巷ではIT企業のライブドアがフジテレビをのっとるだので話題になっています。今は平成17年の春…。 そんな買収劇が繰り広げられる最中、ランチアを購入したオートトトーディング・ルフト(ATL)社が、中古車販売大手のガリバー社に買収されるとのニュースが入ってきました。 ![]() オートトレーディングルフト社 取り扱い車種のメインを、英国ローバに切り替えたせいもあり最近社のWEBサイトを覗くこともしていませんでしたが、そのニュースではこのところ新車販売が伸び悩んでいたと書いてありました。 かつて、私が購入した直後の平成12年(2000年)頃は、ALFA/FIAT正規代理店のチェッカーモータースを傘下に収めるなど、「飛ぶ鳥を落とす勢い」でしたが、またしても前車パンダにつづき、購入ディーラが無くなってしまいました。 ただ、前車パンダで学んだ「ディーラをあてにしない」気構えで過ごしてきたせいか別段ショックでもないし今更困ることもありません。事実車検などの整備は、既にガレージ伊太利屋にシフトしていますし、ATLからのアフタケアも全くありません。 考えてみれば、チェッカーモータース買収前の1999年頃は、ランチアをはじめとした正規に輸入していないイタリア車をメインに扱っており、小規模ながらも魅力的な「ショップ」でしたが、その後のALFA/FIATの正規代理店を手に入れてから、品の無いメルセデスやBMWが見捨てたローバをメインにするなど、シロートの私が見ても悪い方向に向かっている印象は拭えませんでした。 大きくなろうとして上を見ながら切磋琢磨しているときはとても魅力的なのに、いざ目標としている「位置」に来てしまうと、自分自身で身動きが取れない。ライブドアもそうならないのか興味津々です。 ![]() かつてはフジも「業界の風雲児」でしたが… |