注目の近刊

2月21日出荷
岩浪文庫 春のリクエスト復刊
サッカレ/平井呈一訳 『床屋コックスの日記 馬丁粋語録』
スティーヴンスン 『南海千一夜物語』
ビアス 『いのちの半ばに』
シラー 『ヴィルヘルム・テル』
トマス・ハーディ 『緑の木蔭』

全38点

ロマン・ギャリ 『ペルーの鳥 死出の旅へ
一面に広がる鳥の屍体を踏み分けて入水する美女、人間をセメント詰めにする男、大男の初恋を馬鹿にする小人……奇々怪々な登場人物たちが織りなす白昼夢の世界。人間の邪悪さと卑小さ、哀しみと悪徳を 〈人間〉 への絶望と愛によって、そして辛辣な皮肉とユーモアをこめて描き出す、謎多き作家の16篇の物語。
(水声社 予価3024円)[honto]

2月22日刊
筒井康隆 『筒井康隆全戯曲4 大魔神』 日下三蔵編
映画 《大魔神》(1966) を踏襲しつつ、筒井康隆ならではのエッジを効かせたストーリーが展開する表題作、上方歌舞伎の改作 「影武者騒動」、TVアニメ 『スーパー・ジェッター』 のシナリオ、ソノシート版 『ミクロ人間』 『スーパー・ジェッター 未来予言機』 (漫画部分のみ) などを収録。「ミクロ人間」(ドラマ音源)CD付き。
(復刊ドットコム 予価3996円)[amazon]

2月23日刊
ベン・ラーナー 『10:04』
〈エクス・リブリス〉
ハリケーン迫るブルックリン。処女小説で予想外の評価を受けた詩人の “僕” は、新たに長篇の執筆を打診されるが……傑作長篇小説。
(白水社 予価3132円)[amazon]

2月23日刊
鹿島茂 『神田神保町書肆街考 空前絶後の“本の街”の誕生から現在まで
世界でも類例のない古書店街・神田神保町。その誕生から現在までの栄枯盛衰を、地理と歴史を縦横無尽に遊歩して鮮やかに描き出す。
(筑摩書房 予価4536円)[amazon]

2月23日刊
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム 『制裁』
凶悪犯が脱走した時、被害者の親が取った行動とは……。北欧最高の 「ガラスの鍵」 賞を受賞した 〈グレーンス警部〉 シリーズ第一作。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1080円)[amazon]

2月23日刊
グレッグ・イーガン 『アロウズ・オブ・タイム』
技術を発展させた 〈孤絶〉 内では、ようやく故郷の惑星を滅亡から救う目星がついた。だが、誰も見たことのない母星に、危険を冒して戻る必要はないのではと意見する者も増えている。その中で、未来からの通信を受け取る装置の建設計画が開始されるのだが……。
(新ハヤカワSFシリーズ 予価2484円)[amazon]

2月23日刊
ロバート・F・ヤング 『時をとめた少女』
ロジャーはブルネットとブロンドの二人の魅力的な女性と出会うが……。時間SFの名品である表題作他、初訳2篇を含む全7篇を収録。
(ハヤカワ文庫SF 予価886円)[amazon]

2月23日刊
ゲイル・キャリガー 『ソフロニア嬢、倫敦で恋に陥落する 英国空中学園譚
空飛ぶ学園が、お茶会のさなか邪悪な秘密組織に乗っ取られた! 政府転覆の企みに果敢に立ち向かうソフロニアの運命や、いかに。
(ハヤカワ文庫FT 予価1123円)[amazon]

2月23日刊
M・L・ステッドマン 『海を照らす光 上・下
孤島に暮らす灯台守夫妻は、漂着したボート に赤ん坊を見つけ、実子として育てはじめる が……絆が生みだす幸福と苦しみを描く長篇。
(ハヤカワepi文庫 予価各799円)[amazon]

2月23日刊
『ビゴー 『トバエ』 全素描集 諷刺画のなかの明治日本
清水勲編。フランス人画家ジョルジュ・ビゴーが雑誌 『トバエ』 に発表した諷刺画全点を集成。『トバエ』 の刊行時期は、自由民権運動が弾圧により沈静化し、大日本帝国憲法が発布され、近代国家・日本が富国強兵への道を邁進していく分岐点にあたる。稀代の諷刺画家の眼に、明治日本の姿はどのように映っていたのか。
(岩波書店 14,040円)[amazon]

2月24日刊
『新編 日本幻想文学集成』 第5巻
江戸川乱歩 (別役実編)、稲垣足穂 (矢川澄子編)、佐藤春夫 (須永朝彦編)、宇野浩二 (堀切直人編)を収録。内容
(国書刊行会 6264円)[amazon]

2月24日刊
湯本豪一編 『昭和戦前期怪異妖怪記事資料集成 下巻』
妖怪・幽霊・怪現象の新聞記事約1万5千件を収録、総8千ページ。怪異研究の金字塔、『怪異妖怪資料集成』 遂に完結。総索引CD-ROM付き。民俗学・歴史・風俗・社会学・文学の第一級資料。
(国書刊行会 予価59,400円)[amazon]

2月24日刊
アダム・カバット 『江戸化物の研究 草双紙に描かれた創作化物の誕生と展開
江戸庶民に愛好された草双紙に登場する、滑稽で愛嬌のある化物に注目した著者は、緻密な文献調査を重ね、独自の視点で草双紙を捉え直してきた。庶民の生活・文化・芸能等との関係も視野に入れながら、江戸都市文化の産物としての 「創作された化物像」 の特徴と変遷を鮮明にする。
(岩波書店 8100円)[amazon]

2月24日刊
『文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち
たんなる和訳と文芸翻訳の違い/近代的な翻訳観と現在の翻訳観/なぜ古典文学の新訳は次々に生まれるのか/名訳に親しむ/翻訳の可能性と不可能性/翻訳のレッスン/翻訳の添削/映画字幕の翻訳/ほか
(フィルムアート社 予価1836円)[amazon]

2月24日刊
フアン・ホセ・サエール 『傷跡』
〈フィクションのエル・ドラード〉

(水声社 予価3024円)[honto]

2月24日刊
ジョゼフ・ミッチェル 『マクソーリーの素敵な酒場』
雑誌 〈ニューヨーカー〉 随一の書き手といわれた名文家、ジョゼフ・ミッチェル。1940年代ニューヨークの裏通りにうずまく、人びとの喜び、哀しみ、そして諦め。日々したたかに、しかし誇り高く生きる市井の人びとへまなざしを向ける。今なお色あせない、ジャーナリズムの傑作。
(柏書房 予価2376円)[amazon]

2月25日刊
フェイ・ケラーマン 『血のない殺人 上・下
ロス市警の警部補デッカーはホテルで美しい人妻と密会していた。彼女、テリーは暴力的な夫クリスとの別居を望んでおり、デッカーに仲裁を頼んできたのだ。だが直後にテリーが失踪したと、彼女の息子から連絡が入る。そんな折、近くで女性の他殺体が見つかり……。リナ&デッカー・シリーズ。
(ハーパーBOOKS 予価各970円)[amazon]

2月25日刊
スティーヴン・キング 『ダークタワー3 荒地 上・下
〈旅の仲間〉 であるエディとスザンナを得たローランド。二人にガンスリンガーとしての教えを叩きこみながら、〈暗黒の塔〉 への旅は続く。だが、見殺しにした少年ジェイクの面影がローランドを苦しめる。
(角川文庫 予価1037円)[amazon]

2月25日刊
バルバラ・グラツィオーシ 『オリュンポスの神々の歴史
「ギリシア神話の神々」 は、どこから来てどこへ行くのか。ホメロス以前の姿からルネサンス、さらにベルリン・オリンピックまでの受容史。
(白水社 予価3996円)[amazon]

2月25日刊
野村悠里 『書物と製本術 ルリユール 綴じの文化史
出版文化史に通じ、かつ本造りの専門家である著者が、装幀・造本をテーマとして、出版文化、出版史、とりわけ技術について精緻に描いた本。
(みすず書房 予価8100円)[amazon]

2月27日刊
G・ウィロー・ウィルソン 『無限の書』
中東の専制国家でハッカーとして暮らす青年アリフは、政府の検閲官に追われる身となる。同時に姿を消した元恋人に託された謎の古写本 『アルフ・イェオム』 には、人間が知るべきではない知識が隠されているという。本の秘密を解き明かすべく、アリフは異界に足を踏み入れる。世界幻想文学大賞受賞のSFファンタジイ。
(創元海外SF叢書 予価3024円)[amazon]

2月27日刊
ジャック・ルーボー 『誘拐されたオルタンス』
これはミステリなのか? という珍妙な事件とその顛末……を書いた前作に続く、オルタンスたちょをめぐる不可解な出来事。ブロニャール警部が謎に挑む。さらわれてしまったオルタンスは、どうなるのか?
(創元推理文庫 予価1080円)[amazon]

2月27日刊
D・M・ディヴァイン 『紙片は告発する』
周囲から幼稚な嘘つきと軽んじられるタイピストのルースは、ある日職場で謎の数字を書き付けた紙片を拾う。それはある人物の破滅に繋がるものだった。
(創元推理文庫 予価1188円)[amazon]

2月27日刊
ゴードン・マカルパイン 『青鉛筆の女』
作家デビューを望んだ日系青年と、編集者の間に何が起きたのか? スパイ小説の書籍、手紙、原稿で構成される三重構造の驚異の物語。凝りに凝った瞠目のエドガー賞候補作。
(創元推理文庫 予価1080円)[amazon]

2月27日刊
ジョン・ガスパード 『秘密だらけの危険なトリック』
あまりに売りがない映画のため、話題作りのために殺されるんじゃないかとガクガク震える主演男優。助けを求められたマジシャン探偵は……。おしゃれなユーモア・ミステリ。
(創元推理文庫 予価1296円)[amazon]

2月27日刊
ロイス・マクマスター・ビジョルド 『マイルズの旅路』
惑星“キボウダイニ”で開催された人体冷凍術の蘇生会社主催の会議で誘拐され、さんざんな目に遭ったマイルズ。偶然出会った少年に助けられるが……。大人気シリーズ最新刊。
(創元SF文庫 予価1404円)[amazon]

2月27日刊
武田雅哉 『中国のマンガ 〈連環画〉の世界』
中国の多彩な図像学の系譜を受け継ぐ中国のマンガ・連環画。20世紀中国社会を如実に映す連環画を巡る、本邦初の本格的な紹介。
(平凡社 予価3456円)[amazon]

2月27日刊
リチャード・ライト 『長い夢』
(水声社 予価4860円)[honto]

2月28日刊
ポール・オースター 『冬の日誌』
幼時の大けが。性の目覚め。パリでの貧乏暮らし。妻との出会い。住んだ家々。母の死――。感覚と肉体をめぐる、心に沁みる回想録。柴田元幸訳
(新潮社 予価2052円)[amazon]

2月28日刊
カルミネ・アパーテ 『ふたつの海のあいだで
ある日、姿を消した最愛の祖父。《いちじくの館》 再建の夢はいかに――。イタリアを代表する作家が描く、土地に根差した強靱な物語。
(新潮クレスト・ブックス 予価1944円)[amazon]

2月28日刊
東雅夫編 『呪 文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション
多くの文豪が残した怪談・怪奇文学の傑作。その 「文豪怪談」 のエッセンスを10代からの若い読者向けに精選したアンソロジーシリーズ。 総ルビ、丁寧な注釈付き。岡本綺堂 「笛塚」、三遊亭圓朝 「百物語」、小泉八雲 「因果ばなし」、田中貢太郎 「這って来る紐」、柳田國男 「遠野物語(抄)」、久生十蘭 「予言」、小松左京 「くだんのはは」、三島由紀夫 「復讐」、吉屋信子 「鬼火」、郡虎彦 「鉄輪」、日夏耿之介 「呪文乃周囲」
(汐文社 予価1728円)[amazon]

2月28日発売
《ナイトランド・クォータリー》 vol.8 ノスタルジア
レイ・ブラッドベリ、オーガスト・ダーレス、ニール・ゲイマン、ベイジル・コッパー、スティーヴ・ラスニック・テムほか。目次
(アトリエサード 1836円)[amazon]

2月下旬予定
クラーク・アシュトン・スミス 『魔術師の帝国 2』
(アトリエサード)[amazon]

2月予定?
只野真葛 『奥州ばなし』 勝山海百合訳
日本初のドッペルゲンガー現象の記録とも言われる 「影の病」 など、多くの怪異譚を含む、江戸期の物語集 『奥州ばなし』 を日本ファンタジーノベル大賞受賞作家、勝山海百合が現代語訳。
(荒蝦夷 予価2268円)[amazon] [honto]


マイケル・ブース 『ありのままのアンデルセン』
デンマーク人女性と結婚し、ロンドンからからコペンハーゲンに移住したマイケル。この国を代表する童話作家アンデルセンの生き方に興味津々のマイケルは、日記や手紙を手がかりにしてアンデルセン追想の旅に出るのだが、そこに待ち受けていたものは……。 『英国一家、日本を食べる』 著者のデビュー作。
(晶文社 予価2376円)[amazon]


▼3月刊

3月1日刊
江戸川乱歩 『妖怪博士 私立探偵 明智小五郎
ある春の夕暮、曲角に奇妙な十字を書き残す怪老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美しき少女だった……。
(新潮文庫nex 予価497円)[amazon]

3月1日刊
ボーモン夫人 『美女と野獣』
裕福な商人の末娘ベルは、とびきりの美貌と優しい心根の持ち主。ある日、父親が見るも恐ろしい野獣に捕えられると、彼女は身代わりを買って出た――。人生の真実と厳しさを優しく伝え、時代と国を超えて愛され続けてきた物語13編を収録。村松潔訳
(新潮文庫 予価529円)[amazon]

3月1日刊

アンソニー・ホロヴィッツ 『007 逆襲のトリガー』(仮)
米ソ宇宙開発競争の裏にうごめく陰謀を阻止せよ。イアン・フレミングの遺稿をもとに、UKが誇るヒットメーカーが描く、一気読みのスパイ・エンタテインメント。(イアン・フレミング財団公認)
(KADOWAKA 予価2052円)[amazon]

3月1日刊
『甲賀三郎探偵小説選Ⅲ』
〈論創ミステリ叢書〉
「眼の動く人形」 から 「午後二時三十分」 まで、弁護士・手塚龍太シリーズを集成。「水晶の角玉」 などの単発作品の他、連載エッセイ 「探偵小説講話」 を全編収録。巻末に甲賀三郎著作リスト (創作小説のみ) を付す。
(論創社 予価3888円)[amazon]

3月2日刊
真魚八重子 『バッドエンドの誘惑 なぜ人は厭な映画を観たいと思うのか
後味が悪い、救いのない映画。そんな映画に惹かれてしまうのはなぜだろう。気鋭の映画評論家が挑む、衝撃のバッドエンドムービー評論集。取り上げられる映画一覧
(洋泉社 予価1512円)[amazon]

3月7日刊
大下宇陀児 『見たのは誰だ』
ワケありのアプレ学生が殺人容疑で捕まった。弁護士探偵俵岩男が真犯人追及に乗り出す傑作探偵小説。没後50年、初文庫。
(河出文庫 予価864円)[amazon]

3月7日刊
ボッカッチョ 『デカメロン
ペストが蔓延する14世紀フィレンツェ。郊外に逃れた男女十人が面白おかしい話で迫りくる死の影を追い払おうと、十日の間語りあう百の物語。不滅の大古典の全訳決定版、第一弾。平川祐弘訳
(河出文庫 予価1080円)[amazon]

3月8日刊
パーシヴァル・ワイルド 『悪党どものお楽しみ』
改心した元賭博師のビル・パームリーが、ギャンブル好きでお調子者の友人トニーに担ぎ出されてイカサマ師たちと対決、そのトリックを次々にあばいていくユーモア・ミステリ連作集。新訳 「堕天使の冒険」 を追加収録した完全版。MORE
(ちくま文庫 972円)[amazon]

3月8日刊
チャールズ・ブコウスキー 『ブコウスキーの酔いどれ紀行』
テレビに出れば泥酔し、朗読会では罵られ、機内の酒を飲み尽くす。酔いどれエピソード満載。鬼才ブコウスキーのヨーロッパ珍道中。
(ちくま文庫 予価907円)[amazon]

3月8日刊
実相寺昭雄 『ウルトラマン怪獣幻画館』
ジャミラ、ガヴァドン、メトロン星人など、ウルトラシリーズで人気怪獣を送り出した実相寺監督が書き残した怪獣画集。オールカラー。
(ちくま文庫 予価972円)[amazon]

3月8日刊
山室静 『北欧の神話』
キリスト教流入以前のヨーロッパ世界を鮮やかに語り伝える北欧神話。神々と巨人たちとが織りなす壮大な物語をやさしく説き明かす最良のガイド。
(ちくま学芸文庫 予価1080円)[amazon]

3月9日刊
ジョン・ル・カレ 『地下道の鳩 ジョン・ル・カレ回想
イギリスの二大諜報機関MI5とMI6に在籍していたことを明かし、詐欺師だった父親の奇想天外な人生を打ち明ける。スマイリーなどの登場人物のモデル、紛争地域への取材、小説のヒントになった出来事、サッチャーをはじめとする要人との出会いも語る話題作。
(早川書房 予価2700円)[amazon]

3月9日刊
ローリー・ロイ 『地中の記憶』
ある言い伝えを信じて、深夜、反目する隣家の土地に忍び込んだ15歳のアニー。しかしそこで死体を見つけてしまう。その事件は、町の忌まわしい過去を掘り起こし、アニーと家族の生活まで脅かすが……20世紀半ばのアメリカ南部を舞台にした巧緻で濃密なミステリ。
(ハヤカワ・ミステリ 予価1944円)[amazon]

3月9日刊
ダニエル・トーデイ 『ポクスル・ウェスト最後の飛行』
飛行機乗りであるポクスル・ウェストおじさんの勇ましい物語に夢中になっていたイライジャ少年。だが、やがて少年は、おじさんが決して語らなかった 「真相」 を知ってしまう。《ニューヨー・タイムズ》 紙が絶賛するアメリカの新人作家が挑む、本当の戦争の話。
(早川書房 予価2916円)[amazon]

3月9日刊
M・J・カーター 『紳士と猟犬 インド総督の探偵たち
インドで消息を絶った英国の詩人を探すため、軍人エイヴリーは謎の 「探偵」 とともに盗賊の跋扈する奥地と向かう。MWA長篇賞候補。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1296円)[amazon]

3月9日刊
イングリッド・デジュール 『死を告げられた女』
心に傷を抱えたボディガードは暗殺の脅威に晒される女性活動家を守れるか? テロへの恐怖に揺れるパリの街に吹き荒れる暴力の嵐。
(ハヤカワ文庫NV 予価1188円)[amazon]

3月9日刊
アーヴィン・ウェルシュ 『T2 トレインスポッティング 上・下
危ない奴らが帰って来た! 今度はポルノ映画で一攫千金をねらう。映画化。
(ハヤカワ文庫NV 予価各950円)[amazon]

3月9日刊
C・S・ルイス 『ナルニア国物語3 馬と少年』
カロールメン国に住む漁師の拾い子シャスタは、自分が奴隷として売られると聞いて、「もの言う馬」とともに逃げ出しナルニアを目指す。道中、獰猛なライオンが背後に迫り……。少年の不思議な冒険と、異教国とナルニアの戦いに胸躍る第3巻。土屋京子訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

3月9日刊
セネカ 『人生の短さについて』
古代ローマの哲学者セネカによる、いかに生きるべきかを説いた実践哲学の書。人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで十分長くなると説く表題作。仕事や人との付き合いで心の安定をどう得るかを説く 「心の安定について」 ほか一篇を収録。中澤務訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

3月9日刊
江戸川乱歩 『乱歩の猟奇 江戸川乱歩セレクション
(光文社文庫)[amazon]

3月10日刊
ロジャー・ホッブズ 『時限紙幣 ゴーストマン
クアラルンプールの摩天楼内の銀行襲撃計画。爆薬の仕掛けられた金の奪還。裏社会のディテール満載で描く21世紀最高の犯罪小説。
(文春文庫 予価1058円)[amazon]

3月上旬予定
ハリー・マーマイケル 『ラスキン・テラスの亡霊』
〈論創海外ミステリ〉
クイン&パイパーの名コンビ再び
(論創社 予価2376円)[amazon]

3月11日刊
プラトン 『アルキビアデス クレイトポン』
ソクラテス哲学の根本を伝える重要な対話篇、初の文庫版での新訳。三嶋輝夫訳
(講談社学術文庫 予価886円)[amazon]

3月11日刊
新版 雨月物語 全訳注青木正次=訳注
(講談社学術文庫 予価1782円)[amazon]

3月11日刊
キャロル・オコンネル 『ルート66 上・下
美貌の天才ハッカー、ニューヨーク市警刑事キャシー・マロリー。彼女の家の居間に女の死体が一体。部屋の主は行方不明。マロリーはどこにいったのか。相棒のライカーは彼女のあとを追う。マロリーが改造フォルクスワーゲンを飛ばすのはルート66。古い手紙をたどる彼女の旅が、ルート66上で起きた奇怪な殺人事件と交差する。
(創元推理文庫 予価各1058円)[amazon]

3月11日刊
アリ・ブランドン 『書店猫ハムレットの休日』
ネットにアップロードされた動画が大人気となり、一躍有名になった書店猫ハムレット。キャットショーの特別ゲストに招かれたフロリダで事件が……。人気コージー・シリーズ。
(創元推理文庫 予価1296円)[amazon]

3月11日刊
ダリル・グレゴリイ 『迷宮の天使 上・下
脳を物理的に再編する夢の新薬。しかしそれは、過剰摂取者の現実と自我を決定的に書き換えてしまう――イーガン、チャン、ワッツに続く気鋭が放つ、驚異の脳科学SF。
(創元SF文庫 予価各972円)[amazon]

3月16日刊
イタロ・カルヴィーノ 『不在の騎士』
時は中世、シャルルマーニュ大帝の御代、サラセン軍との戦争で数々の武勲をあげた騎士アジルールフォ。だが、その白銀に輝く鎧の中はからっぽだった。ある日、騎士の資格を疑われたアジルールフォは、その証をたてんと遍歴の旅に出るが……。奇想天外な冒険を描く 〈我々の祖先〉 三部作の一作。〔翻訳権取得〕
(白水Uブックス 1620円)[amazon]

3月16日刊
ライナー・シュタッハ 『この人、カフカ?ひとりの作家の99の素顔
日記や手紙、走り書きやサイン、出版広告や高校修了証、アンケート用紙や遺言状などから、作家の知られざる魅力を浮かび上がらせる。
(白水社 予価2808円)[amazon]

3月16日刊
『本の雑誌おじさん三人組が行く!』 本の雑誌編集部
新潮社、国書刊行会、武雄市図書館、文壇バー……出版業界のあらゆるところへぶらり訪問の出版業界珍道中記。「本の雑誌」 人気コーナーを書籍化。
(本の雑誌社 予価1944円)[amazon]

3月16日刊
ロバート・ゴダード 『灰色の密命 上・下 1919年三部作2
極秘リストを入手したマックスは逃げ切れるか。ゴダード渾身のスパイミステリ三部作、第二弾。
(講談社文庫 予価各1080円)[amazon]

3月17日刊

ヴァージニア・ウルフ 『船出
南米の港町で、叔母夫妻の別荘に滞在中のレイチェル。自分ひとりの部屋、近くにあるホテルでの老若男女との出会いが、世界を広げていく。そして、初めて打ち解けて話せる異性……。これが 「恋」? 愛するほどに 「分かり合えなさ」 を感じるのはなぜ? 精神の不調を乗り越え出版した本作には、後のウルフ作品のあらゆる萌芽がある。
(岩波文庫 907円)[amazon]

3月17日刊
シモーヌ・ヴェイユ 『重力と恩寵』
たとえこの身が汚泥となりはてようと、なにひとつ穢さずにいたい──絶え間なく人間を襲う不幸=重力と、重力によって自らの魂を低めざるをえない人間。善・美・意味から引きはがされた真空状態で、恩寵のみが穢れを免れる道を示す。戦火の中でも、究極の純粋さを志向したヴェイユの深い内省の書。その生の声を伝える雑記帳からの新校訂版。冨原眞弓訳
(岩波文庫 1220円)[amazon]

3月17日刊
アントニオ・タブッキ 『とるにたらないちいさないきちがい』
一人の女性を愛した男3人の法廷での再会──表題作のほか、魔法の儀式、不治の病、スパイ、戦争……。『インド夜想曲』 につづいて発表された幻想とめまいに満ちた11の短篇集。
(河出書房新社 予価2376円)[amazon]

3月17日刊
ジュリオ・アレーニ 『大航海時代の地球見聞録 通解 「職方外記」』
巨人の闊歩する国、紫色の顔、海には無数の怪物……。17世紀、中国に渡ったイエズス会宣教師が語った 「世界」 は、不思議で謎と奇跡に満ちていた。江戸時代の「国際派」も携えた奇本を、わかりやすい現代語と詳細な注釈で紹介。
(原書房 予価3240円)[amazon]

3月17日刊
高原英理 『怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影
見えない 「何か」 が近くにいる感覚。その土地に伝わる奇妙な伝承。様々な伝説が残る石。至る所にあらわれる火の玉。美少年好きの天狗。果てはろくろ首の種類別考察まで。古今東西の怪談を独自の視点でまとめあげた、怪談随筆の新定番。
(立東舎 予価1944円)[amazon]

3月17日刊

浅木原忍 『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド』
不世出の天才と謳われる直木賞作家・連城三紀彦が遺した数多くのミステリ。その魅力を徹底紹介する究極のガイド。晩年の知られざる作品や未刊行短編まで網羅する連城三紀彦作品研究の集大成。
(論創社 予価3024円)[amazon]

3月17日刊
オーリン・グレイ/シルビア・モレノ編 『ファンギ 菌類文学アンソロジー(仮)
植物よりも動物に近く、それでいて、どちらともまったく異なる存在である 「きのこ」。日本映画 『マタンゴ』 の話題で意気投合した二人が、不思議なきのこたちの小説を集めたアンソロジー。収録作はロマン・ノワール、ダーク・ファンタジー、スチーム・パンク、ボディ・ホラーと、多種多彩。
(Pヴァイン 予価1728円)[amazon]

3月17日刊
村上春樹 『村上春樹 翻訳 (ほとんど) 全仕事』
その原動力はどこからくるのか ―― 翻訳者・村上春樹が、 70余点の訳書と、36年にわたる道程を振り返る。 訳書、原書の写真多数。 柴田元幸氏との対談もたっぷり収録。
(中央公論新社 予価1620円)[amazon]

3月21日刊
ウィル・ワイルズ 『時間のないホテル』(仮)
謎の支配人、壁に掛けられた抽象画、そして運命の女。偽名でホテルを渡り歩く男が遭遇する異様な一夜に始まる恐怖。J・G・バラード 『ハイ・ライズ』+スティーヴン・キング 『シャイニング』 ともいうべき巨大建築幻想譚。
(創元海外SF叢書 予価2592円)[amazon]

3月21日刊
G・K・チェスタトン 『ブラウン神父の知恵 新版
「通路の人影」 「銅鑼の神」 など、いずれ劣らぬ名作12編を収録。不格好で小柄、手にした帽子と蝙蝠傘をまるで大荷物のように扱いかねている――とても名探偵とは思えぬ外見のブラウン神父が語る事件の真相は、読むものを度肝を抜く。名シリーズの第二集が新カバーでリニューアル。
(創元推理文庫 予価799円)[amazon]

3月21日刊
エリザベス・ウェイン 『コードネーム・ヴェリティ』
第二次世界大戦中、スパイとしてナチの捕虜になった女性の手記。それには親友である飛行士の戦場の日々が小説のように綴られていた。彼女はなぜ手記を物語風に書いたのか?
(創元推理文庫 予価1296円)[amazon]

3月21日刊
柴田錬三郎 『花嫁首 眠狂四郎ミステリ傑作選
時代小説の大家が生み出した、孤高の剣士・眠狂四郎。彼は時に老中・水野忠邦の依頼で、時に旅先で謎を解決する名探偵でもある。異色の探偵の活躍を描く珠玉の21編を収録。 末國善己編
(創元推理文庫 予価1404円)[amazon]

3月21日刊
キャンデス・フレミング 『ぼくが死んだ日』
偶然車に乗せた少女に導かれて足を踏み入れたのは、子どもばかりが葬られている、忘れ去られた墓地。いつのまにか現れた子どもたちが語り始めるのは、彼らの最後の物語だった……。廃病院に写真を撮りに行った少年が最後に見たものは。出来のいい姉に悪魔の鏡を覗くように仕向けた妹の運命は。ノスタルジー漂うゴーストストーリーの傑作。
(創元推理文庫 予価972円)[amazon]

3月21日刊
ブライアン・ラムレイ 『旧神郷エリシア 邪神王クトゥルー煌臨!
風の神イタカを退け、再び時空往還機で探索の旅へ出立したド・マリニーとモリーンがボレアに帰還した。再会を喜ぶも束の間、タイタス・クロウより突然の知らせが入る。邪神の王クトゥルーとその眷属がついに蠢きはじめた不吉な兆しが見られるという……。〈タイタス・クロウ・サーガ〉最終巻。
(創元推理文庫 予価1188円)[amazon]

3月22日刊
カート・ヴォネガット 『国のない男』
村上春樹をはじめ多くの作家に影響を与えた、戦後アメリカを代表する作家ヴォネガット。没後10年を迎え、その遺作となったエッセイ集を待望の文庫化。
(中公文庫 予価778円)[amazon]

3月22日刊
小泉喜美子 『痛みかたみ妬み 小泉喜美子傑作短篇集
先生、ごめんなさい……。痛みと後悔に苦しむ少女が知らぬ真実 (「痛み」)。裕福な人妻はなぜホテルで突然命を絶ったのか? (「かたみ」)。天才舞踊家をずっと見つめてきた女の心裏は (「妬み」)。息詰まる駆け引き、鮮やかなどんでん返し。人生の裏も表も知る大人のためのミステリー。入手困難・幻の短篇集の増補復刊。
(中公文庫 予価799円)[amazon]

3月22日刊
西永良成 『レ・ミゼラブルの世界』
フランスで聖書の次に読まれる 『レ・ミゼラブル』。その長大さだけでなく、頻出する難解な 「蘊蓄」 により、通読が阻まれる小説でもある。だが、作品の魅力はその 「蘊蓄」 にこそある。作家の伝記とともに成立過程をたどり、亡命先で完成された畢生の大作に織り込まれたユゴーの思想を繙く。
(岩波新書 842円)[amazon]

3月23日刊
ヨハン・テオリン 『冬の灯台が語るとき』
エーランド島の岬の古い屋敷に移り住んだ一家を不幸が襲う。そして、屋敷にも異変が起きて……三冠に輝いた北欧ミステリの傑作。
(ハヤカワ文庫NV 予価1080円)[amazon]

3月23日刊
ジョン・スコルジー 『終わりなき戦火 老人と宇宙6
脳だけが船に接続され、兵器にされた男の決死の反撃! コロニー連合と地球、異星人の間に争乱を企む謎の一派との最終対決を描く。
(ハヤカワ文庫SF 予価1080円)[amazon]

3月24日刊
新井素子 『そして、星へ行く船 星へ行く船シリーズ5
憧れの女性レイディに拉致された、あゆみ。 ある仕事を依頼されるが成功すれば全宇宙の英雄、失敗すれば一生火星へ帰れないという極端なもので……表題作ほか、 後日譚 「α(アルファ)だより」、 書き下ろし短編 「バタカップの幸福」、新あとがきを併録。新井素子の人気SFシリーズ全5巻、完結。
(出版芸術社 予価1620円)[amazon]

3月24日刊
柳下毅一郎 『皆殺し映画通信 地獄旅』
話題の映画を斬って斬ってきりまくる!舌鋒鋭い映画評論家・柳下毅一郎による2016年邦画超毒舌レビュー集。
(カンゼン 予価1728円)[amazon]

3月24日刊
北村薫 『愛さずにいられない 北村薫のエッセイ
博覧強記な文学の話題、心にふれた言葉の妙味、懐かしい人、忘れ得ぬ場所、日常の中にある謎を愉しむ機知。読書愛が深く伝わる一冊。
(新潮社 予価1836円)[amazon]

3月24日刊
池澤夏樹 『世界文学を読みほどく スタンダールからピンチョンまで 増補新版
稀代の読み手・実作者が語る十大傑作。京大講義録にメルヴィル会議の講演録を付した決定版。池澤版世界文学全集はここから始まった。
(新潮社 予価1836円)[amazon]

3月24日刊
寺嶋さなえ 『発見!不思議の国のアリス 鉄とガラスのヴィクトリア時代(仮)
『不思議の国のアリス』 の物語とイラストをたどって見えてくるヴィクトリア時代の文化を解説。切手/時計/ロンドン万国博覧会/フラワー・ショーなど、テニエルのイラストから当時の文化を知る新しい『アリス』の読み方。ストーリーマップ、ヴィクトリア時代の年表、キャロルを知るキーワードなど。
(彩流社 予価2052円)[amazon]

3月25日発売
《ミステリマガジン》 5月号
(早川書房 1296円)[amazon]

3月25日刊
マーク・トウェイン 『人間とは何か 1』
(角川文庫)[amazon]

3月26日刊
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 『コッド岬』
1849年、マサチューセッツ州コッド岬を訪れた詩人博物学者ソロー。「森の哲人」 とも呼ばれた彼が、海に見られる自然の厳しさと、そこで暮らす人びとのたくましさを活写する。ユーモラスで軽快な文体の旅行記は、『ウォールデン 森の生活』 とならぶ代表作。
(工作舎 予価2700円)[amazon]

3月27日刊
『楳図かずお 『漂流教室』 異次元への旅』
〈太陽の地図帖〉 漫画家・楳図かずお 『漂流教室』 の世界を徹底的に読み解く一冊。椹木野衣の超ロングインタビュー、川島小鳥の東京漂流ルポ他。
(平凡社 予価1296円)[amazon]

3月27日刊
『別冊太陽 中原淳一のひまわり
中原淳一が昭和22年に創刊した少女向け雑誌『ひまわり』。日本中の少女たちを魅了した伝説の雑誌の魅力がぎゅっと詰まった1冊。
(平凡社 予価2592円)[amazon]

3月28日刊
『ベクシンスキ作品集成 I 増補版 (仮)
ポーランド幻想絵画の巨匠ベクシンスキ。1950~70年代の全盛期を中心に、写真、彫刻、ドローイング、CGを集成した全3巻増補版。
(河出書房新社 予価4104円)[amazon]

3月29日刊
チャールズ・チャップリン 『チャップリン自伝 若き日々』
(新潮文庫 予価724円)[amazon]

3月29日刊
マーク・グリーニー 『機密奪還 上・下
(新潮文庫 予価各810円)[amazon上・下]

3月30日刊
ジュリアン・バーンズ 『人生の段階』
悲しみの回帰線を超えて――誰かの死は、その存在が消えることまでは意味しない。公私ともに最高の伴侶を亡くした作家の思索と回想。
(新潮社 予価1728円)[amazon]

3月30日刊
ポール・オースター 『内面からの報告書』
胸を揺さぶられた映画。父の小さな噓。憧れのヒーロー達。元妻リディアへの熱い手紙。『冬の日誌』と対を成す、精神をめぐる回想録。
(新潮社 予価2376円)[amazon]

3月30日刊
森洋子 『ブリューゲルの世界』
傑作 《バベルの塔》 を始めとする油彩画全41点を徹底解説。新知見も盛り込み、世界的研究者が中世の大画家の全貌を語り尽くす。
(新潮社 予価1944円)[amazon]

3月30日刊
「少年マガジン」 「ぼくら」 「たのしい幼稚園」 オリジナル復刻版 ウルトラQ画報』
特撮TVシリーズ 『ウルトラQ』 の本放送 (1966) に先立つこと約1年前の製作中から 「ぼくら」 に独占スクープ連載された絵物語 『ウルトラQ』 をはじめ、放送開始後 「ぼくら」 「週刊少年マガジン」 の 『ウルトラQ』 関連の表紙、巻頭カラー口絵、図解特集、活版記事などを1967年初再放送時の 「たのしい幼稚園」 テレビ絵話や 《初復刻》 のフォノシート絵本を併載して、A5判288ページに一挙凝縮復刻。
(講談社 予価2916円)[amazon]

3月31日刊
キャサリン・マンスフィールド 『マンスフィールド傑作短篇集 不機嫌な女たち』
〈エクス・リブリス・クラシックス
〉期待と落胆、安堵と不安……感情の揺れをとらえ日常に潜む皮肉を抉り出す日本オリジナル短篇集。新発見原稿 「ささやかな過去」 収録。
(白水社 予価2592円)[amazon]

3月31日刊
J・R・R・トールキン 『トールキンのベーオウルフ物語』
トールキンに多大な影響を与えたイギリス中世の英雄叙事詩 『ベーオウルフ』 の再話。未出版の原稿をトールキン自身の講義の内容を参考に編集し、著者が意図した本来の姿を再現。
(原書房 予価3024円)[amazon]

3月31日刊
J・R・R・トールキン 『トールキンのクレルヴォ物語』
1914年執筆の未発表作品。フィンランドの神話伝承 『カレワ ラ』 を再話したもの。
(原書房 予価2484円)[amazon]

3月刊
沼野充義編 『つまり、読書は冒険だ。対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義5
〈ゲスト〉 川上弘美、小野正嗣、張競、ツベタナ・クリステワ、東京大学現代文芸論研究室
(光文社)[amazon]

3月以降刊
ロバート・クーヴァー 『ゴーストタウン』
(作品社)[amazon]

3月末予定
『飛鳥高探偵小説選 Ⅲ』
〈論創ミステリ叢書〉

(論創社 予価3888円)[amazon]


▼4月以降刊

4月7日刊
デニス・ルヘイン 『夜に生きる 上・下
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価各756円)[amazon上・下]

4月7日刊
ケン・リュウ 『紙の動物園』
(ハヤカワ文庫SF 予価756円)[amazon]

4月7日刊
アーサー・ミラー 『アーサー・ミラーⅣ 転落の後に/ヴィシーでの出来事』
(ハヤカワ演劇文庫 予価1620円)[amazon]

4月刊
アガサ・クリスティー 『オリエント急行殺人事件』
安原和見訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

4月刊
ジュール・ルナール 『にんじん』
中条省平訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

4月15日発売予定
《たべるのがおそい》 vol.3
【巻頭エッセイ】 小川洋子 【特集〈Retold 漱石・鏡花・白秋〉】 倉田タカシ/最果タヒ/高原英理 【小説】 今村夏子/西崎憲/星野智幸/山尾悠子 【翻訳】 セサル・アイラ 柳原孝敦訳/黄崇凱 天野健太郎訳 他 目次
(書肆侃侃房 1404円)[amazon]

4月刊
ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ 上・下
(岩波文庫)[amazon上・下]

4月刊
フランク・ヴェデキント 『春のめざめ』
酒寄進一訳
(岩波文庫)[amazon]

4月中旬予定
『世界文学大図鑑』
(三省堂)[amazon]

4月20日予定
コナン・ドイル/山中峯太郎訳 『名探偵ホームズ全集 第二巻』
火の地獄船 鍵と地下鉄 夜光怪獣 王冠の謎 閃光暗号 獅子の爪 踊る人形
(作品社 予価7344円)[amazon]

4月21日刊
ハーラン・エリスン 『ヒトラーの描いた薔薇』
(ハヤカワ文庫SF 予価1080円)[amazon]

4月21日刊

H・ポール・ホジソンガー 『栄光の旗のもとに ユニオン宇宙軍戦記
(ハヤカワ文庫SF 予価1080円)[amazon]

4月21日刊

グレン・エリック・ハミルトン 『眠る狼』
(ハヤカワ文庫NV 予価1080円)[amazon]

4月予定
『定本 夢野久作全集 第2巻』
小説Ⅱ 1931-1933
一足お先に/霊感!/ココナットの実/犬神博士/自白心理/怪夢/斜坑/焦点を合はせる/狂人は笑ふ/幽霊と推進機/ビルヂング/キチガヒ地獄/老巡査/意外な夢遊探偵/けむりを吐かぬ煙突
(国書刊行会 10260円)[amazon]

ナサニエル・ウェスト 『イナゴの日/クール・ミリオン』
柴田元幸訳
(新潮文庫 予価767円)[amazon]

ジョン・ニコルズ 『卵を産まない郭公』
村上春樹訳
(新潮文庫)[amazon]

5月予定
ジュール・ヴェルヌ 〈驚異の旅〉 コレクション 『蒸気で動く家』
セポイの叛乱で捕虜を虐殺し合い、互いの妻を殺し合った宿敵同士、イギリス陸軍士官モンローと叛乱軍首領ナーナー・サーヒブ。叛乱鎮圧後、モンローを励まそうと、友人たちは鋼鉄の象が牽引する豪華客車を用意、インド横断の旅に出る。闇の中に蠢く叛乱軍の残党たち、密林を彷徨する謎の女性……。大自然を舞台に繰り広げられる冒険と復讐の物語。初の完訳。
(インスクリプト 予価5940円)[amazon]

7月20日予定
コナン・ドイル/山中峯太郎訳 『名探偵ホームズ全集 第三巻』
悪魔の足 黒蛇紳士 謎の手品師 土人の毒矢 消えた蝋面 黒い魔船
(作品社 予価7344円)[amazon]


予定表に出たり消えたり(そのうち何とかなるだろう)

R・L・スティーヴンソン 『ジーキル博士とハイド氏 新訳
(角川文庫)[amazon]

岡本健 『ゾンビ学』
世界初、ゾンビの総合的学術研究書。目次
(人文書院)[amazon]

ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅰ 抹消』
完結まで36年を要したレリスの主著にして自伝文学の大作、20世紀の奇書。ビフュールとは 「削除/分岐」 の意味。
(平凡社 予価5184円)[amazon]

ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅱ 軍装』
「新しい文学ジャンルを創造した」 と称される代表作の第二巻。フルビとは身の回り品、装具一式。
(平凡社 予価5184円)[amazon]

内堀弘 『予感の本棚 一九ニ七年の現在(仮)
1927年、21歳の青年が新宿の一角に15坪の書店を開く。旧来の因習にとらわれないその書店、紀伊國屋書店には、作家、詩人、画家、小出版社の担い手たちが集い、「新鮮な交差がふんだんに起きた」。その場所を軸に、南天堂、文化学院など同時代の 「周辺」 を描く。
(紀伊國屋書店 予価2160円)[amazon]