注目の近刊

6月27日刊
ジョルジュ・ペレック 『傭兵隊長』
〈フィクションの楽しみ〉
優雅な生活を送っていた贋作者ガスパール。過去の傑作を真に創造すべく、ダ・メッシーナの 『傭兵隊長』 に挑んだことで、破滅への序曲が始まる。失われたアイデンティティと殺人、そして地下トンネルからの脱走、縺れゆく無数の糸。作家の没後30年に発見された、幻の処女作。
(水声社 予価2700円)[honto]

6月27日刊
『別冊太陽 あやしい絵本』 東雅夫=監修
不思議なものに心惹かれる私たち。「怪しい」 「妖しい」 「奇しい」 「異しい」……。4つの視点からみた “あやしい” 絵本の世界。
(平凡社 予価2376円)[amazon]

6月27日発売
《ユリイカ》 7月号 特集=ニッポンの妖怪文化
民俗学、歴史学、美術史からマンガ、アニメ論まで、災いをもたらす恐ろしい存在から愛すべき人気者へ。妖怪たちの表象の変遷をたどる。
(青土社 1404円)[amazon]

6月28日刊
関川夏央 『人間晩年図巻 1995-99年』
山田風太郎 『人間臨終図巻』 の衣鉢を継ぐ新たな 「図巻」 が誕生。世界的スターから市井の人まで、悲喜こもごもの晩年を匠の筆で描き出す。本書には渥美清、ダイアナ元妃、司馬遼太郎、伊丹十三、城達也らを収録。
(岩波書店 2052円)[amazon]

6月29日刊
長澤均 『ポルノ・ムービーの映像美学 エディソンからアンドリュー・ブレイクまで 視線と扇情の文化史
ポルノ・ムービーの誕生から、倫理コードとの知られざる攻防、
いつどこでどのように公的に認められ、映画史のなかで発展していったのか。「視線」 と 「扇情」 をキーワードに
ポルノ・ムービーの100年にわたる光芒史を体系化する野心作。
(彩流社 予価3240円)[amazon]

6月29日刊
『円朝全集』 別巻2
創作の源泉となった点取り・覚書・草稿類。円朝その人の誠実さ、緻密さを伝える書簡やインタビュー。そのほか、速記術導入以前の文芸作品 (草双紙や小説)、俳諧・狂歌・都々逸・端唄など諸資料を収録。詳細な年譜を付す。
(岩波書店 14,040円)[amazon]

6月30日刊
『意匠の天才 小村雪岱』

〈とんぼの本〉 大正から昭和初期にかけて多彩な分野で活躍した小村雪岱(せったい)。繊細華麗な装幀本ほか、挿絵、舞台美術、日本画など全151点を紹介。貴重資料や味わい深い名随筆も多数収録、モダンな感性に溢れた天才デザイナーの全貌に迫る決定版。
(新潮社 予価1728円)[amazon]

6月30日刊
ハビエル・マリアス 『執着』
30代の編集者マリアが、毎朝カフェで見る仲のよい夫婦。その夫がホームレスに殺される。その後、親しくなった未亡人から、夫の親友だったという男を紹介されるが……。ミステリ仕立ての愛をめぐる考察。
(東京創元社 予価2700円)[amazon]

6月30日刊
サラ・グラン 『探偵は孤高の道を』
サンフランシスコの私立探偵クレアは元恋人、ポールの死を知る。ギタリストの彼は自宅の居間で銃殺され、膨大なギターのコレクションのうち5本がなくなっていた。犯人の狙いは高価なギターなのか? 『探偵は壊れた街で』 で鮮烈な印象を残した女探偵の新たな苦闘。
(創元推理文庫 予価1296円)[amazon]

6月30日刊
キャサリン・アディスン 『エルフ皇帝の後継者 上・下
母がゴブリンの王女であるがゆえに、エルフ帝国皇帝に疎まれていた第四皇子マヤのもとに、宮廷の急使が訪れた。皇帝と異母兄皇子たちの乗った飛行船が墜落、全員が死亡したのだ。権謀術数渦巻く宮廷で、若き皇帝となった孤立無援のマヤは生き残ることができるのか。ローカス賞ファンタジイ部門受賞。
(創元推理文庫 予価各1080円)[amazon]

6月刊
パウル・フランクル 『ゴシックとは何か 八世紀にわたる西欧の自問
ゴシック芸術の創始である12世紀のサン・ドニ修道院長シュジェールから現代までの800年に亘るゴシック史料を、碩学が丹念に読み解いて編纂、その基本原理にかかわる評価や注解を集成した一大資料集。内容見本
(中央公論美術出版 予価51,840円)[amaozn]

6月下旬予定?
イーデン・フィルポッツ 『守銭奴の遺産』
〈論創海外ミステリ〉
鋼鉄製金庫のような密室内で発見された高利貸しの死体。殺された守銭奴の遺産を巡り、遺された人々の思惑が交錯する。難解なジグソー・パズルのように入り組む謎。《別冊宝石》 に抄訳された 「密室の守銭奴』 を完訳。
(論創社 予価2376円)[amazon]

6月下旬予定?
アントニー・ギルバート 『灯火管制』
〈論創海外ミステリ〉
アーサー・G・クルック弁護士シリーズの長編 The Case of the Tea-Cosy's Aun (1942)。
(論創社 予価2376円)[amazon]


▼7月刊

7月2日刊
チャールズ・ウィルフォード 『拾った女』
サンフランシスコ、夜。カフェで働くハリーは、ヘレンと名乗る文無しで酔いどれの女を街のホテルに泊まらせてやる。 翌日、金を返しにやって来た女と再会したハリーは、衝動的に仕事をやめヘレンと夜の街へ。そのまま同棲を始めた二人だったが、彼らの胸中に常につきまとっていたのは、死への抗いがたい誘いだった。幻の傑作ノワール。
(扶桑社文庫 予価1026円)[amazon]


7月5日刊
小野俊太郎 『ウルトラQの精神史』
日常に入り込んだアンバランスな世界が意味するものとは? なぜ日本に怪獣たちはやって来たのか? 人はなぜ見慣れぬ怪獣に変貌したのか? 1966年放映の物語が描いた、戦後社会を破壊するものの正体とは? 放映順ではなく、テーマ毎に分類して全28話のヒミツをあぶり出す。
(彩流社 予価1944円)[amazon]

7月6日予定
ウラジーミル・ナボコフ 『ナボコフの塊』
秋草俊一郎編訳
(作品社 予価4104円)[amazon]

7月6日刊
山田風太郎 『人間万事嘘ばっかり』
時は移れど人間の本質は変わらない。世相からマージャン・酒・煙草、風山房での日記までを一冊に収める。単行本生前未収録エッセイの文庫化第4弾。
(ちくま文庫 予価1080円)[amazon]

7月7日刊
ベン・サンダース 『アメリカン・ブラッド』
NY市警のマーシャルは潜入捜査に失敗し、証人保護プログラムに守られて暮らしていた。が、失踪事件に首を突っ込んだために過去の事件の闇が迫る……。
(ハヤカワ・ミステリ 予価2052円)[amazon]

7月7日刊
A・G・リドル 『人類再生戦線 上・下
疫病治療に取り組むケイトは、禁断の遺伝子改変を行う太古の科学者の記憶を持っていた。
(ハヤカワ文庫SF 予価各842円)[amazon]

7月8日刊
スティーヴン・キング 『ジョイランド』
遊園地でアルバイトを始めた大学生のぼくは、幽霊屋敷に出没する殺人鬼と対決する。もう戻れない青春時代を美しく描く巨匠の新作。
(文春文庫 予価907円)[amaozn]

7月8日刊
門賀美央子(文)・アマヤギ堂(イラスト) 『ときめく妖怪図鑑』
監修=東雅夫。かつてない 「妖怪本」 の誕生。眺めて楽しく読んで納得の妖怪カルチャーブック。【内容】 妖怪ってなんだろう/妖怪カタログ/妖怪に会いに行く/妖怪を学ぶ/妖怪と遊ぶ
(山と渓谷社 予価1728円)[amazon]

7月9日刊
ウィリアム・ゴドウィン 『ケイレブ・ウィリアムズ』
有力者の地主フォークランドに引き取られた若者ケイレブは、好奇心にかられて、人望厚く慈愛に満ちた主人の隠された暗い秘密を知ってしまう。社会の不正義、追う者と追われる者のサスペンス、心理的闘争を息苦しいまでの緊迫感で描いたゴシック小説にしてミステリの源流ともされる名作。岡照雄訳。
(白水Uブックス 予価1944円)[amazon]

7月9日刊
イーヴリン・ウォー 『イーヴリン・ウォー傑作短篇集』
〈エクス・リブリス・クラシックス 黒い笑い、皮肉と風刺、作家の真髄が光る15作品を厳選した、日本オリジナル編集。本邦初訳5篇ほかすべて新訳。自筆の挿絵6点掲載。
(白水社 予価2592円)[amazon]

7月9日刊
ボラーニョ・コレクション 『第三帝国』
ドイツ人青年が恋人とカタルーニャの浜辺で過ごす奇妙な休暇。『野生の探偵たち』 『2666』 に連なる、没後に発見された異色の長篇。
(白水社 予価3888円)[amazon]

7月9日刊
鳥海修 『文字を作る仕事
本や新聞、PCやモバイルなどで日々目にする文字は、読みやすさや美しさを追求するデザイナーの手によって生み出されている。フォント制作会社 「字游工房」 の代表にして、書体設計士の著者は、どのように文字作りの道を目指し、歩んできたのか?
(晶文社 予価1944円)[amazon]

7月11日刊
江戸川乱歩 『怪談入門 乱歩怪異小品集
東雅夫編。「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」。ミステリーの巨人がたっぷり浸る怪奇幻想世界。「押絵と旅する男」 他、乱歩が遺した怪談、ホラー関係の文章を一巻に集大成。怪異小品集第5弾。
(平凡社ライブラリー 予価1728円)[amazon]

7月11日刊
『浮世絵でみる! お化け図鑑』 中右瑛監修
お岩・お菊等の幽霊から、平氏や源氏を襲った怨霊、酒呑童子、九尾の狐などの妖怪まで、葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳・月岡芳年らの恐ろしく、美しい浮世絵で怪異の世界を紹介。
(パイインターナショナル 予価2376円)[amazon]

7月11日刊
フェルディナント・フォン・シーラッハ 『テロ』
テロリストにハイジャックされた旅客機を撃墜し、164人の命を奪い7万人を救った空軍大佐。彼は英雄か? 殺人者か? 有罪と無罪、ふたつの結末が用意された衝撃の法廷劇。
(東京創元社 予価1728円)[amazon]

7月11日刊
J・G・バラード 『ハイ・ライズ』
2000人が暮らす巨大住宅は、下層、中層、上層と階級に分かれていた。停電をきっかけに全住民を襲った3か月の異常状況とは。 バラード中期の傑作。8月映画公開。
(創元SF文庫 予価994円)[amazon]

7月11日刊
アーナルデュル・インドリダソン 『緑衣の女』
長いこと封印されていた哀しい事件が捜査官エーレンデュルの手で明らかに。CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞を受賞。世界中が戦慄し涙した、究極の北欧ミステリ登場。 
(創元推理文庫 予価1188円)[amazon]

7月11日刊
カイ・マイヤー 『伝説の都 嵐の王3
失われた第三の願いが見つかるという、伝説の都スカラバプール。バグダッドの都に迫る魔人の大軍団。人間は魔人に征服されてしまうのか? ドイツ・ファンタジー三部作完結。
(創元推理文庫 予価1598円)[amazon]

7月11日刊
ギャビン・スミス 『帰還兵の戦場3 アステロイドベルト急襲
異星生命体 〈やつら〉 と人類の戦いに隠された真相が明らかに。ジェイコブたちは最終決戦に臨む。3ヶ月連続刊行の傑作ミリタリーSF、完結。
(創元SF文庫 予価950円)[amazon]

7月12日刊
吉野朔実 『天使は本棚に住んでいる』
〈吉野朔実劇場8〉
《本の雑誌》 連載の読書エッセー漫画。最終巻。
(本の雑誌社 予価1404円)[amazon]

7月12日刊
吉野朔実 『吉野朔実は本が大好き』
〈吉野朔実劇場〉全8巻を一冊にまとめたもの。25年のすべてを一冊に。完全愛蔵版。ボーナストラックとして単行本未収録作品6作と、「本の雑誌」 に掲載した 「図書カード3万円使い放題」、2009年5月号からスタートした近況欄 「今月書いた人」 も収録。
(本の雑誌社 予価3240円)[amazon]

7月12日刊
フケー 『水の精(ウンディーネ)
森で道に迷った騎士フルトブラントは、湖の岸辺に立つ漁師小屋で、可憐にして妖艶、無邪気で気まぐれな美少女ウンディーネと出会う。恋に落ちた二人は結婚しようとするが……。水の精と人間の哀しい恋を描いた、ドイツ・ロマン派の傑作。識名章喜訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

7月12日刊
カール・マルクス 『資本論第一巻草稿 直接的生産過程の諸結果
『資本論』入門シリーズ第2弾。経済学史上もっとも革新的な理論を打ち立てたマルクスが、自らの剰余価値論を総括し、資本の再生産と蓄積、資本の生産物としての商品生産について考察する。『資本論』 全体を理解するうえでの最重要論考。森田成也訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

7月14日刊
長山靖生 『ゴジラとエヴァンゲリオン』
戦後日本における特撮とアニメの最高峰――それがゴジラとエヴァンゲリオンだ。異形の怪物はどのように生み出されたのか。なぜ大衆の心をつかんだのか。日本SF大賞受賞の著者が、作品への深い愛情と膨大な資料をもとに、鬼才たちの企みを解き明かす。
(新潮新書 予価778円)[amazon]

7月15日刊
鈴木嘉一 『テレビは男子一生の仕事 ドキュメンタリスト牛山純一伝
『ノンフィクション劇場』 『すばらしい世界旅行』 をはじめ、“テレビ第一期生”としてドキュメンタリーの地平を切り拓いた伝説的プロデューサーの生涯。
(平凡社 予価2376円)[amazon]

7月15日刊
スコット・アンダーソン 『ロレンスがいたアラビア 上・下
アラブ世界を舞台に暗躍した4人の諜報員の動きを追い、ロレンスを欧州とアラブの同時代人たちの中に位置づけた歴史大作。
(白水社 予価各3024円)[amazon]

7月16日刊
小泉凡 『怪談四代記 八雲のいたずら
八雲没後、小泉家四代にわたり起きた怪異と、八雲の曾孫ならではの考察を交えたエピソードの全てを綴った、特別な怪談エッセイ。
(講談社文庫 予価680円)[amazon]

7月16日刊
リー・チャイルド 『61 Hours 上・下
「ジャック・リーチャー」 シリーズ第14弾
(講談社文庫 予価各1037円)[amazon]

7月16日刊
ブレーズ・パスカル 『パンセ
1654年11月23日夜半の決定的な回心の経験を書きとめた 「メモリアル」 等、「写本」 に収録されていない 〈パンセ〉 を収録。付録として、ポール・ロワイヤル版の序文、重要な断章を精選した 『パンセ』 アンソロジー、主要な刊本との対照表、用語集、索引等を添え、解説ではパスカルと 『パンセ』 の核心に迫る。全3冊完結。塩川徹也訳
(岩波文庫 1361円)[amazon]

7月19日刊
『日本特撮技術大全』 学研プラス編
ゴジラシリーズ、ウルトラシリーズ、昭和・平成ガメラ、東宝戦記大作……戦前から現在まで、日本特撮の“秘術"を徹底解明する画期的研究書。付録は 『三大怪獣 地球最大の決戦』 『ゴジラVSビオランテ』 の撮影用台本複製。
(学研 予価7344円)[amazon]

7月19日刊
ザーシャ・アランゴ 『悪徳小説家』
世界的ベストセラー作家のヘンリーには、決して明かすことのできない秘密があった。愛人関係にある編集者から、衝撃の事実を告げられたヘンリーは――。巧緻きわまりないミステリ。 
(創元推理文庫 予価1058円)[amazon]

7月20日刊
ミュリエル・スパーク 『あなたの自伝、お書きします』
作家の卵のフラーは、自伝協会なる組織に雇われた。やがて、なぜか会員たちの言動がフラーの執筆中の小説そっくりになり、大切な原稿まで消えてしまう。Loitering with Intent (1981)
(河出書房新社 予価2376円)[amazon]

7月20日刊
『幻想と怪奇の英文学Ⅱ 増殖進化編下楠昌哉・東雅夫編
気鋭の英文学者による幻想文学の本格的な研究・批評の集成 『幻想と怪奇の英文学』 第2弾。ジョイス 『ダブリン市民』 の 「姉妹」 新訳や、編者2名が平井呈一の再評価を促す対談も収録。目次
(春風社 予価3456円)[amazon]

7月20日刊
『ポケットマスターピース9 ドストエフスキー』
ドストエフスキーといえば重厚な作品…だけじゃない。初恋青春小説にユーモア群像劇、『罪と罰』 など四大長篇読みどころ解説、書簡で辿る生涯など、新たな巨匠の側面が浮上する。解説=沼野充義。
(集英社文庫 予価1404円)[amazon]

7月20日刊
エルヴェ・コメール 『その先は想像しろ
人気バンドのボーカルが失踪した。メディアが大々的に扱う裏で見え隠れするのは金と暴力に満ちた世界だった。小さな行動が思いもよらない事件に結びつく期待のフレンチミステリ。
(集英社文庫 予価1026円)[amazon]

7月20日刊
江戸川乱歩 『明智小五郎事件簿3 蜘蛛男』
美人だけを狙い凄惨なやり方で殺害する 「青ひげ」。事件解決の糸口が見えない中、素人探偵・明智が登場。「青ひげ」 =蜘蛛男事件は解決するのか!?
(集英社文庫 予価734円)[amazon]

7月21日刊
ケイト・アトキンソン 『マトリョーシカと消えた死体』
消えた娘の死体、殺されたコメディアン、探偵ブロディは、謎の暴力男に襲われ、反撃したためにブタ箱入りに。消えた娘の死体、ブロディはなぜ襲われたのか?
(東京創元社 予価2700円)[amazon]

7月21日刊
グレアム・ジョイス 『人生の真実』
千里眼を持つ女家長マーサの決断により、赤ん坊はヴァイン家の八人の女たちに育てられることになった――。生と死と家族の姿を鮮やかに描き上げた、世界幻想文学大賞受賞作。
(創元海外SF叢書 予価2700円)[amazon]

7月21日刊
エラリー・クイーン 『エジプト十字架の謎 新訳版
クリスマスに始まる、「T」 の意匠に満ちた奇怪なる首なし連続殺人。壮絶な追跡の果てに名探偵エラリーが神域の論理をもって看破する驚愕の真相とは。国名シリーズ屈指の傑作。 中村有希・新訳。
(創元推理文庫 予価1080円)[amazon]

7月22日刊
ノヴァイオレット・ブラワヨ 『あたらしい名前』
ジンバブエで友達たちと高級住宅地にグアバを盗みに行く生活、そして移住した豊かな国アメリカでのどこか変な日々――少女ダーリンは、人間の暴力やもろさを垣間見ながら大人になっていく。ブッカー賞最終候補作となったジンバブエ人作家のデビュー作。
(早川書房 予価2376円)[amazon]

7月22日刊
フォルカー・クルプフル&ミハイル・コブル 『ミルク殺人と憂鬱な夏 中年警部クルフティンガー
不器用な恐妻家警部登場。めずらしくも地元で起きた殺人事件の謎に、獅子奮迅の大活躍。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1145円)[amazon]

7月22日刊
マーク・グリーニー 『暗殺者の反撃 上・下
CIAがグレイマンの命を狙う理由は何か?襲い来る刺客の群れと死闘を繰りひろげながら、やがて彼は驚くべき真相を突き止める。
(ハヤカワ文庫NV 予価各994円)[amazon]

7月22日刊
ディーノ・ブッツァーティ 『古森の秘密』
精霊が息づき、生命があふれる神秘の 〈古森〉。新しい所有者になった退役軍人プローコロ大佐は、森を守る精霊ベルナルディの妨害を排除すべく、洞窟に閉じ込められていた暴風マッテーオを解き放つが……。聖なる森を舞台に、生と魂の変容のドラマをシンボリックに描いた傑作ファンタジー。(岩波少年文庫 『古森のひみつ』 と同作品)
(東宣出版 予価2052円)[amazon]

7月22日刊
『昭和戦前期怪異妖怪記事資料集成 上』 湯本豪一編
明治期、大正期に続く、怪異妖怪記事シリーズ3部作がついに完結。太平洋戦争終結までの昭和20年間の怪異記事4600件を集大成。妖怪学をはじめ、民俗学、歴史学、文学研究の第一級史料。必備の大著。「昭和戦前期」 は上・中・下の全3冊で、下巻には明治期~大正期~昭和戦前期の、シリーズ全6巻にわたる便利な索引付き。
(国書刊行会 予価54,000円)[amazon]

7月23日刊
山田英春編 『美しいアンティーク鉱物画の本』
近年人気が高まる、手彩色銅版画や多色刷石版画などの美しい印刷画。主に19世紀半ばから20世紀初頭に刊行された百科事典や図鑑などの膨大な挿画プレートから、鉱物画の秀作を厳選。ライプツィヒで刷られた 「インゼル文庫」 版鉱物画も収録。
(創元社 予価1620円)[amazon]

7月23日刊
ジュール・ヴェルヌ 『海底二万里 上・下
1886年、大西洋に謎の巨大生物が出現した。アメリカ海軍の要請により、アロナクス教授は、召使のコンセイユとともに怪物を追跡する船に乗り込んだ。順調な航海もつかの間、思わぬ事態が襲いかかる……。
(角川文庫 予価648円/734円)[amazon]

7月23日刊
クリストフ・マルケ 『大津絵 民衆的諷刺の世界
江戸から明治にかけて、東海道を行く人の土産物として流行した大津絵。神仏や動物、侍、英雄など、多彩なキャラクターが繰り広げるその世界を、オールカラーで徹底紹介。江戸庶民の機知と風刺をよみとく。
(角川ソフィア文庫 予価1512円)[amazon]

7月25日発売
《ミステリマガジン》 9月号
特集=ロアルド・ダール生誕100周年
(早川書房 1296円)[amazon]

7月25日刊
村上紀史郎 『絶滅鳥ドードーを追い求めた男 空飛ぶ侯爵、蜂須賀正氏
17世紀に絶滅した謎の鳥ドードーの研究に生涯を捧げた侯爵、蜂須賀正氏 (1903-53)。海外で異色の鳥類学者として知られながら、国内では奇人扱いを受けてきたその生涯と業績を、初めて明かす。
(藤原書店 予価3456円)[amazon]

7月26日刊
ル=コルビュジエ 『輝ける都市』
都市の姿が大きく変わろうとする時代、若き建築家にしてアーティストだったコルビュジエは、何を考え、主張したのか。その後の 《世界》 のあり方を一変させた1935年の代表的著作、ついに邦訳なる。豊富な図版のコラージュと斬新なデザインも、コルビュジエ自身の手によるもの。
(河出書房新社 予価10,800円)[amazon]

7月27日刊
ドナ・タート 『ゴールドフィンチ 2・3
母の死は境界線だ、それ以前と以降との――少年テオの運命はニューヨークからラスベガスへ。「21世紀のディケンズ」 と称された、ドナ・タート11年ぶりの大作。
(河出書房新社 予価各1728円)[amazon]

7月27日刊
ウラジーミル・ソローキン 『23000 氷三部作3
「原初の光」 を目指す教団は、二万三千の金髪碧眼の仲間を捜索し、ある少年を得る。対する肉機械 (=人間) 達は教団を揺さぶる。20世紀初頭ツングース隕石に始まる驚異の氷三部作、完結。
(河出書房新社 予価2808円)[amazon]

7月28日刊
パット・マガー『四人の女 新版
前妻、現夫人、愛人、婚約者――人気コラムニストは、自宅バルコニーに細工をし、四人の女性を招いた。彼の狙いはそのうちひとりの殺害。被害者捜しの新手に挑む傑作。
(創元推理文庫 予価1080円)[amazon]

7月28日刊
ローリー・R・キング 『パリの骨』
1929年パリ。失踪した女性は、奇抜で犯罪的行為を繰り広げる前衛芸術家に殺害されたのか? 私立探偵とその友人で嘘を見抜く力を持つ世捨て人が、狂騒の都パリの闇を暴く。
(創元推理文庫 予価1469円)[amazon]

7月28日刊
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 『宝島』
鈴木恵訳
(新潮文庫)[amazon]

7月30日発売
《批評誌メトロポリタン》 第Ⅱ期第2号 特集=土岐恒二の仕事 kindle版
ボルヘス、コルタサルなどのラテンアメリカ文学の紹介者として活躍、英国世紀末文学を専門とする学究としても知られた土岐恒二氏(1935-2014)。1961年に遡るその論文を集成し、一人の寡黙なリズールが旅した文学的/文化的な地図を描き出す。
(メトロポリタン編集局 1200円)[amazon]

7月31日刊
アーサー・コナン・ドイル 『シャーロック・ホームズの帰還』
宿敵モリアーティとの格闘の末、滝壺に消えたホームズが帰ってきた。「空き家の冒険」 他、華麗な暗号解読を披露する 「躍る人形」、稀代の恐喝屋との対決の末にどんでん返しが待ち受ける 「恐喝王ミルヴァートン」等、13編を収録。駒月雅子訳
(角川文庫 予価994円)[amazon]

7月刊
小野俊太郎 『未来を覗く H・G・ウェルズ ディストピアの現代はいつ始まったか
「タイムマシン」 「透明人間」 「宇宙戦争」 のSFの父、H・G・ウェルズの作品は、核の脅威、自然破壊、人体改造に関する倫理と科学の問題など、現代につながる問題を先駆的に問うている。その想像力の根底にある時代背景と時代への視点を探ることで、当時の科学へのまなざしと、今につながる科学の根本問題を明確にする。目次
(勉誠出版 予価2592円)[amaozn]

7月刊
アロイス・イラーセク 『暗黒 18世紀、イエズス会とチェコ・バロックの世界 上・下
フス派の森番の父に育てられたヘレンカと、カトリックのビール醸造家の御曹司イジーク。ふたりの若者の恋の行方を縦糸に、隠れフス派への弾圧が最高潮に達した1720年代チェコの宗教・文化・社会の渾然一体となった状況を横糸に織り上げられた歴史小説の雄編。本邦初訳。
(成文社 予価各5832円)[amazon上・下]

7月予定
ロバート・クーヴァー 『ようこそ、映画館へ』
越川芳明訳
(作品社 予価2592円)[amazon]


7月予定
『横溝正史探偵小説選Ⅳ』

〈論創ミステリ叢書〉
幻のジュニア時代小説を雑誌未発表分を追補して復刊。巨匠の拾遺集。
(論創社 予価3888円)[amazon]


7月下旬予定
J・J・コニントン 『九つの解決』
〈論創海外ミステリ〉
クリントン・ドリフィールド卿、第四の事件簿。《新青年》 に抄訳が掲載された 『九つの鍵』 の完訳。
(論創社 予価2592円)[amazon]


7月下旬予定
フィリップ・マクドナルド 『生ける死者に眠りを』
〈論創海外ミステリ〉
R.I.P.(1933)
(論創社 予価2376円)[amazon]


7月予定?
ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅰ 抹消』
完結まで36年を要したレリスの主著にして自伝文学の大作、20世紀の奇書。ビフュールとは 「削除/分岐」 の意味。
(平凡社 予価5184円)[amazon]


▼8月刊

8月3日刊
『宇宙と芸術』 森美術館編
宇宙関連の古今東西の名作や科学的資料を通じて近代文明のあり方を問い、新たな宇宙観を提示する、同名の展覧会の図録を兼ねた一冊。
(平凡社 予価3240円)[amazon]

8月5日刊
ベリンダ・バウアー 『シャット アイ』
流し込んだばかりのセメントに小さな5つの足跡を残し、息子が失踪してから4か月。母アナはその足跡が消えないように磨きながら、息子の帰りを待ちわびていたが、やがて藁をもつかむ思いで霊能者にすがるようになる。一方、もう一つの子どもの失踪事件を追っていた刑事は万策尽きて霊能者に協力を頼むが……。CWA賞候補のオカルト・スリラー。
(小学館文庫 予価896円)[amazon]

8月10日刊
郡司正勝 『鶴屋南北 かぶきが生んだ無教養の表現主義
(講談社学術文庫)[amazon]

8月10日刊
田河水泡 『滑稽の研究』
(講談社学術文庫)[amazon]

8月11日刊
スウェーデンボルグ/鈴木大拙訳 『天界と地獄』
「禅」 を世界的に広めた仏教学者、大拙。その 「禅」 思想に決定的な影響を与えた、神秘主義思想の最重要書目。初の邦訳。(明治43年刊)
(講談社文芸文庫 予価2376円)[amazon]

8月刊
グレッグ・イーガン 『エターナル・フレイム』
故郷を滅亡から救うため 〈弧絶〉 が旅立ち、数世代後。 苛酷な人口抑制を強いられる 〈弧絶〉 内で、伝説のエネルギー源〈永遠の炎〉が見出されるが……。
(新ハヤカワSFシリーズ)[amazon]

8月13日刊
稲垣足穂 『稲垣足穂 飛行機の黄昏 (仮)
〈STANDARD BOOKS〉 独特のモダニズム感覚で根強い人気を誇る稲垣足穂。月や星への憧れ、ヒコーキ野郎たち礼讃、神戸への偏愛など、珠玉の随筆を精選
(平凡社 予価1512円)[amazon]

8月13日刊
『クィア短編小説集 「名づけえぬ欲望」の物語
LGBTの枠を超えるクィアな視点から巨匠たちの作品を集約。本邦初訳 「アルバート氏の人生」 を含む不思議で奇妙な珠玉の8編。コナン・ドイル、メルヴィル他。
(平凡社ライブラリー 予価1512円)[amazon]

8月中旬刊
佐藤有文 『日本妖怪図鑑 復刻版
立風書房 〈ジャガーバックスシリーズ〉 の 『日本妖怪図鑑』 (1985)を復刻。石原豪人らの妖怪画、映画 『妖怪百物語』 『妖怪大戦争』 のスチール写真を多数収載。内容
(復刊ドットコム 予価4968円)[amazon]

8月刊
『キーツ詩集』
中村健二訳
(岩波文庫)[amazon]

8月17日刊
畢飛宇 『マッサージ』(仮)
〈エクス・リブリス〉

(白水社)[amazon]

8月発売
《ミステリーズ!》 Vol.78
山本弘による、初の実践的創作講座 「料理を作るように小説を書こう」 スタート。西條奈加 〈お蔦さんの神楽坂日記〉 第3シリーズ最終回。滝田務雄、美輪和音ほか最新短編掲載。
(東京創元社)[amazon]

8月22日刊
横田冬彦 『出版と流通』
〈本の文化史〉 近世以降に出来上がった本を作り売り広めるシステム。それに関わる本屋から学派まで、教育から統制までの多様な利害関心とありよう。
(平凡社 予価3024円)[amazon]

8月以降刊
キャサリン・チャンター 『泉』
“わたし” は自宅監禁されることになり、〈泉〉へ護送された。干魃有事規制法で行動が制限され、3人の男に監視されている “わたし” は聖職者との面会を認められ、外の世界の様子を聞き出しながら自分の過去を語りはじめる。かつて 〈泉〉 でどのような殺人事件が起こり、“わたし” は何をしたのか。異様な世界で展開される鮮烈な物語。
(東京創元社)[amazon]

8月以降刊
J・G・バラード 『時の声 J・G・バラード短編全集Ⅰ
〈破滅三部作〉、『ハイ・ライズ』 などの黙示録的長編で、1960年代後半より世界的な広がりを見せたニュー・ウェーブ運動を牽引し、20世紀SFに独自の境地を拓いた英国の鬼才バラード。その生涯に残した97の短編を執筆順に収録する、決定版全集。全5巻。柳下毅一郎監修。
(東京創元社)[amazon]

8月以降刊
エレナー・アップデール 『怪盗紳士モンモランシー』
囚人493ことモンモランシー。逃走時に瀕死の重傷を負ったが、運良く若き外科医ファーセットの治療の被験者となり、一命をとりとめた男。無事刑期を終え娑婆に出たモンモランシーは、高級ホテルに滞在しながら、ロンドンの地下に張り巡らされた下水道を使い、次々とお宝を頂戴していく。昼間は紳士、夜は泥棒、二つの顔をもつ男。だがある日暴れ馬を取り押さえたことで、彼の運命は大きく変わることに。痛快シリーズ第一弾。
(創元推理文庫)[amazon]

8月以降刊
マージェリー・アリンガム 『幻の屋敷 キャンピオン氏の事件簿Ⅱ
ロンドンの社交クラブで起きた絞殺事件。証言から考えるに、犯人は “見えないドア” を使って現場に出入りしたとしか思えないのだが……。名高い 「見えないドア」 を始めとして、留守宅に現れた謎の手紙が巻き起こす大騒動を描く表題作。警察署を訪れた礼儀正しく理性的に見える老人が、突拍子もない証言をはじめる愉快この上ない逸品 「奇人横丁の怪事件」等を収録。日本オリジナル短編集。
(創元推理文庫)[amazon]

8月以降刊
ジェイムズ・F・デイヴィッド 『叫びの館 上・下
超心理学のプロジェクトを推し進めるウェス・マーティン。ウェスの計画とは、被験者たちの人格を統合してそれぞれの能力を備えた 「フランケンシュタインの怪物」 を創り上げるというものだった。だが研究チーム内に潜む恐るべき殺人者がウェスたちに魔の手を伸ばす。
(創元推理文庫)[amazon]

8月以降刊
ヘレン・マクロイ 『ささやく真実』(仮)
奇抜な言動と悪趣味ないたずらで知られる美女クローディアは、強力な自白作用をもつ薬を自宅のパーティーで飲みものに混ぜ、宴を悲惨な暴露大会に変えてしまう。その報いか、深夜、彼女は何者かに殺害された……。死体の発見者となった精神科医ウィリング博士が、意外な手がかりをもとに指摘する真犯人とは? マクロイ屈指の謎解き純度を誇る、傑作本格ミステリ。
(創元推理文庫)[amazon]

8月以降刊
ヘニング・マンケル 『北京から来た男 上・下
凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの寒村に足を踏み入れた写真家は、信じられない光景を目にする。ほぼ全ての村人が惨殺されていたのだ。ほとんどが老人ばかりの村が、なぜ。休暇中の女性裁判官ビルギッタは、亡き母が事件の村の出身であったことを知り、ひとり現場に向かう。事件はビルギッダを世界の反対側へ、そして過去へと導く。北欧ミステリの帝王マンケルの集大成的大作。
(創元推理文庫)[amazon]

8月以降刊
夢野久作 『少女地獄 夢野久作傑作集
虚言癖の少女、殺人に取り憑かれたバス運転手、南の島に流された幼い兄妹、ロシア革命直後に語られる数奇な話……。夢野久作の本領を示す代表作を集めたベスト・オブ・ベスト。
(創元推理文庫)[amazon]

8月以降刊
キジ・ジョンスン 『霧に橋を架ける』
二つの月が浮かぶ世界で、危険な 「霧」 の大河に初めての橋を架けようとする人々の苦闘と絆を描いてヒューゴー賞・ネビュラ賞に輝いた表題作はじめ、傑作11編を収録。不思議に満ちたこの世界での出会いと別れ、そして孤独と愛を、現代アメリカSF界きっての名手が鮮やかに描く。感動の幻想SF短編集。
(創元SF文庫)[amazon]

8月予定
挿絵叢書 竹中英太郎(二) 推理』 末永昭二編
竹中英太郎が挿絵を担当した小説の数々をテーマ別に編集。
(皓星社)[amazon]

8月予定?
ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅱ 軍装』
「新しい文学ジャンルを創造した」 と称される代表作の第二巻。フルビとは身の回り品、装具一式。
(平凡社 予価5184円)[amazon]

8月予定
ジェイムズ・ディキー 『わが心の川』
酒本雅之訳 (復刊)
(新潮文庫)[amazon]

8月予定
リング・ラードナー 『アリバイ・アイク ラードナー傑作選
加島祥造訳 (復刊)
(新潮文庫)[amazon]


▼9月以降刊

9月21日予定
ウンベルト・エーコ 『ヌメロ・ゼロ』
ある新聞のパイロット版を手がけるという名目のもと、「握りつぶされた真実を告発する新聞の創刊」 を目指す編集部。しかしその新聞発行の裏には、出資者の利益を考慮した歪んだジャーナリズムの恐ろしい陰謀が隠されていた……。エーコ最後の傑作。
(河出書房新社 予価2160円)[amazon]

9月下旬発売
東京創元社復刊フェア
《創元推理文庫》
F・W・クロフツ 『二つの密室』
イーデン・フィルポッツ 『灰色の部屋』
シオドー・マシスン 『名探偵群像』
マーガレット・ミラー 『狙った獣』
クレイトン・ロースン 『棺のない死体』
ヤン・ヴァイス 『迷宮1000』

《創元SF文庫》
アイザック・アシモフ 『暗黒星雲のかなたに』
マンリー・W・ウェルマン&ウェイド・ウェルマン 『シャーロック・ホームズの宇宙戦争』
アーサー・C・クラーク 『イルカの島』
アレクサンドル・ベリャーエフ 『ドウエル教授の首』

内容

10月予定
挿絵叢書 竹中英太郎(二) エログロナンセンス』 末永昭二編
竹中英太郎が挿絵を担当した小説の数々をテーマ別に編集。
(皓星社)[amazon]


予定表に出たり消えたり(そのうち何とかなるだろう)

ジュール・ヴェルヌ 『地球から月へ 月をまわって 上を下への (完訳ガンクラブ三部作)
ジュール・ヴェルヌ 〈驚異の旅〉 コレクション、全5巻、刊行開始。
(インスクリプト 予価4212円)[amazon]

レイナルド・アレナス 『襲撃』
〈フィクションのエル・ドラード〉
自伝的五部作のうちの一作。不穏な社会体制のなかで母を殺そうと活動する実験小説。
(水声社 予価2160円)[honto]

トーベ・ヤンソン 『トーベ・ヤンソン短篇集ベスト・セレクション』
(実業之日本社 予価4104円)[amazon]

内堀弘 『予感の本棚 一九ニ七年の現在(仮)
1927年、21歳の青年が新宿の一角に15坪の書店を開く。旧来の因習にとらわれないその書店、紀伊國屋書店には、作家、詩人、画家、小出版社の担い手たちが集い、「新鮮な交差がふんだんに起きた」。その場所を軸に、南天堂、文化学院など同時代の 「周辺」 を描く。
(紀伊國屋書店 予価2160円)[amazon]