家との交流。大ヒットドラマ 「事件記者」 の裏話。海外ミステリを原作にした連続ドラマの思い出。知られざるドラマ史の系譜を繙いた推理&SFドラマ年代記。※『推理SFドラマの六〇年』(1986)の復刊
(論創社 予価2376円)[amazon]

6月11日刊
カルロ・ギンズブルグ 『政治的イコノグラフィーについて』
私たちを取り巻くイメージ(図像)は本来、政治性をもっている。本書はギリシア神話の戦闘場面を使ってアメリカ原住民の征服を描いた16世紀の銀杯、ホッブス 『リヴァイアサン』 の扉絵、ダヴィッド 「マラーの死」、第一次世界大戦時の英国の新兵徴募ポスター、ピカソ 「ゲルニカ」 などの作品を解読することで、イメージの中に権力を発揮する仕掛けが隠されていることを明らかにする。上村忠男訳
(みすず書房 予価5184円)[amazon]

6月12日刊
オルダス・ハクスレー 『モナリザの微笑 ハクスレー傑作選
『すばらしい新世界』 のハクスレーの傑作短篇集。科学、数学、美術、音楽、哲学にいたるまで、博学で知られる作者の面目躍如の5篇、「モナリザの微笑」 「天才児」 「小さなメキシコ帽」 「半休日」 「チョードロン」 を収録。行方昭夫訳
(講談社文芸文庫 予価1836円)[amazon]

6月12日刊
ジョゼフ・コンラッド 『シークレット・エージェント』
大都市ロンドンの片隅で雑貨店を営むミスター・ヴァーロックは、実は某国大使館に雇われたアナキストである。しかしその怠惰な働きに業を煮やした上層部は、彼にグリニッジ天文台の爆破を命じ.……。テロをめぐる皮肉な人間模様を描く傑作。高橋和久訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

6月12日刊
ヘルマン・ヘッセ 『ペーター・カーメンツィント』
豊かな自然のなかで育ったペーターは、文筆家を目指し都会に出る。友を得、恋もしたが、都会生活の虚しさから異郷をさまよった末、故郷の老父のもとに戻るのだった……。美しい自然描写と青春の苦悩、故郷への思いを描いた出世作。猪股和夫訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

6月12日刊
フェルディナント・フォン・シーラッハ 『刑罰』
ダイバースーツを着て浴室で死んでいた男。裁判で証人の孤独に同情してしまった参審員。人身売買で起訴された犯罪組織のボスを弁護する新人弁護士。高級ホテルの部屋で麻薬常習者になったエリート男性。――実際の事件に材を得て、法律で裁けない罪をめぐる犯罪者や弁護士たちの素顔を、切なくも鮮やかに描きだす短篇集。酒寄進一訳
(東京創元社 予価1836円)[amazon]

6月12日発売
《ミステリーズ!》 vol.95
新連載、西條奈加〈お蔦さんの神楽坂日記〉シリーズ最新作、古内一絵「平成史を辿るキネマトグラフィカ2」、松尾由美〈ニャン氏の事件簿〉シリーズ最新作スタート。特別企画、「創元推理文庫創刊60周年記念トークショー:北村薫×宮部みゆき」掲載ほか。
(東京創元社 1296円)[amazon]

6月12日刊
トム・フィリップス 『とてつもない失敗の歴史』
あなたは失敗でくよくよ悩んでいないか? 木から落ちて骨折した原人から、国ごと滅ぼすなど数々のメガトン級の失敗を紹介。禰宜田亜希訳
(河出書房新社 予価2646円)[amazon]

6月12日刊
ダヴィデ・マリア・トゥロルド 『地球は破壊されはしない』
〈須賀敦子の本棚〉 コルシア書店の創設者で、須賀がその詩を多く訳したダヴィデ神父による戯曲。千年終末論に右往左往する修道士たちの姿を描く傑作。須賀敦子訳
(河出書房新社 予価2376円)[amazon]

6月12日刊
澤村修治 『ベストセラー全史 現代篇』
1945年から2019年までのベストセラー本をすべて紹介。小説、エッセイから実用書、人文書まで、著者と作品内容、出版事情などを叙述する壮大な日本文化史。
(筑摩選書 予価2376円)[amazon]

6月12日刊
キルケゴール 『新訳 不安の概念』
個体的な人間存在に定位して不安の概念を論ずる。ハイデガー、実存主義哲学に大きな影響を与えた思考のデンマーク語原典からの新訳。村上恭一訳
(平凡社ライブラリー 予価1944円)[amazon]

6月13日刊
ウェンディ・ウォーカー 『まだすべてを忘れたわけではない』
絵のように美しい、コネチカット郊外の小さな町。十代の少女ジェニーがレイプされ、トラウマに悩むことを恐れた母親は事件直後に記憶消去の最新治療を受けさせる。それは同時に犯人に繋がる記憶をも消し去った。町の精神科医が改めて記憶の痕跡を辿ると、閉鎖的な町と家族の深層、事件の真相が顕れてくる。
(講談社文庫 予価1188円)[amazon]

6月14日刊
ニール・ゲイマン 『壊れやすいもの』
ヒューゴー賞受賞作 「翠色の習作」 他を収録した短篇集。金原瑞人・野沢佳織訳
(角川文庫)[amazon]

6月14日刊
クレア・ノース 『ホープ、唐突なる出現』(仮)
雨海弘美訳
(角川文庫)[amazon]

6月14日刊
オーエン・コルファー 『アルテミス・ファウル 失われし島』
(角川文庫)[amazon]

6月14日刊
フランシス・ホジソン・バーネット 『秘密の花園』
羽田詩津子訳
(角川文庫 予価713円)[amazon]

6月14日刊
ラフカディオ・ハーン 『新編 日本の怪談 II』
異界の女たちの魔性の美に魅せられた人間の悲劇を描く 「泉の乙女」 「島妻」、散文詩の到達点をしめす 「蓬莱」、自伝的エッセイ 「ゴシックの恐怖」 「幽霊」――伝承や説話に材をとり、一流の美意識で語りなおす「再話」文学作家の才能が遺憾なく発揮された珠玉の作品集。八雲研究の第一人者による新編第二弾。池田雅之編訳
(角川ソフィア文庫 予価950円)[amazon]

6月14日刊
松岡正剛 『ことば漬』
(角川ソフィア文庫)[amazon]

6月14日刊
堤邦彦 『京都怪談巡礼』
近世文学に描かれた、あなたの知らない怖い京都。「桂川の食人鬼」 「蓮台野で燃える墓」 「粟田口に現れる死んだはずの男」 など、ユニークで怖い怪談が盛りだくさん。近世日本文学研究者が、とっておきの京都怪談を紹介。
(淡交社 予価1728円)[amazon]

6月14日刊
『ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ』
「箱のアーティスト」として知られるジョゼフ・コーネル(1903-1972)の、国内では1992-93年以来となる大規模個展の公式図録。
(フィルムアート社 予価3780円)[amazon]

6月15日刊
永井荷風 『花火・来訪者 他十一篇
時代への批判と諦観を語る 「花火」、反時代性の果てにあるエロスを取上げた 「夏すがた」、爛熟した江戸情調への追慕を基調とした小説・随筆を精選。「来訪者」 は男女の交情を描いた戦後発表の問題作。(平井呈一らによる荷風贋作事件を下敷きにした作品)
(岩波文庫 予価756円)[amazon]

6月15日刊
諏訪部浩一 『カート・ヴォネガット トラウマの詩学
読者に愛され続けたヴォネガットのトラウマとの戦いを読む。『スローターハウス5』 など長編小説14編を発行順に論じる。目次
(三修社 予価2916円)[amazon]

6月17日刊
中村保男 『新装版 英和翻訳表現辞典』
「辞書にない訳語」を満載の辞書として、翻訳家・英語学習者に大好評の 『新編 英和翻訳表現辞典』、新装版として刊行。
(研究社 予価5832円)[amazon]

6月17日刊
『短編画廊 絵から生まれた17の物語』
エドワード・ホッパーに捧ぐ短編集。ローレンス・ブロック、スティーヴン・キング、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリー他
(ハーパーコリンズジャパン 予価2376円)[amazon]

6月17日刊
ボニー・マクバード 『シャーロック・ホームズの事件録 眠らぬ亡霊』
ホームズを知り尽くす著者が手がけた本格パスティーシュ。スコットランドの雰囲気ある情景とともに、小気味いい推理が展開される。あまり語られないホームズの大学時代が事件に大きく関わり、パスティーシュとしても新鮮。日暮雅通訳
(ハーパーBOOKS 予価1070円)[amazon]

6月17日刊
ダリオ・コッレンティ 『血の郷愁』
実在した19世紀の連続殺人犯の模倣犯という設定で、世界のカニバリズムや歴史に残るシリアルキラーたちが引き合いに出され、ミステリー好きの好奇心をくすぐる。ベテラン男性記者と風変わりなインターン女子のコンビも楽しめる一作。イタリア発の本格長編ミステリー。
(ハーパーBOOKS 予価1290円)[amazon]

6月17日刊
カリン・スローター 『ブラック&ホワイト』
待望の〈ウィル・トレント〉シリーズ新作。『罪人のカルマ』 のあの幕切れのあとは? 鈴木美朋訳
(ハーパーBOOKS 予価1260円)[amazon]

6月17日刊
『伊豫田晃一作品集Ⅱ テネブリス・ルクス』
マックス・エルンスト、岡上淑子のコラージュ・アートにも通ずる、伊豫田作品を集成。日本の幻想美術の新しい胎動。第2弾。
(エディシオン・トレヴィル/河出書房新社 予価4104円)[amazon]

6月17日刊
『ベクシンスキ作品集成 I ver.1.2』
ポーランド幻想絵画の巨匠ベクシンスキ。50年代~70年代の全盛期を中心にアートワークを集成。新装版に図版1点を追加した増補版。
(エディシオン・トレヴィル/河出書房新社 予価4104円)[amazon]

6月18日刊

ウティット・ヘーマムーン 『プラータナー 憑依のポートレート
絡み合う政治とエロス。ある芸術家の性愛遍歴を通して語られる、国家の 「からだ」 の欲望とは。タイ現代文学気鋭の小説家の初邦訳。福冨渉訳
(河出書房新社 予価3240円)[amazon]

6月18日刊
喜国雅彦 『今宵は誰と 小説の中の女たち
安部公房の 『砂の女』、太宰治の 『女生徒』、ツルゲーネフの 『はつ恋』、S・キングの 『ミザリー』 など──名作に登場する個性的で魅力的な女性たちが、もし自分の夢に登場したら……独自の視点でブンガクのおもしろさを描く、全く新しい文芸漫画。
(双葉社 予価1944円)[amazon]

6月19日刊
新井素子 『星から来た船
土星に向かった月村真樹子と太一郎を追う麻子と所長。一同がそろった宙港で、新たなトラブルが勃発!? 表題作ほか書き下ろし1篇収録。
(出版芸術社 予価1404円)[amazon]

6月20日刊
ギョルゲ・ササルマン 『方形の円 偽説・都市生成論
「いくつかの想像上の都市の短い叙述で本を一冊作るというアイデア。その中に5000年の都市史の偉大と悲劇を圧縮する」――ルーマニアの鬼才が描き出す、「憧憬市(アラパバード)」 「学芸市(ムセーウム)」 「憂愁市(シヌルビア)」 ほか36の架空都市の創造と崩壊の歴史。カルヴィーノ 『見えない都市』 に比肩する超現実的幻想小説集。住谷春也訳
(東京創元社 予価2376円)[amazon]

6月20日刊
マーロン・ジェイムズ 『七つの殺人に関する簡潔な記録』
1976年12月のボブ・マーリー暗殺未遂事件。犯行に及んだ7人は何者で、目的は何だったのか――真相は明かされず、米国の陰謀すら囁かれる事件をもとにした長篇小説。売人やジャーナリスト、CIA局員、亡霊までがうごめく、血塗られた歴史が語られる 旦敬介訳
(早川書房 予価6480円)[amazon]

6月20日刊
マーティン・プフナー 『物語創世 聖書から〈ハリー・ポッター〉まで、文学の偉大なる力
かつて口伝えで継承された物語は文字に定着されることで飛躍的な伝播力を得、やがて世界を変えた。古代文明から現代に至る各時代に世界の各地で祖型を更新していった、人類文明の基盤をなす数々の大物語を抽出解説する、ハーバード大教授による大胆不敵な文芸評論。塩原通緒・田沢恭子訳
(早川書房 予価4860円)[amazon]

6月20日刊
ジョー・イデ 『IQ2』
クラブDJの失踪を調べてほしいと依頼された探偵IQ。相棒ドッドソンとラスベガスに赴くが、行く手には裏社会の魑魅魍魎が……。熊谷千寿訳
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1145円)[amazon]

6月20日刊
ケン・リュウ 『草を結びて環(たま)を銜(くわ)えん』
揚州虐殺のなかを生きた遊女を描いた表題作、満州で巨大熊を捕獲しようとした探検隊が出会った悪夢「烏蘇里羆(ウスリーひぐま)」など全7篇を収録。古沢嘉通・市田泉・幹遙子訳
(ハヤカワ文庫SF 予価778円)[amazon]

6月24日刊
フランク・マコート 『教師人生』
『アンジェラの灰』 でピューリッツァー賞を受賞したマコートが、一筋縄ではいかないアメリカのティーンエージャーを相手 (敵手?) に奮闘した30年の 「教師人生」 を、ユーモアたっぷりに描いた感動作。豊田淳訳
(国書刊行会 予価2592円)[amazon]

6月24日刊
若島正 『盤上のフロンティア 若島正詰将棋新作品集
最高の詰将棋作家の最新決定版。双玉、逃げ駒、回収手筋……新境地100作を詳細解説。詰将棋解答選手権出題作多数。解説=行方尚史
(河出書房新社 予価2700円)[amazon]

6月24日刊
エリカ・ダイアン・ラパポート 『お買い物は楽しむため 近現代イギリスの消費文化とジェンダー(仮)
中・上流階級の女性の娯楽、社交生活、政治の拠点となったロンドンのウェストエンド。百貨店の誕生から、既婚女性財産法、フェミニストの運動、演劇と女性のショッピング、ショーウィンドウを破壊した女性参政権運動まで。19世紀~20世紀初めのロンドンで、女性たちがどのように「家庭」から「街」に飛び出し、ショッピングを楽しむようになったのかを明らかにする。目次
(彩流社 予価5184円)[amazon]

6月25日刊
スティーヴン・ミルハウザー 『私たち異者は』(仮)
驚異の世界を緻密に描き、リアルを現出せしめる匠の技巧。表題作や 「大気圏外空間からの侵入」 ほか、さらに凄みを増した最新の7篇。柴田元幸訳
(白水社 予価2808円)[amazon]

6月25日刊
シモーヌ・ヴェイユ 『神を待ちのぞむ』
〈須賀敦子の本棚〉自分にとって 「灯台のような存在」 と言い、「息もできないほど感動」 した須賀。思想の核心を徹底的につきつめ不滅の輝きを放つ名作。今村純子訳
(河出書房新社 予価2700円)[amazon]

6月25日発売
《SFマガジン》 8月号
(早川書房 1296円)[amazon]

6月25日刊
セース・ノーテボーム 『サンティアゴへの回り道』
聖地サンティアゴを目指す 「私」。度重なる回り道と彷徨の果てに彼は、スペインの歴史・風土・宗教・物語の坩堝、茫漠たる時空間の襞へと絡めとられていく。オランダ人作家の幻想的旅行記。吉田宣二訳
(水声社 予価4320円)[honto]

6月25日刊
ミシェル・レキュルール 『レーモン・クノー伝』
(水声社 予価8640円)[honto]

6月25日刊
パスカル・キニャール 『音楽の憎しみ』
博多かおる訳
(水声社 予価3456円)[honto]

6月26日刊
アルフレート・デーブリーン 『最後の旅』
孤高の作家によるナチス占領下フランスからの脱出記。家族との離散、難民収容所、ハリウッドへの亡命……迫真のドキュメント。長谷川純訳
(河出書房新社 予価5616円)[amazon]

6月26日刊
ジョン・グリシャム 『危険な弁護士 上・下
白石朗訳
(新潮文庫 予価767円/810円)[amazon上・下]

6月26日刊
ヒュー・ロフティング 『ドリトル先生航海記』
(新潮文庫 予価724円)[amazon]

6月26日刊
山田登世子 『書物のエスプリ』
書物と文学を愛した仏文学者の遺稿集、最終第四弾。古典から新刊までさまざまな本を切り口に、水、ブランド、モード、エロスなど、著者ならではのテーマを横断的に語る 「エッセイ篇」 と、約120本の 「書評篇」。時には書評の枠を逸脱しつつ、書物の世界を自在に逍遥し、読書の愉しみを伝えてくれる一冊。
(藤原書店 予価3024円)[amazon]

6月27日刊
ローベルト・ゼーターラー 『ある一生』
吹雪の白い静寂の中に消えていった、あの光景。アルプスの山とともに20世紀を生きた男の生涯が、なぜこんなにも胸に迫るのだろう。浅井晶子訳
(新潮社 予価1836円)[amazon]

6月27日刊
ジャスパー・フォード 『Early Riser 上・下(仮)
人間が年に数か月冬眠するようになった世界。なかには途中で餓死したり、人肉を食べるナイトウォーカーになる者もいる。主人公チャーリーは冬眠中の人々の安全を守る冬季取締局の見習いに選ばれるが、初仕事で護送中のナイトウォーカーを盗まれ、次々と事件に巻き込まれていく。桐谷知未訳
(竹書房文庫 予価各1080円)[amazon]

6月28日刊
キャサリン・M・ヴァレンテ 『パリンプセスト』
夢のなかで訪れることのできる町パリンプセストに魅せられた四人の男女は、肌にパリンプセストの地図を持つ相手と次々と身体を重ね、眠りの中で町を歩く。喪われたものを取り戻せる町パリンプセストでは、鮫頭の将軍を打ち負かし勝者となった女カシミラが移住者を求めていたのだ。幻想と夢が交錯する極上のファンタジー。井辻朱美訳
(東京創元社 予価3240円)[amazon]

6月28日刊
カーター・ディクスン 『白い僧院の殺人 新訳
ロンドン近郊の屋敷〈白い僧院〉でハリウッドの人気女優が殺害された。周囲は百フィートにわたって雪に覆われ、発見者の足跡以外の痕跡はなかった。甥が〈白い僧院〉の客だったことから呼び寄せられたヘンリ・メリヴェール卿はたちどころに真相を看破する。江戸川乱歩が激賞した本格ミステリの名作。高沢治訳
(創元推理文庫 予価994円)[amazon]

6月28日刊
キャロル・ネルソン・ダグラス 『ごきげんいかが、ワトスン博士 上・下
かつてホームズに苦杯をなめさせたアイリーン・アドラーと友人ペネロピーがパリで助けた男は、アフガン戦争で世話になった軍医に命の危機を知らせるため、人探しの旅をしているという。その軍医の名はワトスン……。かくして二人はアフガニスタンに端を発する事件に巻きこまれ、ベイカー街の名探偵と共闘することに……。日暮雅通訳
(創元推理文庫 予価各1188円)[amazon]

6月28日刊
ベッキー・チェンバーズ 『銀河核へ 上・下
故郷・地球を失った人類は銀河共同体に加盟を許され、弱小種族ながら繁栄を享受していた。多種族混成クルーの中古宇宙船〈ウェイフェアラー〉に突如舞い込んだ大仕事――未知の銀河中心核に向かい、新航路を建設せよというのだ……。大人気スペースオペラ。細美遥子訳
(創元SF文庫 予価各1123円)[amazon]

6月28日刊
江戸川乱歩文庫リニューアル版
『猟奇の果』
(春陽堂文庫 1048円)[amazon]
『偉大なる夢』 (春陽堂文庫 1048円)[amazon]

6月下旬刊

ミゲル・デ・ウナムーノ 『アベル・サンチェス』
〈ルリユール叢書〉 永遠に憎悪するために、永遠に生きるのだと考えて私は戦慄した。それは地獄であった。20世紀スペインを代表する情熱の哲学者が現代に甦らせたカインとアベルの物語。魂の闇の臨床記録。本邦初訳。富田広樹訳 ※〈ルリユール叢書〉刊行予定
(幻戯書房 予価3240円)[amazon]

6月下旬刊
ネルシア 『フェリシア、私の愚行録』
〈ルリユール叢書〉 私をこんな馬鹿な女にした神々が悪いのです。好事家泣かせの遊蕩三昧。不道徳の廉で禁書となった、ほしいままにする少女の、18世紀フランスの痛快無比な〈反恋愛〉リベルタン小説。本邦初訳。福井寧訳
(幻戯書房 予価3888円)[amazon]

6月下旬予定
ギュスターヴ・フローベール 『ブヴァールとペキュシュ』
ブヴァールとペキュシェという二人の筆耕が、各地を旅しながら、農学、医学、地質学、考古学、歴史学、文学、美学、政治学、神秘学、哲学、宗教学など、森羅万象あらゆる学問領域の研究に着手するが……。二人を狂言回しとして小説全体があたかも百科全書的な体裁をなす、不可思議なフローベールの遺作長篇。菅谷憲興訳
(作品社 予価5184円)[amazon]


▼7月刊

7月1日予定

Paul Duncan (ed) 《Science Fiction Movie Posters》
SF映画のポスター集。
(Taschen)[amazon]

7月5日刊
クリステン・ルーペニアン 『キャット・パーソン』
『ニューヨーカー』 掲載の表題作で注目された作家のデビュー短篇集。スマホのメッセージでもりあがった男と女の「あるある感」満載のデートの顛末を描く表題作をはじめ、復讐に燃えるシングルマザー、理想の伴侶を探し求める王女、ハンサムな上司に噛みつきたいOL、魔術であらゆるパワーを身につけようとする女……。.わたしたちの欲望の先に待ち受ける、ダークでファニーな真実をえぐりだす12篇。鈴木潤訳
(集英社 予価2268円)[amazon]

7月8日刊
アビール・ムカジー 『カルカッタの殺人』(仮)
(早川書房 予価1944円)[amazon]

7月8日刊
ショーン・プレスコット 『消える町』(仮)
(早川書房 予価2376円)[amazon]

7月8日刊
劉慈欣 『三体』
(早川書房 予価2052円)[amazon]

7月8日刊
ハーラン・エリスン編 『危険なヴィジョン 完全版 2』
(ハヤカワ文庫SF 予価1080円)[amazon]

7月10日刊
マキシム・クロンブ 『ゾンビの小哲学 ホラーを通していかに思考するか
われわれはなぜゾンビに魅了されるのか。映画をはじめ多様なコンテンツに溢れるゾンビを、現代社会を生きる人々の欲望の徴候と捉え、様々な切り口と角度から論じる。ゾンビの眼に映る人類の未来とは何か。カナダ気鋭の研究者が放つ、ゾンビを通した現代社会論。武田宙也・福田安左子訳。目次
(人文書院)[amazon]

7月刊
ハワード・パイル 『ロビン・フッドの愉快な冒険』
三辺律子訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

7月刊
マルティン・ハイデガー 『存在と時間6』
20世紀最大の哲学書と言われる 『存在と時間』 を詳細な解説付きで読解する。 第6巻では、頑落した日常的な生き方をする現存在の全体性について、〈死に臨む 存在〉と〈良心〉という観点から考察、分析する (第2篇第2章第60節まで)。中山元訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

7月13日刊
佐野史郎/ハダタカヒト(絵) 『まどのそと』
〈怪談えほん〉(東雅夫編) かたかたかた…かたかたかた…ずっとなりやまない音。ねむりたいけどねむれない。何度もよんでも、ママもパパも来やしない。佐野史郎とハダタカヒトが描く、たえがたい恐怖。
(岩崎書店 予価1620円)[amazon]

7月18日刊
アラン・ムーア/J・H・ウィリアムズIII 『プロメテア 3』
18世紀の叙事詩、新聞連載漫画、パルプ雑誌、都市伝説……歴史上のさまざまな語りの中に登場し、痕跡を残してきた女神プロメテアに変身する能力を得た女子大生ソフィーは、死後の世界の旅を終え、現世へと舞い戻ったが、彼女が不在の間、新装プロメテアとして魔の眷属を倒した親友ステーシアは、プロメテアを放棄することを拒否。ついに親友同士が激突する。シリーズ最終巻。柳下毅一郎訳
(小学館集英社プロダクション)[amazon]

7月25日刊
ギャレス・デイル 『カール・ポランニー伝』
『大転換』 の著者にして再評価著しい経済人類学者カール・ポランニーの初の評伝。市場経済の根源的理解者が遺したメッセージとは。若森みどり・若森章孝・太田仁樹訳
(平凡社 予価4860円)[amazon]

7月22日刊
ジェニファー・イーガン 『マンハッタン・ビーチ』
(早川書房 予価2700円)[amazon]

7月22日刊
アンドレイ・サプコフスキ 『ウィッチャーV 湖の貴婦人
(ハヤカワ文庫FT 予価1296円)[amazon]

7月30日刊
ジャック・フットレル 『思考機械 完全版 第2巻』
アメリカにおけるホームズのライヴァルたちを代表する名探偵、「思考機械」 ことオーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン教授の事件簿、全2巻完結。平山雄一訳
(作品社 予価7344円)[amazon]

7月刊
フレドリック・ブラウン 『フレドリック・ブラウンSF短編全集1 星ねずみ』
奇抜な着想、軽妙なプロットの短編の名手フレドリック・ブラウン。その多岐にわたる活躍の中から、SF全短編を年代順に収めた全4巻の決定版全集。第1巻には「星ねずみ」「天使ミミズ」など初期の傑作12編を収録。安原和見訳
(東京創元社)[amazon]

7月刊
テレサ・オニール 『ヴィクトリアン・レディーのための秘密のガイド』(仮)
これからあなたを、ヴィクトリア朝の世界へお連れします。当時の女性がどのように暮らしていたか知ったら、きっとあなたは驚くはず。ドレス、トイレ、入浴、ダイエット、求愛、結婚、避妊、そして――。約200点の図版を交えて、ヴィクトリア朝の女性のありのままの暮らしを紹介。松尾恭子訳
(東京創元社)[amazon]

7月刊
カトリーヌ・アルレー 『わらの女 新訳版
大資産家の妻を目指して、知性と打算の見事な結晶の手紙を送ったドイツ人女性ヒルデガルト。手紙が功を奏してカンヌに呼ばれた彼女は、資産家の妻の座を前に秘書の男から、ある申し出を受ける。そこには思いも寄らぬ企みが隠されていた。フランス・ミステリの傑作を新訳で。橘明美訳
(創元推理文庫)[amazon]

7月刊
ピーター・スワンソン 『ケイトが恐れるすべて』
ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住まいを交換し、半年間ボストンで暮らすことに。だが到着の翌日に、アパートメントの隣室の女性の死体が発見される。『そしてミランダを殺す』の著者が放つ衝撃作。務台夏子訳
(創元推理文庫)[amazon]

7月刊
東雅夫編 『平成怪奇小説集1』
ホラー・ジャパネスクと怪談実話の興隆で幕を開けた平成の怪奇小説シーンは、やがて多くの人気作家や異色作家を巻きこみながら、幻想と怪奇と恐怖の絢爛たる坩堝(るつぼ)を形成してゆく。平成の30余年に生み出された名作佳品を、全3巻に精選収録する最新のアンソロジー。
(創元推理文庫)[amazon]

7月以降刊
J・G・バラード 『太陽の帝国』
日中戦争中の上海。日本軍が上海のイギリス租界を制圧し、少年ジムは避難民の大混乱のなか両親とはぐれてしまう。ほかのイギリス人とともに龍華捕虜収容所へ送られたジムは、飢餓、病、孤独、絶望に晒されながら生と死の本質を学んでいく。20世紀の歴史に名を刻むバラードの代表作を新訳決定版で贈る。山田和子訳
(創元SF文庫)[amazon]

7月予定
『延原謙探偵小説選Ⅱ』
〈論創ミステリ叢書〉 ホームズ訳者として有名な延原謙の創作探偵小説集第2弾。前半は 〈延原謙作品集〉 として中編 「幽霊怪盗」 や昭和13年発表の戦争綺譚 「片耳将軍」 などを収録、後半は延原の妻・勝伸枝の作品を確認されている限り全て収録した〈勝伸枝作品集〉。中西裕編
(論創社 予価4104円)[amazon]

7月以降予定
マイケル・オンダーチェ 『戦下の淡き光』
田栗美奈子訳
(作品社 予価2808円)[amazon]


▼8月以降刊

8月下旬予定

小栗虫太郎 『小栗虫太郎エッセイ』
(河出書房新社 予価2376円)[amazon]


予定表に出たり消えたり(そのうち何とかなるだろう)

丸善ジュンク堂限定復刊
ブルース・スターリング 『スキズマトリックス』 (ハヤカワSF文庫)[honto]
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『故郷から10000光年』 (ハヤカワSF文庫)[honto]

小林信彦 『大統領の密使/大統領の晩餐』
〈小林信彦コレクション〉
オヨヨ大統領シリーズの傑作 『大統領の密使』 と 『大統領の晩餐』 のカップリング。早川書房版単行本の際だけに収録されていた、挿絵 (小林泰彦) も収録。
(フリースタイル 予価1944円)[amazon]

Paul Duncan (ed) 《Film Noir Movie Posters》
フィルム・ノワールのポスター集。
(Taschen)[amazon]