2013春のイベント連戦 4/7編
いよいよ7日ハイパーミーティング本番です。TILTONはここに合わせて遠征してきたのですが、予報はガッチリ雨。というか嵐。

でも・・

あれ?雨どこいった?という天気。なんか夕方には崩れそうですが、それまでにタイム出してしまえば・・という感じ。


・・ぎゃあ~!ステッカー増えてるぅ~!しかもアンリミオリジナルキャラ、「べるたん」!


会場の注目度は間違いなくNO.1。1日中彼らのテントから人が途絶えませんでした。


セッション1と2の1回の走行チャンス。まずセッション1は56.615、57.075とセットアップを繰り返します。ちょっとしたマイナートラブルはあってもすぐにメカニックが対応。しかしストレートは計測で216.6km/hとローブーストということを差し引いても少し物足りません(いや、十分速いんですけどね)やはり本番用のエンジンが壊れてしまったのが痛い。


10分ほどのセッション✕2ではちょっと厳しいかな・・と私は判断。出展者タイムアタックの枠は30分ほどあり、そこでアンリミBRZを走らせる予定でした。でもこんなこともあろうかと主催者に車両変更のお願いをしていたので、BRZ走行キャンセルでTILTONに譲りました。ローブーストで壊さないようにセットアップを進めてます。


6周ほど周回。56.046とこの日のベスト。といっても中古タイヤですし、まだまだ。ストレートは234.6km/hと4/4走行時の5km/hダウンまで持って来ました。

その間オーナーのKostaとドライバーのGarth、今回の遠征でいっぱい働いたDEXCELのSさんと一緒に私もトークショーに参加。


さあいよいよ2回め、最後のアタックです。うちの車じゃないけどなんかドキドキ。


出動!

1周目は中古タイヤで転がし。それでも56.753。2周目もアタックに。ドライバーのフィーリングが良かったようなので連続アタックに行ったみたいです。

・・

・・・あれ・・?戻ってこない・・。

ピットインしてきましたが、なんか明らかにおかしい。どうやらタービン出口のホースがダメになっているようです。


なぜか鍋島も混ざってガッチリ作業してます。

ホースがなんと縦にバックリ裂けてました。こんなこと起こるか~?という箇所、タイミングが壊れるのが1ラップアタックです。しかもここは特殊な異径ホースで予備も無い。じゃああれとあれを組み合わせれば!ということでホースを探しにダッシュ!ホースと言えば、のトップラインプロダクトさんのブースでサムコホースをお借りして(結局無償で頂いてしまいました。本当に有難う御座いました)、応急処置。

でも・・間に合わないかも。

私はといえばホースをお借りにダッシュした後、事前にこんなこともあろうかと「最後の最後に延長いける?」と軽くお願いしておいたので、タワーと主催者などの元へダッシュ。

結局修理は間に合わず。彼らに「Over・・」と伝えました。


「時間はあるのか?」「いや、無理だし」「なんとかしてくれ」「やってみるけど期待するな」なんて会話です。

ここでまたドラマティックな展開。なんとイベント終了後に1周だけアタック出来るかも、とのこと。全てのハイパミのイベントがタイムスケジュール通りに進行すれば、という注釈は付きますがこれぞ最後のどんでん返し。WTACでトラブル続きだったのですが最終的には2連覇を達成したCyberEvo号の記憶が蘇ります。

メカニックは間に合わなかろうが走行機会が無かろうが黙々と修理。私はドライバーに集中力を切らさないように注意します。

「走れる?」
「走れるぞ!」

よっしゃ!

と、ここでなんと無情の雨。雨なんてものではなく突然の豪雨がTILTON号を叩きます。本来は2日間ともがっちり雨の予報だったのが、ほとんどドライで走れたのもドラマならこのタイミングで雨が降るのもまたドラマです。


4/4練習走行 54秒901 239.627km/h
スーパーバトル、ハイパミ2日間公式タイム 56秒046 234.630km/h
※速度は筑波での計測時。最高速ではありません。最高速は244km/h。
フィニッシュラインを跨いだ周回数 14周

これが彼らの4日間の記録です。
しかし彼らが残していったのは記録だけでは無いと思います。私達も勉強をさせて頂きました。

彼らなら何かやってくれる、そんな期待はあります。なんか・・目が離せないぞ!TEAM-TILTON!


 

4/4  4/5  4/6  4/7  オマケ
 


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