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ふる里情報3点
函館の文化財、国宝中空土偶展報告
函館の夜景、平成百景の投票で9位に選ばれる
梅谷利治先生の凧、日本ローマ文化会館に展示中
 「偉くなって戻って来たんだね」と見学者のひとりがつぶやいていた。今回で4回目の土偶展が市立函館博物館で開催されている。
 1975年8月24日、北海道内浦湾を臨む南茅部(現函館市)の著保内内(ちょぼないの)の遺跡付近で、地元の主婦小坂アエさんが農作業中に畑の中地下約30cmの地点から発見し、旧南茅部町教育委員会に届け出た。1979年6月6日、国の重要文化財に指定される。1989年から2001年、ベルギー王立博物館、スミソニアン博物館、ローマ市立展示館、大英博物館に展示された。そしてついに2007年6月8日、北海道初の国宝に指定という経歴を持つ。(詳細は当HP函館出土の中空土偶、北海道初の国宝指定)
 
展示品の下に伊吹文明文部科学大臣名の「考第42号 国宝指定書」も展示されている。
 「写真を撮りましょうか」と博物館の学芸員が申し出てくださり、それが左の写真だ。博物館内部は撮影禁止だが、唯一このコーナのみ撮影可能となっている。
 函館を代表する本物の文化財をこの目でじっと見め、遠い昔のことに思いを馳せた。
                                  2009.5.1管理人
函館公園内の案内版、2009.4.26撮影 函館空港内の著保内遺跡の紹介コーナより
心見透かす国宝土偶 函館博物館で企画展

 【函館】市立函館博物館の企画展「国宝中空土偶と函館の文化財」が二十五日、函館市青柳町の同博物館で始まった。道内唯一の国宝、中空土偶が一般公開されるのは二〇〇七年の指定後、四回目。

 企画展では「カックウ」の愛称で親しまれている中空土偶の本体のほか、内部の構造を調べるため函館市教委が昨年行ったコンピューター断層撮影装置(CT)による検査画像も見られる。

 旅行で訪れた札幌市南区の会社員薬師寺真さん(63)は「じっと見ていると、こちらの思いが伝わっているような気持ちになります」と笑顔で話した。

 企画展では中空土偶のほか、市内で出土した縄文土器など約百七十点も展示。五月十七日まで。

       2009.4.26付北海道新聞より

函館の夜景、平成百景の投稿で9位に選ばれる
 2009年4月16日付、「讀賣新聞」は平成百景の投票結果を次のように発表した。
 「読売新聞創刊135周年を記念して新時代の景観を選び「平成百景」が決定した。反響は大きく、投票総数64万票を上回った」
 堂々一位に輝いたのは富士山。「地元・山梨の熱烈な支持で2位に入ったのは「昇仙峡」で、3位の「知床」へは「後世に残してほしい」という声が多数寄せられた」という。
 函館の夜景は堂々8位となり、ベスト10入りとなる。
2009.3函館市制作のトレッキングガイドの一部より引用
梅谷利治先生の凧、日本ローマ文化会館に展示中 2009年3月28日から5月9日

 「ご無沙汰です。東京の村田です。
ご存じかと思いますが梅谷先生の作品がイタリアロ−マの日本文化会館で現地の染織家とのコラボ二人展の展覧会です。写真は全部日本文化会館提供でHPアップ致しました。ご参照ください。念のためhttp://www7b.biglobe.ne.jp/~systemspace/ 」というメールをもらいここに紹介する。
 村田和男氏は日本の凧の会前編集長で、当ホームページ「創作凧士、梅谷利治先生の世界」の産みの親であった。
 資料提供をこの場をもってお礼申し上げます。
 村田氏のホームページには次のように記されている。
 「平成20年12月頃旧東高OB小寺真知子さん(当ホームページ「彫刻家、小寺眞真知子さんの世界参照)から梅谷師に一報入り、凧展を開催する。

梅谷師の作品を拝借とロ−マに来てほしいとの要望。
梅谷師の教え子、イタリア在中の彫刻家小寺真知子さんが従事するオネスティ女史に旧東高校時代の梅谷利治狂師の美術授業および作品などの話が伝わる。

 梅谷師は平成21年3月に誕生日を迎えられ、80歳となりロ−マ行きは辞退され作品は昭和平成との作品二十数点貸し出し、展示など全て日本文化会館にお任せする。」(原文のまま)

注:師:「(自分が心から師事し尊敬する)先生(新明解国語辞典)。正に師こそ、梅谷先生にふさわしい言葉であろう。
  狂師とは梅谷先生が自らを称している言葉。(当ホームページの参照)、あえて原文のままとしている。
「HPの写真、文章の引用はご自由にお使いください。のち一報いただければ幸いです。
梅谷狂師は私のHPでは使用していますが、高橋様関係はなるべく[教師]を使用してください。
先生のこれまでの生き方に正に狂師であります。先生の学校時代の教師の存在感、他の先生と比べたら?。
先生も80歳、なにやら身の回り(凧など)を整理しておられるようです。
函館に帰りましたら自宅に寄ってあげてください」村田さんからのメールより

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