注目の近刊

9月下旬発売
東京創元社復刊フェア
《創元推理文庫》
F・W・クロフツ 『二つの密室』 [amazon]
イーデン・フィルポッツ 『灰色の部屋』
[amazon]
シオドー・マシスン 『名探偵群像』
[amazon]
マーガレット・ミラー 『狙った獣』
[amazon]
クレイトン・ロースン 『棺のない死体』
[amazon]
ヤン・ヴァイス 『迷宮1000』
[amazon]
《創元SF文庫》
アイザック・アシモフ 『暗黒星雲のかなたに』
[amazon]
マンリー・W・ウェルマン&ウェイド・ウェルマン 『シャーロック・ホームズの宇宙戦争』
[amazon]
アーサー・C・クラーク 『イルカの島』
[amazon]
アレクサンドル・ベリャーエフ 『ドウエル教授の首』
[amazon]
内容

9月26日刊
ダニエル・スミス 『シャーロック・ホームズ 完全ナビ』
ホームズ物語60篇すべてのあらすじ、登場人物紹介、BBCドラマ 「SHERLOCK」 をはじめとする映像の世界など、シャーロック・ホームズのすべてをつめこんだ、原作ファンも、「SHERLOCK」 ファンも楽しめるホームズ・ガイドの決定版。
(国書刊行会 予価3996円)[amazon]

9月26日刊
ヴァスデーヴムルティ 『ホームズ、ニッポンへ行く』
〈ホームズ万国博覧会 インド篇〉 死んだはずのホームズから手紙を受け取ったワトスンは、船で日本に向かう。航海中に起きる事件、暗躍する 「ヤクザ」、迫るモリアーティ教授の魔の手! 舞台はインド、そして日本へ。ホームズとワトスンは世界を救えるか?
(国書刊行会 予価2592円)[amazon]

9月26日刊
湯本豪一 『昭和戦前期怪異妖怪記事資料集成
明治期、大正期に続く、怪異妖怪記事シリーズ3部作。太平洋戦争終結までの昭和20年間の怪異記事4600件を集大成。妖怪学をはじめ、民俗学、歴史学、文学研究の第一級史料。
(国書刊行会 予価54,000円)[amazon]

9月26日刊
ライヤー クラス 『オランダのモダン・デザイン リートフェルト/ブルーナ/ADO
オランダが生んだ二人の偉大な芸術家、リートフェルトとディック・ブルーナ。シンプルで人間への温かみ溢れた彼らの世界を紹介。
(平凡社 予価2500円)[amazon]

9月27日刊
ヘレン・マクドナルド 『オはオオタカのオ』
愛する父の突然の死。喪失のさなか 「私」 はオオタカを手に入れた――コスタ賞、サミュエル・ジョンソン賞に輝いた鮮烈なメモワール。
(白水社 予価3024円)[amazon]

9月28日刊
スコット・アンダーソン 『ロレンスがいたアラビア 上・下
アラブ世界を舞台に暗躍した4人の諜報員の動きを追い、ロレンスを欧州とアラブの同時代人たちの中に位置づけた歴史大作。
(白水社 予価各3024円)[amazon]

9月28日刊
江戸川乱歩 『怪人二十面相』
大物実業家・羽柴壮太郎に届いた一通の予告状。差出人の名は 「二十面相」。盗まれたダイヤモンドは、少年探偵小林の活躍で何とか取り戻せたものの、肝心の二十面相はいまだ野放し。そのときまるで運命に導かれるように、一人の探偵が東京駅に降り立った。
(新潮文庫nex 予価464円)[amazon]

9月29日刊
江坂遊選 『30の神品 ショートショート傑作選
現代ショートショート界の第一人者が、古今東西のショートショートの中から選出した、究極至高の30作。星新一、筒井康隆、半村良、サキ、スレッサー、アシモフ他。
(扶桑社文庫 予価894円)[amazon]

9月29日刊
紀田順一郎・大伴昌司 『大伴昌司 〈未刊行〉 作品集 大伴昌司エッセンシャル
1960年~70年代 「週刊少年マガジン」 巻頭の怪獣や近未来などの図解グラビアで一世を風靡した、稀代の編集者・大伴昌司。慶應義塾大学推理小説同好会、同人誌 《ホラー》 以来の盟友、紀田順一郎の書き下ろし評伝 「畏友・大伴昌司とその時代」 と、大伴の同人誌時代から 「宝石」 ほかミステリ各誌での連載コラムやエッセイ、推理小説などを初収録。目次
(講談社 予価2160円)[amazon]

9月30日刊
J・G・バラード 『J・G・バラード短編全集1 時の声
〈破滅三部作〉、『ハイ・ライズ』 などの黙示録的長編で、1960年代後半より世界的な広がりを見せたニュー・ウェーブ運動を牽引し、20世紀SFに独自の境地を拓いた英国の鬼才J・G・バラード。その生涯に残した97の短編を執筆順に収録する決定版全集。全5巻。柳下毅一郎監修。第一巻は代表作 「時の声」 など16編を収める。
(東京創元社 予価3888円)[amazon]

9月30日刊
エドワード・ケアリー 『堆塵館 アイアマンガー三部作1
〈月桂樹の館〉 は、屑で材をなしたアイアマンガー一族の広大な屋敷だ。百年以上にわたって集められた屑山が敷地を占領し、一族の者は生涯屋敷から出られない。そのひとり、物が発する声を聞く力をもつ15歳のクロッドは、ある日、外の世界からやってきた少女ルーシーと出会う。それが一族の運命を変えることに……。『望楼館追想』 作者の超大作。
(東京創元社 予価3240円)[amazon]

9月30日刊
カーリン・フォッスム 『晴れた日の森に死す』
被害者の右目にはなぜか鍬が突き刺さっていた。全世界で累計550万部、30か国以上で翻訳。ガラスの鍵賞他9冠の〈北欧ミステリの女王〉によるセイエル警部シリーズ登場
(創元推理文庫 予価1145円)[amazon]

9月30日刊
トンミ・キンヌネン 『四人の交差点』
異なる時代を生きた四人の喜びと痛みの記憶が、やがて一つの像を結ぶ。フィンランドで記録的ベストセラーとなった、ある家族の物語。
(新潮クレスト・ブックス 予価2376円)[amazon]

9月30日刊
『怪異を歩く』 一柳廣孝=監修
心霊スポットやタクシーの幽霊など、怪異が現れる場所や空間、それらと移動することとの関係性を明らかにする。人が空間を移動する、土地から土地へと旅する、その際に立ち現れる怪異を私たちはどう受け止めてきたのか。
(青弓社 予価2160円)[amazon]

9月予定?
フィリップ・マクドナルド 『生ける死者に眠りを』
〈論創海外ミステリ〉
R.I.P.(1933)
(論創社 予価2376円)[amazon]


▼10月刊

10月1日刊
マルセル・プルースト/ステファヌ・ウエ 『失われた時を求めて スワン家のほうへ フランスコミック版
あまりにも有名でありながら、その長大さと、観念的な文章ゆえに多くの人が通読できず挫折してきたプルースト 『失われた時を求めて』 の第1篇 「スワン家のほうへ」 をコミック化。
(祥伝社 予価2700円)[amazon]

10月4日刊
パトリシア・ハイスミス 『アメリカの友人』
簡単な殺しを引き受けてくれる人物を紹介してほしい。こう頼まれたトム・リプリーは、ある男の存在を思いつく。この男に死期が近いと信じこませたら……いまリプリーのゲームが始まる。名作の改訳新版。
(河出文庫 予価950円)[amazon]

10月5日刊
『ヴォルテール回想録』
「精神の革命」 を主唱した18世紀ヨーロッパの 「二人の王」、ヴォルテールとフリードリッヒ、その愛憎半ばする交友関係を軸に、マリーア・テレージア、リシュリュー、ポンパドゥール夫人等、当代の代表的人物をも活写する一大ドラマ。舌鋒が災いし、投獄を繰り返しながらも絶対的理性への信奉を貫いた行動する哲学者ヴォルテールによって、現代ヨーロッパの源泉がまざまざと蘇る。
(中央公論新社 予価1944円)[amazon]

10月6日刊
イタロ・カルヴィーノ 『冬の夜ひとりの旅人が
「あなたはイタロ・カルヴィーノの新しい小説 『冬の夜ひとりの旅人が』 を読み始めようとしている……」 中断され続ける小説を追いかける 〈男性読者〉 と 〈女性読者〉の冒険。「文学の魔術師」 による究極の読書小説。
(白水Uブックス 予価1944円)[amazon]

10月6日刊
ジョー・ネスポ 『その雪と血を』
ボスの妻を始末するように命じられた殺し屋オーラヴ。だが標的の女を一目見た瞬間、彼に衝撃が走った。恋に落ちてしまったのである――。雪降り積もるノルウェーを舞台に描かれる流血と愛の物語。
(ハヤカワ・ミステリ 予価1512円)[amaozon]

10月6日刊
デビー・ハウエルズ 『誰がわたしを殺したか』
18歳の少女が惨殺死体になったのはなぜか?英国の田園地帯に展開する出色のサスペンス。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1036円)[amaozon]

10月6日刊
ジョージ・R・R・マーティン 『竜との舞踏 氷と炎の歌 中
北の大地にてブランは三つ眼の鴉の元に辿 り着き、総帥スノウは壁の守りを強化する
(ハヤカワ文庫SF 予価1728円)[amazon]

10月6日刊
今日泊亜瀾 『最終戦争/空族館』
日本SFの胎動期から参加し 「長老」 と呼ばれた作家の、未発表作 「空族館」 や単行本未収録作10作を収録。日下三蔵編
(ちくま文庫 予価1188円)[amazon]

10月6日刊
ピエール・バイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』
本は読んでなくてもコメントできる。フランス論壇の鬼才が心構えからテクニックまで、徹底伝授した世界的ベストセラー。
(ちくま学芸文庫 予価1026円)
[amazon]

10月6日刊
S・K・トレメイン 『氷の双子 THE ICE TWINS
六歳の双子の娘のひとり、リディアを事故で失ったアンガスとサラの夫婦。一年後、二人はスコットランドの孤島へと移住を決める。ところが、それを残された娘カースティに告げると、彼女はこう言った。「マミー、死んだのはカースティだよ。あたしはリディア」 そして孤島という密室に閉じ込められた一家に、次々と不可解な出来事が起こる。
(小学館文庫 予価972円)[amazon]

10月6日刊
ジョン・ル・カレ 『われらが背きし者』
カリブ海の朝七時、試合が始まった。恋人たちの一度きりの豪奢なバカンスが、ロシアン・マフィアを巻き込んだ疑惑と欲望の渦巻く取引の場に……。 政治と金、愛と信頼を賭けた壮大なフェア・プレイをサスペンス小説の巨匠ル・カレが描く、極上のエンターテインメント。
(岩波現代文庫 予価1404円)[amazon]

10月7日刊
スティーヴン・キング 『11/22/63 上・中・下
過去へ旅することのできる 「扉」 の存在を知った男はケネディ暗殺阻止に挑む。キングにしか書けない壮大な物語。
(文春文庫 予価961円/1026円/1026円)[amazon]

10月7日刊
ピエール・ルメートル 『傷だらけのカミーユ』
カミーユ警部の恋人が強盗事件に巻き込まれ瀕死の重傷を。彼女を守るため警部は独断で犯人を追う。英国推理作家協会賞(インターナショナル・ダガー)受賞作。
(文春文庫 予価864円)[amazon]

10月8日刊
ロジェ・グルニエ 『パリはわが町』
97歳のフランスの短篇名手が、人生の大半を過ごしたパリの 「所番地」 を鍵に語る極私的断章集。祖父母からの家族、占領下のレジスタンス、戦後カミュと始めた新聞 『コンバ』 の現場、黄金期のラジオ局、出版社ガリマールでの編集者体験ほか。
(みすず書房 予価3996円)[amazon]

10月11日刊
『アート オブ J. C. ライエンデッカー』
アメリカン・イラストレーションの黄金時代の人気アーティスト、 ライエンデッカーは、ハンサムな男性とグラマーな女性をスタイリッシュかつ印象的に描いて大衆の心をつかんだ。600点以上の原画・写真・広告・雑誌の表紙とともに、その私生活の謎をも解き明かした一冊。内容
(マール社 予価3132円)[amazon]

10月11日刊
ジョン・ディクスン・カー 『緑のカプセルの謎 新訳版
小さな町の菓子店で、何者かが商品に毒入りチョコレートを混入させ、死者が出る事件が発生。さらに町の実業家が自ら提案した心理学的テストの寸劇中に殺害されてしまう。透明人間のような風体の人物に青酸入りの緑のカプセルを飲ませられて。フェル博士の毒殺講義でも名高い傑作が新訳で登場。
(創元推理文庫 予価972円)[amazon]

10月11日刊
シッラ&ロルフ・ボリリンド 『満潮 上・下
1986年ノードコステル島。女性は頭だけ出して、生きたまま砂浜に埋められていた。波が容赦なく身動きのできない女性を襲う。警察大学のオリヴィアは、夏休みの課題で未解決の事件を調べていた。刑事だった亡き父が二十数年前に起きたその事件を担当していたのだ……。人気脚本家が放つ衝撃のミステリ。
(創元推理文庫 予価各1188円)[amazon]

10月11日刊
ギャビン・スミス 『天空の標的2 惑星ラランド2降下作戦
四つのコロニー星系を制圧した秘密結社(カバル)は,植民惑星ラランド2の前線基地 “城砦(シタデル)” を拠点として太陽系侵攻の準備を進めていた。潜入偵察を命じられたジェイコブは、最強チーム編成のため小惑星帯に向かうが、そこには早くもカバルの影が……
(創元SF文庫 予価1015円)[amazon]

10月11日発売
《ミステリーズ!》 Vol.79
第26回鮎川哲也賞&第13回ミステリーズ!新人賞発表および選評掲載。田中啓文、〈世界の偉人〉シリーズ新連載開始。青柳碧人、〈ほしがり探偵ユリオ〉 最終回掲載ほか。
(東京創元社 1296円)[amazon]

10月11日刊
チャールズ・ダーウィン 『人間の由来
進化論の祖ダーウィンが『種の起源』の12年後に発表したもう一つの主著の文庫版初の全訳。下巻は「性淘汰」という考え方を提示した第Ⅱ部のうち、魚類、鳥類、哺乳類、人間を扱い、全体を総括する第12章から第21章を収録。
(講談社文庫 予価1566円)[amazon]

10月12日刊
フリードリヒ・ニーチェ 『この人を見よ』
「超人」 「価値の価値転換」 「ツァラトゥストラ」 「ディオニュソス的」 など、自らの思考について、 ニーチェが精神を病む直前に書いた最後の書物。「ニーチェによる、ニーチェのための、ニーチェ入門」。 ニーチェの肉声が聞こえる新訳。丘沢静也訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

10月12日刊
ウラジーミル・ナボコフ 『偉業』
ロシア育ちのロマンティックで夢見がちな主人公マルティンの幼少期や旅の記憶、亡命先での学生生活や恋愛模様などが淡々と綴られるナボコフの初期作品。自伝的要素を色濃く反映した青春小説とも評されてきた本作のロシア語原典からの新訳。貝澤哉訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]

10月12日刊
リチャード・バーネット 『描かれた病 疾病及び芸術としての医学装画
膚病、ハンセン病、天然痘、がん、性感染症……写真誕生以前の細密イラストが雄弁に語る、医療と社会をめぐるイメージの博物誌。「ゾッとするが、魅力的な本」(『ネイチャー』)
(河出書房新社 予価4104円)[amaozn]

10月13日刊
ジュール・ヴェルヌ 『名を捨てた家族 1837-38年 ケベックの叛乱 (仮)
19世紀前半カナダ、大英帝国の圧政に苦しむフランス系住民は、民族の自由と尊厳を守るため立ち上がった。彼らの希望は民衆を導く青年 「名なしのジャン」 だったが、彼にはけっして明かしてはならない過去があった……。ヴェルヌの歴史冒険活劇。本邦初訳。
(彩流社 予価3024円)[amazon]

10月14日刊
ジェフリー・ディーヴァー 『煽動者』
集団パニックを引き起こし、大惨事を起こせ――悪辣な愉快犯とダンスの頭脳戦。熾烈な戦いの最中、ダンスに失職の危機が迫る。
(文藝春秋 予価2592円)[amazon]

10月14日刊
C・J・ボックス 『ノーウェア・トゥ・ラン』
猟区管理官ピケットが発見した山中に暮らす不穏な雰囲気の兄弟。ピケットを目の敵にし闘いをしかけてくる兄弟に、窮地に追い込まれる。
(講談社文庫 予価1080円)[amazon]

10月14日刊
W・B・イェイツ 『ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち』
イェイツの 「自伝的小説」 初邦訳。三十過ぎの独身男シャーマンがアイルランドの田舎町を捨てロンドンに出るが……。新訳詩26篇付。
(平凡社 予価2700円)[amazon]

10月15日発売
《たべるのがおそい》 vol. 2
西崎憲編集。〈小説〉 大前粟生、津村記久子、森見登美彦、四元康祐、ヤン・ヴァイス(阿部賢一訳)、アンナ・カヴァン(西崎憲訳) 〈特集:地図-共作の実験〉 石川美南×宮内悠介、円城塔×やくしまるえつこ、西崎憲×穂村弘
(書肆侃侃房 1404円)[amazon]

10月15日発売
《MONKEY》 vol.10 映画を夢みて
柴田元幸責任編集 ポール・オースターが心打たれた映画とは? カズオ・イシグロが新進作家だった頃に書いたシナリオとは? 西川美和が初めて映画監督を主人公に書いた短篇と、スペシャルインタビューも掲載。
(スイッチパブリッシング 1296円)[amazon]

10月15日刊
石橋正孝・倉方健作 『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち
名作誕生の裏には編集者・出版者・書店あり。手練手管、権謀術策、偶然と必然──作家たちとわたりあった6人の出版人の奮闘物語。
(白水社 予価2592円)[amazon]

10月17日刊
ドミニク・カリファ 『犯罪・捜査・メディア 19世紀フランスの治安と文化
〈叢書ウニベルシタス〉 秩序を脅かす犯罪者、公権力を担う警察・司法組織、そして両者の近代的イメージを創り出した新聞・出版ジャーナリズムは、民主主義社会の治安の危機をいかに映し出してきたか。犯罪文化史研究の第一人者が、連載小説や三面記事、警察官の回顧録などの資料をもとに、犯罪や監獄に関わる文学的表象や、〈社会防衛〉 の言説史を分析した新しい社会史。
(法政大学出版局 予価4320円)[amazon]

10月17日刊
横田冬彦 『出版と流通』
〈本の文化史〉 近世以降に出来上がった本を作り売り広めるシステム。それに関わる本屋から学派まで、教育から統制までの多様な利害関心とありよう。
(平凡社 予価3024円)[amazon]

10月19日刊
ウィリアム・フォークナー 『八月の光
〈あたし、アラバマから来たんだ、すごく遠くまで〉 自分を棄てた男を追ってひとり旅する娘。白人か黒人か自らの血に苦しむ男。狂信者として排斥された元牧師。相容れぬ三つの物語が、アメリカ南部を舞台に邂逅する。諏訪部浩一訳。
(岩波文庫 1048円)[amazon]

10月19日刊
カルロ・レーヴィ 『キリストはエボリで止まった』
反ファシズム活動の罪で流刑に処された作者=主人公カルロ・レーヴィが目撃した、南イタリアの苛烈な現実。魔法や呪術あるいは神話が息づく寒村での生活を、透徹した視線で描く、戦後イタリア文学を代表する傑作。
(岩波文庫 1102円)[amazon]

10月19日刊
J・マルトゥレイ、M・J・ダ・ガルバ 『ティラン・ロ・ブラン
ドン・キホーテが読みふけり、正気を失う原因となった 「世界一」 の騎士道小説。騎士ティラン・ロ・ブランの地中海を巡る冒険と絶世の美女との愛の日々が絢爛豪華な宮廷生活を背景に活写される。序文 バルガス=リョサ。全4冊。
(岩波文庫 1156円)[amazon]

10月19日刊

西谷大 『ニセモノ図鑑 贋作と模倣からみた日本の文化史
ニセモノが悪で、ホンモノは善か? 縄文人も愛用したイミテーション、おもてなしに使われた贋作絵画、そして人魚のミイラまで。多彩なニセモノが文化史の深層を語る。ニセモノ図版多数。
(河出書房新社 予価1728円)[amazon]

10月20日刊
コリン・ワトスン 『浴室には誰もいない』
ある一軒家の浴室から死体を溶かして流した痕跡が発見される。住人の男性二人はともに行方不明。パーブライト警部の地元警察と、ロンドンから派遣された情報部員たちが、それぞれ独自の捜査を始める。二転三転する展開の果てに待つ 「死体なき殺人」 の真相とは? バークリーが激賞した本格ミステリ。
(創元推理文庫 予価1037円)[amazon]

10月20日刊
マーセデス・ラッキー 『魔法使いの塔 ヴァルデマールの嵐3 上・下
かつて偉大なる沈黙の魔法使いと、その宿敵の邪悪な魔法使いが同時に滅び、それが原因で恐ろしい崩壊が世界を襲ったという。だが、それは単なる伝説ではなかった。度重なる魔法嵐に対策を模索していた同盟国の面々は、ついに遙か昔の大魔法使いの塔を見つける。中に入った一同が見たのは……。
(創元推理文庫 予価1361円)[amazon]

10月20日刊
レイ・ブラッドベリ 『万華鏡 ブラッドベリ自選傑作集
宇宙船の事故で宇宙空間へ放り出された二人の飛行士。遠ざかるにつれ互いの無線交信は途切れゆく――名作 「万華鏡」 をはじめ、著者自身が選んだ傑作短編26編を収録。かつてサンリオSF文庫より刊行された名著を完全新訳で贈る。中村融訳
(創元SF文庫 予価1620円)[amazon]

10月20日刊
寺尾隆吉 『ラテンアメリカ文学入門 ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで
1960-70年代に世界の文学界に衝撃をあたえたラテンアメリカの小説。その後、巨星たちの多くは物故したが、現在は新世代の台頭もめざましい。本書は、ボルヘス、ガルシア・マルケス、ジョサ、ボラーニョといった作家を中心に、作品はもとより背景となる世相や文学界の構造までを描き出す。
(中公新書 予価842円)[amazon]

10月20日刊
江戸川乱歩 『明智小五郎事件簿6 黄金仮面』
東京・上野の博覧会に黄金の仮面をつけた怪盗が出没! 不気味な笑い声、めくれ上がった唇からしたたり落ちる血。その意外な正体とは!? 乱歩の最高傑作。
(集英社文庫 予価691円)[amazon]

10月20日刊
ジョルディ・ヨブレギャット 『ヴェサリウスの秘密』
19世紀、万博前夜のバルセロナ。父親の突然死の真相を探る大学教授のダニエルは、ある幻の解剖書の存在に気づく。一方、町では連続猟奇殺人事件が起きていて……。スペイン・ミステリーの真骨頂。
(集英社文庫 予価1188円)[amazon]

10月21日刊
リチャード・マグワイア 『HERE ヒア』
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、この空間で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、究極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書。内容
(国書刊行会 予価4320円)[amazon]

10月21日刊
『新編 日本幻想文学集成』 第3巻
谷崎潤一郎 (松山俊太郎編)/久生十蘭 (橋本治編)/岡本かの子 (堀切直人編)/円地文子 (須永朝彦編)

湖の畔に建つ不可思議な別荘……その美しい奴隷たちが主人の奇妙な生活を語り出す 「天鵞絨の夢」。メデューズ号の残酷悲惨な事件を描いたノンフィクション・ノベル 「海難記」。美貌の兄弟の心中を主題にした耽美的物語 「過去世」。宙に浮かぶ三島由紀夫の首と著者が対話を交わす 「冬の旅」。他全34編。幻花の物語。
(国書刊行会 6264円)[amazon]

10月21日刊
ピーター・トライアス 『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』
第二次世界大戦で日本とドイツが勝利し、巨大ロボット兵が闊歩する日本統治下のアメリカで、石村大尉は違法ゲーム 「USA」 を追うが――21世紀版 『高い城の男』 と呼び声の高い歴史改変SF。
(新ハヤカワSFシリーズ 予価2160円)[amazon]
ピーター・トライアス 『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上・下
(ハヤカワ文庫SF 予価各756円)[amazon]

10月21日刊
アーヴィン・ウェルシュ 『トレインスポッティング0 スキャグボーイズ』
不景気で冴えない毎日をやり過ごすにはどうすりゃいい? マーク・レントンが選んだのはドラッグだった。圧倒的な刺激と快楽で、世界中の若者をトリップさせた問題作の、もっと危ないプロローグ。
(早川書房 予価4320円)[amazon]

10月21日刊
シャーリイ・ジャクソン 『くじ』
読後に壮絶な余韻を残す表題作をはじめ、著者の傑作群を収録した短篇集がついに文庫化。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1080円)[amazon]

10月21日刊
フレドリック・ブラウン 『さあ、気ちがいになりなさい』
地球を襲う怪事象、悪魔と坊やの激闘、謎 の惑星に潜む罠など12篇の奇想が大集合。
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価993円)[amaozon]

10月21日刊
A・G・リドル 『転位宇宙 アトランティス ジーン3
異星のメッセージの謎を追い、ケイトらはポータルを用い宇宙へ旅立つ。三部作完結篇。
(ハヤカワ文庫SF 予価1123円)[amazon]

10月21日刊
クリス・ホルム 『殺し屋を殺せ』
超凄腕、神出鬼没の殺し屋ヘンドリクスが狙うのは殺し屋だけ!? 過去を消したダーク・ヒーローを主人公にした新シリーズ開幕。
(ハヤカワ文庫NV 予価1058円)[amazon]

10月21日刊
古書山たかし 『怪書探訪』
明治の文豪が書いた桃太郎のぶっ飛び後日譚、コレラ菌になっちゃった米少年文学の有名主人公、大衆文学の雄がキングコングを元に時代小説……。本好き、活字好きだからこそ、読めば驚愕、知って呆然。
(東洋経済新報社 予価1944円)[amazon]

10月22日刊
ジム・シェパード 『おわかりいただけますかねえ』
〈エクス・リブリス 〉フランス革命の死刑執行人、チェルノブイリ原発の技師など、歴史の裏面を題材に米国の異才が放つ11の短篇。
(白水社 予価2808円)[amazon]

10月22日刊
『諸星大二郎の世界』
〈コロナ・ブックス〉 漫画家・諸星大二郎の半世紀の画業の変遷とその深層を掘り下げる決定版。自らのルーツを旅する東京の北千住ルポや本棚大公開など。
(平凡社 予価1728円)[amazon]

10月24日刊
ブラッドレー・ボンド 『ハーン・ザ・ラストハンター』
ハーンが妖怪を撃ち殺す表題作ほか、日本インスパイア小説の傑作選。妖怪が!センパイが!豆腐が!貴方のニューロンを焼きつくす!
(筑摩書房 予価1404円)[amazon]

10月25日刊
尾原宏之 『NHK娯楽番組を創った男 丸山鐵雄と〈サラリーマン表現者〉の誕生(仮)
丸山眞男が畏れた兄とは? 「日曜娯楽版」 や 「のど自慢」 をはじめ現代の娯楽番組の基礎を創ったNHKきっての 「大奇人」 の生涯。
(白水社 予価2376円)[amazon]

10月25日刊
ボニー・マクバード 『シャーロック・ホームズの事件録 芸術家の血』
雪の降る1888年12月のロンドン。切り裂き魔事件の解決後、すっかり疲れ切ったシャーロックホームズのもとにパリから手紙が……
(ハーパーBOOKS 予価950円)[amazon]

10月25日刊
ステファン・アーンヘム 『刑事ファビアン・リスク 顔のない男』
刑事ファビアン・リスク。彼は新しい部署で職務に就く前に、6週間の休暇を計画していた。 しかし、わずか数時間後に……
(ハーパーBOOKS 予価1250円)[amazon]

10月25日刊
ヘンリー・ジェイムズ 『ヨーロッパ人』
1840年代のアメリカ、ボストン近郊。禁欲勤勉、信仰心の篤いピューリタン一家の親戚を、ヨーロッパで生まれ育った姉弟が訪れる。アメリカ (新世界) とヨーロッパ (旧世界)、互いに異なる価値観に出会った人々を軽快に描く初期作品。
(彩流社 予価2916円)[amazon]

10月25日刊
ラン・カオ 『蓮と嵐』(仮)
南ヴェトナム、歴史の渦にいやおうなく巻き込まれていく一人の少女とその父の人生、そして、もう一人の 「私」。あのとき、ヴェトナムでいったい何が起こっていたのか。消え去ることのない歴史の暗い影、そして希望を、静かな筆致で情感豊かに描く。
(彩流社 予価3780円)[amazon]

10月26日刊
町山智浩 『最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』 から 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 まで
全米に人種差別を蘇らせた 「名画」、米軍が封印した 「巨匠の記録映画」、今も論争が続く 「感動作」、トランプ現象を予告した 「問題作」──アメリカ映画の中に潜む 「超大国の暗部」 を徹底解説。
(集英社 予価1296円)[amazon]

10月27日刊
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 『アメリカーナ』
国境に引き裂かれた恋人たちが母国で再会し、禁断の恋が始まる。世界が注目する女性作家が、人種、アイデンティティ、国家といった問題を絡めて描く壮大なスケールの移民の物語。
(河出書房新社 予価4536円)[amazon]

10月28日刊
夢野久作 『死後の恋 夢野久作傑作選
(新潮文庫)[amazon]

10月28日刊
ジャック・ダデルスワル=フェルサン 『リリアン卿 黒弥撒
美しく奔逸な青年貴族リリアンの放蕩の生を、オスカー・ワイルド事件や作家自身が実際に惹起した少年愛スキャンダル「黒ミサ事件」を元に描いた衝撃の問題作。絢爛で暗澹たる耽美と退廃に彩られた、鮮烈で狂おしい愛と憎悪の物語。
(国書刊行会 予価3888円)[amazon]

10月29日刊
ジャッキー・ケイ 『トランペット』
人気ジャズ・トランペット奏者、ジョス・ムーディが死んだ。その遺体が露わにした驚愕の事実にマスコミは大騒ぎ。混乱する息子、追いこまれる妻を、ゴシップライターが追う。それぞれに辿り着いた 〈本当〉 の 〈彼〉 とは? 恋と愛とセックスと音楽、そして家族の物語。
(岩波書店 1944円)[amazon]

10月予定
挿絵叢書 竹中英太郎(三) エログロナンセンス』 末永昭二編
竹中英太郎が挿絵を担当した小説の数々をテーマ別に編集。
(皓星社)[amazon]

10月31日刊
ヘニング・マンケル 『流砂』
がんの告知を受けた北欧ミステリの帝王マンケルは何を思い、押し寄せる絶望といかに闘ったのか。遙かな昔、人類が生まれてから今日まで、我々は何を受け継ぎ、そして遠い未来の人々に何を残すのか。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉 の著者の最後の作品。闘病記であり、遺言でもある、魂の一冊。
(東京創元社 予価2592円)[amazon]

10月31日刊
ネレ・ノイハウス 『死体は笑みを招く』
動物園で左腕と左足が切断された死体が発見される。被害者は環境保護活動家で、動物園付近の道路建設における環境破壊や動物園のあり方を批判していた。だが被害者は様々な人間に憎まれており、捜査をすればするほど容疑者が増えていく。さらに第二の殺人が……。〈ドイツミステリの女王〉が贈るスピード感抜群の警察小説。
(創元推理文庫 予価1296円)[amazon]

10月31日刊
アン・レッキー『星群艦隊』
戦火はいよいよアソエクの星系に及ぶ。無人のはずの隣接星系に潜む謎の艦、圧倒的な力を持つ不可解な異星種族プレスジャー、そして分裂したラドチの絶対的支配者――立ちはだかる数多の難題を前に、ブレクは贖罪の決意を胸に秘めて戦いつづける。《叛逆航路》 三部作完結。
(創元SF文庫 予価1296円)[amazon]

10月31日刊
アリス・マンロー 『ジュリエット』
〈新潮クレスト・ブックス〉 母と娘、そのまた娘。届かない互いの思いを諦観とともに描くアルモドバル監督映画化の連作など、ビターなマンロー全開の傑作短篇集。
(新潮社 予価2592円)[amazon]

10月31日刊
フレイザー・リー 『点灯員 The Lamplighters
(竹書房文庫 予価864円)[amazon]

10月予定?
『保篠龍緒探偵小説選Ⅰ』
〈論創ミステリ叢書〉
ルパン翻訳者として知られる保篠龍緒の創作・翻案集第1弾。長編 「妖怪無電」 「紅手袋」 を中心に、「黄面具」 などの戦前期の傑作短編、「指紋」 「呪はれた短剣」 などの戦後作品、全8作の創作探偵小説を収録予定。海外の警察制度や探偵作家について言及したエッセイも収録。
(論創社 予価3888円)[amazon]


▼11月以降刊

11月9日刊
R・オースティン・フリーマン 『オシリスの眼』
不可解な状況で姿を消したエジプト学者は果して殺害されたのか? 複雑怪奇なミステリにソーンダイク博士が挑む。江戸川乱歩、J・D・カー、ヴァン・ダインらが推奨する英国探偵小説の古典名作。初の完訳。
(ちくま文庫 予価1026円)[amazon]

11月9日刊
スティーヴ・エリクソン 『ルビコン・ビーチ』
マジックリアリスト、エリクソンの幻想的描写が次々に繰り広げられるあまりに魅力的な代表作。空間のよじれの向こうのに見えるもの。解説 谷崎由依
(ちくま文庫 予価1296円)[amazon]

11月10日刊
ジェフリー・ディーヴァー 『シャドウ・ストーカー 上・下
人気歌手の元恋人がヒット曲の詞をなぞるように変死。「人間嘘発見器」 ダンス捜査官は歌手の依頼で姿なき殺人者の正体を追うが……。
(文春文庫 予価各994円)[amazon]

11月10日刊
江戸川乱歩 『江戸川乱歩傑作選 蟲』 辻村深月編
大乱歩没後50年を記念する傑作選第3弾は、猟奇の美に焦点を当てる。「芋虫」 「蟲」 「鏡地獄」 「押絵と旅する男」 ほか収録。
(文春文庫 予価1058円)[amazon]

11月10日刊
ウィリアム・ケント・クルーガー 『ありふれた祈り』
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価864円)[amazon]

11月10日刊
シャノン・カーク 『メソッド15:33』
(ハヤカワ文庫NV 予価1080円)[amazon]

11月10日刊
『ボロゴーヴはミムジィ』 ルイス・パジェットほか
(ハヤカワ文庫SF 予価972円)[amazon]

11月10日刊

ジョージ・R・R・マーティン 『竜との舞踏 下 氷と炎の歌
(ハヤカワ文庫SF 予価1728円)[amazon]

11月上旬刊
『シャーロック・ホームズ大図鑑』
日暮雅通訳
(三省堂)[amazon]

11月刊
ウィリアム・フォークナー 『八月の光
諏訪部浩一訳。
(岩波文庫)[amazon]

11月刊
J・マルトゥレイ、M・J・ダ・ガルバ 『ティラン・ロ・ブラン
(岩波文庫)[amazon]

11月24日刊
ロード・ダンセイニ 『二壜の調味料』
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価864円)[amazon]

11月24日刊
サイモン・コンウェイ 『忠実なるスパイ 上・下
(ハヤカワ文庫NV 予価950円)[amazon]

11月24日刊
バリントン・J・ベイリー 『ゴッド・ガン』
(ハヤカワ文庫SF 予価1080円)[amazon]

11月30日刊
岡本健 『ゾンビ学』
世界初、ゾンビの総合的学術研究書。目次
(人文書院)[amazon]

12月2日刊
『水木しげる漫画大全集 補巻2 媒体別妖怪画報集(2)』
補巻1に引き続き、水木しげるのライフワーク、妖怪画報を発表媒体別に再現!精緻なイラストはもちろん水木自身による詳細な解説も、雑誌時掲載のまま収録。【収録内容】 水木しげるの幻獣劇場/妖怪・土俗神 喪われた世界 (ほか)
(講談社 予価4860円)[amazon]

12月予定
C・S・ルイス 『ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす』
土屋京子訳
(光文社古典新訳文庫)[amazon]


予定表に出たり消えたり(そのうち何とかなるだろう)

諸星大二郎 『暗黒神話 完全版』
(集英社 予価3456円)[amazon]

バルバラ・グラツィオーシ 『オリュンポスの神々 古代からルネサンスにいたる歴史(仮)
(白水社)[amazon]

ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅰ 抹消』
完結まで36年を要したレリスの主著にして自伝文学の大作、20世紀の奇書。ビフュールとは 「削除/分岐」 の意味。
(平凡社 予価5184円)[amazon]

ミシェル・レリス 『ゲームの規則Ⅱ 軍装』
「新しい文学ジャンルを創造した」 と称される代表作の第二巻。フルビとは身の回り品、装具一式。
(平凡社 予価5184円)[amazon]

ジュール・ヴェルヌ 『地球から月へ 月をまわって 上を下への (完訳ガンクラブ三部作)
ジュール・ヴェルヌ 〈驚異の旅〉 コレクション、全5巻、刊行開始。
(インスクリプト 予価4212円)[amazon]

レイナルド・アレナス 『襲撃』
〈フィクションのエル・ドラード〉
自伝的五部作のうちの一作。不穏な社会体制のなかで母を殺そうと活動する実験小説。
(水声社 予価2160円)[honto]

内堀弘 『予感の本棚 一九ニ七年の現在(仮)
1927年、21歳の青年が新宿の一角に15坪の書店を開く。旧来の因習にとらわれないその書店、紀伊國屋書店には、作家、詩人、画家、小出版社の担い手たちが集い、「新鮮な交差がふんだんに起きた」。その場所を軸に、南天堂、文化学院など同時代の 「周辺」 を描く。
(紀伊國屋書店 予価2160円)[amazon]