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函 館 東 高 青 雲 同 窓 会 誕 生 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 2007(平成19)年、函館東高が廃校になった今日も、本部を始め札幌、関東、関西とその活動は活発に続けられている。そして、今も市立函館高の卒業生に奨学金を提供している。 2008.8 管理人 創立20周年記念「栞(しおり)」より同窓の歩みを追加。 2009.3.20 *左写真は、2002(平成14)年発行の青雲同窓会会名簿。函館市立中学校、函館市立高等学校、函館東高等学校、函館市立高等学校併設中学校(昭和23、24年)、客員(旧職員)の総数24,410名の名簿が687頁に亘ってある。 |
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![]() 会 長 盛山兵護 (函館東高校長) 副会長 土田番治、大阪久雄 理 事 永山久雄、四柳忠夫、石垣福男 幹事長 前田康徳 副幹事長 吉野安彦、五味沢健四郎 常任幹事 日野照夫、川又洋、中田信子、池田照美 (以上順不同) 又、今年度の諸計画の内、実施を急いで居るものに本会奨学制度がある。今本部事務局内に、その細則を作成中であるがその概要は本会の正会員で上級学校在学、身体強健、学力人物共に優秀にして、経済的困窮者と認められたものに対し、年間5千円の貸与をなさんとするものである。その選考は出願者の卒業時の担任を変えて組織された委員会が行うものとす。なお現在申込を受付け中である。(昭和26年10月12日「青雲時報」第6号より) *写真は1954(昭和29)年7月9日撮影の棒仁森屋。「はこだて市史編さん室だより 第4号」より |
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☆同窓会の歩み☆ 1960(昭和35)年発行「創立20周年記念 栞(しおり)」より | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 昭和20年本会が結成されて以来、何といっても、あわただしかった時代は昭和23年から25年までの3年間であったようです。この間は母校が市立中学から新制高等学校へと昇格し、更に世論を沸かせた高等学校統合問題を経て、現在の高等学校再編による男女共学学区制としての函館東高等学校として発足したときでありました。当時は本会も誕生したばかりの若い会員ばかりでしたが、それだれに母校と一体となって諸問題にあたり多大の成果をおさめました。この頃に本会の規約が改正され、これまで母校恩師によって指揮運営されていた状態から脱皮し、同窓会本来の組織に強化され、運営されて行きました。校名が変ったり、制度が変わったために、新同窓会誕生の噂さえのぼった当時、未だ若い同窓会が、この期間に於いて、これらの諸問題を克服して、母校創立の精神をそのまま継承した1本の同窓会を確立していったのであります。その後、母校に次々と同窓生が奉職するようになって、本会の運営もようやく軌道に乗り、昭和27年にはかねてより念願していた奨学制度も確立し、昭和29年には札幌、仙台、弘前に支部が結成され一段と組織も拡充強化されていきました。 かくして昭和30年に至り、これまで会長を母校校長として推薦していた機構も改正され、正会員中より会長を選出するはこびとなり、ここに名実共に一人前の同窓会としての基礎が築き上げられたのであります。そしてこの年には立派に母校創立15周年協賛事業を務めております。更に今年は母校創立20周年を迎えんとして居りますが、これもひとえに、母校の恩師と父兄の皆様のご指導ご鞭撻の賜物と深く感謝しております。 本会は創立以来微力ながら母校の発展を常に念願し、毎年2〜3万の母校援助を計画し、これまでに主として学校図書の充実、理科、体育、家庭科施設の充実に貢献して居りますが、今回の記念行事には軽微ながら本会の基本金30万円を本予算に計上させてもらい、母校の発展を祝い、この行事に心から協賛しております。 |
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☆青雲同窓会便り☆ 近況報告― 1958(昭和33)年度総会 ― | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
このたび青雲時報に同窓会便りの記事を載せていただくことになり本会発展の為に誠に喜ばしい事と思います。 では本会の近況をお知らせ意しましよう。 【総会】 去る8月8日共愛会館には昭和33年度総会が開かれましたが、会員約80名出席のもと盛会裡に終了されました。 主なる決定事項は役員の土田恭治会長以下全員留任となり本会の仕事を引続きして頂くことになりました。 【支部所在地】 東京・仙台・弘前・札幌・小樽 ・・・・・・・ 昭和33年9月22日「青雲時報」第40号 |
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☆同窓会総会開かる ―1959(昭和34)年10月17日発行「青雲時報」45号より☆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() これには、市中時代からの会員を含めて約70名が出席、ケーキとコーヒーという簡素なご馳走? を前にしながら始終活発な話し合いが行われ、各委員の熱心ある発言に司会の方が、たじたじとなる場面もあって、盛会の内に終わった。 この会議で次のことが決まった。 (1)会計幹事から報告された昨年度の決算、今年度の予算を決定。 (2)来年の本校20周年に際して、記念行事を行うことにし、そのための実行委員会を設ける。 (3)今年度の各期幹事を選出、又会長には土田泰治、副会長には大阪久雄の各役員を選出した。 |
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☆同窓会近況 ―1971(昭和46)年―☆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
本校の青雲同窓会は昭和20年に発足以来約4分の1世紀をもち、会員数もちょうど1万名を数えるに至った。同窓会の定期行事としては毎年3月の新入会員歓迎会のほか、8月に行われる総会があるが、今年も8月14日午後6時から駅前拓銀ビルで盛大に開かれる予定である。(会費千円)。新旧職員もおおぜい出席されスライドによる母校の現状紹介もまじえて、楽しい交歓の場となっている。なお昨年東高は創立30周年を迎え、それを記念して初めての校史「30年史」が今年の春発行され、すでに多くの卒業生の方に読まれているが、総会当日会場でも頒布するのでぜひ現物をご覧いただきたいとのことである。・・・・・ 同窓会では以上のほか様々な形での母校援助や記念行事の開催などをおこなっているが、最も重要な事業の一つは名簿の発行である。現在使われているのは昭和41年発行のもので、内容が古くなったので、48年を目標に新名簿の作成が計画されている。校内の常任幹事を中心に資料集めに入る予定であるが、ぜひ多くの同窓生の皆さんに近況を知らせていただきたいとのことである。今後この青雲時報に同窓会便りを継続的にのせる予定でおり、その欄を個人の消息の紹介や同窓生同志の件などにも利用するよう期待する。 昭和46年7月1日「青雲時報」第86号 |
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☆同窓会だより 新会員名簿準備中 ―昭和47年― ☆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
本校の青雲同窓会では現在新会員名簿の発行(昭和48年3月予定)を目指し、鋭意準備中です。校内の同窓の先生方を中心に、校外の委員を含め、すでに名簿発行委員会が発足し活動を開始しています。これから夏休みにかけて、クラス会や同期会などの開かれる予定も多いと思われますので会員の消息がつかみやすくなるものと期待しています。何しろ(会員)卒業生は約1万名という大所帯なので、その消息調査には在校生の皆さんの協力をぜひお願いしたいと思っています。近く調査用紙を配布の予定ですが皆さんの家族、親戚、知人の方で本校卒業生であることをご存知の場合、用紙に記入し同窓会事務局の方へお知らせ下さい。 調査項目は、氏名(結婚などで改姓された場合は新姓)、現住所、職業(勤務先)、自宅の電話番号等ですが、その他新名簿の予約(予価700円)も受付けています。 なお恒例の同窓会総会は、今年も8月14日午後6時から駅前拓銀ビルで開かれることになっています(会費千円)。会員の方々が、大勢さんかされるよう期待しています。 (事務局=東高内山本育雄) 昭和48年7月20日「青雲時報」第89号 |
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☆青雲同窓会の歩み☆ 1992(平成4)年発行「50年史」より | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 又、会員の方々の政界、財界、学会その他多方面において活躍され「青雲魂ここにあり」という感じがいたします。 函館を離れ各地にて活躍されている会員により支部が結成され、関東地区青雲同窓会(現在、関東青雲同窓会)、青雲同窓会札幌支部、青雲同窓会室蘭支部、その他で毎年総会、懇親会をもち函館を凌ぐ盛況で活動しております。又、職場においても青雲会の名称で集いをもち、青雲同窓会の原動力となっております。 函館での青雲同窓会総会は毎年8月14日に年度決算報告・予算審議・役員改選等の議事に引き続いて恩師や旧友との懇親会が当番幹事の同期生のユニークなアイデアにて盛大に行われております。 同窓会の一つの役割として母校援助活動がありますが、教育施設、情操教育等にて図書、絵画、植樹、校舎に附属する整備の一端を担ってきました。しかし、同窓会としてはこれに満足することなく母校発展のために協力しなければならないと思います。 |
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☆歴代青雲同窓会会長☆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
学校長(昭和20から29年) 初代 土田 恭直 (中1) (昭和30〜35年) 二代 宮田 隆 (中4) (昭和35〜38年) 三代 宮林 俊男 (中4) (昭和38〜41年) 四代 青柳 直 (中5) (昭和41〜44年) 五代 沼崎与太郎 (中4) (昭和44〜52年) 六代 木戸浦隆一 (東3) (昭和52〜58年) 七代 田中 仁 (東2) (昭和58〜平成3年) 八代 村田 英司 (東4) (平成3〜5年) 九代 梅津 佐助 (東6) (平成5年〜7年 十代 山 英昭 (東10) (平成7年〜12年) (10期の会制作のCD) 11代 柳沢 勝 (東11 (平成12年〜13年 12代 平沼 冠三 (東18) (平成13年〜19年) 13代 石井 眞一 (東20) (平成19年〜) *色文字は関連サイトに飛びます。 |
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☆2007(平成19年)度 奨学金会計☆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
「本会(青雲同窓会)の独自の事業として奨学制度がありますが、経済的に困難で進学に意欲を持つ会員のために昭和27年2月に発足し、現在まで81名の奨学生が利用されました」と平成4年発行の「50年誌」にある。 この制度は東高閉口後も市立函館高生に対して続けられいる。平成20年度北海道函館東校学校 青雲同窓会総会の冊子によれば、奨学金会計は次のとおりである。
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☆同窓会会則変更―一部―☆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
同窓会会則 第9章 会計 第33条 準会員は、在学中年額1,800円を納め、また卒業時入会金として2,000円を収めるものとする。但し、その後の会費は収めないものとする。納入金は返済しないもとのする。 が平成19年8月14日の総会で、東高が閉校されるため、削除された。 |
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☆同窓会会則の変更☆2007(平成19)年度 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
3条 本会は次の会員をもって組織する
1・ 正会員 母校卒業生
2・ 準会員 母校に籍のあった者
3・ 名誉会員 本会ならびに母校の発展に功績のあった者
4・ 賛助会員 母校現職員 (削除)
(母校とは、函館市立中学校、函館市立高等学校、函館東高等学校をいう)
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