何となく観ているこの作品。第五頁になかなか良いシーンがあった。


このように「腕時計を見る」という芝居が二度出てくるのだけれど、男ものと女ものを使い分けているのですな。
昔、時計屋さんになぜ女ものの腕時計は手首の内側に文字盤が来るのか聞いてみたことがあるのだが、「文字盤を見るとき肘が外に開かないから、動作がたおやかに見える」という理由なのだそうな。
その真偽はともかく、こういう工夫で、キャラの性格や社会的立場や心理を描き分けているわけ。
演出の指示なのかキャラデザインの段階で指定してあるのかは解らないが、丁寧な良い仕事だと思う。
・・・・・・にしても、公式サイトに各話演出と絵コンテくらい載せて欲しいな。
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