美術教師

作:TAKUYA


美術教師3

 遥は自宅にバイブを持ち帰った。美術室に置いておく訳にもいかないからだ。だが、本当にいらないのであれば、途中で捨ててしまっても構わなかったのだが、やはり独り身で、現在恋人もいない遥にとって、あって邪魔な物ではない。萌から渡された物であることが、唯一気に入らないところだけれど・・・・。
 自宅に戻り、すぐに風呂を沸かして入る。口の中で射精されただけではなく、顔にも、髪の毛にも、胸にも精液が飛び散り、精液にまみれていたからだ。
 まずは顔を洗ってから、髪を洗う。半渇きの精液はべっとり髪にまとわりつき、完全に乾いてしまう前に洗い流そうとしたのだ。時間を掛けて髪を洗い、次に身体を洗う。ボディーソープをスポンジに馴染ませ、身体を優しく撫でる。

 遥はオナニーをするつもりはなかったけれど、身体を洗っていると、彼らが優しく愛撫してくれた感触を思い出してしまう。まるで割れ物に触るような繊細さで胸を撫でられた感触・・・、髪を撫でていた男は撫でるだけでは満足できなかったのか、頬を摺り寄せ、ひょっとしたら舐めていたのかもしれない・・・、内腿を愛撫
していた男は、早くおまんこに触りたいのに、怒られてしまうのではないかと、怯えているのか、遠慮がちに指を這わせる・・・。そんなことを思い出しながら肌を撫でていると、どうしようもなく男の身体が欲しくなる。
 萌さえいなければ・・・、彼らは私のモノ!!私の身体に魅了され、傅く下僕たち!!
 遥はすぐにもオナニーをしたかったけれど、せっかくバイブがあるのだと思い、慌ててソープを流し、居間へと戻る。ここに、バイブの入ったバッグを置いてあるからだ。

 バイブを使うのは久しぶりだ。遊びで付き合っていた男に、「これを使ってみないか?」とホテルで言われ、そこの自販機にあったバイブを買い、入れられてしまった。気持ちがいいのは分かったけれど、そのまま自分一人が逝かされてしまうのが恥ずかしくて、途中で止めてもらった。勿論、ホテルを出る時にはそれを持ち帰
り、その後、ずいぶんとお世話になった。しかし、壊れやすい物で、三ヶ月もしないうちにくねり運動をしなくなり、半年後には振動も止まってしまった。それ以来のことだから、何年ぶりか・・・・?

 バスタオルを身体に巻いたまま、ソファーに浅く腰掛け、足を開く。最初はスイッチを入れず、割れ目に沿って動かしてみる。イボイボの感触が気持ちいい。これが中に入って暴れるのだと思うだけで、愛液が溢れてくる。・・・スイッチを入れる。振動とくねり運動が同時に起こり、生きた淫虫のように割れ目を這い回る。暫
くバイブのいやらしさを楽しんだ遥は、両足を持ち上げ、M字開脚となる。美術室のソファーでさせられた恥ずかしい格好だ。
 あの時、萌はバイブを使って遥を辱めるつもりだったはず・・・。その予定が、男たちが服を脱ぎ始めてしまったことで、狂ってしまっただけ・・・。
 遥はバイブのスイッチを入れたまま、ゆっくりとおまんこの中に入れていく。グリグリと先端が回転したまま、奥へ奥へと入ってくる。そして深々と突き刺すと、二股の突起部分が、クリトリスを激しく振動させる!
「あぁぁぁーーーっっ!!!」
 すぐにも絶頂に達してしまいそうになるのを我慢し、出し入れを始める。

(こんな姿を・・・見られてしまったら・・・・?!でも、男たちは目を見開いて、夢中になって見てくれるはず・・・!!我慢ができなくなった子は、自分でしごいて、・・・私の顔や胸に精液を掛けるわ!!・・・喘いで大きな声を上げている口に、きっと無理矢理突っ込んで・・・喉の奥に沢山精液を吐きかけて・・・!!)
 遥は淫らな妄想の果てに、絶頂に達してしまった。
 ベッドに入っても、身体は火照ったままだが、萌のことを考えない訳にはいかない。ビデオを持っているのだから、どんな要求をしてくるか分からないからだ。

(前の時もそうだったけれど、倉田君がもしいれば、あんなことにはならなかったかもしれない。でも、何で彼は来なくなってしまったんだろう。・・・確か、秋の文化祭に展示する作品が完成するまでは、部長として頑張ってくれるはずだったのに・・・。少なくとも、一度は連絡を取って・・・・。でも、どうやって助けを求
めたらいいんだろう・・・?!)
 遥は答えの出ないまま、そのまま睡魔に負けて眠ってしまった。
 一方、萌は今回のことに不満を感じていた。

 バイブやアナルバイブなども準備していたのに、それを使って遥を辱めることができなかった。そして、遥が淫乱でどうしようもない女だと証明したかったのに、男たちは彼女の身体に夢中になってしまって、勝手に裸になってしまった。そこから、計画が吹っ飛んでしまった。自分がもっとしっかりしていれば、彼らをコント
ロールできたかもしれないけれど、彼らの裸を見てからは、どこかペースが狂ってしまった。
 思えば、計画の半分は実行できたのだし、彼らを脅すDVDも確保できたのだから、失敗した訳ではないけれど、自分がリーダーとなって命令したり、指揮することの難しさを痛感した。
 次の部活の時には、まずはアナル責めをして、徹底的に遥を辱めることから始めれば、後は自由に遥を犯させてもいいかも・・・と、萌は漠然と計画を立てた。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 金曜のお昼休み・・・。
 遥はやっと倉田を呼び出すことができ、話をすることができた。
「最近、部活に来ていないけれど・・・、何かあったの?」
「先生。知らないんですか・・・?この前、大騒ぎしていたでしょ。妊娠騒ぎ。」
「ええ。・・・それが・・・?」
「その犯人にされているんですよ。俺が・・・。」
「そうだったの?!」

 美術教師や書道教師、音楽教師などは、この学校では冷遇されている。遥はこの学校での仕事以外の仕事をしていないので、職員室に余っていたデスクを与えられたけれど、他の受験に直接関係の無い教師は、ほとんどがアルバイト感覚で、他に自分の教室などを持っている。そんな関係で、学校内での重要な問題があっても、
「蚊帳の外」と言うケースが多いのだ。今回は、倉田が美術部の部長であったので、緊急会議に参加させられただけで、誰が問題の男子生徒なのかは、誰も教えてくれなかった。
「で・・・。どうなの?本当のところは・・・。」
「俺じゃない。そんなヘマはしない男ですよ。俺は・・・。」
「そう。・・・それより・・・。」
 遥はどう言っていいのか分からなかったが、とりあえず言葉を繋いだ。
「今日の部活・・・、出てくれないかしら・・・。粘土も来ているし、作品作りの計画もしたいから・・・。」
「でも、警察がまだ疑っているんで、自由行動ができないんですよ。授業が終わると、必ず『話を聞きたいから・・・』って、刑事がくっついてくるんでね。」
「とにかく・・・、少しの時間だけでいいから、美術室を覗いてみて・・・。鍵を掛けているかもしれないけれど、鍵を自分で開けてね。」
「・・・・・・。行けたらね。」
 倉田は、「鍵を掛かっている」と言う言葉が気になったが、それは実際に行ってみれば分かると思い、深くは考えなかった。
 この日、授業が終わると、倉田は校長室に呼ばれた。そこには、担任の教師と教頭、さらには刑事が二人。何事かと思ったが・・・。
「倉田君。・・・すまなかったね。君の疑いは晴れたよ。おめでとう。」
「・・・・やっと、証明できたんですね。それにしても、一週間とは、長かったですね。」
「我々も、証拠が固まらない限りは、疑わしきは犯人と思わざるを得ないからね。これも職業柄、致し方ないところなんだ。」
「そんなもんですか・・・。」
「彼女の話は嘘だった。彼を庇う為に言ったデマカセだ。だが、その男をなかなか特定できなくて苦労した。それに、彼女の身辺調査と平行して、君の調査もしていたんだ。なぜ、彼女が倉田君の名前を出したのか、疑問だったんでね。」
「・・・それで?」

「君は素敵なイチモツの持ち主のようだね。君と関係を持ったことのある女性は、一人残らずそう言うよ。それに紳士的で、君のことを悪く言う女性も皆無だった。関係を持った女性の数が数だけに、その言葉には信憑性があったよ。その女性たちは、あの女の子の学校の生徒がほとんどだったが・・・その女性たちの証言によれ
ば、君は女性を口説いたり、声を掛けたりはしない男だそうだ。勿論、強姦をするなどの乱暴なこともしない。女性が望むセックスをしてくれる『王子様』らしい。それに、必ずセックスの時にはコンドームを付けると言う。女性がそれを望んでいなくてもね。」
 この話を、教師連中は呆気に取られて聞いていた。と言うのも、倉田がそれほどの女性キラーだとは、誰一人考えていなかったからだ。

倉田の印象は、勉強ができる子で、人との付き合いは苦手なのか一人で行動することが多く、友達も少ない孤独な男。しかし、悪い噂は聞いたことがないし、この学校の女性徒とは一人も付き合ったことが無いはずなのだ。噂は広がりやすいもので、誰と誰が付き合っているかくらいは、教師でも分かる。そんな男が、他校、それ
も女子高の生徒たちの「王子様」と呼ばれているなんて・・・、想像を遥かに超えていた。
「彼女は、君の噂だけを聞いていて、誰の子供を身籠ったのかを聞かれた時、咄嗟に君の名前を出してしまった・・・、と言うのが真相だ。この一週間、犯人扱いして悪かった。」
「これで、刑事さんとも顔を合わせずにすむんですね。」
「ああ。・・・だが、一言だけ忠告しておこう。」
「何ですか?」 
「不特定多数の女性と関係を持つと、思わぬ火の粉が飛んで来ることもある、と言うことだ。少しは自重して、これは!と思う女の子に絞って付き合ったらどうかね?」
「ご忠告、ありがとうございます。・・・では、これで帰ってもいいんですね。」
「ああ。・・・・本当にすまなかった。」
「いえ・・・。」
 こうして、倉田はやっと解放された。

 倉田が自分の学校の女性徒に手を出さないのは、一度関係を持つとその女性に付きまとわれることが多いので、邪魔臭いから付き合わなかっただけのこと。女性徒の中には、倉田が他の男子生徒にはないクールさに惹かれ、アプローチする者もいたけれど、それは丁重に断った。そんなことが何度かあり、女性徒の間では、「女
嫌い」だと思われていた。一部の女性徒は、例の女子高に友達がいて、彼の噂は聞いていたようだが、それを信じる女性徒はいなかったようだ。
 倉田が校長室で刑事たちと話をしている頃、美術室では・・・。
「今日は服を脱がなくてもいいわ。先生。でも・・・手を後ろに回してくれる?縛ってあげるから・・・」
 縛られて陵辱されることに、遥は恐怖を感じない訳ではなかったが、逆に好都合だとも思った。倉田君が美術室に入って来た時、恥ずかしい格好をさせられているかもしれないけれど、遥が陵辱を受けている被害者であると、一瞬で理解してもらえるからだ。そうなれば、きっと彼は助けてくれるはずなのだ。
 手を深く後ろで組まされ、縄が掛けられる。それだけではない、縄が胸にも掛けられてしまい、もはや腕さえも動かない。
「じゃあ。みんなで、スカートもパンツも、全部脱がせちゃって!あの時みたいに、ソファーで大また開きにさせるんだから!」
 勿論、男たちは遥に群がり、身体のあちこちを触りながら、スカート、パンスト、ショーツを脱がせてしまう。

 しかし、この男たちの中に小野の姿は無かった。前回、乱暴な言葉を吐きながら遥の口を強姦してしまい、好きだった遙先生に嫌われてしまったことを悔いているのか?それとも、心に秘めていた狂気をみんなの前に晒してしまい、軽蔑されるのが怖かったのか?・・・いずれにしても、萌には都合が良かった。これで、ここに
いるのは今年入って来たばかりの一年生だけなのだ。彼らの弱みも握っているし、少しは余裕を持って命令が出せるはずなのだ。
 男たちは手際よくソファーを用意し、あっと言う間に遙を大股開きにしてしまう。
 この間、遥は無駄な抵抗はしなかった。下手な抵抗をして萌を怒らせてしまうと、何をされるか分からなかったからだ。
「女の身体は、前に見たはずだけど・・・、女がおしっこをするところって、見たくない?」
 男たちは突然の提案に驚いたが、勿論「見てみたい!」と口々に賛同する。
 こうして、バケツと極細の筆が用意され、遙の脇に座って膝を抱え込んでいる男たちが、膝を抱えたままラビアを左右に開く。
「止めてっ!!・・・そんなところを見て、何が面白いの?!!」
「でも、みんなの声を聞いたでしょ。興味があるのよ。・・・・それに、女の私だって、そんなところをまともに見たことないんだから、興味があるわ。」
「・・・・・・・・・・・」
 萌は一人の男にビデオの撮影を任せると、筆を開いているおまんこに近づけていく。そして、遙の小さな穴に筆の先端を軽く這わせた。
「はうぅぅっ!!」 
 細い筆は少し硬く、それが触れると擽ったいような刺激が加わる。すぐに尿意を催す訳ではなかったが、次にツンツンと筆の先で突かれると、チクチクするような刺激が送り込まれ、急速に尿意が強くなっていった。
「止めてっっ!!・・・あなただって女でしょ!!おしっこを見られることが、どれだけ辛いか・・・分かるはずよ!!」
 遥は最後の抵抗をする。だが・・・。
「分かってるわ。もしも私なら、殺された方がマシかも・・・。でも、露出狂の先生は、恥ずかしい思いをさせられて興奮するんでしょ!」
「馬鹿なことは言わないでっ!!・・だ・・だめっ!!!・・あぁぁぁっ!・・いやぁぁぁっっ!!!!」
 遙の訴えも虚しく、僅かながらおしっこが溢れ出し、おまんこを伝う。そして、漏水し始めた堤防が決壊するように、漏れ始めたおしっこは歯止めを失い、一気に噴き出してしまった。
「・・・・・・んんんっっ!!!」
 唇を噛み締め、気も狂わんばかりの羞恥に堪える。
(恐ろしい子・・・!!何で、ここまで残酷になれるの・・・?!!優等生の萌ちゃんだったのに・・・・・!!)
 遥は真っ暗な地獄の闇の中で、目を輝かせて絵を描いていた、かつての萌を思い浮かべていた。
 項垂れて憔悴しきっていた遥だったが、すぐにも次の責めが待っていた。
 萌は次に遥を四つん這いのポーズにしてしまう。床に足を開いて跪かせ、ソファーに顔を乗せるようにして・・・。
「前にも、あそこを開かされて、いやらしい汁を垂れ流した先生なんだから・・・。これくらいの恥ずかしさじゃ、物足りないでしょ!」
 遥は、萌が何を考えているのか、全く分からなかった。と言うより、恐ろしくて考えたくなかったと言うのが、本当のところなのかもしれない・・・・。
「これが何だか分かる?」
 萌は男たちに何かを見せているようだが、ソファーに顔を埋めている遥には、それが何であるのか分からない。
「そうね。・・・辛い便秘を経験したことが無い男の子じゃ、分からないかもね。」
「・・・・・・!!!!」
 それが何であるのか、遥には当然分かった。浣腸である!!!
「これは、こう使うものなの!」
「いやっっ!!!絶対に、いやっっっ!!!」
 遥は半狂乱になって逃げようとするのだが、男たちがそれを許すはずがなかった。太腿や肩、腰まで男たちによって押さえ込まれ、身動きができないまま、アナルにいちじく浣腸のノズルが入ってしまう。
「・・・・ゆ・・許してっ!!ううぅぅぅっ!!」
 もはや涙目だった。しかし、泣くことで、一人でも男の子が反対してくれれば助かるかもしれない・・・、そんな僅かな希望を持ったのだが、無駄だった。萌はすぐにもいちじく浣腸を潰し、薬を入れてしまったのだ。
「これが何か分かったでしょ。」
「浣腸なんだね。先輩。・・・でも、さすがに先生がウンチを出すところなんて、見たくないな。」
「俺も・・・。」
「誰も見たくないの?」
「僕は見たい。・・・美人の先生でも、汚いウンチをするのかどうか、この目で確かめたいからね。」
「それもそうだし、尻の穴からウンチをするシーンなんて、どんなアダルトビデオだって拝めないんじゃないの?・・・後学の為に、僕も見ておきたい。」
「お願い・・・!!早く、トイレに・・・!!」 
 遥は、みんなが話をしている間にも強い便意に苛まれ、一刻も早くトイレに行きたかった。
「じゃあ。二人で先生を立たせてあげて。」
 こうして、大勢の前で排泄させられる羞恥からは逃れられた。だが、果たしてトイレまで我慢できるかどうか・・・?!!
 と、その時、遥はトイレが美術室の外にあること、それも、廊下を歩いてエレベーターと和室の前を通って行かなければならないことに気付いたのだ。
「お願い・・・。うぅぅっ!!・・スカートを・・・。」
「そんな時間があるかしら?・・・さあ。先生が廊下でお漏らししないように、急いで連れてってあげて!」
「い・・・いやっっ!!!」
 処刑場に連行される死刑囚のように、遥は抵抗した。だが、強い便意が大きな波となって襲ってきて、力がほとんど入らない。
「あまり大きな声を上げると、それだけ見つかる可能性が高くなるはずよ。・・・それとも、大勢の人の前でお漏らしがしたいのかしら?!」
 もはや、抵抗する声すら上げられなくなってしまう遥。
 二つのドアを抜け、廊下に出る。全身に鳥肌が立つほどの恐怖が走る。そこには誰もいなかったけれど、いつ、誰が姿を現すかもしれない!とにかく、苦しくても早く歩かなければ・・・!!
 遥は便意の苦しさに身を捻りながら、必死でトイレを目指す。
便意は大きな波と小さな波を繰り返すように襲ってくる。その波の小さな時に、足を早く動かそうとするけれど、動くと次の大きな波がすぐにも襲ってくる。
びっしょりと汗をかき、必死の形相で歩き続け、ようやくトイレに辿り着く。
「何とか辿り着いたわね。さあ。・・・早く出したいんでしょ!先生。」
 和式トイレ・・・。座れば、彼らにまともに後ろからお尻を見られてしまう。しかし膝はガクガクとし、もはや一刻の猶予もない。遥は便器を跨ぐと、目をきつく閉じ合わせてしゃがみ込む。
(お願いだから・・・、見ないでっっ!!)
 心の中でそう叫ぶと、堰を切ったように汚物が噴き出していく。
(死んでしまいたい!!)
 小説の中では、こうした言葉はよく使われる。しかし、それほどの羞恥がこの世にあるなどとは思えなかったが、この時には、本当に死んでしまいたいと遥は思った。
 排泄を終えても、自分で汚れたお尻の穴を拭くことができない遥は、蚊の鳴くような声で哀願する。
「お尻を・・・拭いて下さい。」
 美術室に戻っても、まだ倉田君の姿はなかった。
(まだまだ・・・萌の拷問のような辱めが続くのかしら・・・?でも、拷問なら、秘密を吐いてしまえば楽になれる。でも、この拷問には終わりなどない・・・!!)
 遥は再びソファーに顔を乗せ、四つん這いにさせられる。
男たちは、遥のおまんこを覗き込みながら、早くセックスがしたいと思っているけれど、萌の変わった趣向にも興味があった。
 萌は無言で一つのローターを取り出し、それにコンドームを被せると、たっぷりとローションらしき物を塗った。
「ゲイやオカマの人って、どんなセックスをするか知っているでしょ。・・・お尻の穴でセックスをするの。女だって、淫乱で変態の女は、そうした趣味を持っているのよ。きっと、露出狂の先生もね。」
「・・・・・・・・・!!」
 そのローターは特殊な形をしていた。太さは一般のローターより細いくらいなのだが、括れがいくつかある上にストッパーのような物が付いている。
「先生がお尻で感じるのかな?」
「『百聞は一見にしかず』よ!」
 萌はローターを遥のアナルに押し当て、少しづつ力を入れて埋め込んでいく。遥のアナルが押し広げられ、僅かに痛みが走る。と、突然それがヌルッと中に入ってしまう。そしてもう一度同じことが繰り返され、ローターはアナルの入り口で止まった。
 遥は不思議な感覚を味わっていた。熱いようなジンジンするような、特殊な感覚である。異物を無理矢理お尻の中に入れられ、傷ついたからかと思ったけれど、そうでないことは、暫くして分かった。熱かった部分が、今度は爪で掻き毟りたいような痒みに変わったのだから・・・。
(もしかして・・・、媚薬??!!)
「何をしたの??!」
「何って・・・?」
 遥はあまりにも強い痒みに堪え切れず、お尻を左右に揺らし始める。そして、お尻の穴に力を込めたり緩めたりしながら、少しでも強い刺激を求めてもがく。
「どうやら、この玩具を動かして欲しいみたい・・・。ね、先生!」
「ひぃぃぃっっ!!」
 突然、ローターのスイッチが入り、凄まじい振動がアナルに襲い掛かる。だが、その強烈な振動は、苦痛を与えるものではなく、痒い部分を掻き毟るような異様な快感となって遥を狂わせた。
「ひ・・・卑怯者っ!!!」
 遥は、必死にその異様で激しい快感と闘いながら叫んだ。だが、萌を罵る言葉とは無関係に、遥の尻は淫らな動きが止まらない。それどころか、より大きく、悩ましく、男のモノをねだるような動きとなり、童貞男たちを興奮させてしまう。
「凄くいやらしいよ。先生!!」
「女のお尻って、こんないやらしい動きをするんだね。ベリーダンスだって、こんなに卑猥じゃなかったよ!」
「やっぱり、お尻で感じてるんだ!!・・凄く沢山、おまんこから汁が出てきたよ!」
 男たちは興奮を抑えきれないのか、腰をもじもじさせ始める。それを知った萌は、おもむろに彼らの方を向き、言った。
「もうそろそろ、先生もみんなのモノが欲しくなってきたみたいだから、準備をしてね!」
 そう言って、任せっきりにしていたカメラを自分で持ち、後は彼らに好きに遥を犯させようとした。
 GOサインをもらい、慌ててズボンを脱ぎ始める童貞男たち。その様子を面白そうに撮影する萌。
 やっと、一人がコンドームを付け終わり、我先にと遥の後ろに跪く。そして、いきり立ったイチモツを、濡れてヒクヒクとしている肉の穴に突っ込んだ!
「うぅぅぅぅっ!!」
 フェラチオしてもらった時に、興奮し過ぎるとすぐに射精してしまうことくらい覚えておけばいいのに、彼らにそんな余裕はないようだった。興奮に任せて突撃し、あっさりと自爆してしまったのだ。
 そして次の男もまた、十五秒ももっただろうか・・・?!
 しかし、萌にはどうでもいいことだった。遥を喜ばせる為にセックスをさせている訳ではなく、屈辱を味あわせているのだから・・・。
 三人目、四人目・・・。ふと見ると、一度射精した男たちはすでに勃起していて、帰る気配が無い。それどころか、ゴムを付け替えて、二度目のセックスを楽しみに列に並んだ。もはや、口で射精させてもらおうと思う男はいないようだった。
「何をしてるんだ?!!お前らっっ!!!」
 突然、大声を上げて入って来た倉田部長の姿を見た全員が、まさに凍りついたように硬直した。ただ一人、遥のおまんこにイチモツを入れていた男だけが、腰の動きを止めることができずに振り続け、そしてあっさりと射精してしまったけれど・・・・。
 部長が遥の元に近付いて行くと、男たちは股間を押さえて自分の服を取りに行く。
「どう言うことなんだ?・・・萌。お前が張本人なんだろう?!」
「だったら・・・?私は先生が、みんなに犯されたいと思っているから、望みを叶えてあげただけ。ちゃんと、証拠だってあるわ。」
 男たちは、二人が会話をしている隙を狙い、服を中途半端に着たまま、一目散に逃げ出した。その様子を、冷ややかな目で追う倉田。
「証拠があるのなら、見せてもらおうか。・・・その前に・・・・。」
 倉田は遥に近付き、縄を解く。そして、アナルに入っているローターのスイッチを切った。
「とにかく、スカートを穿いて・・・。」
 倉田はそう言うと、再び萌を睨み付けた。
 萌は、遥がハイレグ水着を着たままオナニーしているシーンの中から、男子部員のことを妄想し、男たちに犯して欲しいと叫びながら指をおまんこに突っ込んでいるシーンを、DVDに抜粋しておいた。
「これを見れば、分かるわ。」
 遥は、自分がオナニーしているシーンを思い出し、そこに何が収められているか想像がついた。だが、今ここで下手な言い訳をしても、倉田が信じてくれるかどうか・・・?とにかく、なるようにしかならないと、事態を見守った。
 だが、再生されたDVDの映像と声は、遥の想像を以上に卑猥で、その言葉は自分でも耳を疑うほど露骨で卑猥なものだった。
「はぁぁーー。はぁぁーーー。欲しいんでしょ。みんな。・・・私のおまんこに、入れたいんでしょ!!」
「もっと、奥へ・・・。あぁぁぁっ!!もっと、激しくっ!!あぁぁぁん・・・お願いだから、・・・早く何とかしてっっ!!」
「精液を頂戴っ!!あぁぁっ・・!おまんこの中に、一杯出してっ!!!」
 遥はこの場から消えてなくなりたいほど、居た堪れない気持ちで、自分の声を聞いていた。
 抜粋されたDVDは、数分で終わった。
「萌。・・・これが、お前の言う証拠と言う訳だ。」
「そう。・・・・これで、私が先生の願望を叶えて上げただけって、分かったでしょ。」
「しかし、裁判では通用しないぞ。酒で泥酔している時や寝惚けている時、異常な興奮状態の時の発言は、心神耗弱状態の時の発言として、たとえ本人の言葉であっても、責任を負うことはできないんだ。・・・お前は、あくまでも先生本人が言ったのだからと力んでみても、無駄なことだ。」
 法律的な問題はさておき、二人は話を続けていたが、遥はそれどころではなかった。まだあの薬がお尻を激しく疼かせていたからだ。
(もう一度・・・、まだお尻に入っているローターを動かしたい!!おまんこにも、バイブを突っ込んでオナニーがしたい!!!)
 遥は床に落ちているコントローラーを拾い、よろよろと立ち上がると、美術準備室に向かった。
「裁判になっても構わないわ。私は未成年なんだから、重い罪にはならないはず。本当に困るのは、この映像が証拠として人目に晒されて恥をかく先生なんだから・・・。」
「ともかく・・・。このDVDとビデオに入っているチップ。後、DVDのマスター映像は先生に返せ。」
「どうして?」
「先生の同意を得て撮影した訳じゃないんだろう。なら、トイレや風呂場を盗撮したのと同じ罪になる。それくらい、お前にだって簡単に分かるだろう。それに、そんな方法で手に入れた証拠が、裁判で証拠として採用されると、本気で思っているのか?!」
「・・・・・・・・・・」
 倉田の言葉に、いくら逆らおうとしても歯が立たない。とにかく、この場はDVDとチップは渡すしかない。そう判断した萌は、素直に倉田に従った。
「で・・・・。私をどうするつもり?」
「帰れ。」
「・・・えぇっ?」
「いいから、帰れ。俺は何も見なかったことにしてやるから・・・。」
「・・・・ありがとう。先輩。」
 とんでもないことを要求されるのかと思っていただけに、萌は胸を撫で下ろし、その場を後にした。
「うぅぅぅっ!!あんんんんっっ!!!・・・はうぅぅぅぅっ!!」
 遥は美術準備室の床に転がり、身悶えていた。アナルの疼きは消えることはないし、クリトリスを擦り、絶頂に達したとしても、強烈な疼きは消えてくれることは無かったのだ。
(もっと、強い刺激が欲しい!!どんな刺激だって構わない。この疼きが消えてくれるなら・・・・!!)
「惨めな姿だな。先生。」
 倉田がいつからか、遥の後ろに立っていた。
「倉田君。・・・お願い・・・、何とかして・・・。あぁぁぁーーん。気が・・狂いそうなの・・・。」
「媚薬を塗られたようだが、塗り薬で一時間以上続く物はないはずだ。もう暫く我慢すれば楽になれる。」
「お願い・・・。はぁぁぁっ!!・・見捨てないで・・・。」
 遥はメス犬のように四つん這いとなり、尻を淫らにくねらせながら倉田を見上げ、その足にすがりついた。
「何をしても、堪えるしかないんだ。無理を言われても困る。」
「どんな刺激でもいい。この痒みを忘れさせてっ!!はぁぁぁっ!・・・お願い!!」
 遥はそう言うと、倉田のベルトを外し、ズボンを下ろしてしまう。そしてトランクスを脱がせてしまう。倉田は、遥がしたいようにさせていた。
「凄いのね・・・。倉田君・・・・・!!」
 遥は、一瞬、痒みを忘れてしまうほど、目の前のイチモツに見入ってしまった。まだ完全には勃起していないけれど、ソレは太く、カリの部分も大きかった。遥は目の前のモノを見つめながら大きく口を開け、口に含んだ。
 倉田は考えていた。

 美人でプロポーションもいいんだから、セフレをゲットしようと思えば簡単にできたはずだ。それに、恋人を作ることも幸せな結婚だって手に入れられるはず・・・。それだけに、プライドが高いはずなのだ。が・・・、この女は教え子を挑発し、萌の術中に嵌まってしまったとはいえ、惨めな扱いを受けることを感受している
。なぜなんだ・・・?!
「欲しいか?!遥。」
 倉田は先生である女性を「遥」と呼んでみた。
「欲しい・・・。あなたのモノを下さい。」
「なら。床に四つん這いになって尻を振れ。」
「・・・・はい。」
 遥はプライドが高いことは事実である。

結婚が破談となってから、とある男と不倫関係になった時のことである。遥は自分からアプローチし、その男性と関係を持つようになった。だが、結局は利用したつもりが「都合のいい女」として重宝されただけだった。それ以降、セックスをしたところで、結局は結婚できないのならば、「都合のいい女」でしかありえないので
はないかと思うようになり、それ以降、男を避けるようになっていった。自分のプライドを保つ為に・・・。

 大人の男が相手ならば、結果的に利用されるだけになってしまう。もしも童貞の高校生ならば、どうだろうか?自分の魅力で誘惑し、セックスの喜びを与えてやれば、彼らは自分に夢中になってくれるはずなのだ。結婚には結びつかないけれど、彼らにとって遥は「女神」であり、遥はプライドを保ったままセックスを楽しむこ
とができるはずなのだ。
 このことを遥自身は気付いていない。だが、無意識のうちに、童貞の高校生相手ならば、自分のプライドを保てることは感じ取っていたのだ。
 しかし、その結果は惨めなものだった。萌に淫らな自分の姿を撮られ、彼女の命令に従わざるを得なくなってしまったのだから・・・。そして、媚薬と言う卑怯な方法で狂わされているのだ。
 遥は、媚薬で悶絶させられながらも、最後の最後までプライドを保ちたいと思っていた。だが、倉田の立派なモノを前にして、彼女の理性は崩壊してしまった。
 しかし、それは遥にとって幸せなことだったかもしれない。プライドを保とうとするからこそ苦しむのであって、それをかなぐり捨て、一匹の「メス」となってしまえば、より深い快感を手に入れることができるのだから・・・・。
「いやらしいメスだ。お前にはプライドが無いのか?!」
 倉田は、遥によって脱がされたズボンからベルトを抜き取り、それを二つ折りにする。そして、淫らに蠢く遥の尻に、ベルトの鞭を振り下ろした。
「ひぃぃぃっっ!!」
 激しい痛みに、一瞬、何が起こったのか遥は分からなかった。
 打たれた所が、ジンジンと熱を持ち、やっと、自分が鞭で打たれたことを知ったのである。
(私が・・・鞭で打たれてる・・・!!)

 それは、遥にとって衝撃的な事実だった。だが、鞭で打たれても仕方がない女なのかもしれない、とも思った。結婚が破談となったのも、自分が遊び歩いたせいだし、既婚男性を誘惑して自分が傷ついたのも、教え子を誘惑して、その結果、萌の命令に従わざるを得なくなったのも・・・全て、「身から出た錆」なのだから・・
・。
 ビシィィィッ!!ビシィィィッ!!ビシィィィッ!!
 鞭を打たれる度に鋭い痛みが走るが、痛みを感じるからこそ、自分の罪が浄化されていくようにも感じた。それに・・・、それまで感じていた我慢できないアナルの疼きが、鞭の一打ち毎に薄らいでいくような気がした。
遥は、あえて鞭で打たれることを避けようとはせず、お尻を淫らに振り続けた。
倉田は、これまでにも様々な女を抱いてきて、どんなに気取った女であろうが、プライドの高い女であろうが、お上品な女だろうが、所詮は裸にし、セックスをしてしまえば一匹のメスに成り下がると思っていた。
だから、遥が倉田のイチモツにしゃぶりつこうが、自ら淫らに尻を振ろうが、驚きはしなかった。「やはり、この女もそう言う女なんだ」と、思う程度で・・・・。
 また、倉田はマゾ女とも関係を持った経験があるけれど、遥が鞭で打たれることを望んでいるマゾ女だとは思わなかった。なぜだかは分からないが、「遥は、男に本気で愛されたいと思っているのではないか?」と思った。
 倉田はベルトを捨て、遥の後ろに跪くと、コンドームを付けないまま、己のイチモツを濡れたおまんこに突き立てた。
「はぁぁぁぁーーーっ!!」
遥は、喉の奥から搾り出すような甘い吐息を漏らす。
 倉田はゆっくりと腰を振る。遥は「もっと激しくして欲しい!」と要求するかと思ったが、そんな声を上げることなく、されるがままだった。与えられたモノで満足する聞き分けのいい子供のように・・・・。
 暫く動いてから、倉田は遥を仰向けにし、上から覆い被さる。すると、遥は倉田の首に腕を回し、キスしてくれるよう無言で望んだ。倉田も、それに応じて唇を重ねる。
 倉田は女が望むものを与えてきた。今回もまた、遥が望むものを与えてやった。だが、今回だけは何かが違うような気がしていた。それは、倉田自身にも分からなかったが・・・・。
 この後、遥は二度の絶頂を味わい、十分に満足して寝入ってしまった。
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 倉田は、まだ幼い時から女たちに弄ばれた。その後、立場は逆転し、女たちを弄ぶことができる立場になった。しかし、倉田には大きく欠落している部分があった。それは、女を愛せない・・・と言うことだった。
 一皮剥けば、所詮、女はメスなんだ・・・、そう、体験から学んでしまったのだから、本気で愛する対象にはならなくなってしまったのだ。
 女たちの中には、倉田を愛し、恋人になりたいと積極的にアプローチする者もいたが、倉田はことごとく断った。
 当人は本気で倉田を愛しているつもりでいるけれど、想像以上に感じたセックスの喜びに舞い上がっているだけであって、いわゆる熱病のようなものに過ぎない。そう、倉田は思っていたからだ。

 いつも冷静であり、相手の裏の心まで読もうとする体質を身に付けてしまった倉田は、素直に相手の言葉を、心を、受け止められなくなっていた。その結果、常に孤独だった。そしてそうした生活が長くなり、孤独であることに慣れてしまうと、愛しあい、心を温めあう関係が疎ましくなってしまうのだ。心のどこかでは、そう
した関係を望んでいたとしても・・・。
 一方、遥も男を冷静な目で見ていた。

 寄って来る男たちは身体目当てであったり、愛があって恋人関係になったつもりでも、結局は美人でプロポーションのいい自慢の女を見せびらかしたい、と言う男の見栄でしかなかったり・・・。本気で愛しあっているはずだったのに、たとえ出来心であろうと浮気をしてしまう「男」と言う生き物を、信用できなくなっていっ
た。
 男が女をセックスの対象としてしか見ないのであれば、それを利用して男からそれなりの代償をもらう。結婚もまた、女の武器を駆使して、生きる糧を手に入れる事業であり、ギャンブルなのだ。
 しかし、遥が本気で愛されたことが無かったから、そうした考えを抱くようになった訳ではない。ただ、多くの男が周りにまとわりつき、そうした男がどこまで本気なのか打算なのかが分からなかっただけなのだ。
 また、自分から人を愛することは、苦手だった。愛される立場は、自分が相手よりも上にいられるけれど、自分から相手を愛すれば、自分が下から相手を見上げる結果になってしまう。常に周りからちやほやされる立場にあり、それなりのプライドを持っていた遥には、素直にその立場を受け入れられなかった。
 ある意味で、倉田も遥も、異性に対して信頼できない猜疑心を持った似た者同士だったと言える。
 それこそが、倉田が遥に抱いた「他の女とは違う」何かだったのだ。

 男と女・・・。それは異次元の世界で生きる者同士だと言える。そして、自分とは違う世界に生きている相手だからこそ、魅力を感じ惹かれ合う。だが、もう一つ言えることは、異世界に生きる男と女であっても、同じ感性を持った者同士でなければ共有できない部分があってこそ、互いに理解し合い、認め合うことができると
も言える。 
 倉田と遥は、愛を感じて近付くことはできなくても、この感性が近いからこそ、理解でき、安堵することができる時を過ごせる・・・そんな間柄にはなれるのである。
        (第三部:END)


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