2011WorldTimeAttackChallenge挑戦 練習日編 |
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8/4練習日です。到着から1日経ちその間に全ての準備が完了。いつになく順調な仕上がりでした。このサーキットのローカルルールや車体レギュレーションを去年で慣れていたのも大きかったです。 練習走行は9時からで8本くらい走れます。タイヤの本数も限りがあるのでまったりとセットアップですね。滝沢さんの指示の元着々とメニューをこなします。 |
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エンジン関係は不安無し。しいて言えばオイルがMOTUL(いつものルブローレンは海外へ持ち出せないので)を使う事くらい。結論から言うともちろん全く問題無し。 ガソリンがELFというのも去年走らせてるし、ECUは当然滝沢さんがいじるわけですので全く不安無し。 |
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ドライバーの山田英二さんと滝沢さんによるセットアップ。最強タッグです。 | |||||||||||||||||||||||||
まずは走行。 あ!白煙出てる! 冷静に分析。む、タイヤが当たってるだけかな。同行したREVSPEED加茂さんにカメラ画像見せて拡大してもらうと・・ やっぱりタイヤだな。んじゃフェンダー切ればいいや、ってことで問題無し。 ちなみにこの時点では265サイズのタイヤでした。車高もテスト時と一緒。フェンダーを新調したというのもありますが、エアロのダウンフォースが強大になったということ。これでバランス取れればなかなか良いタイム出るかも、というわけでVOLTEXさんの作業が続きます。ちなみに私達よりも作業量多かったですよ。 |
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他のチームも淡々と走行。今日はタイム出しても意味無し。さすがに日本全チームとオージー、USAトップチームはわかってます。 | |||||||||||||||||||||||||
とにかく初日ですから車体各部の調子を見つつセットアップ。車体は目、耳、鼻(たまに口!?全部使って普段と違いが無いか点検していきます。この車とも8年以上になりますので少しの違いもわかります。 まずは265サイズのタイヤで富士セッティングで走り出しますが、どうにもうまく走らない。滝沢さんからバシバシ指示が飛びます。その指示を実行してセッションを消費していきます。といっても・・数回走行しただけでまずまずのところまで詰めることが出来ました。ブースト抑えて走行して走行2回目で1分30秒822。去年のタイム1分30秒587には届きませんがまずまず・・でもないかな、今年の目標には全く届いてないし。でも265でオーバーが出始めるところまで持っていけました。265でアンダーなようでは前後295は使えませんから。とはいえオーバー過ぎてもNGですのでサジ加減が難しいです。ある程度まで車体側セットで挙動を変更し、微調整はエア圧で。タイヤの状態を見て今後のセットを決めていきます。 ロングコースで左右どころが上下にGがかかります。それで使い慣れないタイヤ。こりゃエアも難しいぞと。このあたりはこれまでの経験とカンでなんとかしなければ。 午後のセッションでSIERRA-SIERRAがトップタイム。REVOLUTIONも続きます。 またセット変更して3回目の走行。少し詰めてアタックしてみますか、という雰囲気に。さ、ここからがWTACの始まりだ! ・・あ・・あれ? ピット入ってきました。 山田さん「途中で失速した。エンジンは吹けてるけど。その際は○○なフィーリングで・・」 KAZ「サクション外して!タービンチェック」 |
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ああ・・ブレードが・・。 というか・・ブレード自体回りません。完全に食ってます。 |
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タービン外して予備タービンに交換します。破片をエンジンが吸ってなければ良いのですが・・。作業を見守る滝沢さんも不安そう。パイピング全て外して数時間かけて洗浄。ブレードが粉砕された粉はエンジンにまで回ってます。それでもやるしかない。 | |||||||||||||||||||||||||
タービンばらしてハウジングもばらしていた関田くん。(私とはちょっと離れたところにいました) 関田「エキゾースト側のハウジングも少し食ってますね。修正が必要です」 KAZ「そっか〜・・。インテーク側なんかブレードぼろぼろだもんなぁ・・」 ・・ん?なぜに離れたところにいる2人がIN側とEX側を同時に見てるんだ・・? |
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OH!ポキール星人!(意味不明) 見事に真っ二つです。 |
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コナゴナ・・。 KAZ「予備タービンを装着しまっせ」 滝沢「EXハウジングは現状のものを使いたい」 KAZ「合点承知」 |
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てなわけでEXハウジングを削る鍋島メカ。やっぱり遠征には手仕上げが付き物ですな(苦笑) こんな時でも何も言わなくてもハウジング削る人、各部点検する人、パイピング類を洗浄する人と勝手に別れて作業出来るのがアンリミの強み。まさかの瞬間にアンリミをヨロシク(笑) |
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