画像は試作品です。製品にはA/F計取付用ボスが付属。
 CZ4A用 76.3φフロントパイプ
ランサーエボ10用 \49,500(税抜¥45,000)

排気系は太さが肝心。手軽に交換できるエボ10用Fパイプ。
アウトレット側は65φ、触媒側76.3φと十分な太さを確保。


純正アウトレットを接続するためには必ず細くなってしまう球面継ぎ手を廃してアウトレットごと交換タイプを
作成しようとしましたが、様々なテストを経てFパイプのみの交換に落ち着きました。


なぜFパイのみなのか・・
・費用対効果のバランス
本体価格を出来るだけ抑えました。品質、仕上がりのを考慮すると比較的安価

・工賃
エボ10のアウトレット交換は非常に手間がかかるため工賃が高額です。
アウトレットやパイプにクラック入れば・・また工賃かかります

・クラックの防止
エボ10は排気の取り回しや振動、熱によりパイプにクラックが入り易いです。
これまでのエボではほとんど考えられなかったトラブルが出てしまいます。
エボ10は比較的少量の排気漏れでもチェックランプが点灯し、ECUがセーフモードに入るケースがあります。
セーフモードではエンジンはほとんど吹けません。最悪バッテリー端子を抜いてエラーをリセットするまでは
まともに走れないということもあります。これはノーマルの球面継ぎ手を廃したために起こりえる事です。
ジャバラ部分を設けても吸収しきれない場合があります。
更にアウトレット部分が直角に近い形状で曲がっている為、ここをステンレス等で作成すると割れ易いです。

・取り付けの際の自由度
触媒やマフラーを社外品に交換すると全体的に装着位置がズレることがあります。フランジ部分や本体を
捻って装着することもありますが、ジャバラ部分に負担がかかってしまいます。
(ジャバラは捻ることが出来ない。球面継ぎ手は比較的自由)

・アウトレット容量確保
エボ10のアウトレットは実は性能の大きなファクターとなる容量が非常に大きいのです。
(社外品でも純正より容量の多いアウトレットは稀です)
様々なアウトレットを調べるとほとんど容量が減っています。大きくするにはアウトレットの
製法を考慮しなければなりません。当然コストに跳ね返ります。
そこで費用対効果を考慮してアウトレットはノーマルを使用することになりました。

  

アウトレット側は65φ。ノーマルより多少広げてあります。触媒側は76.3φです。

各部クリアランスも考慮してあります。

ノーマルのアウトレットです。容量はかなり大きいですね。
 

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