日本語 |
原文(中国語) |
前言
麻将は世界中で広まっている中国発祥の競技です。非常に豊かで多彩な文化を含んでおり、趣味性、知性、競技性、仲間を結びつける特徴があるため、すでに世界中の人々の娯楽となっております。
2005年10月、中国、日本、アメリカ、ドイツ、フランス、デンマーク、オランダ、ハンガリーなどの各国の麻将組織との共同提唱のもと、世界麻将組織を創立しました。オリンピック精神を発揚し、健康、科学、友好的な麻将文化を積極的に提唱し、各国・地域の間で健全なスポーツ競技としての麻将の交流と発展を進めていくためにも、各国の麻将組織の提案と参与の下に、私たちは「麻将競技規則」を電子文書化しました。
この規則には、中文版と英文版があり、規則についての正しい理解のために相違があります。以下は中文版を説明します。
本規則の版は、WORLD MAHJONG CONTEST CENTERに属します。
世界麻将組織
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前 言
麻将源于中国,属于世界。由于其丰富多彩的文化内涵,及其趣味性、益智性、竞技性、联谊性,使它很早就成为世界各国人民的娱乐项目。
2005 年10 月,在中国、日本、美国、德国、法国、丹麦、荷兰、匈牙利等各国麻将组织共同倡议下,成立了世界麻将组织。为了弘扬奥运精神,积极倡导健康、科学、友好的麻将文化,增进各国和地区之间健康竞技麻将运动的交流与发展,在各国麻将组织建议和参与下,我们编译了《麻将竞赛规则》。
本规则分中、英文两种版本,如因翻译和对《规则》的理解不同而出现的差异,以中文版本解释为准。
本规则版权属 WORLD MAHJONG CONTEST CENTER。
世界麻将组织
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第一章 総則
第一条 主旨
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第一章 总则
第一条 宗旨
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1.1.1 |
オリンピック精神を発揚し、健康、科学、友好的な麻将文化を提唱します。各国と地域の人民間での友情と交流を増進します。文化的、規範的、高尚な麻将競技を創設し、麻雀のスポーツ競技としての水準を高めます
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1.1.1 |
弘扬奥运精神;倡导健康、科学、友好的麻将文化;增进各国和地区人民之间的友谊与交流;创办文明、规范、高雅的麻将竞赛;提高麻将运动的竞技水平。
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第二条 規則説明
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第二条 规则说明
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1.2.1 |
本規則は世界の麻将に適用し、試合と構成員の開催する麻将の試合、ネット上での試合をを認可・承認します。
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1.2.1 |
本规则适用于世界麻将组织举办、认可的赛事及其成员所举办的各种麻将赛事和授权网上举行的赛事。
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1.2.2 |
世界麻雀競技センターから別途変更があるまで、本規則が適用されます。
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1.2.2 |
本规则执行期间如有变动,由世界麻将竞赛中心另做规定。
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1.2.3 |
本規則は、WORLD MAHJONG CONTEST CENTER、略称 WMCC に属します。表紙にはWMCCのマークがあります。
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1.2.3 |
本规则解释权属WORLD MAHJONG CONTEST CENTER,简称 WMCC,徽见封面。
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第二章 規範的行為
第三条 注意事項
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第二章 行为准则
第三条 须知
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2.3.1 |
各国・地域の麻将組織と愛好家は世界麻将組織の競技主旨と規則を遵守して試合に臨んでください。
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2.3.1 |
凡拥护并遵守世界麻将组织竞赛宗旨及《规则》的各国及地区的麻将组织与爱好者均可报名参赛。
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2.3.2 |
参加者は、品格、公衆道徳、公正さを持ち、審判に従い、他人を尊重し、知的に振る舞いうことで自身を向上させます。
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2.3.2 |
参赛者应以品为上、遵守公德、公平竞争、服从裁判、尊重他人、益智强身。
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2.3.3 |
試合に臨む者は身なりをきちんとし礼儀正しくなくてはなりません。競技の場は禁煙です。また競技に悪い影響を及ぼすような物は持ち込んではいけません。
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2.3.3 |
参赛人员必须着装整洁,文明礼貌。竞赛场地严禁吸烟。不得佩带、携带影响竞赛的物品。
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2.3.4 |
審判員や競技委員は、競技規則や規定について厳粛で公正で正確な審判の任務を行えるべく、系統的な教育訓練を通じた知識を有しなくてはいけません。
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2.3.4 |
裁判员及竞赛工作人员应经过系统培训取得资质,依据竞赛规则、规程和裁判法的规定,严肃、认真、公正、准确地执行竞赛任务。
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第三章 競技通則
第四条 基本用語および一般規定
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第三章 竞赛通则
第四条 基本术语及一般规定
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3.4.1 |
輪:摸打がが一周することをです「一輪」と言います。
日本麻雀の「一巡」に相当します。
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3.4.1 |
轮:行牌一周为一轮。
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3.4.2 |
盤:毎回の配牌から和了または荒牌流局までを「一盤」といいます。
日本麻雀の「一局」に相当します。
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3.4.2 |
盘;:每次从起牌到和牌或荒牌为一盘。
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3.4.3 |
圏:荘家が一回りするまでを「一圏」といいます。
日本麻雀では該当する用語はありませんが「同場風の四局」に相当します。
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3.4.3 |
圈:四人各坐一次庄为一圈。
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3.4.4 |
局:四圏(一荘)を完了するか、制限時間になるまでの一試合を「一局」といいます。
日本麻雀の「一荘(一戦)」に相当します。
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3.4.4 |
局:每打完四圈或达到规定的时间为一局。
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3.4.5 |
圏風:競技進行を示します。第一圏は東風圏、第二圏は南風圏、第三圏は西風圏、第四圏は北風圏です。
日本麻雀の「場風」のことです。
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3.4.5 |
圈风:每局竞赛圈数的标志。第一圈为东风圈、第二圈为南风圈、第三圈为西风圈、第四圈为北风圈。
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3.4.6 |
門風:各局での競技者の座位を示します。荘家は東風、荘家の下家は南風、対面は西風、上家が北風です。
日本麻雀の「自風」のことです。
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3.4.6 |
门风:选手每盘座位的标志。庄家为东风、下家为南风、对家为西风、上家为北风。
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3.4.7 |
定位:卓および方位(席の位置)は抽選で決定します。
卓決め、場所決めに関するルール
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3.4.7 |
定位:选手按抽签号码确定的桌号及方位。
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3.4.8 |
庄家、旁家:門風が東の者が庄家です。そのほかの者は旁家になります。上がる上がらないにかかわらず庄家は連荘しません。
日本麻雀では、荘家・散家といいます。
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3.4.8 |
庄家、旁家:门风东者为庄家,其余均为旁家。无论是否和牌,庄家不连庄。
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3.4.9 |
換位:試合の途中で、規定に従って選手の位置の変更を行います
各場終了ごとのに行う席替えのことです
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3.4.9 |
换位:选手在竞赛过程中按规程的规定进行位置调换。
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3.4.10 |
手牌:13枚が標準になり、晒した順子・刻子・杠子を含み、晒していない牌は立てます。杠や花牌によっては増やした牌は手牌の13枚の計算には含みません。
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3.4.10 |
手牌:标准数为十三张。包括摆亮在门前的顺子、刻子、杠;未亮明的手牌为立牌;开杠多出的牌及花牌不计算在十三张标准牌数内。
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3.4.11 |
将牌:規定の上がり形で必須の、同牌の組み合わせで作る単独の対子。
日本麻雀の「頭」のことです。
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3.4.11 |
将牌:按规定牌型和牌时必须具备的单独组合的对子。
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3.4.12 |
順子:同色の3枚の連続した数字の牌。
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3.4.12 |
顺子:三张同花色序数相连的牌。
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3.4.13 |
刻子:同じ牌3枚。ポンをして作ったものは明刻で、ポンをしないで作ったものは暗刻です。
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3.4.13 |
刻子:三张相同的牌。碰出的为明刻,未碰出的为暗刻。
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3.4.14 |
対子:2枚の同じ牌。
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3.4.14 |
对子:两张相同的牌。
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3.4.15 |
字牌:風牌と箭刻を指します。風牌は、東、南、西、北。箭刻は中、発、白です。
箭刻は日本麻雀の三元牌です。
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3.4.15 |
字牌:指风牌和箭牌,风牌为东、南、西、北,箭牌为中、发、白。
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3.4.16 |
幺九牌:数牌の1と9および字牌です。
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3.4.16 |
幺九牌:序数牌中的一、九牌及字牌。
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3.4.17 |
吃牌:上家が牌を捨てた後、チーを宣言した者は自分の手牌から塔子の2枚を取り出し、立てた牌の前に見えるように晒して順子にします。
日本では副露牌は卓の右隅に集めますが、中国麻将では、チー、ポン、カン、花牌を含め、立てた手牌の前に晒します。
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3.4.17 |
吃牌:上家打出牌后,报吃牌者把自己的两张牌取出加在一起组成一副顺子摆亮在立牌前。
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3.4.18 |
碰牌:任意の他家が牌を捨てた後、ポンを宣言した者は自分の手牌から対子の2枚を取り出し、立てた牌の前に見えるように晒して、刻子にします。
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3.4.18 |
碰牌:任一家打出牌后,报碰牌者把自己的对子取出,加在一起组成一副刻子摆亮在立牌前。
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3.4.19 |
杠牌:4枚の同一の牌で杠を宣言します。
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3.4.19 |
杠牌:报杠牌的四张相同的牌
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3.4.20 |
補花:花牌を引いてきたら、手牌の前に晒し、壁牌の端から牌を補充します(先上後下)
「先上後下」とは、嶺上牌を取る位置の指定について。
嶺上牌は壁牌の反対側(最後にツモる位置)から取ってきますが、厳密な最後の牌は下段の牌です。
しかし実際には、上段の牌を先に使い、下段の牌は次に使うということ。
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3.4.20 |
补花:抓到花牌后,摆亮在立牌前,并从牌墙末端补牌(先上后下)。
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3.4.21 |
聴牌:必要な牌があればすぐに上がれる状態
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3.4.21 |
听牌:只差所需要的牌张即能和牌的状态。
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3.4.22 |
和牌:規定の上がり形の条件を満たし、8点の基準に達しているもの。
上がりの条件
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3.4.22 |
和牌:符合规定的牌型条件,达到起和分8 分的标准。
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3.4.23 |
自摸和:引いてきた牌で上がること
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3.4.23 |
自摸和:抓牌成和牌。
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3.4.24 |
点和:他人が打ち出した牌で上がること。
日本麻雀では「ロン」です。
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3.4.24 |
点和:和他人打出的牌。
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3.4.25 |
報牌:発声をする牌で、チーする牌、ポンする牌、杠する牌、花牌や上がり牌のこと。
日本麻雀には同じ意味の用語はありません。
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3.4.25 |
报牌:行牌者宣布吃牌、碰牌、杠牌、补花或和牌。
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3.4.26 |
番種:各種の牌の組み合わせや上がり形などについて、一定の点数がついています。
「役の種類」ことです。
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3.4.26 |
番种:具有一定分值的各种牌张组合的形式或和牌方式的称谓。
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3.4.27 |
罰張:処罰の判定対象となる手牌です。
日本麻雀の「チョンボ」や罰符の定義です。
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3.4.27 |
罚张:被判定受处罚的牌张。
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3.4.28 |
単放:ツモ上がりを構成する最後の一牌は、立てた牌の中に入れられません。役を調べるために単独で置くべきです。
ツモ上がりの時に、ツモった牌は手の中に入れてはいけないことの説明です。
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3.4.28 |
单放:自摸成“和”的那一张牌,不可随意放入立牌中,应单独摆放,以便核查。
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3.4.29 |
多張、少張:手牌が規定の枚数より多かったり少なかったりするときです。
日本麻雀の「多牌」、「少牌」に相当します。
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3.4.29 |
多张、少张:手牌数多于或少于规定的牌数。
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3.4.30 |
荒牌:144枚の牌を引いた後、捨ててた牌でも誰も上がらないこと。
日本麻雀の「荒牌流局」と同じ。
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3.4.30 |
荒牌:每盘抓完第144 张牌后,打出的牌仍无人和牌。
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3.4.31 |
錯和、詐和:上がりの規定に合わないのに上がりを宣言したこと。
日本麻雀の「錯和(チョンボ)」に相当します。
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3.4.31 |
错和、诈和:不符合和牌规定而宣布的和牌。
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3.4.32 |
牌墻、牌城:4人がそれぞれ前に18枚ずつの牌を重ねて壁牌とします。壁牌はそれぞれ左右が接するようにします。
「墻」=壁。中国の壁牌は隣の壁牌に接するように並べたり、風車のように配置したりすることが多いです。麻雀牌が大きいのでそういう風になってしまうと言うのもあります。
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3.4.32 |
牌墙、牌城:四人各自在门前码成十八墩牌,即称牌墙。四道牌墙左右相接称牌城。
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3.4.33 |
牌池:4つの壁牌で囲まれた区域
日本麻雀では「河」ということが多いです。
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3.4.33 |
牌池:即四道牌墙围起的区域。
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第五条 競技手順
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第五条 竞赛程序
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3.5.1 |
抽選:科学的に公開、公正、公平の原則に沿った抽選を行って競技者の組み合わせを行います。抽選の現場にいないチームに対しては、競技委員会の指定する代理人が抽選を行い、これを有効とします。
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3.5.1 |
抽签:采用科学的方法,按照公开、公平、公正的原则,进行抽签、组织竞赛。未到抽签现场的队,由赛事委员会指定专人代替抽签,所抽之签有效。
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3.5.2 |
競技形式:競技は1卓4人で行い、1卓を1グループとして試合を行います。
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3.5.2 |
竞赛形式:竞赛采用每桌四人制,以桌为竞赛小组进行比赛。
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3.5.3 |
競技項目:個人戦と団体戦があります。
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3.5.3 |
竞赛项目:个人赛和团体赛。
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3.5.4 |
競技方法:リーグ戦、トーナメント戦、リーグ戦とトーナメントの複合方式で行います。各競技は6試合以上で行ってください。
6荘では長いですが、一試合が45〜60分打ち切りみたいなのが多いです。
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3.5.41 |
竞赛方法:可采用循环制、淘汰制、循环淘汰混合制等方式进行;每次竞赛应不少于六局。
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3.5.5 |
麻将の機材、場所、施設:世界麻将組織(構成員を含む)の運営においての各種競技機材、場所、施設について競技委員会が認定・確認を行います。
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3.5.5 |
竞赛器材、场地及设施:由世界麻将组织(包括世界麻将组织成员)举办的各种竞赛的器材、场地及设施由赛事委员会审定或确认。
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1 |
麻将牌:頑丈でなめらかで大きさや厚さが均一、表の文字の筆跡や図案の彫りがしっかりして色が鮮明、背面の色合いが変わらないものを使用します。
(1)6種類、42図案の牌が、144枚あります。
(2)数牌は合計108枚。
万子牌: 一万から九万まで、各4枚で、計36枚。
餅子牌: 1餅から9餅まで、各4枚で、計36枚。
条子牌: 1条から9餅まで、各4枚で、計36枚。
日本麻雀では「萬子、筒子、索子」
(3)字牌は合計28枚。
風牌: 東、南、西、北、各4枚、計16枚。
箭牌: 中、発、白、各4枚、計12枚。日本麻雀では「三元牌」
(4)花牌: 春、夏、秋、冬、梅、蘭、竹、菊、各1枚で、合計8枚。
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1 |
麻将牌:质地坚实、光滑平整,大小、厚薄均匀,牌面图案花纹及字迹清晰工整,色彩鲜明,背面色泽一致。
(1) 全副牌共有6 类42 种图案、144 张。
(2) 序数牌合计108 张。
① 万子牌:从一万至九万,各4 张,共36 张。
② 饼子牌:从一饼至九饼,各4 张,共36 张。
③ 条子牌:从一条至九条,各4 张,共36 张。
(3) 字牌合计28 张。
① 风牌:东、南、西、北,各4 张,共16 张。
② 箭牌:中、发、白,各4 张,共12 张。
(4) 花牌:春、夏、秋、冬、梅、兰、竹、菊,各一张,共8 张。
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2 |
骰子:立方体で、手で投げるものは1〜1.5cm、頑丈でなめらか、六面には1〜6の点が打ってあり、1の裏面は6、2の裏面は5、3の裏面は4です。中身が詰まっており、重心は中央にあります。1と4の面の点は赤色で、そのほかの面は青か黒で、各点は鮮明に着色されています。
日本のサイコロは1だけが赤いが、中国のサイコロは4も赤いです。
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2 |
骰子:立方体,手掷骰子的规格为1—1.5 厘米,质地坚实、平整光滑,六个面分别刻有1—6 个点,1 的背面为6、2 的背面为5、3 的背面为4,骰体为实心,重心在中心点。其中1 点和4 点为红色,其余为蓝色或黑色,各点着色鲜明。
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3 |
場地:全選手が同時に競技できる広さで、静かで清潔、風通しが良く明るいこと、光を反射するような鏡などをおいてはいけません。また、安全のために充分に余裕のある通路を確保します。
大会をする場所などの規定です
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3 |
场地:场地面积应能够容纳竞赛规程规定的选手同时出场比赛,场地环境安静清洁、通风良好、室内明亮,选手背后不得有镜子或其它反光物体,比赛场地必须具备安全疏散通道。
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4 |
牌卓:卓は正方形で一辺が80〜95cm。ちょうど良い高さのもので、しっかりとし安定性のあるものを使用します。卓に敷くものは3mm以下のものにします。もしくは、世界麻将競技センターの審査を通った全自動麻将卓を使用します。
雀卓の規定です
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4 |
牌桌:桌面为正方形,边长为80—95 厘米,高度适中,平稳牢固。桌面铺设的桌垫厚度不高于0.3 厘米。或使用经过世界麻将竞赛中心审定的自动麻将桌。
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5 |
座椅:大きさ、高さともに麻将卓に合うものを使います。
椅子の規定
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5 |
座椅:大小、高低应与牌桌相适应
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6 |
計分:競技成績は記録表または電子的な計算機を用いて計算します。
成績表に関する規定
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6 |
计分:可采用竞赛成绩记录表或认定的电子计分器等记录竞赛成绩。
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7 |
計時鐘:競技の場では、わかりやすいところに時計をもうけます。試合の時間計測にはストップウォッチや自動タイマー等を用います。
中国麻将では時限制が多いので計時は重要です。
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7 |
计时钟:竞赛现场应在明显位置设置计时钟;行牌计时可用秒表或自动计时器。
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8 |
場地標志:
(1)東:競技場の方位に基づいて「東」の標示をします。それによって選手の着席位置が決まります。
(2)静:競技場の環境は静かで、秩序があり、大声や騒音を出さない。
(3)品:品徳は高尚、誠実で公正にします。
標志は「標識」の意味。
中国麻将は東の席を決めていますので、その向きを示す必要があります。
ここでの「字牌」は麻将牌でなく方位を示す標示のこと。
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8 |
场地标志:
(1) “东”:竞赛场地应在自然方向的东方设置“东”字牌,以便确定选手就座的方位;
(2) “静”:竞赛场地环境安静、秩序稳定、无喧哗、无噪音;
(3) “品”:品德高尚、诚信公正。
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3.5.6 |
競技時間:各試合は150分を超えないように、中間の休憩は15分以内にします。審判は制限時間の15分前になると選手に知らせます。規定の競技時間内に終われば、試合は終了。競技中に制限時間になったときは、競技進行中であっても即終了し、その時の得点で成績を計算します。
試合時間と制限時間の打ち切りについての規定
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3.5.6 |
竞赛时间:每局竞赛时间不超过150 分钟(中场休息不超过15 分钟)。
每局结束前15 分钟,裁判长报时提醒选手。
竞赛在规定时间内完毕,本局结束;竞赛已到规定时间、尚在进行的竞赛应即终止,按已取得的分数计算成绩。
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3.5.7 |
競技前の点呼と競技:
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3.5.7 |
赛前检录与竞赛:
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1 |
点呼:選手は規定の時間に規定の場所に到着を報告し点呼を受けます。
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1 |
检录:选手按竞赛规定时间,到指定地点报到、检录。
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2 |
選手入場着席:選手は規定の時間より早めに入場し、審判員の検査した卓の位置に、抽選結果の組み合わせ表に従って着席します。総審判長が開会の宣言を行うときは、選手は起立してお互いに礼をして、着席してください。試合が終了したら、選手と審判はお互いに握手をしましょう。
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2 |
选手入场就座:选手按规定时间提前入场,依抽签序号按编排的轮次表、桌次对号入座,由裁判员检查定桌、定位。总裁判长宣布竞赛开始时,选手按指令起立,相互行鞠躬礼,礼毕就座。比赛结束时,选手及裁判员相互握手致谢。
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3 |
洗牌:
(1)選手は同時に牌をひっくり返して裏面にします。
(2)選手は両手で揉むような動きををして、牌が無秩序で平均的になるように動かし、牌が偏ったりしないようにします。洗牌は自分の前にある牌を中央の方に押し滑らせて中央の方に集めるようにします。
(3)全自動卓を使用していない場合、審判は洗牌がうまくできてないと思ったら、洗牌を続けるように要求できます。
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3 |
洗牌步骤:
(1) 选手一起把牌全部反扣,使牌面朝下。
(2) 选手双手搓动牌,使牌均匀而无序的运动。避免相同的及相连的牌集拢在一起。 洗牌时搓动自己面前的牌,然后把牌推向中央,在牌桌中央搓动。
(3) 裁判员认为洗牌不够均匀,可要求选手继续搓动。使用自动麻将桌除外。
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4 |
碼牌:各人36枚の牌を18枚2段ずつ各人の前に積み上げます。牌壁はそれぞれ左右がつながった状態の正方形に並べます。
牌壁は中央の方に「口」の字のように両端をつなげる。
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4 |
码牌:每人码36 张牌,两张牌上下摞在一起成一墩,为18 墩,码成牌墙摆在自己门前,四人的牌墙左右相接成正方形。
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5 |
サイコロ振りと開牌:
(1)サイコロは2度振りを採用します。サイコロを振る人は、両方のサイコロを片手で持ち、卓の中央部の高さ10〜20cmから振り出します。
(2)荘家がまず振ります。これで開門の基準の場所が決まります。開門位置(配牌を取り始める位置)は次にサイコロを投げた目で決まります。荘家の出した目に対し、荘家を1として反時計回りで決まります。つまり、荘家(東)は5,9の目、下家は2,6,10の目、対面は3,7,11の目、上家は4,8,12の目になります。荘家が出した目に対応する競技者が2回目のサイコロを振ります。
(3)2番目の投擲後、2回ので目の合計値で開門位置が決まります。また、荘家はサイコロを速やかに回収してください。
(4)2止めに投擲した人に対応する壁牌を、出た目の数だけ右から左に数え、そこを開門位置とします。そこから時計回りに牌を抜き取っていきます。各人2トンずつ取るのを3周し、荘家は次の1枚とひとつ開けた壁の上の牌の1枚を取ります。その他の人も順に1枚ずつ取り、荘家は14枚、散家は13枚にしてください。
2度振りを行うことが書かれてます。 1,2投目の目の合計で開門位置を決定する、日本で手積み時代の二度振りと同じと思って下さい。配牌や、ちょんちょんは日本式と同様です。
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5 |
掷骰与开牌:
(1) 采用两次掷骰。掷骰者必须一手持两个骰子,从牌桌中央上空10—20 厘米高度掷出。
(2) 庄家首先掷骰,掷得的点数,既是开牌的基数、也是确定第二位掷骰者的点数。庄家掷点、以庄家为第一位,按逆时针方向顺序,庄为东,占数为5、9 点;庄下家为南,占2、6、10 点;庄对家为西,占3、7、11 点;庄上家为北,占4、8、12 点。
根据庄家掷骰的点数,再由占点数者第二次掷骰。
(3) 第二掷骰者掷点后,两次掷骰的点数之和作为开牌点数。开牌前,庄家应及时收回骰子。
(4) 开牌:在第二次掷骰者所码的牌墙处,从右向左依次数到与开牌点数相同的那一墩,由庄家开始抓下两墩牌,按牌的顺时针方向抓取,直至每个人抓3 次共12 张牌,此时由庄家先抓上层一张牌,隔一墩再抓上层一张牌,其他人依次各抓一张。庄家共有14 张牌,其他人各有13 张牌。
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6 |
理牌と補花:牌を整理して、荘家に花牌があれば晒して嶺上牌から補充します。続いて南家、西家、北家と同じように進め、その後荘家は最初の打牌を行います。ここまでを20秒以内で行ってください。
配牌の花牌の扱いについてです
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6 |
理牌、补花:整理手中的牌,先由庄家补花,如补上花牌可继续补,再由南家、西家、北家依次补,然后庄家打出第一张牌。全部时间不得超过20 秒。
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第六条 行牌規定
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第六条 行牌规定
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3.6.1 |
言葉の規範:競技中は「吃牌」、「碰牌」、「杠牌」、「補花」、「和牌」、または「吃、碰、杠、花、和」と宣言することだけしかできません。宣言は中国語または中国の発音で行います。出す牌名は言わなくてよいです。雑談や他言語の交流は禁止します。
会話が禁止なのはマナーもありますが、他言語の場合「通し」防止でしょうか。
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3.6.1 |
语言规范:行牌过程中只能用“吃牌”、“碰牌”、“杠牌”、“补花”、“和牌”,“吃、碰、杠、花、和”报出行牌要求。报牌必须用中文或中文语音。出牌不报牌名。禁止闲话和用各种语言及其他形式交流。
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3.6.2 |
行牌:打牌の進行過程は、牌を引いてくる、捨てる、チー、ポン、カン、花牌の処理を行い、上がり(または荒牌)に至ります。その順序は、座席に対して反時計回りの順序で進行します。
基本的な進行について
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3.6.2 |
行牌:打牌进行的过程,包括抓牌、出牌、吃牌、碰牌、杠牌、补取花牌直至和牌(或荒牌),其顺序依座次的逆时针方向进行
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3.6.3 |
抓牌:ツモ順は反時計回りです。荘家(東家)、南家、西家、北家の順です。上家が牌を河に捨てる動作が完了してから牌をツモるります。
ツモ順と先ヅモの禁止について。
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3.6.3 |
抓牌:按逆时针方向进行,顺序是庄家、南家、西家、北家。上家打出牌归入牌池后,才能抓牌。
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3.6.4 |
出牌:ツモまたは、ポン、チー、カン、花牌の補充の全てにおいて、上がっていないなら1枚牌を切り出します。捨牌の制限時間は10秒です。また、捨牌と同時にその牌に対してチー(ポン)をすることができます。捨牌はまず自分の正面にはっきりとわかるように打ち出し、その後捨牌の河に移動させます。河の牌は、左から右にきちんと並べ、6枚になったら一段後ろに並べます。
捨牌についての規則。中国麻将でも捨牌の6枚切りが正式ルールです。
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3.6.4 |
出牌:凡是抓进或吃、碰、杠、补花后,不和牌便要打出一张牌。出牌的时限为10秒。允许同时打出与吃进(或碰进)相同的牌。打出的牌应先放在自己门前亮,然后归入牌池内。归入牌池内的牌要有序的从左向右摆放,放置到第六张后,再向后另起一行依次摆放。
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3.6.5 |
擺牌:上家からチー、ポン、カンをしたら副露した牌の左側において横に向けます。対面からのポン、カンの牌は牌の間入れて横に向けます。下家からのポン、カンの牌は右側において横に向けます。
副露牌の鳴いた牌を横に向ける並べ方。
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3.6.5 |
摆牌:凡吃、碰、杠上家牌,要横放在亮出牌的左边;碰、杠对家牌,要横放在亮出牌之间;碰、杠下家牌,要横放在亮出牌的右边。
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3.6.6 |
チー:上家の打ち出した牌で、自分の手牌とで順子を作れる場合はチーを宣言できます。チーはゆっくりします。チーの捨牌でチー、ポン、カン、上がることは可能です。
チーの声を聞いてから後にポン等をして良いため、チーを宣言してもすぐに手を晒したりしないように。
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3.6.6 |
吃牌:上家打出的牌,如与自己手中的牌可以组成一副顺子,便可以报吃牌,报吃牌应稍慢些。可以“吃、碰、和”跟张打出的牌。
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3.6.7 |
ポン:他家の打ち出した牌で、自分の手牌中に同牌の対子がある場合はポンを宣言でき、刻子にすることができます。ポン(カン)はチーより優先です。チーの宣言から3秒以内に宣言すればポン(カン)が優先されます。
後半は、3秒ルールといわれる、チーを阻止するためのポン(カン)ができるルールです。
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3.6.7 |
碰牌:他人打出的牌与自己手中的对子相同时,便可以报碰牌,并组成一副刻子。碰(杠)牌比吃牌优先,碰(杠)牌要快,要在3秒之内报出。
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3.6.8 |
カン:カンを宣言したら、すぐに嶺上牌から牌を1枚引いてきます。チーやポンをしたとき、手配中にカンをできる牌材があってもカンはできません。一度ツモをした後ならカンをできます。カンを次の2種類に分類します。
1 明杠:他人の打ち出した牌と同じ牌を暗刻で持っていれば、カンを宣言できます。あるいは、手中に明刻と同じ牌があるときもカンを宣言できます。牌は副露牌(ポン)に並べます。
2 暗杠:自分で4枚同種牌を引いてきたらカンを宣言でき、伏せて手牌の前に並べます。ただし、誰かが上がったときや荒牌したときには他家の3人でチェックを行います。暗杠は門前清には影響しません。
カンについては、暗杠が伏せ牌な点が日本とは違います。
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3.6.8 |
杠牌:报杠牌后,应即在牌墙末端补一张牌;吃、碰牌时,手中有杠牌不能报杠牌,再抓牌后才能杠牌。杠分以下两种:
1 明杠:别人打出一张与手中暗刻相同的牌时,即可报“杠”;或者抓进一张与明刻相同的牌时,也可报“杠”,并摆亮在立牌前。
2 暗杠:自己抓到四张相同的牌时,即可报“杠”,并扣放在立牌前。但在和牌或荒牌后必须亮明,以便其它三家核查。暗杠不影响“门前清”
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第七条 和牌的規定
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第七条 和牌的规定
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3.7.1 |
上がりの順序:上がる人はまず上がりを宣言し、手牌を整理(理牌)してから手牌を開示します。自分の上がり役と点数を報告し、他の3名に確認してもらうことで決定します。
他の3家も上がりを確認する前に、手牌を倒してはいけません。
上がりは、チー、ポン、カンより優先されます。
役不足チョンボなどの場合、チョンボ者の上がり放棄でゲームを続行するケースが多いため、他家に手牌を崩さないように注意している。
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3.7.1 |
和牌的程序:和牌者必须先报和牌、并将手牌整理后亮明,报出自己和牌的番种、分数,再经其他三家公认、裁判审定。
其他三家在和牌被确认前,不得将自己的立牌亮明。
和牌优先于吃、碰、明杠。
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3.7.2 |
上がりの条件:上がる場合は、下記の牌形のひとつになっていなければいけません
1.上がりの基本形
(1)11,123,123,123,123
(2)11,123,123,123,111(1111 以下同)
(3)11,123,123,111,111
(4)11,123,111,111,111
(5)11,111,111,111,111
2.特殊な上がり形
(1)11,11,11,11,11,11,11(七対)
(2)1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,11(十三幺)
(3)1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1(全不靠)
(注:1=単騎、11=雀頭・対子、111=刻子、1111=杠子、123=順子)
3.上がり方
(1)ツモ上がり:自摸ってきた牌で上がり
(2)出上がり:他人が打ち出した牌で上がり(搶杠による上がりを含める)
4.上がれる人:2人以上が同時に上がれることを示した場合、牌を出した人から反時計回り方向で順番が前の者が上がりになります。
上がりの牌構成の定義。当たり前だけど4対子2面子とかの形が上がりでないときちんと定義している。(4)は「頭ハネ」のこと
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3.7.2 |
和牌的要求:和牌者的牌型必须符合下列牌型之一:
1 和牌的基本牌型:
(1) 11、123、123、123、123。
(2) 11、123、123、123、111(1111 下同)。
(3) 11、123、123、111、111。
(4) 11、123、111、111、111。
(5) 11、111、111、111、111。
2 和牌的特殊牌型:
(1) 11、11、11、11、11、11、11(七对)。
(2) 1、1、1、1、1、1、1、1、1、1、1、1、11(十三幺)。
(3) 1、1、1、1、1、1、1、1、1、1、1、1、1、1(全不靠)。
(注:1=单张, 11=将、对子, 111=刻子, 1111=杠, 123=顺子。)
3 和牌的方式:
(1) 自摸和:抓牌成和牌。
(2) 点和:和他人打出的牌(包括抢杠和)。
4 和牌者:如有一人以上同时表示和牌时,从点和者按逆时针方向,顺序在前者为和牌者。
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