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〈本棚の中の骸骨〉 とは?

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国書刊行会
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〈藤原編集室〉では、海外文学・ミステリ・怪奇幻想小説・人文書を中心に、書籍の企画・編集を手がけています。〈本棚の中の骸骨:藤原編集室通信〉 は、当編集室の企画出版物のご案内と、新刊情報を中心に掲載しています。
最新刊近刊発売中

7月の刊行予定 FORTHCOMING TITLE
ケイレブ・ウィリアムズ

ウィリアム・ゴドウィン 岡照雄訳


白水Uブックス 7月9日刊 1800円(税別)
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[honto]

農民の息子ケイレブは両親を亡くし、有力者の地主フォークランドの秘書となった。慈悲深い主人の下で恵まれた生活を送るケイレブだったが、好奇心の強い彼はやがて主人の不可解な性格に興味をいだき、ついにその恐ろしい秘密を突きとめてしまう。社会の不正義、追う者と追われる者の闘争を息苦しいまでの緊迫感で描いたゴシック小説にしてミステリの原点ともされる名作。MORE
近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE
ロルドの恐怖劇場(仮題)

アンドレ・ド・ロルド 平岡敦編訳


ちくま文庫

殺人、拷問、復讐等の残酷場面を売り物にした恐怖演劇で20世紀初めのパリを席捲したグラン=ギニョル劇場の看板作家ロルドの 〈恐怖の快楽〉 に満ちた短篇小説を集成。

近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE
高山宏セレクション 〈異貌の人文学〉
形象の力
合理的言語の無力

エルネスト・グラッシ 原研二訳


白水社

論証では到達できない認識がある。反論証、反デカルトの系譜が古代弁論術から脈々としてあった。真理しか目指さないデカルトの合理主義に対して、グラッシは理性では世界が捉えられないと考える系譜として、フマニスムを呼び戻し、形象、ファンタジー、芸術の力の優位を説く。ホッケ 『迷宮としての世界』 を世に送り出したイタリアの哲学者グラッシのマニエリスム形象論にして人文主義(フマニスム)復興宣言。
近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE
エラリー・クイーン 推理の芸術

フランシス・M・ネヴィンズ 飯城勇三訳

国書刊行会


▼発売中
6月の新刊 NEW TITLE
高山宏セレクション 〈異貌の人文学〉
シェイクスピアの生ける芸術

ロザリー・L・コリー 正岡和恵訳


白水社 発売中 8800円(税別)
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『パラドクシア・エピデミカ』 でルネサンスにおけるパラドックスの伝統を明らかにしたコリーが、英国ルネサンス最大の作家シェイクスピアに取り組んだ大著。ハムレットの主題と劇構造の自己回帰性をメランコリーに求めた 『ハムレット』 論、エジプトとローマの価値観の対立に古代以来の 「アジア風」 「アッティカ風」の文体論争をみる 『アントニーとクレオパトラ』 論など、その豊饒な作品世界を様々な角度から論じる。MORE
「批評が途方もない博識を綿密な読解と、遊び心にも富むエレガントな言葉で表現できた二十世紀人文批評黄金時代の最後を飾る一書」 (高山宏)
4月の新刊 ● NEW TITLE
二人のウィリング

ヘレン・マクロイ 渕上痩平訳


ちくま文庫 発売中 820円(税別)
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ある夜、自宅近くのタバコ屋でウィリングが見かけた小男は、「私はベイジル・ウィリング博士だ」 とタクシーの運転手に名乗り、その車で走り去った。驚いたウィリングは男の後を追ってパーティ開催中の家に乗り込み、偽者と対峙するが、そこで奇妙な殺人事件に巻き込まれてしまう。死の直前、被害者は 「鳴く鳥がいなかった」 という謎の言葉を残していた……。発端の意外性、謎解きの興味にサスペンスに富んだ展開と、円熟味を増したマクロイ中期の傑作。MORE
「絡み合った謎にも結び目がある。名探偵がそれをほどき、一本の糸になる快感」 ――深緑野分氏 (「解説」 より)
3月の新刊 ● NEW TITLE
南十字星共和国

ワレリイ・ブリューソフ 草鹿外吉訳


白水Uブックス 発売中 1500円(税別)
[amazon] [honto]

南極大陸に建設された新国家の首都で発生した奇病 〈自己撞着狂〉。発病者は自らの意志に反して愚行と暴力に走り、病の蔓延により街は滅びの道を歩み始める。近未来都市の壊滅記 「南十字星共和国」。十五世紀イタリア、トルコ軍に占領された都市で、スルタン側近の後宮入りを拒んで地下牢に繋がれた美姫の恐るべき受難を描く残酷物語 「地下牢」。鏡の中のもう一人の自分との入れ替わりを描く幻想譚 「鏡の中」 など、全11篇を収録。20世紀初頭のロシア象徴主義詩人・小説家ブリューソフの短篇集。アルベルト・マルチーニの幻想味溢れる挿絵を収録。MORE