○『アルペジオ』
岸誠二作品だから面白いわけがないと知りつつ、一応観てみた(この人の作品を、『サンレッド』も含めて一本たりとも面白いと思ったことがない。徹頭徹尾生理に合わないらしい)。サブタイトルが出るあたりが限界。耐えられなくなってやめた。
フル3DCGなんかどうでもいいよ。それ以前の問題がありすぎる。
だいいち、何で軍艦がわざわざ目視距離で撃ち合ってんの?
・・・と思ったが、あ、そうか。レーザーは直進するから、目視範囲で直接照準するしかないのか。意外に使えない武器だな。
口直しに、『青の6号』BD-BOXを観てみた。
本作は発表当時からあまり高く評価されたとは言えない。本作を語って読むに足る文章も、私は寡聞にして知らない。しかし本作は、「キャラは手描き、メカはCG」という使い分けを確立した点でアニメ史上極めて重要な作品である。以後のアニメはすべて本作の影響下にあると言っても過言ではない。
技法のみならず作品自体も、「異質な存在との共存」という優れて現代的なテーマを扱っていた。『ヤマト2199』でそっくり踏襲しているほどである。
ところで、今回高画質で観て発見したこと。目の縁の粘膜が塗り分けられてる。

○『White Album2』
『キルラキル』『サムライフラメンコ』を押さえて、今期一番楽しく観ている作品。
主人公が頭が切れて察しが良くて弁が立って目的意識と計画性と行動力があるだけで、こんなに面白くなる。イベントを起こすためだけにやたら馬鹿な主人公を登場させる作品は、爪の垢煎じて飲むべき。
○『境界の彼方』6話
いわゆる「箸休め」的エピソードだろうが、ヤマカン氏の『Wake Up, Girls!』が公開を控えているこの時期に、アイドルネタをぶつけるって・・・・・・。
|