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〈本棚の中の骸骨〉とは?

since 2001.4.8







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〈藤原編集室〉は、海外文学・ミステリ・怪奇幻想小説・人文書を中心に、書籍の企画・編集を手がけています。〈本棚の中の骸骨:藤原編集室通信〉 は、当編集室の企画出版物のご案内と、新刊情報を中心に掲載しています。
最新刊近刊発売中

5月の刊行予定 FORTHCOMING TITLE
カッコウが鳴くあの一瞬

残雪
(ツァンシュエ) 近藤直子訳

白水Uブックス 5月11日予定 予価1600円(税別) [amazon]

わたしにはわかっている、カッコウがそっと三度鳴きさえすれば、すぐにも彼に逢えるのだ・・・彷徨う女の心象風景を超現実的な手法で描いた表題作。毎夜、部屋に飛び込んできて乱暴狼藉をはたらく老婆の目的とは・・・「刺繡靴および袁四ばあさんの煩悩」ほか、『黄泥街』が大きな話題を呼んだ中国作家、残雪の初期短篇、全9篇を収録。付録として、訳者による「残雪―夜の語り手」を併録。
近刊予定 FORTHCOMING TITLE
蒼老たる浮雲

残雪
(ツァンシュエ) 近藤直子訳

白水Uブックス
近刊予定 FORTHCOMING TITLE
アサイラム・ピース

アンナ・カヴァン
 山田和子訳

ちくま文庫
近刊予定 FORTHCOMING TITLE
スターメイカー

オラフ・ステープルドン
 浜口稔訳

ちくま文庫
近刊予定 FORTHCOMING TITLE
ヴィレット 上・下

シャーロット・ブロンテ
 青山誠子訳

白水Uブックス
▼発売中
1月の新刊 NEW TITLE
ドーキー古文書

フラン・オブライエン 
大澤正佳訳

白水Uブックス 発売中 1800円(税別)[amazon]

ダブリン近郊の海辺の町ドーキーでミックが知りあった紳士ド・セルビィは、人類救済のための世界破壊を企て、大気中の酸素を除去する物質を開発していた。嘘か真か、時間の制御にも成功したという。一方、ミックは行きつけの酒場で「ジェイムズ・ジョイスが死んだという話は眉唾物だ」と聞かされる……。次々登場する奇人変人に飛びきりの奇想。世界中で愛されたアイルランド文学の異才フラン・オブライン最後の傑作。MORE
1月の新刊 NEW TITLE
キャッツ・アイ

R・オースティン・フリーマン
 渕上痩平訳

ちくま文庫 発売中 950円(税別) [amazon]

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。男は身を振りほどくと闇の中に姿を消した。近くの邸では主人が宝石コレクションの陳列室で殺害されていて、件の女性は逃げ出した男を追いかけたのだという。一見、単純な強盗殺人に思われたが、被害者の弟ローレンス卿は警察の捜査に納得せず、ソーンダイク博士の出馬を要請する。本格推理に伝奇冒険的な要素も加味した黄金時代ミステリの名作。MORE
日刊ゲンダイ (紹介記事)
12月の新刊 NOW ON SALE
どこに転がっていくの、林檎ちゃん

レオ・ペルッツ
 垂野創一郎訳

ちくま文庫 発売中 950円(税別) [amazon]

元オーストリア陸軍少尉ヴィトーリンは、大戦中の捕虜収容所で司令官セリュコフに受けた屈辱が忘れられず、復讐の決意を胸にロシアへと舞い戻った。革命後の内戦状態のなか、姿を消したセリュコフを探して旅を続けるヴィトーリン。ロシアとヨーロッパを股にかけた壮大な追跡行の果てに彼を待っていたものとは……。冒険につぐ冒険、若き日のイアン・フレミングが「天才的」と絶賛したペルッツ最大のヒット作。MORE
「ペルッツの筆さばきに翻弄されるように、一気に読み進められずにはいられない。(中略) ラストは、空漠として、静謐で、救いがある。「冒険」の数々の残像が揺曳する。味わい深い物語を読んだという思いが押し寄せてくる」――ストラングル・成田氏(翻訳ミステリー大賞シンジケート
「復讐の旅が、周囲の人間を巻き込みながら大きな使命と化していく様は、現代的な冒険小説そのもの。発表から一世紀近くが過ぎた現在においても全く色あせない傑作だ」――小財満氏(本の雑誌3月号)
11月の新刊 NOW ON SALE
カフカの父親

トンマーゾ・ランドルフィ

米川良夫・竹山博英・和田忠彦・柱本元彦訳

白水Uブックス 発売中 1700円(税別) [amazon]

カフカの死んだ父親が巨大な蜘蛛となって現れる「カフカの父親」。文豪ゴーゴリの愛妻は空気の量によって自在にその姿を変えるゴム人形だった! グロテスクなユーモア譚「ゴーゴリの妻」など、カルヴィーノ、ブッツァーティと並ぶイタリアの奇想作家ランドルフィの傑作集。奇妙な一行の航海を描く超現実主義的な怪作「ゴキブリの海」を追加収録した決定版。MORE
10月の新刊 NOW ON SALE
探偵小説の黄金時代

マーティン・エドワーズ
 森英俊・白須清美訳

国書刊行会 発売中 4600円(税別) [amazon]

1930年、チェスタトンを会長とし、セイヤーズ、クリスティー、バークリーら錚々たる顔ぶれが集まり、探偵作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉が発足した。英国探偵小説〈黄金時代〉そのものと言っていい同クラブの歴史と作家たちの交流、作品執筆の裏側、ラジオ出演やリレー長篇などの活動、戦争や不況など時代との関わり、さらには興味津々のゴシップまで、豊富なエピソードによって生き生きと描き出し、アメリカ探偵作家クラブ賞(評論評伝部門)を受賞した話題作。MORE
「読みごたえ満点、このジャンルがお好きなあなたなら、イッキ読み必至の一冊である」――土方正志氏(讀賣新聞 11/11)
「愛好家には嬉しい一冊だ」――野崎六助氏(日本経済新聞 夕刊 11/15)

「ミステリファンにとってのまさに宝石のような贈り物」――松坂健氏(ミステリマガジン1月号)
「今後、探偵小説とその時代を読み、顧み、語っていく上で欠かせない一冊となるだろう」――ストラングル・成田氏(翻訳ミステリー大賞シンジケート

「対象に対する著者の愛着が溢れている。それにしても、英国人の事実好きと逸話好き、そして資料の精査ぶりは圧倒的だ」――若島正氏(毎日新聞 12/16 「2018この3冊」)
「探偵小説の黄金時代は、実は現実逃避の賜でもある。第1次世界大戦で人々が目の当たりにした不条理な殺戮に比べれば、合理的なルールに守られ、事件がきちんと解決される探偵小説の世界はオアシスだった」――阿部公彦氏
日本経済新聞 12/22)
10月の新刊 NOW ON SALE
黄泥街

残雪 (ツァンシュエ) 近藤直子訳

白水Uブックス 発売中 1800円(税別) [amazon]

黄泥街は狭く長い一本の通りだ。両側には様々な格好の小さな家がひしめき、黄ばんだ灰色の空からはいつも真っ黒な灰が降っている。泥と灰に覆われた街には人々が捨てたゴミの山がそこらじゅうにあり、店の果物は腐り、動物はやたらに気が狂う。すべてが腐り、溶解し、崩れていく世界の滅びの物語を、言葉の奔流のような圧倒的な文体で描いた〈世界文学〉の最前線。MORE
「濁った水に押し流されて溶け合う奇怪な夢とと幻想。理解も解釈も追いつかないようなすさまじい言葉とイメージの疾走感に圧倒される」――川口晴美氏評(讀賣新聞夕刊