ありさ ブルースネーク

作:shyrock


9
ありさの額や首筋からはおびただしい汗が流れている。
男たちの愛撫はなおも激しさを増している。

「ふわぁぁぁぁぁ〜〜〜あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」

かなり気分が高揚して来たようだ。

「ああっ!ふはっ〜!もう、もうダメぇぇぇぇぇ〜〜〜!い、い、イクぅ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜!」
「はっはっは!もう昇天したのか?まあ、いいだろう。よし、降ろしてやれ。」

バイクから降ろされたありさは、グッタリと床に倒れこんだ。

「み、みず、水を・・・おくれ・・・」
「おい、水だとよ〜。くれてやれ。」
「ほら、水だぜ!」

1人の男がバケツを持って来て、綿のように横たわるありさの背中に水をぶっ掛けた。

「ううっ・・・」

ありさは、バケツを持った男をキッと睨み付けた。

「ふん、コップの水はな、次の金髪のお兄さんのお相手が終わってからくれてやるぜ。床にこぼれた水でも舐めやがれ。ケッ、この裏切り女が」

金髪で筋肉質の男がありさの前に立った。
さきほどのバイクショーでかなり興奮したのだろう、竿が見事に反り返っている。
仰向けになったありさの両脚を握り左右に大きく開き始めた。

ありさは必死に脚を閉じようとしたが、とても彼の腕力には抗えなかった。
またもやありさの左右から、三下の男たちがありさの脚を抱え込み主役の男を助けた。

「いやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」

金髪の男はありさの拒絶など気にも止めず、巨大なイチブツを濡れた壷に一気に押し込んだ。

(グググッ!)

「ひゃぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!きゃぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!」

懸命にもがくありさも、数人の男たちに押さえ付けられてはどうすることもできなかった。

金髪の男は2ビートのダンスを踊っているかのように、腰をリズミカルに巧みに動かした。
大きな肉棒は、ありさにとってはまるで凶器であり、秘部を抉られるような思いであった。

(グッチョン、グッチョン…)

「いやぁぁぁぁぁ〜〜〜〜やめてぇぇぇぇぇ〜〜〜!」

金髪の男は早くもギアがトップに入ろうとしていた。

「Oh、イイヨ〜、アリサ!カンドイイヨ〜!シマリGood〜!ワタシイキソ〜デス〜〜〜」

片言の日本語をつぶやきながら、金髪の男の腰はどんどんと加速していった。

「Oh.Oh、Oh〜 アリサ〜!It is sensitive highly!(感度がいいよ〜!)Your sexual organs are the best〜!(君のオ○○コは最高だ〜!)」

(ドピュ〜ン〜〜〜!!)

金髪の男はありさの中で果てた。

「Hey,Girl、キモチヨガッダ〜」


10
男は終了後だらしなく綿のようになり、そのまましゃがみこんでしまった。

それを待っていたかのように色の浅黒い男が、ありさを四つん這いにさせて背後から攻撃を開始した。
激しく突きまくる男は力強く責めるタイプ。
スピード感はないが、突きのひとつひとつがズッシリと重い。

(ズンッ、ズンッ、ズンッ!)

そのたびにありさの美しい曲線が波をように揺れる。
そして驚いたことに、ありさの股間からは、ポタリポタリと愛液が滴り落ちていた。
歯を食いしばって堪えるありさの目頭からは涙が止めども無く溢れていた。

(雅治・・・ゆるしてぇ・・・)

約10分ほどのバック攻撃の間、我慢仕切れない男は、いきり立ったイチブツをありさの口にむりやり捻じ込み、ありさにしゃぶるように命じた。
拒もうとするありさの頬にまたもやナイフが突き付けられた。

「おい、早くしゃぶってくれよ。オレは気が短いんだ。そのきれいなお顔に傷を付けたくないだろう?」

ありさは涙ながらに彼の言葉に従った。
吐き気がしそうだったが必死で耐えたのであった。
その光景はまるで『前門の虎、後門の狼』の諺のようであった。

ありさは、力なくぼろ布のように床に倒れこんでいた。
白濁色のものを口の中に発射されて、しかもむりやり飲まされたありさは口をすすぎたかった。

「水・・・誰か水を・・・」

その時、一杯のコップが目前に現われた。
ありさは、首を曲げ見上げた。
視線の先にいたのは、リーダーの弟のサブローであった。
いつ見てもサングラスをしている。
彼とはウマが合い、自分を慕ってくれていたし、何かにつけていつも面倒を見てきた。
彼だけは自分に手は出さないだろうと思っていた。
差し出された水をグイっと飲み干し、一息ついてからサブローに言った。

「サブロー、あんたはアタシにまさか手を出さないだろうね?」
「はっは〜、お生憎だな〜。オレはなぁ、ずっと前からあんたに惚れてたんだよ。だけどよ、リーダーの弟って立場もあるし、女リーダーのあんたにゃ手を出せなかったんだよ。だがよ、あんたはもう女リーダーでも何でもない。ただの女さ。だからさ、オレの溜りに溜まったあんたへの欲望、今、嫌というほどぶちまけてやろうと思ってな。ははは〜、悪く思うなよ。」


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「くうっ!あ、あんたまでが・・・見損なったわ・・・」

ありさは悔しかった。
彼らには人間の情というものがないのだろうか、とつくづく自分が先程までいた組織の人間たちを恨めしく思った。
だが、もう遅い。
ありさは三度、白濁色の液体に汚されようとしていた。

サブローは床に仰向けになり、ありさに対しその上に乗るように指示をした。

「へっへっへ、憧れのマドンナありさ様のオソソを串刺しできるとは、オレも運がいいぜ〜。さあ、どんなお味か確かめてやるぜ。早く乗ってこい。嫌だとは言わねえだろうな〜?」

ありさは観念したかのように、サブローの腹の上にまたがった。
虚ろな瞳で天井を見上げながら、ゆっくりと腰を沈めていった。

(うっ・・・)

ありさは膣内にかすかな痛みを感じた。
もしかして2度の性交で膣内を傷つけてしまったのかも知れない。
それでも拒否はできない。
ありさの目頭から大粒の涙がこぼれ落ちた。

「さあ、オレの腹の上で踊れよ。おまえ、クラブではダンスが滅法上手かったじゃねえか?」
「い、痛いの、太すぎて痛いのよ・・・」
「へっ、そんなこと言ってオレから逃げようって言うのか?逃がしゃしねえぜ」

サブローはありさの尻を抱え、自分の方にグイグイ引き寄せた。

「ああ・・・痛い!痛いよぅ〜、ああっ、やめてぇ〜!」
「踊れえ!踊らないか!オレの言うことを聞かないのだったら、その可愛いオソソをナイフで2倍に広げるぞ!冗談じゃねえぜ!」

サブローは叫んだ。
ありさは涙をサブローのぶ厚い胸板にこぼしながら、歯を食いしばって腰を振り始めた。

「そうそう、その調子だぜ。おまえのオソソはいいシマリだぜ。おおっ、いいぜっ!」

上下動を繰返しているうちに、徐々に潤って来たせいか痛みが少し和らいだようだ。
まもなく痛みがほとんど消えて、やっとリズミカルに動けるようになった。

(もしかしたら身体が麻痺してしまったのかも・・・)

真下を見ると、サブローは満足した顔つきに変わっていた。
サブローはありさを下から激しく突き上げながら遠くにいるサムを呼んだ。
サムはふたりの目合(まぐあい)を興味深そうに覗きこみながら「何の用か」と尋ねた。


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「サム、確かお前は後の穴が好きだったな。女とヤル時はいつもバックばかりだと聞いているぜ」
「ボク、オンナノ前ノアナ、アマリキョウミガアリマセン。デモ、ウシロノ穴ハ大好キデス」

下手な日本語であったが、意味は理解できた。
要するにアナルマニアだと言うのだ。
ふたりの会話に聞き耳を立てていたありさは震え上がった。
男性経験はそこそこあると言っても、『アナルセックス』の経験は皆無だったし、その行為に対して嫌悪感すらいだいていた。

「サブロー、サム、お願い、やめて・・・あたしバックは嫌なんだ。絶対にやだよ〜!」
「サイショハ誰デモ、嫌ガリマス。デモスグニ慣レマス。アリササン、心配シナクテイイデス。ソレデハ」
「そうそう、ありさ、大丈夫だ。サムのいうとおりだ。大人しく奴に任せてりゃいい気持ちにしてくれるぜ!わっはっは〜!」
「やだぁ〜!いや、いや、いや〜〜〜!!」

サブローは嫌がるありさを手前に抱き寄せ『伸ばし茶臼』の体位に切り替えた。
尻が後に突き出た格好になった。
これであれば、前門と後門の『二丁掛け』が可能である。
サブローの太い腕はありさの背中をしっかりと押さえつけ逃げられないように固定した。
もちろんありさと繋がったままで・・・。
泣き叫ぶありさをなだめながら、サムはありさの菊門を指で揉み解しはじめた。
何やらクリーム状のものを塗って、菊門をグニュグニュと揉んでいる。
おぞましさで身も凍りつきそうだ。
まもなく、たっぷりとクリームの付着した指は菊門にググッと沈み込んだ。

「ううっ!痛い〜!!」

中を掻き回している。

「いやあ〜〜〜!!そんなとこ掻き回さないで〜〜〜!」

サムの指攻撃は数分に及んだ。

「サア、アリササン、ボチボチイケソウデスヨ。サイショダケチョット痛イケド、ガマンシテクダサイネ。」

サムは最初情けないほど萎えていたモノが、ありさの菊門を愛撫しているうちに恐ろしいほどの反り返りを見せていた。
ありさの位置からは見えなかったが、もしも彼女が見ていたなら卒倒していたかも知れない。
それほどにサムのそれは立派なモノであった。

ありさの双臀は後ろに突き出したような格好になっている。
サムが挿入しやすいように、サブローが意識的にありさの尻を持ち上げていたのであった。
サムは、ありさの桃のように美しい尻を抱えた。

そして尻の割れ目の中央のピンク色の秘孔へついに一突き。

(ググググ・・・)

「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」


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ありさは絶叫した。
サムの巨根はどんどん侵入していく。
ありさの菊は張り裂けるのでは、と思わせるくらいにパンパンに腫れ上がっている。

「さあ、オレも再開だぜ!」

サブローが下で元気な声を上げた。
下から突き上げられ、後ろから犯され、ありさは気も狂わんばかりに泣き叫んだ。
これは初体験のありさにとって、生き地獄にも似た苦しみであった。
延々と二本挿しの責め苦は続いた。

その間、リーダーは悠長にビデオを廻している。
後に判ったことなのだが、リーダーは実は性不能者であったのだ。
ビデオは彼の趣味であり、時には女性を仲間にレイプさせて撮影し、それを裏ビデオとして高く売り捌き組織の資金源としていたようである。

二人責めから解放されたありさは、綿のようにぐったりと横たわっていた。
そのありさに対して、リーダーは告げた。

「まだ4人だ。休憩はちょっと早いぜ。あんたも相当な人気だな。順番待ちをしている野郎がまだ沢山いるぜ。せいぜいがんばってくれよ。一回り終わったら、1時間休憩をやるぜ。食事もな。そうそう、次の野郎はちょっとアブノーマルな奴で、浣腸大好き人間なんだ。たっぷりと浣腸をしてもらいな。だが、トイレには行かせねえぜ。スキを見て逃げられると困るからな。隅に便器を用意しておいたから、いつでも使いな。ただし、用便中を見られるのは覚悟しなよ。その手の趣味の野郎もいるからな。はっはっは〜!」

ありさは恨みのこもった眼差しでリーダーに言った。

「リーダー…あんた言ったね。約束の8時間を耐えたら、あたしを解放してくれるって?約束だよ」
「うん…それがな…そうは行かないんだよ。ヤツラがさぁ、あんたとは1回だけじゃなくって、何度でもヤリたいって言って聞かないんだよ。だから、まあ当分は出してやるわけには行かないなぁ。まあ、悪く思わないでくれ。ありさ、その器量の良さがアダになったなぁ。恨むならてめえを恨むんだなあ。がっはっはっは〜〜〜〜〜!」
「そ、そんなぁ・・・汚い・・・う、うそつきっ!!」

ありさは僅かに掛けていた一縷の望みさえも、リーダーの一言で全てが無駄なことだと悟った。
その瞬間から身体中の力が抜けてしまって、男たちに逆らう気力も失せてしまった。

一定時間の陵辱を歯を食い縛って耐え忍べば、きっと助かると信じていたありさは目前が真っ暗になってしまった。


14
瞼に浮かぶのは雅治の優しい笑顔・・・ただそれだけだった。

(雅治…あたし、もうダメだよ。あなたの元にはもう戻れそうもないよ・・・、身も心ももうボロボロだよ・・・)

ありさの目頭から悔し涙がポタリと落ちた。

*****

マンションに何度電話を掛けてもありさは出ない。
携帯も全く通じない。
雅治は取りあえず、ありさが1人暮らすマンションに向かった。
だが灯りが消えたままで帰っている形跡もない。

(これは大変だ。放ってはおけない。)

雅治は最寄りの警察署に出向き、事の一部始終を話した。
最初は1人の若い刑事が話を聞いてくれていたのだが、途中から警部らしき人物が話に加わった。
というのも、この事件は、1人の若き女性の失踪事件だけにとどまらないと判断されたのだ。

「通報をどうもありがとうございます。心中お察しします。早速ありささんの捜査を開始します。実は彼ら暴走族『ブルースネイク』は、交通関係だけの事件にとどまらないのですよ。数多くの刑事事件を起こしているのです。特に・・・強姦事件をね・・・」

警部は雅治の気持ちを察してか、『強姦』という言葉を述べるのを少し躊躇したようだ。
だがそこは職務もあって、はっきりと告げた。

雅治は彼らのアジトをありさから聞いていたので、住所等をすぐに警察に伝えることができた。
早速20台以上のパトカーが現場に急行した。

警部は悩んだ。
もしかしたら証拠が乏しく、大失態を演じるかも知れない。
だが、雅治には言えなかったものの、警部の脳裏には『ありさという女性は間違いなく監禁されている。しかもレイプも・・・』という確信があった。
それは雅治が用意したありさの写真を見て、余計に確信を持ったのであった。
警部が過去、彼らの刑事事件を見て来て、レイプされた女性はいずれも美女ばかりであったのだ。

(だから、ありささんもおそらく彼らの餌食に・・・)

被害者の共通項は『美女ばかり』等とは、警察が発表できることでは無かったし、そういった表現の記録すらできなかったのだ。
だがその事実は、担当警部の記憶には深く刻みこまれていたのであった。

やはり警部の判断は正しかった。
踏み込んだ彼らのアジトから、ボロ布のようになったありさが見つけ出された。
ありさはすぐに病院に運ばれた。
全身を丹念に調べられた結果、膣内や肛門等数個所に裂傷があった。
また複数の男性の精液が検出されたが、幸いなことに妊娠はしていなかった。
雅治は病院のロビーで、ありさの検査が終わるのを待った。


15
検査が終わり、医師から詳しい検査結果を聞き落胆はしたが、今はありさを励ますことが先決であると考え面会を申し出た。
医師は被害者の恋人ということもあり、面会を許可した。

「ありさ、辛かっただろう?もう大丈夫だよ」

雅治の顔を見たありさは、雅治の腕にすがりつき思わず泣き崩れた。

「ありさ、医者や警察の人から大体の事情は聞いたよ。つらい出来事だったけど、早く忘れようね。僕は君を愛しているよ」

ありさにとって、彼のその一言はどんな治療を受けるよりも、最高の良薬といえた。

「ごめんね。私があんな組織に入っていたばかりに・・・こんなことになってしまって。許してくれるのね?」
「許すも、許さないもないよ。あれは災難だったんだから、気にしてはいけないよ。今はしっかりと身体を休めて、早く元気になってね。」

雅治の優しい言葉に、ありさはただひたすら涙を流すばかりであった。

一方、暴走族『ブルースネイク』内でありさに関係した者たちは、ことごとく逮捕された。
傷害罪、強姦罪等で起訴されることになった。
リーダーの撮影したありさのフィルムも全て押収された。
また、今回のありさ事件だけでなく、彼らには多くの余罪があることが判明した。

日が経つに連れ、ありさは次第に元気さを取り戻していた。
しばらくは夢に魘(うな)されることも多かったが、最近はそれもなくなった。
ただ、雅治とのデートでラブホテルに泊まったとき子のこと。
つけたテレビにAVビデオが流れていた。
それは万悪くレイプもののビデオであった。
雅治がありさに気遣いスイッチを切ってしまった。
ところがありさは奇妙なことを言い出した。

「ねえ、雅治、今日は優しくじゃなくて、滅茶苦茶に私を犯して」
「ええ・・・?」

雅治は唖然として、ありさの顔を見た。
そして、急にありさを押し倒し、目隠しをし、寝巻のヒモで両手を縛ってしまった。
その格好で四つん這いにさせた時、ありさはまたまた驚くようなことを口走った。

「ねえ、雅治。お尻の方って興味が無いの?」


(完)


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