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〈藤原編集室〉は、海外文学・ミステリ・怪奇幻想小説・人文書を中心に、書籍の企画・編集を手がけています。〈本棚の中の骸骨:藤原編集室通信〉 は、当編集室の企画出版物のご案内と、新刊情報を中心に掲載しています。
最新刊近刊発売中

12月の刊行予定 FORTHCOMING TITLE
靴に棲む老婆 新訳版

エラリイ・クイーン
 越前敏弥訳

ハヤカワ・ミステリ文庫 12月21日予定 予価1650円(税込)
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製靴業で成功した女社長コーネリア・ポッツの子供たちは奇人変人ぞろい。訴訟マニアの長男サーロウ、自称発明家の長女ルーエラ、永遠の子供、次男ホレイショ。サーロウが引き起こした決闘騒ぎに巻き込まれたエラリイは、事態をおさめようと奔走するが、夜明けにポッツ邸の巨大な〈靴〉の彫刻の前で一発の銃弾が……。奇妙な家で起きた奇妙な童謡殺人を描いたクイーン中期の傑作。解説=飯城勇三
※編集協力
2023年1月の刊行予定 FORTHCOMING TITLE
無条件降伏 誉れの剣Ⅲ

イーヴリン・ウォー
 小山太一訳

白水社〈エクス・リブリス・クラシックス〉
1月10日予定 4620円(税込) [amazon] [honto]

激戦地クレタ島脱出から2年、ガイ・クラウチバック大尉はロンドンで無為な日々を送っていた。旅団の戦友たちが次々に戦地に向かうなか、年齢を理由にひとり後に残されたガイは、開戦時に抱いた崇高な大義を見失いつつあったが……。自身の軍隊体験をもとに、戦争の醜悪さと滑稽さ、古き理想の崩壊を描いたウォー最後の傑作《誉れの剣》三部作、最終巻。
▼発売中
10月の新刊 NEW TITLE
エバ・ルーナのお話

イサベル・アジェンデ
 木村榮一・窪田典子訳

白水Uブックス 発売中 2640円(税込)
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言葉とお話を売る娘〈暁のベリーナ〉から大統領選用の演説を買った大佐、イラ族の娘の魂とともに旅をした森の狩人、サーカス一座の団長が一目惚れした宝石商夫人に捧げた贈り物、独裁者最後の恋と密林に埋もれた幻の宮殿、土石流に襲われた村で顏だけを残して泥に埋まった女の子……お話の名人エバが言葉の糸を紡いで織りあげた様々な人生の物語。長篇『エバ・ルーナ』から生まれた珠玉の物語集。MORE
9月の新刊 NOW ON SALE
エバ・ルーナ

イサベル・アジェンデ
 木村榮一・新谷美紀子訳

白水Uブックス 発売中 2860円(税込)
[amazon]
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わたしの名はエバ。生命を意味している――南アメリカの独裁制国家、密林の捨て子だった母親と先住民の庭師との間に生まれた娘エバは、人間の剝製法を研究する博士の屋敷を振り出しに様々な家を転々としながら成長し、街の不良少年、娼婦の元締めの女将、間違って男に生まれてしまった美女、辺境の村のアラブ人商店主など多くの人々と出会い、やがて愛を知り、革命に関わり、物語の語り手としての人生を切り開いていく。〈現代のシェヘラザード〉アジェンデの世界中を虜にした傑作。MORE
9月の新刊 NEW TITLE
烙印

大下宇陀児


創元推理文庫 発売中 924円(税込)
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証書偽造が発覚した青年事業家が破滅を逃れるため練り上げた周到な殺人計画とその顛末を描く「烙印」、奇抜な殺人方法を用いた倒叙物「爪」、冬山をスキーで縦走中に三人の青年の間に突如噴出した殺意「決闘街」、建設中のビルの鉄骨から転落した夫の死の真相が19年後に明らかになる「不思議な母」、著者最後のミステリ短篇となった「螢」まで、戦後の作品を含む全8篇を収める。日本探偵小説の巨匠、大下宇陀児の短篇傑作選。エッセー2篇を併録。解説=伊吹亜門 MORE
9月の新刊 NOW ON SALE
アーモンドの木

ウォルター・デ・ラ・メア
 和爾桃子訳

白水Uブックス 発売中 1980円(税込)
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ヒースの原野に建つ家で孤立した生活を送る一家に、父親の不倫という暗い影が差す。聖バレンタインの日、父親は家を出ていくが……少年の目を通して家庭の悲劇を描いた「アーモンドの木」。級友のシートンに誘われ彼の伯母の家を訪れるが、なぜかシートンは伯母をひどく怖れ憎んでいた……謎めいた暗示に満ちた「シートンの伯母さん」ほか全7篇。生と死のあわいのかそけき恐怖、子供の想像力や幻想の世界を繊細なタッチで描いたデ・ラ・メア傑作選。挿絵 エドワード・ゴーリー MORE

「生きることの苦さや悲しさ、そしてその中できらりと光る神秘。多くの大人が見過ごしがちなそうした人生の機微を、デ・ラ・メアは壊れものを扱うような手つきで、そっと差し出してくれるのだ」――朝宮運河氏(朝日新聞「好書好日」
8月の新刊 NOW ON SALE
ダブル・ダブル 新訳版

エラリイ・クイーン
 越前敏弥訳

ハヤカワ・ミステリ文庫 発売中 1540円(税込)
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エラリイのもとにライツヴィルから届いた匿名の手紙。封筒の中から出てきたのは新聞の切り抜き――“町の隠者”マカービーの死亡記事とその続報、そして“町の飲んだくれ”トム・アンダーソンの謎の失踪を報じる記事だった。ライツヴィルでいったい何が起きているのか。数日後、妖精のような娘リーマが現れ、父親の失踪事件を調べてほしいとエラリイに依頼する。彼女と共にライツヴィルへ向かったエラリイを待っていたのは……。解説=飯城勇三
※編集協力
8月の新刊 NOW ON SALE
偽悪病患者

大下宇陀児


創元推理文庫 発売中 924円(税込)
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「佐治は偽悪病患者だ。接近させてはいけない」兄の警告を妹は一笑に付したが……犯罪の萌芽から事件発生と解決まで往復書簡形式で語られるモダン探偵小説の表題作、犯行に至る殺人者の心理を克明に描いた「死の倒影」「情獄」、掘り出し物の骨董をめぐる奇譚「金色の獏」、都市伝説めいた怪現象が連続猟奇殺人に発展する「魔法街」他、全9篇。日本探偵小説草創期に江戸川乱歩、甲賀三郎とともに絶大な人気を博した巨匠、大下宇陀児の多彩な作品を紹介する短篇傑作選。エッセー2篇を併録。 解説=長山靖生 MORE