治療方針
仙頭クリニックではエキス製剤や煎じ薬を用いた漢方内服治療で、病気の種類や診療科を問わず全ての疾患を扱います。皮膚科疾患、婦人科疾患、アレルギー疾患、甲状腺疾患、腎疾患、膠原病、関節疾患などのほか、原因不明の疾患や現代医学的な治療に限界のある難治性の疾患について、東洋医学的な発想を生かして、一人ひとりに適した最善の治療法を工夫します。
※当院は現代医学的検査(血液、尿、レントゲン、心電図、超音波等)は実施しておりません。
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問診表記入
初診の受付後、診察までのお時間に現在の身体の状態や生活習慣について、問診表に記入して戴きます。質問項目数が多いのですが、あまり深く考えず、直感的に記入して戴ければ結構です。 -
問診
いよいよ診察室の中での診察が始まります。まずは問診で、お困りの症状や今までの経過などを細かくお聞きします。こちらで疑問に思うことや確かめたいことなど、お困りの症状のほかにもいろいろ身体の状態などをこちらからお聞きして、今、身体がどの様な状態に置かれているのかを東洋医学的に把握するための情報を集めます。 -
脈診
問診に続き、脈を診ます。左右の手首に順番に指を当てて脈の大きさや強さを探ります。単に脈の速さを測っているのではありません。左右6カ所の脈の様子から、身体の状態を東洋医学的に把握します。 -
舌診
最後に舌を見せてもらいます。舌をだらんと外に出して口を開けて下さい。舌の表を観察します。次に舌の裏側が外から見られるように、舌先を口の中で上あごにつけるようにして口を開けてもらいます。こうして、舌から得られるいろいろな情報から、身体がどの様な状態になっているのかを探ります。 -
治療
以上の診察によって得られた情報から、身体の状態や症状につながる身体の不調のしくみについて東洋医学的な理解に基づいて、治療法を考えます。それに基づいて、漢方エキス製剤や生薬を組み合わせた煎じ薬などを用いて治療します。皆様には、それを服用して戴きます。院外処方の方式ですので、当院でお渡しする処方箋を、調剤薬局で調剤してもらいます。煎じ薬など特殊な治療については、調剤の体制を整えている調剤薬局をご案内できます。