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プロフィール
病室の展覧会―蝶になる日を夢見て― 2005.10.13−11.15
「蝶のように自由になれたら・・・」という思いを込めて―病気で身体の不自由になった父を励ますため、蝶々の作品を作りました。父が大腿骨を骨折して入院していたので、病室でこっそり展覧会を行いました。
協力 国立病院機構 横浜医療センター 整形外科病棟
体調を崩したかつての父は、カフカの『変身』の中で『巨大な毒虫』になった主人公のようだった。だが、父と娘はある時からお互いを理解し、お互いの味方となり、やがて父は『綺麗な蝶』のように可愛い人へと変わった。父の不自由になった身体も訓練で動くようになったりする。『父が蝶のように自由になれたら』と娘は想像してみた。入院中の父のために病室に色とりどりの蝶を飾った。脚を骨折し、快方に向っていた父は「蝶々の前に立たせてくれないか」と楽しそうに言った。
「蝶々の前に立たせてくれないか」と言った父、この頃には足に体重をかけてもいいと言われていましたので、それでちょっと立ってみたのですが。。。まだ怖かったです!実は父はリハビリ室で歩かされるのが嫌いで、よく狸寝入りしていました。でもお散歩や普通に自由に歩くことはしたいんです。自由にできると嬉しくて元気がでて、頭の回転もよくなります。
看護師さんたちも見にいらしてくださいました。お掃除の方もちょっとびっくりされて見ていました。
父の病室
手術後、父が初めてベッドから車椅子に移った時、最高血圧が60しかなくて、そこで父の大好きなおせんべいを出したところ血圧が80になりました。こんな父って楽しいでしょ!