トヨタ自動車・フィリピントヨタ社及びフィリピン政府への抗議メールの要請
全ての労働者・市民の皆さんへ
2006年7月14日
フィリピントヨタ労働組合(TMPCWA)
フィリピントヨタ労組を支援する会
正義と公正な社会の実現のため、働く者の未来を切り開くために日夜努力されている皆さんに熱い連帯のエールを送ります。
私たちは、今、フィリピントヨタ社とトヨタ社による組合否認、団体交渉拒否、233名の解雇と闘っています。
2000年3月、組合承認投票によりTMPCWAが労働者の過半数の投票で勝利し、フィリピン政府によって正式な労働組合として認められたにもかかわらず、フィリピントヨタ社は団体交渉を拒否、更には「違法スト」と一方的に断罪して、組合員233名の解雇を強行し、「にらみつけた」などの理由で25名の組合員を刑事告発しました。
以来、2003年11月以来3回にわたるILOのフィリピン政府への勧告(トヨタによる解雇撤回、団体交渉開始など)や2003年9月のフィリピン最高裁の「団体交渉拒否は認められない」という決定が出ているにもかかわらず、フィリピントヨタ社及びトヨタ社は全く態度を改めようとしません。また、トヨタはフィリピン政府に「資本を引き上げるぞ」と圧力をかけ、フィリピン政府はストライキ中止命令を出し、25名の組合員を刑事起訴し、フィリピントヨタ労組に対して様々な圧力を加えてきました。
その上、フィリピン政府は今年2月には御用組合を勝たせるための偽の組合承認投票まで行い、4月には御用組合の勝利を宣言しました。
IMFはこのトヨタの争議に対して昨年夏から、解決のためのテーブルをトヨタとの間で設け、努力していましたが、今年3月に交渉は決裂、5月オスロ執行委員会でトヨタに対する世界的なキャンペーンを実施することを決め、6月末から第一波行動をおこなっています。フィリピン現地では日本大使館、トヨタ販売店への抗議行動が行われ、日本ではトヨタ自動車東京本社と愛知県豊田市本社に対する抗議行動が行われました。南アフリカとブラジルではトヨタの工場の労働者が抗議行動を行っています。こうした抗議行動に連帯し、下記の宛先に抗議メールを送っていただけるよう要請します。
抗議先:
トヨタ自動車社長宛:
Mr. Katsuaki Watanabe
Toyota Motor Corporation-Japan
Email: katsuaki.watanabe@mail.toyota.co.jp
フィリピントヨタ社長宛:
Mr. Hiroshi Ito
Toyota Motor Philippines Corporation
Email: hiroshi.ito@toyota.com.ph
フィリピン政府宛:
Mr. Arturo D. Brion
Secretary Department of Labor and Employment
Email: osec@dole.gov.ph
IMF国際キャンペーン “ the campaign to Reinstate Them Now! ”

フィリピントヨタは
彼らを今すぐ職場復帰させよ!
■ 抗議文の英文サンプルと和訳
■ 抗議メールの送付は下記のサイトから簡単に出来ます。
(例文記入済み。氏名とメールアドレス、所属を記入し送信ボタンのクリックだけでOK)
http://www.labornetjp.org/Campaign/2006/toyota/protest200607_html
■ 英語の抗議メール送付サイト
海外のご友人・知人にもご協力要請していただければ幸いです。
PROTEST TOYOTA Solidarity with TMPCWA
http://www.labornetjp.org/Campaign/2006/toyota_eng/protest200607_html
連絡先
フィリピントヨタ労組を支援する会 TEL & FAX 046−869−1415
e-mail: protest-toyota@list.jca.apc.org
http://www.green.dti.ne.jp/protest_toyota
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