【奥の部屋】 ロバート・エイクマン 今本渉 編訳 子供の頃、誕生祝いに買ってもらった人形の家には、外からは見ることができない部屋があった。月日が流れ、大人になった私は徒歩旅行の途中で道に迷い、あの人形の家そっくりの屋敷にたどりつくが……不穏な気配に満ちた
「奥の部屋」。婚約者の両親を田舎に訪ねた女性が、森の中の魔の領域に足を踏み入れる 「髪を束ねて」 ほか、謎めいた暗示と象徴、魂の奥処をゆさぶる戦慄によって、幽霊不在の時代における新しい恐怖を描く、モダン・ホラーの極北、エイクマン傑作集。増補文庫化。
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