巨乳少女快楽遊戯

ミスターカズ 作


( 2 )

「麗子、あなたいい加減ブラジャーしたら?」
その夜、麗子は母に初めてそう言われた。おそらく母でなくてもそう言うに違いないほどのバストであった。
「えーっ・・そんなのいいよ。」
麗子は恥ずかしそうに答えた。それは麗子にとって女としての恥ずかしさだった。今まで自分は男の子のように振るまい、女の子であることを認めようとしなかったが、今初めて自分は女の子であると認めたようなものであった。
麗子は部屋に戻り、ぼんやりと天井を見つめていた。今日1日の出来事を冷静に考えていた。
(何か今日はいろいろなことがありすぎてわけわかんない・・)
はっきりと覚えているのは志穂に何か変なものを嗅がされたこと。そして肉体に刻まれた快感・・・
(あれは夢なんだ!私がそんな愚かなことになるわけがない!)
そう思いたかった。自分が快感に一瞬でも流されてしまったことは絶対に認めたくなかった。
麗子は立ち上がると鏡に映る自分に言った。
「自分を信じて!私は自立した女になるんだ!」
そう言い聞かせると麗子は宿題を済ませようと机に向かった。

「あーあ、終わった!」
ふと時計に目をやると夜中の0時を指していた。麗子はいつも0時には休むように心掛けていた。朝6時に起きて軽く汗をながす習慣をここ2年ほど続けていた。その成果もあって空手も上達し、体力も飛躍的についてきた。
「さぁーて、そろそろ寝ようっと。」
麗子はパジャマに着替え始めた。ふと自分の豊満なバストに目がいった。
(ブラジャーか・・・)
今までサラシを巻いているのが当たり前だったが、麗子の中で女としての考えが頭をよぎるようになった。こんなことは初めてだった。
麗子はサラシを巻くのをやめ、そのままパジャマを着ようとした。
(あれ?)
いつもは乳房を押さえつけていたため、ボタンをきちんととめることができたのだが、今の状態ではボタンを無理矢理とめるしかなかった。麗子はため息をつき呟いた。
「何でこんなに大きくなるんだよ・・・ホントにもう勘弁してよ・・」
麗子は眠りに就こうとした。いつもはあっという間に眠りに就くのだが、今日はなかなか寝付けなかった。
(どうしたんだ?もう早く寝ないと・・・)
眠れないままどんどん時間が過ぎていく。目覚まし時計に目をやるとすでに1時を過ぎていた。
特別寝苦しい夜というわけでもなかった。が、しかしなぜか身体が素直に眠りに就くことを受け入れてくれないのだ。その原因を麗子は薄々感づいていた。
(胸が疼いてきちゃう・・・)
麗子の豊満な乳房から断続的にウズウズとした感覚が湧き上がってくるのだ。
(一体どうなってしまったんだ・・)
自分の身体の変化に戸惑っていた。今までこんなことは1度もなかった。無理矢理眠ろうとすればするほど疼きが増してくるのだ。麗子は昼間の出来事を思い浮かべた。
(あんなことになったから・・・)
その時脳裏に自分の痴態がはっきりと浮かんできた。
『ああっ!いやっ!はああっ!やめてっ!あああん!』
『ひあああーーーっっ!いっちゃううううーーーっ!いやあああーーーーっっ!ダメェーーー、いっっっっくうううーーーーっっっ!!!』
麗子は上半身を起こした。
(あんなふうになったからなのか?どうしたらいいんだ?)
麗子の目は完全に冴えていた。このままではとても眠れそうにない。胸の疼きはおさまる気配を見せない。麗子は悩んだ。
(この感覚を止めないと眠れない・・でも・・・)
麗子は呆然としていた。そして無意識のうちに両手がパジャマのボタンにかかった。弾き出されるように豊満な乳房が顔を出した。人指し指で軽く乳房をなぞってみた。
「はうっ!・・・」
何ともいえない切ない感覚が麗子を襲う。そのまま円を描くように乳房をなぞるとゾクゾクするような感覚が湧き上がる。焦れったい感覚が麗子の全身を覆う。
(このままじゃ、おかしくなっちゃう・・・)
麗子の身体は快感を求めている。もうこの焦れったさを我慢するのは限界に達していた。
そして麗子は決心した。
(寝るためだから・・・このままじゃどうしようもないし・・)
自分にそう言い聞かせると、麗子は自分の手ではおさまりきらないその豊満な乳房をギュッと揉んでみた。
「ふあっ!ああっ!・・・あふっ!・・はあん!・・」
一気に快感が乳房から吹き出してきた。全身がピクピク痙攣し始める。程なくして麗子の乳首が待ちかねたように顔を出してきた。指の腹で乳首を転がしてみる。
「ああああっ!はうっ!・・いやっ!あああん!」
麗子の身体の中の時限爆弾が次々と爆発していく。快感の津波が14歳の少女に襲いかかる。
(すごいっ!・・こんなのって・・どうして?・・)
あまりの快感のすごさに麗子の身体は前のめりになる。まるで瓜のように2つの乳房が垂れ下がる。その果実を小さな手で揉みし抱く。
麗子の身体は快感で溶かされていく。
「はああっ!あひっ!ど・・どうして、あああん!」
きもちよさでどうにかなってしまいそうだった。しかし麗子の理性が頭の中に働く。
(こんなことしちゃいけない・・やめなきゃ・・)
昼間シャワーを浴びた時も最後に理性が自分の本能を抑えてくれた。が、しかし麗子の意志に反して両手は動きを止めようとしなかった。
そして麗子の頭の中にはいろいろな思いが錯綜していた。
(早くやめるんだ!これ以上したらまずいことになる!)
(でも今やめたらおかしくなっちゃう!)
結果ははっきりしていた。麗子の身体はこの快感を完全に弾けさせなければどうしようもなかった。
「あああっ!いいっ!はうっ!あああーーっ!」
(きもちいい・・やめたくない・・あとちょっとだけ・・)
麗子は快感に満たされてしまった。もうどうなってもよかった。女の性にはいくら反抗してもムダなのだ。
「いやっ!はあああっ!ダメッ!はうっ!」
一度刻み込まれた快感は死ぬまで忘れることはできない。女である以上仕方のないことなのだ。ベットに横たわり、激しく乳房を揉みし
抱く。全身が敏感に反応する。
「ああああーーっ!も、もうっ!はあああっっ!いいっ!」
(も、もうダメ・・これ以上我慢できない・・)
麗子の快感のボルテージが一気に上がる。人指し指と親指で両方の乳首を摘み上げる。
「いやあああーーーっっ!ああああっっっ!ダメェーーーっ!はあああーーっ!」
(すごいっ!もう、限界っ!)
麗子の背中が弓なりになり、乳房を前に大きく突き出した。
「も、もうダメッ!い、いくっ!あああーーーっ!いやっ!ああああああーーーーっっっ!いいっ!いっっっくうううーーーっっっ!!」
麗子の身体が弓なりのまま硬直し、すべての動きが止まった。頭の中は真っ白になっている。
14歳の少女が初めて迎えた自慰での絶頂だった。しばらくすると全身が小刻みに激しく痙攣し始める。
「・・・あっ!・・あうっ!・・・ああっ!・・・はうっ!・・・」
呼吸すらまともにできない。しかしそれが苦痛には感じられない。30秒ほど経って、ようやく意識がぼんやりと戻ってくる。
「ああっ!・・はあっ!・・はふっ!・・はあっ・・はあっ・・はあっ・・」
(私・・・どうしたの・・・)
麗子は自分で何がどうなったのか考えることができなかった。身体の中は充実感に浸っていた。
「・・・いっちゃったんだ・・・」
ようやく自分が自慰によって絶頂を迎えたことを理解すると、麗子は布団を頭からかぶって自分がした愚かな行為を恥じていた。
(何で?どうして自分でそんなことするんだ!?私、どうなっちゃったの?)
(でも・・すごくきもちよかった・・)
本音も頭の中に浮かんできた。しかしすぐに麗子はそれを打ち消した。
(何バカなこと言ってるの?もう2度とこんなバカなことはしないんだから。)
そんな葛藤をしている間に麗子は深い眠りに就いていった。

「おはよう、麗子!」
翌朝学校に着くと志穂が待ちかまえていた。いつもなら勝ち気な麗子から強烈な発言が発せられるのだが、今日は志穂を睨み付けるとそのまま教室に向かおうとした。
「待ちなさい!あなたは私に逆らうことはできないのよ。きちんとあいさつしていきなさいよ。」
志穂は薄ら笑いを浮かべながら麗子に言った。麗子は立ち止まるとゆっくりと振り向き、
「・・おはよう・・」
と言って頭を下げた。今までの麗子ならそんなことをするはずもなかった。しかし昨日志穂に身体を悪戯され、その姿を晒してしまっているのだ。
「ちょっと、そんなんじゃ許さないわよ!ちゃんと誠意を込めてあいさつはするもんでしょ?」
そう言われると麗子は深々と頭を下げ、
「おはようございます・・・」
頭を下げた状態で麗子は悔しさから唇を噛みしめていた。
「あははは・・もうこれから私に逆らうんじゃないわよ。いいわね。」
そう言うと志穂は自分の教室に向かっていった。麗子は目を真っ赤にしながら屈辱に耐えていた。
(ちくしょう・・ホントならあんなこと・・・)
その直後、香織がやって来た。
「どうしたの、麗子?志穂とまた何かあったの?」
香織は心配そうに言った。
「ううん・・何でもない。」
それだけ言うと麗子は教室に向かっていった。

放課後、麗子はいつものように空手の稽古に励んでいた。
「とおっ!」「そりゃっ!」「たあーっ!」
威勢のいい掛け声が校舎にこだまする。麗子は一心不乱に稽古に打ち込んだ。昨日のすべてのことを忘れてしまいたかった。稽古に励むことで前の自分を取り戻そうとしていた。
「麗子。今日はすごい気合い入ってるね。」
香織が話しかけてきた。
「話しかけないで!気が散るから。」
麗子は鬼気迫る表情で香織に言った。香織はあまりの恐ろしさにすごすごと退散した。
そして稽古の終わりに全員でランニングを始めた。麗子は先頭を切ってグランドを走り出した。部員のみんなもそれに続いて走り始めた。
「麗子、ちょっと早いよ。もう少しゆっくり走ろうよ。」
香織は言った。しかし麗子は首を横に振り、そのままのペースで走り続けた。しかし麗子は、自分の胸が押さえつけていてもユサユサと揺れているのが気になった。
(こんな邪魔なものがなければ・・・)
そう思ったあと、周りを見回すと男子生徒が麗子のほうを見ていた。ただでさえ、性的に興味を持つ年頃である。グランドのあちこちで男子生徒が噂をしていた。
「うわっ、細川ってあんなにでかいおっぱいしてたんだ。」
「前からかわいいと思ってたけど、それにあんなおっぱいしてたら反則だよ。」
「すげーっ。ホルスタインみたいだ。」
麗子はそれを聞こえないように努力した。しかし嫌でも耳に入ってきてしまう。だんだん走るスピードが遅くなり、ついに走るのをやめてしまった。
「ごめん・・私先にあがるから・・」
麗子はそう言うと部室に戻っていった。
部室に戻ると麗子は溢れ出る涙をタオルで拭っていた。志穂があんな変なメモをまわしたりしなければそんな興味本位で見られることはなかっただろう。悔しさと恥ずかしさで麗子はどうにかなってしまいそうだった。
(もういやっ・・どうして私がこんな目に遭わなきゃいけないの・・・)
麗子はどうしようもない苛立ちを感じていた。
「麗子、大丈夫?」
香織が心配そうな顔をしてやってきた。
「・・うん・・大丈夫・・・」
麗子は涙を拭って答えた。香織の優しさが身にしみた。
「でもさ、麗子何か急に女の子らしくなってきたよね。」
香織は何気なく言った。すると麗子は急に立ち上がり、
「香織までそんなこと言うの!もうほっといて!」
そう言うと麗子は着替えもしないまま部室をあとにした。

家に戻ると麗子は部屋に籠もって泣きじゃくった。14歳の少女にはこの数日の出来事が重くのしかかっていた。それまで男の子のように振る舞っていた自分が天敵に快感を教え込まれ、さらに隠し続けていた胸の秘密、我慢できずにしてしまった自慰、急に周りから女の子として扱われてしまったこと。すべてのことが麗子には最悪の記憶として脳と身体に刻み込まれてしまったのだ。
(やっぱり私はただの女なんだ・・)
初めて麗子は自分が女であるということを自覚した。そして麗子は思い立った。
(みんながかわいい女だって言うなら私は素敵な女性になってみせる!)
麗子は貯金箱からお金を取り出し、デパートへ向かった。

(どうしよう・・・)
麗子は下着売場の前で戸惑っていた。今まで自分で下着を買うことはなかった。ましてやブラジャーなど身に付けたことがない麗子には下着売場が特別な場所に感じていた。
「お客様、いかがいたしました?」
戸惑っている麗子を見た女子店員が声をかけてきた。麗子はうつむき加減で恥ずかしそうに、
「・・あの・・ブ、ブラジャー・・ほしいんですけど・・・」
麗子は顔を真っ赤にしながら言った。すると店員はにこやかに微笑んで、
「あの、サイズはおわかりになりますか?」
「・・・いえ、初めてなんで・・・」
麗子の言葉に店員はびっくりしていた。どうみてもかなり以前からブラジャーをつけていてもおかしくない身体なのだ。店員は表情を元に戻すとメジャーを取りだした。
「それでは測ってみましょうか?」
すると麗子は慌てて言った。
「す、すいません。ちょっと試着室借りていいですか?」
店員がうなずくと麗子は着ていたシャツを脱いだ。そして胸に巻かれているサラシを外した。
「・・すいません。お願いします・・」
店員は試着室のカーテンを開けて驚いた。そこにはとても14歳の中学生とは思えないほどの乳房をもった少女が佇んでいた。しかも下にはサラシが無造作に置いてあったのだ。店員はちょっと驚き加減で言った。
「あなた、今までこんなもので胸を押さえつけていたの?」
麗子はただ恥ずかしそうに頷いた。
「これじゃあ、せっかくの綺麗なバストの形が崩れちゃいますよ。じゃあ、測ってみますね。」
麗子はじっとして計測をされていた。
「えーっと・・アンダーは68。・・トップは・・91cm・・そうするとF70のブラになりますね。」
麗子は愕然とした。自分でも大きいのはわかっていたが、改めてサイズを聞くと驚きを隠せなかった。
(Fカップって・・そんなに大きかったの・・)
すると店員が微笑みながら話しかけてきた。
「よかったじゃないですか。こんなに綺麗で大きなバストなら男の人がほおっておきませんよ。羨ましいわ。」
しかし麗子には喜べなかった。自分の中の女としての象徴が必要以上に膨らんでいることが嫌でしょうがなかったのだ。
中学生でFカップの女の子などめったにいない。麗子の中学校でもたぶん麗子以外ではいないだろう。店員が持ってきたブラジャーをいくつか試着し、2枚のブラジャーを買い、家に帰った。

夜になると再び麗子の身体が疼き始めた。
(どうして・・・)
麗子は自分の中で何が起きているのか理解できなかった。しかしそれは<女>としての悲しい性であった。一度知ってしまった快感は、忘れられないものになってしまっているのだ。ましてや若い肉体は貪欲に快感を欲しているのだ。
(いやだ!絶対にいや!・・もうあんなのは懲り懲りなの・・)
自分を忘れて快感に溺れてしまうことが恐かった。自分が自分でなくなってしまう、それが嫌だった。
しかし乳房は疼きを増していく。麗子の手が無意識に乳房に伸びていく。
「あっ!・・はうっ!・・」
麗子の意志とは裏腹に身体が勝手に動いてしまう。パジャマの上から乳房をそっと揉む。快感が一気に身体の中を駆け抜ける。
(ダメッ!何でそんなことするの!)
そう思っていても麗子の10本の指が豊満な乳房を優しく愛撫する。麗子の身体が小刻みに震える。
「ああっ!・・はあん!・・んんっ!・・」
(また・・おかしくなりそう・・)
快感が走るたび、麗子の意志は溶かされていく。乳首が顔を出し始め、指が触れると、
「はああっ!あああっ!いやっ!」
背中を仰け反らせ、快感に打ち震える。乳首に触れるたび全身がピクピク痙攣する。麗子はパジャマを脱ぎ、直接乳房を刺激する。
「はううっ!あああっ!ダメッ!あああん!はうっ!」
(ダメッ・・このままじゃ・・また・・)
麗子は快感に侵されていく自分を必死に保とうとした。しかし麗子の指の動きは止まることはなかった。徐々に激しく乳房を揉みし抱き快感のボルテージを上げていく。
「いやっ!ダメッ!あああーーっ!はああっ!んあああっ!」
(ま、また・・きもちよくなっちゃう・・)
全身の痙攣が麗子の肉体の悦びを表現している。胸を突き出し、さらに快感を得ようとする。そんなとき、麗子の脳裏にある事が浮かんできた。それは志穂に股間を弄られたときの事であった。あの時、全身が雷に打たれたような衝撃が走った。しかしそれは決していやなものではなく、自分の身体が飛んでなくなってしまうような感じだった。
(1回だけ・・触ってみよう・・)
麗子は快感に狂わされながらも右手を股間にもっていった。指でとりあえず探ってみるが、そのポイントがどこにあるのかわからなかった。パジャマの上からその場所を探し出そうとする。
(わかんない・・)
そう思うと麗子はパジャマの中に手を入れてみた。するとパンツのある部分が濡れているのに気づいた。麗子は無意識のうちにその濡れた部分に触れてみた。
「んはあああーーーっ!!」
麗子の身体が大きく跳ね上がり、仰け反った。
(今の・・すごい・・)
乳首に触れた時の衝撃もすごかったが、今の衝撃は乳首のときをも凌駕するほどの衝撃だった。もう一度その場所に指を這わせてみる。
「ああああーーっ!はあああーーっ!ひあああーーっ!」
麗子の身体が上下に激しく揺れ、さらに痙攣が激しくなる。
「んあああーーっ!ダメッ!死んじゃうっ!いやああーーっ!ああああーーーっ!」
(いいっ!こんなの初めて!)
もう麗子の中に理性は存在しなかった。ただきもちよくなりたい。それだけだった。しかしその衝撃に耐えられるほど麗子の身体は強靱ではなかった。ましてや快感を知ったばかりの少女に我慢できるようなものではなかった。
「いいーーっ!あああーーっ!も、もうダメッ!はあああん!いやああーーーーっっ!」
(もう無理・・我慢できない・・)
麗子の腰が大きく持ち上がり、大きく弧を描く。左手で乳房を巧みに弄り、右手で快感の泉《クリトリス》を弄る。
「あああーーーっっ!もうダメッ!いっちゃうっ!いくっ!いくっ!あああああーーーーーっっっっ!!!いっくうううーーっっっ!!」
麗子の身体が仰け反ったまま固まる。しばらくするとドサッと腰が落ち、ベットに横たわる。全身がガクガク痙攣し、受けた快感の凄さを物語る。
「・・・んはっ!・・・はあうっ!・・・あぐっ!・・はああっ!・・」
麗子は快感の海から抜け出せずに藻掻いているようだった。しばらく麗子は動くことができなかった。
「はああっ!・・・はあっ・・・はあっ・・・はうっ!・・・はあっ・・」
ようやく呼吸も落ち着き始めると麗子の意識が戻ってきた。
(また・・いっちゃった・・・)
呆然としながらも、少しずつ自分が《女》であるということを認めざるを得なかった。そしてそれが決して不快なものではないことを。



<続く>

前へ <<  投稿小説のページ >> 次へ