ミラージュ


マイナチェンジ後

 先週の続き。
 姉が通勤のためのクルマが必要となった為に我が家にやってきた初めての「乗用車」でした。私や兄にはこれまで何も与えてくれなかったのに、さすが娘には甘〜い父。キャッシュで購入してしまいました。

三菱「ミラージュ」

 グレードはハッキリ覚えていませんが、排気量1.5Lの特別仕様車だったように記憶しています。
 この時代にはまだ珍しかったパワーステアリングにパワーウィンドウ、エアコンも標準で装備し、シートもファブリックながら結構重厚なスポーツシートが備わっていました。
 実際に私がこのミラージュを運転するようになるのは、更に2年後に、三菱ランサーを買い足して姉がランサーに「スライド」したため、私のところに「中古」のミラージュが廻ってきたのです。

三菱「ランサー」(こう見えてもハッチバックです)

 スペックも記憶が定かではないのですが、確か70ps程度で私にとっては必要にして十分でしたし、剛性もしっかりしており、マイナチェンジ後モデルのためか、細部に渡り質もよく、この頃の1.5Lクラスとは思えないほど上質だった様に記憶しています。
 そんなこともあってか、この「ミラージュ」は、この後20年近く実家で乗り続けられることになりました。
 世間一般では新車の購入タイミングはフルモデルチェンジ直後になりがちです。そりゃまぁ誰もがどうせなら見慣れたモデルよりも目新しい型の方がうれしいので、この気持ちよ〜く分かります。しかしこの「ミラージュ」の一件で、考え方によってはマイナチェンジ後のモデルの方がいいのだな、と思わされました。


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