注目の近刊

8月29日刊
江戸怪談文芸名作選第1巻 『新編浮世草子怪談集』
第一巻は浮世草子時代の怪奇譚の佳品三作を集成。因果応報にまつわる物語をあまた蒐集した、奇譚集の至宝 『玉櫛笥』 『玉箒子』、子を失った母親の悲しみを御家騒動や天狗譚の筋立てを交えて描いた、隅田川物伝奇長編の傑作 『都鳥妻恋笛』。内容
(国書刊行会 予価5832円)[amazon]

8月29日刊
『完訳 中世イタリア民間説話集』
単純素朴で簡明な口語体で書かれた100篇の物語からなる、イタリア文学史上で最古の独創性に富む短篇物語集。典拠が多岐にわたる物語を 「枠物語(コルニチェ)」 の体裁で語る。
(論創社 予価3240円)[amazon]

8月発売
《ナイトランド・クォータリー》 vol.6
〈特集=奇妙な味の物語〉 ケン・リュウ、ニール・ゲイマン、ジョン・コリア、サキ、ロバート・ブロック、チャールズ・ボーモント、ネイサン・バリンググールドの翻訳7編、朝松健の小説のほか、高橋葉介インタビュー、槻城ゆう子のコミック 「召喚の蛮名―GOETY―」 第1話も掲載。
(アトリエサード 1836円)[amazon]

8月刊
北見隆 『本の国のアリス 存在しない書物を求めて
本そのものが、「アリス」 の物語の、愉快な舞台 〈ワンダーランド〉 に! 絵画や立体作品、書籍装丁などで活躍する北見隆が近年取り組んでいる、本の形をした 「ブックアート」。不思議な物語に満ちた作品集。
(アトリエサード 予価2970円)[amazon]

8月31日刊
キャサリン・チャンター 『泉』
3年間雨が降らないイギリス。自宅監禁されることになり 〈泉〉 に護送された“わたし”は自分の過去を語りはじめる。どのような殺人事件が起こり、“わたし” は何をしたのか。
(東京創元社 予価2808円)[amazon]

8月31日刊
ヘレン・マクロイ 『ささやく真実』
自らが演出した悲惨な暴露パーティーのあと、深夜何者かに殺された美女。精神科医ウィリング博士が意外な手がかりをもとに真犯人を指摘する、高純度の傑作謎解きミステリ。
(創元推理文庫 予価1058円)[amazon]

8月31日刊
夢野久作 『少女地獄 夢野久作傑作集
書簡体形式を用いた独自の文体で読むものを幻惑させる、唯一無二の怪奇探偵小説の名手の入門書に相応しい4編を選び一冊にまとめた。「死後の恋」 「瓶詰の地獄」 「「氷の涯」 「少女地獄」
(創元推理文庫 予価1058円)[amazon]

8月31日刊
法月綸太郎 『挑戦者たち』
こんな本、ありか!? レーモン・クノーに触発されて、古今東西の名作のエッセンスに彩られたミステリ万華鏡。ブッキッシュで過剰な仕掛けと洒脱な文体遊戯でマニア悶絶! これは新たなる伝説の奇書であり、世界に比類なき、究極の 「読者への挑戦状」 である。
(新潮社 予価2376円)[amazon]

8月31日刊

ブリタニー・カヴァッラーロ 『女子高生探偵シャーロット・ホームズの冒険 上・下
ワトスン博士から数えて6代目の子孫、ジェームズ・ワトスンはロンドンからアメリカのシェリングフォード高校へ転校した。そこにはシャーロック・ホームズの5代目子孫にして女子高生探偵シャーロット・ホームズがいた……
(竹書房文庫 予価各756円)[amazon]

?
エドガー・ウォーレス 『J・G・リーダー氏の心』
〈論創海外ミステリ〉「クイーンの定員」 第72席に選出された短編集 The Mind of Mr J.G. Reeder。
(論創社 予価2376円)[amazon]

?
ヘレン・ウェルズ 『エアポート危機一髪』
〈論創海外ミステリ/ヴィンテージ・ジュブナイル〉
(論創社)[amazon]


▼9月刊

9月1日刊
星新一 『きまぐれ星からの伝言』
埋もれた傑作短篇から、初めての翻訳、未収録のエッセイ・インタビュー・対談などの単行本未収録のものに加え、新鋭&ベテラン作家による作品解説も収録。
(徳間書店 予価1944円)[amazon]

9月2日刊
レオ・ブルース 『ハイキャッスル屋敷の死』
キャロラス・ディーンは校長から直々に事件捜査の依頼を受ける。校長の友人の貴族ロード・ペンジが謎の脅迫者に命を狙われているというのだ。数日後、ロード・ペンジのハイキャッスル屋敷で秘書が射殺される事件が発生。不承不承、現地に赴くキャロラスだったが……。 英国本格の巨匠による円熟期の傑作。
(扶桑社ミステリー 予価1058円)[amazon]

9月2日刊
『水木しげる漫画大全集 補巻1 媒体別妖怪画報集(1)』
数多の雑誌を彩った妖怪画報を発表媒体別に収録。カラーページも全てそのまま。水木妖怪画のルーツを辿る驚きの一冊。【収録内容】 週刊少年マガジン増刊 日本妖怪大全/日本幽霊館/日本土俗神探訪/水木しげるの世界妖怪大全/世界画図百鬼夜行 (ほか)
(講談社 予価4860円)[amazon]

9月3日発売
都筑道夫 『ほりだし砂絵 なめくじ長屋捕物おさめ
昭和63年に 「小説NON」 掲載後、単行本未収録となっていた 〈なめくじ長屋〉 物の短篇 「化物かるた」 を発掘復刊。作家・評論家17名の特別エッセーを収録。企画編集=新保博久・堀燐太郎、カバー・挿絵=楢喜八。8月28日受付開始
盛林堂ミステリアス文庫 予価800円)

9月5日刊
G・W・F・ヘーゲル 『哲学史講義 1』
最大の哲学者、ヘーゲルによる哲学史の決定的名著がついに文庫化。大河のように律動、変遷する哲学のドラマ、全4巻改訳決定版。
(河出文庫 予価1620円)[amazon]

9月5日刊
イーユン・リー 『さすらう者たち』
文化大革命後の中国。一人の政治犯の処刑をめぐって、否応なく歴史の闇にのみ込まれてゆく市井の人々の悲哀を描き出す。
(河出文庫 予価1296円)[amazon]

9月6日刊
ジュゼッペ・トルナトーレ 『ある天文学者の恋文』
《ニューシネマ・パラダイス》 の名匠が新作映画を自ら小説化。恋人の天文学者エドの訃報を聞いたエイミーのもとに、彼からメールが届く。エイミーは謎を解き明かすため、エドの暮らしていたエジンバラへと向かう。
(小学館文庫 予価605円)[amazon]

9月7日刊
アンドレ・ド・ロルド 『ロルドの恐怖劇場』
蝋人形館の一夜、血の復讐、手術台上の惨劇……20世紀初頭のパリで絶大な人気を博した恐怖演劇グラン・ギニョル座の看板作家ロルドが、血と悪夢で紡ぎあげた22篇の悲鳴で終わる物語。甘美な戦慄と残虐への郷愁に満ちた〈恐怖劇場〉開幕。平岡敦編訳
(ちくま文庫 予価907円)[amazon]

9月7日刊
『エジプト神話集成』
不死・永世を希求した古代エジプト人の遺した、ピラミッド壁面の銘文ほか、神の讃歌、予言、人生訓など重要文書約30編を収録。
(ちくま学芸文庫 予価2052円)[amazon]

9月7日刊
アンリ・ベルクソン 『笑い』
「おかしみ」の根底には何があるのか。主要4著作に続き、多くの読者に読みつがれてきた本著作の最新訳。主要著作との関連も俯瞰した充実の解説付。
(ちくま学芸文庫 予価1026円)[amazon]

9月8日刊
マイケル・ロボサム 『生か死か』
大金の行方を知るとされる受刑者は、出所日前日に脱獄を敢行した。一日待てば自由も金もすべて手に入ったはずなのに……。英国推理作家協会賞ゴールドダガー賞受賞。
(ハヤカワ・ミステリ 予価2160円)[amazon]

9月8日刊
アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ 『熊と踊れ 上・下
壮絶な環境で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセントの三人の兄弟たち。友人たちと手を組んだ彼らは、軍の武器庫から大量に銃を盗み出すことに成功する。それは欧州史上まれに見る連続強盗計画の始まりだった……。スウェーデンを震撼させた現実の事件をモデルに、怒濤の筆力で書き上げられた最強の北欧ミステリ。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価各1080円)[amazon]

9月8日刊
レイモンド・チャンドラー 『高い窓
探偵マーロウは頑迷な老女から義理の娘を探してほしいと依頼される。だが彼の行く手には脅迫と、そして死体が……。村上春樹訳。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1080円)[amazon]

9月8日刊
S・グレイグ・ザラー 『ノース・ガンソン・ストリートの虐殺』
アリゾナ警察を追われてミズーリの片田舎の警察へ飛ばされたベティンガー刑事。町は荒廃し、犯罪が横行。さらには怪しげな同僚たちの行動にも疑惑を抱くベティンガー。だが、そこへ連続警官殺人が発生、仲間を殺された刑事たちの怒りが炸裂する。ヴァイオレンス巨篇。
(ハヤカワ文庫NV 予価1296円)[amazon]

9月8日刊
ジョージ・R・R・マーティン 『竜と舞踏 氷と炎の歌 上
死中に活を求める男たちは三頭の竜と女王デナーリスが君臨するミーリーンをめざす。
(ハヤカワ文庫SF 予価1728円)[amazon]

9月8日刊
C・S・ルイス 『ナルニア国物語1 魔術師のおい』
魔法の指輪で別世界にやってきたディゴリーとポリーは、悪い魔女を誤って解き放ってしまう。また、別の世界ではナルニア国の誕生に立ち会うことになるが……。全世界で絶大な人気を誇るファンタジー年代記、新訳で刊行開始(全7巻)。土屋京子訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

9月8日刊
オノレ・ド・バルザック 『ゴリオ爺さん』
出世したいと野心に燃える学生ラスティニャック、貴族に嫁いだ二人の娘に金を持たせるために破産したゴリオ爺さん、老獪な悪党ヴォートラン……。一癖も二癖もある面々が、パリのうらぶれた下宿屋を舞台に繰り広げる愛と欲望の物語。中村佳子訳。
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

9月8日刊
ギィ・ド・モーパッサン 『脂肪の塊/ロンドリ姉妹』
太田浩一訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

9月8日刊
マルティン・ハイデガー 『存在と時間2』
中山元訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

9月8日刊
フィリップ・カー 『死者は語らずとも』(仮)
ナチス政権下のベルリン。オリンピック開催の陰謀に巻き込まれた元刑事グンターの孤独な闘いを描いた英国推理作家協会賞受賞作。
(PHP文芸文庫 予価1500円)[amazon]

9月9日刊
佐々木邦 『苦心の学友 少年倶楽部名作選
「少年倶楽部」 全盛時に連載された、ユーモア小説の開拓者による長篇。健全な笑いに鋭い社会批評眼を交えて日本社会の深層を描く傑作。
(講談社文芸文庫 予価1836円)[amazon]

9月9日刊
幸田露伴 『蒲生氏郷 武田信玄 今川義元』
古典や漢籍、歴史に通じた露伴の面目躍如たる評伝。後世の先入観を退け、戦国武将の英雄像とその魂を現代に甦らせた、後期の傑作。
(講談社文芸文庫 予価1512円)[amazon]

9月9日刊
チャールズ・ダーウィン 『人間の由来
進化論の祖ダーウィンが 『種の起源』 の12年後に発表、『種の起源』 では詳細に扱わなかった人間の 「由来」 と 「進化」 を全面的に示したもう一つの主著。
(講談社学術文庫 予価1620円)[amazon]

9月10日刊
カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ 『犯罪は老人のたしなみ』
自分たちの老後は自分たちで守る。目指すは巨額の身代金。合計年齢392歳、五人の素人老人犯罪チームが、老人ならではの知恵と手段を駆使して名画誘拐に挑戦する。
(創元推理文庫 予価1404円)[amazon]

9月10日刊
S・M・ハルス 『ブラック・リバー』
妻の遺灰とともに、元刑務官のウェズはあの町へ還る――。継子と十八年ぶりに再会するため、そして、自分の人生を一変させた男と対峙するため。今年度最高の感動長編登場。
(創元推理文庫 予価1166円)[amazon]

9月10日刊
ギャビン・スミス 『天空の標的1』
元特殊部隊員ジェイコブたちは激闘の末、異星種族〈やつら〉とのコンタクトを成功させた。だが異星技術を入手した最悪の敵が地球を狙う。最強のミリタリーSFシリーズ登場。
(創元SF文庫 予価1015円)[amazon]

9月12日刊
『病短編小説集』(仮) 石塚久郎編
病は時代や社会、文化を映す鏡。結核、ハンセン病、梅毒、神経衰弱、不眠、鬱、癌、心臓病、皮膚病など、9つの病を主題とする14編。ヘミングウェイ他。
(平凡社ライブラリー 予価1512円)[amazon]

9月14日刊
新井素子 『星へ行く船 星へ行く船シリーズ1
森村あゆみ、19歳。「ちょっとした事情」 で地球を捨て、火星へ家出中。 宇宙船に乗って無事に地球から出航したと思ったら、怪しげな男たちと同室になってしまい……表題作ほか、「雨降る星 遠い夢」、水沢総合事務所へあゆみが就職する前のエピソードを描いた書き下ろし 「水沢良行の決断」 を併録。
(出版芸術社 予価1512円)[amazon]

9月14日刊
新井素子 『通りすがりのレイディ 星へ行く船シリーズ2
「通称・やっかいごとよろず引き受け業事務所」 に就職した、あゆみ。警察でも守れないほどのもの凄いことをする予定の女の子のをボディガードせよ――という謎の依頼が来るが……表題作ほか、事務所の一員・情報屋の中谷くんの視点で描いた書き下ろし 「中谷広明の決意」 を併録。
(出版芸術社 予価1512円)[amazon]

9月16日刊
キャサリン・ハーカップ 『アガサ・クリスティーと14の毒薬』
ミステリの女王は毒薬のエキスパートでもあった。薬剤師の資格もあったクリスティーは毒薬を用いてどのように効果的なトリックに仕立てたのか、その仕掛けを解き明かす知的エンターテインメント。
(岩波書店 予価3024円)[amazon]

9月16日刊
ハラルト・ギルバース 『オーディンの末裔』
『ゲルマニア』 の続編。ユダヤ人元刑事オッペンハイマーが友人の無実を晴らすため殺人事件の真相を探る。一方、不穏な秘密結社の影が……。ベルリンの断末魔に息が詰まる。
(集英社文庫 予価1296円)[amazon]

9月16日刊
江戸川乱歩 『明智小五郎事件簿5 魔術師』
湖畔のホテルで明智小五郎が出会ったのは、東京の大宝石商の令嬢・玉村妙子。この出会いをきっかけに怪事件へ巻き込まれる。悪魔に捕らえられた明智は……。探偵小説の一大金字塔。
(集英社文庫 予価641円)[amazon]

9月16日刊
マイクル・コナリー 『転落の街 上・下
未解決事件ファイルの中から、DNA再調査で浮上した容疑者は当時8歳の少年だった。ロス市警のボッシュは高級ホテルの転落事件と並行して捜査を進めていくが、事態は思った以上にタフな展開に。ハリー・ボッシュ・シリーズ。
(講談社文庫 予価各929円)[amazon]

9月17日刊
『竹久夢二詩画集』
詩、童謡、童話の創作にも才能を発揮し、詩画を融合させた芸術を開花させた竹久夢二の詩115篇を、挿画とともに収録。また、夢二の芸術観をよく伝えるエッセイとエピグラム的な断章を日記より抜粋し併録。石川桂子編
(岩波文庫 1296円)[amazon]

9月17日刊
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて10 囚われの女Ⅰ
美しく自由なアルベルチーヌをパリに連れ帰り、恋人たちの密やかな暮らしが始まる。籠の鳥となっても謎めいた女は、嫉妬と疑惑で 「私」 を苛む。物売りの声、芸術の考察、大作家の死などに彩られて、狂おしく日々は流れる。吉川一義訳
(岩波文庫 1102円)[amazon]

9月17日刊
エリザベス・ボウエン 『最後の九月』
独立戦争の悲劇、甦るアイルランドの光と影。アングロ-アイリッシュとしての自身の体験を色濃く投影した第二長編。
(而立書房 予価2376円)[amazon]

9月20日刊
ライヤー クラス 『オランダのモダン・デザイン リートフェルトからディック・ブルーナまで(仮)
オランダが生んだ二人の偉大な芸術家、リートフェルトとディック・ブルーナ。シンプルで人間への温かみ溢れた彼らの世界を紹介。
(平凡社 予価2500円)[amazon]

9月21日刊
ウンベルト・エーコ 『ヌメロ・ゼロ』
ある新聞のパイロット版を手がけるという名目のもと、「握りつぶされた真実を告発する新聞の創刊」 を目指す編集部。しかしその新聞発行の裏には、出資者の利益を考慮した歪んだジャーナリズムの恐ろしい陰謀が隠されていた……。エーコ最後の傑作。
(河出書房新社 予価2160円)[amazon]

9月21日刊
ヘスス・カラスコ 『太陽と痛み』
長い間雨が降らず、強い陽射しで干上がった大地。村を脱走した少年はヤギ飼いの老人と出会う。荒野をともに往く二人。旅路の果てに何が待つのか。スペイン文学の気鋭が描く、苦痛と救いの物語。
(早川書房 予価2160円)[amazon]

9月21日刊
ジョン・ル・カレ 『繊細な真実』
英国領で極秘に行われた対テロ作戦。国家の大義のもとに隠蔽された恐るべき真実とは?
(ハヤカワ文庫NV 予価1145円)[amazon]

9月21日刊
カルロ・ギンズブルグ 『ミクロストリアと世界史』
『チーズとうじ虫』 はじめ、数々のミクロストリア (小さな歴史) と事例研究をとおして歴史家の課題に挑んできた著者の集大成にして、現在の活動を伝える日本語版オリジナル編集の7篇を収録。
(みすず書房 予価4536円)[amazon]

9月21日刊
『恋しくて Ten Selected Love Stories』 村上春樹編訳
村上春樹が選んで訳した世界のラブストーリー。
(中公文庫 予価778円)[amazon]

9月21日刊
サンドローネ・ダツィエーリ 『パードレはそこにいる 上・下
休職中の警察官コロンバと、コンサルタントのダンテ。二人が不承不承とりかかった失踪人捜索は、意外な展開を見せる。凶悪な犯人に立ち向かおうと決めた二人は、警察からも追われることになり……。大型エンターテイメント・サスペンス。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価各994円)[amazon上・]

9月21日刊
ソフィー・ハナ 『モノグラム殺人事件』
名探偵ポアロが帰ってきた! 実力派作家が描く、世界で最も有名な探偵の新たな事件。
(早川書房/クリスティー文庫 予価1145円)[amazon]

9月22日刊
エルネスト・グラッシ 『形象の力 合理的言語の無力
〈高山宏セレクション/異貌の人文学〉 論証では到達できない認識がある。デカルトの合理主義に対して、グラッシは理性では世界が捉えられないと考える系譜として、形象、ファンタジー、芸術の力の優位を説く。ホッケ 『迷宮としての世界』 を世に送り出したイタリアの哲学者グラッシのマニエリスム形象論にして人文主義(フマニスム)復興宣言。原研二訳
(白水社 予価5832円)[amazon]

9月23日刊
ステファン・グラビンスキ 『狂気の巡礼』
日常に侵された脳髄を搔きくすぐる、名状しがたい幻視と惑乱。冥境から降り来たる歪形の奇想。ありふれた想像を凌駕する超越的感覚と神経症的筆致で描く14の短篇。〈ポーランドのラヴクラフト〉 による類なき怪奇幻想小説。
(国書刊行会 予価2916円)[amazon]

9月23日刊
ヴァスデーヴムルティ 『ホームズ、ニッポンへ行く』
〈ホームズ万国博覧会 インド篇〉 死んだはずのホームズから手紙を受け取ったワトスンは、船で日本に向かう。航海中に起きる事件、暗躍する 「ヤクザ」、迫るモリアーティ教授の魔の手! 舞台はインド、そして日本へ。ホームズとワトスンは世界を救えるか?
(国書刊行会 予価2592円)[amazon]

9月23日刊
湯本豪一 『昭和戦前期怪異妖怪記事資料集成
明治期、大正期に続く、怪異妖怪記事シリーズ3部作。太平洋戦争終結までの昭和20年間の怪異記事4600件を集大成。妖怪学をはじめ、民俗学、歴史学、文学研究の第一級史料。
(国書刊行会 予価54,000円)[amazon]

9月23日刊
横田冬彦 『出版と流通』
〈本の文化史〉 近世以降に出来上がった本を作り売り広めるシステム。それに関わる本屋から学派まで、教育から統制までの多様な利害関心とありよう。
(平凡社 予価3024円)[amazon]

9月24日発売
《ミステリマガジン》 11月号
特集=二十一世紀ミステリ映画の未来
(早川書房 1296円)[amazon]

9月24日刊
ロミ 『乳房の神話学』
稀代の趣味人にして大収集家ロミ。彼が集めたポスターや絵画など莫大な資料とともに、あっと驚く乳房表象の歴史をたどる。古来人々が乳房に見てきたものは、豊饒か、禁忌か……。空前絶後の乳房学大全。
(角川ソフィア文庫 予価1296円)[amazon]

9月24日刊
グレッグ・ハーウィッツ 『オーファンX』
政府の暗殺者として数々の任務をこなしてきたオーファンX。現在は弱者に無償で尽くす 「正体不明の仕事人」 となり、市井の人々に紛れて生活していた。しかし彼の前に、最強の敵と驚愕の真実が立ちはだかる。
(角川文庫 予価1382円)[amazon]

9月25日刊
イタロ・カルヴィーノ 『ある投票立会人の一日』
20世紀イタリア戦後社会を背景にした知られざる先駆的小説。本邦初訳。
(鳥影社 予価1944円)[amazon]

9月26日刊
ニコライ・ゴーゴリ 『死せる魂』
死んだ農奴の名義を買い集めるために全ロシアを旅するチーチコフを通じて19世紀ロシアの底辺を描き出した巨編、衝撃の新訳。東海晃久訳。
(河出書房新社 予価4536円)[amazon]

9月26日刊
海野十三 『蠅男 名探偵帆村荘六の事件簿2
名探偵帆村荘六、再び帝都に帰還。密室を自由に出入りし、殺人を繰り返す稀代の怪人との対決を描く代表作 「蠅男」。30年後の近未来を舞台に、謎の男につきまとわれる婦人の依頼から、ある犯罪を突き止める 「断層顔」 など、5編を収録。日下三蔵編
(創元推理文庫 予価1080円)[amazon]

9月26日刊
シャーロット・マクラウド 『浮かんだ男』
セーラが仕切る甥の野外結婚式は、気球の墜落など二三の問題はあったが無事に終わった。だが翌日、死体が見つかり、ほかにも事件が発生する。一族ほぼ総出のシリーズ最終巻。
(創元推理文庫 予価1080円)[amazon]

9月26日刊
バリントン・J・ベイリー 『時間衝突 新版
考古学者の元に届いた300年前に撮られた写真には、現在よりはるかに古びた遺跡の姿が。この遺跡は日々新しくなっているのだ! 謎を解明すべく、彼らはタイムマシンで過去へ遡る。
(創元SF文庫 予価1123円)[amazon]

9月26日刊
ダニエル・スミス 『シャーロック・ホームズ 完全ナビ』
ホームズ物語60篇すべてのあらすじ、登場人物紹介、BBCドラマ 「SHERLOCK」 をはじめとする映像の世界など、シャーロック・ホームズのすべてをつめこんだ、原作ファンも、「SHERLOCK」 ファンも楽しめるホームズ・ガイドの決定版。
(国書刊行会 予価3996円)[amazon]

9月26日刊
『怪異を歩く』 一柳廣孝=監修
心霊スポットやタクシーの幽霊など、怪異が現れる場所や空間、それらと移動することとの関係性を明らかにする。人が空間を移動する、土地から土地へと旅する、その際に立ち現れる怪異を私たちはどう受け止めてきたのか。
(青弓社 予価2160円)[amazon]

9月27日刊
アンナ・スタロビネツ 『むずかしい年頃』
残酷で狂気に満ちた現代ロシアン・ホラー登場。双子の息子の異様な行動に怯えるシングルマザーの恐怖を描く衝撃の表題作ほか全8編。
(河出書房新社 予価2160円)[amazon]

9月27日刊
ローダ・レヴァイン/エドワード・ゴーリー(絵)『ぼくたちが越してきた日から、そいつはそこにいた』
犬の名付けって、難しい! 少年と大きな犬との触れあいを描いた名作。ゴーリーがイラストを担当、多才な一面が見える絵本。柴田元幸訳。
(河出書房新社 予価1404円)[amazon]

9月27日刊
リー・ジャクソン 『不潔都市ロンドン ヴィクトリア朝の都市浄化大作戦
19世紀、ヴィクトリア朝ロンドンの衝撃的な不潔さに、人々はどのように挑んだのか?  知られざる人間ドラマを通して描く。
(河出書房新社 予価3024円)[amazon]

9月27日刊
大森望 『SFマニア超入門』
伊藤計劃がデビューした2007年以後の10年間、SFは何を描き、SF界で何が起こったか? SFマガジン人気連載、単行本化。
(河出書房新社 予価2052円)[amazon]

9月27日刊
山岸凉子 『山岸凉子画集 光』
ファン待望の山岸凉子初の画集。「アラベスク」 「日出処の天子」 「テレシプシコーラ」 等の原画満載。画業を辿る奇蹟の1冊。決定版。
(河出書房新社 予価2916円)[amazon]

9月27日刊
杉浦日向子 『花のお江戸の若旦那 彩色江戸漫画
1993年、「アサヒグラフ」 に連載された幻のカラーマンガを初めて単行本にまとめる、ファン垂涎の大判作品集。「三味線枕」 「海千山千」、「百物語」 の原型など全9話。96頁。
(河出書房新社 予価2049円)[amazon]

9月27日刊
泉鏡花 『宇野亞喜良+山本タカト挿絵版 天守物語』
2017年に初版刊行100周年を迎える、鏡花戯曲の代表作 『天守物語』 を日本語・英訳収録。それぞれの挿絵を山本タカト、宇野亞喜良がイマジネーションを駆使して競演。
(河出書房新社 予価3780円)[amazon]

9月27日刊
スコット・L・モンゴメリ 『翻訳のダイナミズム 時代と文化を貫く知の運動
古代ギリシアの科学・文化はいかに中世アラビア・近代日本へと継承されたのか。叡知の伝播を壮大に描く前人未踏の 《翻訳の世界史》。
(白水社 予価4320円)[amazon]

9月28日刊
スコット・アンダーソン 『ロレンスがいたアラビア 上・下
アラブ世界を舞台に暗躍した4人の諜報員の動きを追い、ロレンスを欧州とアラブの同時代人たちの中に位置づけた歴史大作。
(白水社 予価各3024円)[amazon]

9月28日刊
江戸川乱歩 『怪人二十面相』
(新潮文庫nex)[amazon]

9月29日刊
紀田順一郎・大伴昌司 『大伴昌司 〈未刊行〉 作品集 大伴昌司エッセンシャル
1960年~70年代 「週刊少年マガジン」 巻頭の怪獣や近未来などの図解グラビアで一世を風靡した、稀代の編集者・大伴昌司。慶應義塾大学推理小説同好会、同人誌 《ホラー》 以来の盟友、紀田順一郎の書き下ろし評伝 「畏友・大伴昌司とその時代」 と、大伴の同人誌時代から 「宝石」 ほかミステリ各誌での連載コラムやエッセイ、推理小説などを初収録。目次
(講談社 予価2160円)[amazon]

9月30日刊
J・G・バラード 『J・G・バラード短編全集1 時の声
〈破滅三部作〉、『ハイ・ライズ』 などの黙示録的長編で、1960年代後半より世界的な広がりを見せたニュー・ウェーブ運動を牽引し、20世紀SFに独自の境地を拓いた英国の鬼才J・G・バラード。その生涯に残した97の短編を執筆順に収録する決定版全集。全5巻。柳下毅一郎監修。第一巻は代表作 「時の声」 など16編を収める。
(東京創元社 予価3888円)[amazon]

9月30日刊
エドワード・ケアリー 『堆塵館 アイアマンガー三部作1
〈月桂樹の館〉 は、屑で材をなしたアイアマンガー一族の広大な屋敷だ。百年以上にわたって集められた屑山が敷地を占領し、一族の者は生涯屋敷から出られない。そのひとり、物が発する声を聞く力をもつ15歳のクロッドは、ある日、外の世界からやってきた少女ルーシーと出会う。それが一族の運命を変えることに……。『望楼館追想』 作者の超大作。
(東京創元社 予価3240円)[amazon]

9月30日刊
カーリン・フォッスム 『晴れた日の森に死す』
被害者の右目にはなぜか鍬が突き刺さっていた。全世界で累計550万部、30か国以上で翻訳。ガラスの鍵賞他9冠の〈北欧ミステリの女王〉によるセイエル警部シリーズ登場
(創元推理文庫 予価1145円)[amazon]

9月30日刊
トンミ・キンヌネン 『四人の交差点』
異なる時代を生きた四人の喜びと痛みの記憶が、やがて一つの像を結ぶ。フィンランドで記録的ベストセラーとなった、ある家族の物語。
(新潮クレスト・ブックス 予価2376円)[amazon]

9月下旬発売
東京創元社復刊フェア
《創元推理文庫》
F・W・クロフツ 『二つの密室』
イーデン・フィルポッツ 『灰色の部屋』
シオドー・マシスン 『名探偵群像』
マーガレット・ミラー 『狙った獣』
クレイトン・ロースン 『棺のない死体』
ヤン・ヴァイス 『迷宮1000』

《創元SF文庫》
アイザック・アシモフ 『暗黒星雲のかなたに』
マンリー・W・ウェルマン&ウェイド・ウェルマン 『シャーロック・ホームズの宇宙戦争』
アーサー・C・クラーク 『イルカの島』
アレクサンドル・ベリャーエフ 『ドウエル教授の首』

内容

?
フィリップ・マクドナルド 『生ける死者に眠りを』
〈論創海外ミステリ〉
R.I.P.(1933)
(論創社 予価2376円)[amazon]

?
『保篠龍緒探偵小説選Ⅰ』
〈論創ミステリ叢書〉
ルパン翻訳者として知られる保篠龍緒の創作・翻案集第1弾。長編 「妖怪無電」 「紅手袋」 を中心に、「黄面具」 などの戦前期の傑作短編、「指紋」 「呪はれた短剣」 などの戦後作品、全8作の創作探偵小説を収録予定。海外の警察制度や探偵作家について言及したエッセイも収録。
(論創社 予価3888円)[amazon]


▼10月以降刊

10月6日刊
イタロ・カルヴィーノ 『冬の夜ひとりの旅人が
「あなたはイタロ・カルヴィーノの新しい小説 『冬の夜ひとりの旅人が』 を読み始めようとしている……」 中断され続ける小説を追いかける 〈男性読者〉 と 〈女性読者〉の冒険。「文学の魔術師」 による究極の読書小説。
(白水Uブックス 予価1944円)[amazon]

10月6日刊
今日泊亜瀾 『最終戦争/空族館』
日本SFの胎動期から参加し 「長老」 と呼ばれた作家の、未発表作 「空族館」 や単行本未収録作10作を収録。日下三蔵編
(ちくま文庫 予価1188円)[amazon]

10月6日刊
ピエール・バイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』
本は読んでなくてもコメントできる。フランス論壇の鬼才が心構えからテクニックまで、徹底伝授した世界的ベストセラー。
(ちくま学芸文庫 予価1026円)
[amazon]

10月7日刊
デビー・ハウエルズ 『誰がわたしを殺したか』
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1036円)[amaozon]

10月8日刊
ジョージ・R・R・マーティン 『竜との舞踏 氷と炎の歌 中
(ハヤカワ文庫SF 予価1728円)[amazon]

10月8日刊
ロジェ・グルニエ 『パリはわが町』
97歳のフランスの短篇名手が、人生の大半を過ごしたパリの 「所番地」 を鍵に語る極私的断章集。祖父母からの家族、占領下のレジスタンス、戦後カミュと始めた新聞 『コンバ』 の現場、黄金期のラジオ局、出版社ガリマールでの編集者体験ほか。
(みすず書房 予価3996円)[amazon]

10月11日刊
ジョン・ディクスン・カー 『緑のカプセルの謎 新訳版
小さな町の菓子店で、何者かが商品に毒入りチョコレート・ボンボンを混入させ、死者が出る事件が発生。さらに町の実業家が自ら提案した心理学的テストの寸劇中に殺害されてしまう。透明人間のような風体の人物に青酸入りの緑のカプセルを飲ませられて。読む者を驚倒させる、精緻にして大胆な結末とは? フェル博士の毒殺講義でも名高い傑作が新訳で登場。
(創元推理文庫 予価972円)[amazon]

10月11日刊
シッラ&ロルフ・ボリリンド 『満潮 上・下
1986年ノードコステル島。女性は頭だけ出して、生きたまま砂浜に埋められていた。波が容赦なく身動きのできない女性を襲う。警察大学のオリヴィアは、夏休みの課題で未解決の事件を調べていた。刑事だった亡き父が二十数年前に起きたその事件を担当していたのだ。オリヴィアは話を聞こうと父親の部下だった男を探すが……。人気脚本家が放つ衝撃のミステリ。
(創元推理文庫 予価各1188円)[amazon]

10月11日刊
ギャビン・スミス 『天空の標的2 惑星ラランド2降下作戦
四つのコロニー星系を制圧した秘密結社(カバル)は,植民惑星ラランド2の前線基地 “城砦(シタデル)” を拠点として太陽系侵攻の準備を進めていた。潜入偵察を命じられたジェイコブは、最強チーム編成のため小惑星帯に向かうが、そこには早くもカバルの影が……
(創元SF文庫 予価1015円)[amazon]

10月11日発売
《ミステリーズ!》 Vol.79
第26回鮎川哲也賞&第13回ミステリーズ!新人賞発表および選評掲載。田中啓文、〈世界の偉人〉シリーズ新連載開始。青柳碧人、〈ほしがり探偵ユリオ〉 最終回掲載ほか。
(東京創元社 1296円)[amazon]

10月11日刊
チャールズ・ダーウィン 『人間の由来
(講談社文庫)[amazon]

10月14日刊
W・B・イェイツ 『ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち』
イェイツの 「自伝的小説」 初邦訳。三十過ぎの独身男シャーマンがアイルランドの田舎町を捨てロンドンに出るが……。新訳詩26篇付。
(平凡社 予価2700円)[amazon]

10月15日刊
石橋正孝・倉方健作 『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち
名作誕生の裏には編集者・出版者・書店あり。手練手管、権謀術策、偶然と必然──作家たちとわたりあった6人の出版人の奮闘物語。
(白水社 予価2592円)[amazon]

10月刊
ウィリアム・フォークナー 『八月の光
諏訪部浩一訳
(岩波文庫)[amazon]

10月刊
カルロ・レーヴィ 『キリストはエボリで止まった』
(岩波文庫)[amazon]

10月刊
J・マルトゥレイ、M・J・ダ・ガルバ 『ティラン・ロ・ブラン
騎士ティラン・ロ・ブランの地中海を巡る冒険と、絶世の美姫との愛の日々が、絢爛豪華な宮廷生活を背景に生き生きと描かれる。ドン・キホーテが読みふけり,正気を失う原因となったスペイン15世紀の騎士道小説。
(岩波文庫)[amazon]

10月19日刊?
諸星大二郎 『暗黒神話 完全版』
(集英社 予価3456円)[amazon]

10月20日刊
コリン・ワトスン 『浴室には誰もいない』
ある一軒家の浴室から死体を溶かして流した痕跡が発見される。住人の男性二人はともに行方不明。パーブライト警部の地元警察と、ロンドンから派遣された情報部員たちが、それぞれ独自の捜査を始める。二転三転する展開の果てに待つ 「死体なき殺人」 の真相とは? バークリーが激賞した本格ミステリ。
(創元推理文庫 予価1037円)[amazon]

10月20日刊
マーセデス・ラッキー 『魔法使いの塔 ヴァルデマールの嵐3 上・下
かつて偉大なる沈黙の魔法使いと、その宿敵の邪悪な魔法使いが同時に滅び、それが原因で恐ろしい崩壊が世界を襲ったという。だが、それは単なる伝説ではなかった。度重なる魔法嵐に対策を模索していた同盟国の面々は、ついに遙か昔の大魔法使いの塔を見つける。中に入った一同が見たのは……。
(創元推理文庫 予価1361円)[amazon]

10月20日刊
レイ・ブラッドベリ 『万華鏡 ブラッドベリ自選傑作集
宇宙船の事故で宇宙空間へ放り出された二人の飛行士。遠ざかるにつれ互いの無線交信は途切れゆく――名作 「万華鏡」 をはじめ、著者自身が選んだ傑作短編26編を収録。かつてサンリオSF文庫より刊行された名著を完全新訳で贈る。中村融訳
(創元SF文庫 予価1620円)[amazon]

10月22日刊
ジム・シェパード 『おわかりいただけますかねぇ』(仮)
〈エクス・リブリス 〉フランス革命の死刑執行人、チェルノブイリ原発の技師など、歴史の裏面を題材に米国の異才が放つ11の短篇。
(白水社 予価2808円)[amazon]

10月22日刊
シャーリイ・ジャクソン 『くじ』
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価972円)[amaozon]

10月22日刊
A・G・リドル 『転位宇宙 アトランティス ジーン3
(ハヤカワ文庫SF 予価1080円)[amazon]

10月22日刊
クリス・ホルム 『殺し屋を殺せ』
(ハヤカワ文庫NV 予価972円)[amazon]

10月22日刊
『諸星大二郎の世界』
〈コロナ・ブックス〉 漫画家・諸星大二郎の半世紀の画業の変遷とその深層を掘り下げる決定版。自らのルーツを旅する東京の北千住ルポや本棚大公開など。
(平凡社 予価1728円)[amazon]

10月24日刊
C・J・ボックス 『ノーウェア・トゥ・ラン』
(講談社文庫)[amazon]

10月25日刊
尾原宏之 『NHK娯楽番組を創った男 丸山鐵雄と〈サラリーマン表現者〉の誕生(仮)
丸山眞男が畏れた兄とは? 「日曜娯楽版」 や 「のど自慢」 をはじめ現代の娯楽番組の基礎を創ったNHKきっての 「大奇人」 の生涯。
(白水社 予価2376円)[amazon]

10月26日刊
町山智浩 『最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』 から 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 まで
(集英社 予価1296円)[amazon]

10月予定
挿絵叢書 竹中英太郎(三) エログロナンセンス』 末永昭二編
竹中英太郎が挿絵を担当した小説の数々をテーマ別に編集。
(皓星社)[amazon]

10月31日刊
ヘニング・マンケル 『流砂』
がんの告知を受けた北欧ミステリの帝王マンケルは何を思い、押し寄せる絶望といかに闘ったのか。遙かな昔、人類が生まれてから今日まで、我々は何を受け継ぎ、そして遠い未来の人々に何を残すのか。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉 の著者の最後の作品。闘病記であり、遺言でもある、魂の一冊。
(東京創元社 予価2592円)[amazon]

10月31日刊
ネレ・ノイハウス 『死体は笑みを招く』
動物園で左腕と左足が切断された死体が発見される。被害者は環境保護活動家で、動物園付近の道路建設における環境破壊や動物園のあり方を批判していた。だが被害者は様々な人間に憎まれており、捜査をすればするほど容疑者が増えていく。さらに第二の殺人が……。〈ドイツミステリの女王〉が贈るスピード感抜群の警察小説。
(創元推理文庫 予価1296円)[amazon]

10月31日刊
アン・レッキー『星群艦隊』
戦火はいよいよアソエクの星系に及ぶ。無人のはずの隣接星系に潜む謎の艦、圧倒的な力を持つ不可解な異星種族プレスジャー、そして分裂したラドチの絶対的支配者――立ちはだかる数多の難題を前に、ブレクは贖罪の決意を胸に秘めて戦いつづける。《叛逆航路》 三部作完結。
(創元SF文庫 予価1296円)[amazon]

バルバラ・グラツィオーシ 『オリュンポスの神々 古代からルネサンスにいたる歴史(仮)
(白水社)[amazon]

11月30日刊
岡本健 『ゾンビ学』
世界初、ゾンビの総合的学術研究書。目次
(人文書院)[amazon]

12月2日刊
『水木しげる漫画大全集 補巻2 媒体別妖怪画報集(2)』
補巻1に引き続き、水木しげるのライフワーク、妖怪画報を発表媒体別に再現!精緻なイラストはもちろん水木自身による詳細な解説も、雑誌時掲載のまま収録。【収録内容】 水木しげるの幻獣劇場/妖怪・土俗神 喪われた世界 (ほか)
(講談社 予価4860円)[amazon]


予定表に出たり消えたり(そのうち何とかなるだろう)

8月予定?
ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅰ 抹消』
完結まで36年を要したレリスの主著にして自伝文学の大作、20世紀の奇書。ビフュールとは 「削除/分岐」 の意味。
(平凡社 予価5184円)[amazon]

9月予定?
ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅱ 軍装』
「新しい文学ジャンルを創造した」 と称される代表作の第二巻。フルビとは身の回り品、装具一式。
(平凡社 予価5184円)[amazon]

9月予定?
ジュール・ヴェルヌ 『地球から月へ 月をまわって 上を下への (完訳ガンクラブ三部作)
ジュール・ヴェルヌ 〈驚異の旅〉 コレクション、全5巻、刊行開始。
(インスクリプト 予価4212円)[amazon]

レイナルド・アレナス 『襲撃』
〈フィクションのエル・ドラード〉
自伝的五部作のうちの一作。不穏な社会体制のなかで母を殺そうと活動する実験小説。
(水声社 予価2160円)[honto]

内堀弘 『予感の本棚 一九ニ七年の現在(仮)
1927年、21歳の青年が新宿の一角に15坪の書店を開く。旧来の因習にとらわれないその書店、紀伊國屋書店には、作家、詩人、画家、小出版社の担い手たちが集い、「新鮮な交差がふんだんに起きた」。その場所を軸に、南天堂、文化学院など同時代の 「周辺」 を描く。
(紀伊國屋書店 予価2160円)[amazon]