バービークラブ
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今月のバービー:Solo in the Spotlight      
最終更新日:2011年2月10日

 1960年代前半に発売された人形の復刻版です。復刻版は1994年に発売されました。
 ドレスは黒ですがボディー部分はラメ入り、裾の広がった部分は透けたレースになっており、写真では見えませんがバラの花が付いています。
 ネックレスは記憶にないのですが、元は違う物を着けていました。写真のネックレスはポチ母が作った物だと思われます。
 このバービーは2004年のクリスマスカードの素材に使用しました。

 正面像、側面像、背面像、顔のアップなどの画像をフォトアルバムに収めています。
 フォトアルバムは下の画像をクリックしてご覧下さい。        

バービーフォトアルバム
過去に紹介したバービー人形の画像も
このフォトアルバムに収められています。
 数十年前のバービー人形は良好な保存状態で残っていればかなりの価値があります。
 お時間のある方はちょっと読んでみてね。
     
 このページではポチ母のバービーコレクションのうち、ポチ小屋に飾られた物をだいたい月に1回のペースで紹介します。
 ポチ母は結婚前にバービー人形を集めていました。
 子供の頃のバービーは子供用の着せ替え人形でしたが、いつからか子供用のとは別に大人のコレクター用の人形も販売されるようになり、ポチ母が集めている物は主にコレクター用です。
 コレクター用は洋服が凝っていて高価です。しかしポチ母が子供の頃に売られていた着せ替えバービーは今のコレクター用バービーと同等かそれ以上に造りが細かく現在ではプレミアがついています。
 子供の頃に遊んでいた着せ替え人形のバービー、タミー、スカーレットはいつの間にか家の中で目にしなくなりましたが、大人になって一人暮らしをしていた時、突然実家から宅急便でそれらの人形が送られてきました。ポチ婆が押入の片づけをしていたら出てきたそうです。数十年ぶりに見た人形達はそれはそれは懐かしく何とも言えない嬉しい気持ちになりました。
 タミーちゃんは変色していたのにバービーは全く昔のまま、保存状態は良好でした。その時はそのバービーの価値を知らないポチ母でしたが、とりあえずきれいに拭いてしまっておこうと思いマジックリンで拭きました。するとアギョ〜っ!バービーの足が紫色に変色してしまったのです。金銭的価値に関する知識がなくても心の中でとても大切な存在である懐かしい人形がそんなふうに損なってしまったことがすごくショックでした。
 さらにショックだったのは、それから数ヶ月後、デパートの「バービー・ア・ゴーゴー展」に行った時のこと。その変色してしまったバービーと全く同じバービーが値を付けて売り出されていました。その価格は何と80万円!ポチ母は80万円の価値のあるバービーをマジックリンでダメにしてしまったのです。
 それから昔のバービーに興味を持ち色々調べてみたところ、当時の物は現在ではだいたい50万円以上の値がついています。箱も綺麗な状態で残っていれば、さらに価値は高くなります。
 昔の物に限らず、現在売られている物でも有名デザイナーがデザインした物は販売後に倍、3倍、、、、と価値が上がっていくことを知り、そこからバービーコレクションが始まりました。
 なぜ昔の物が高価値なのかと言うと、当時は洋服やボタンなどの小物の多くはそれぞれ専門の職人さんが作っていたからだそうです。洋服の縫製は人間の洋服と同じように丁寧になされていました。縫い代の始末もきっちりされていました。
 今の着せ替えバービーは縫い代はそのままの物が多く、洋服の合わせはボタンではなくマジックテープが多いです。昔はスカートなんかファスナーのついている物がありましたよ。
 マテル創立35周年記念の時だったと記憶していますが、そんな昔の価値あるバービーの復刻版が販売されるようになりました。復刻版は一時的ではなくて以降も販売されています。子供の頃、バービー人形を買うとミニカタログが付いていました。それを見ては「次はこれ買いたい。その次はこれが良いな」と夢見ていた時のバービーが次から次へと復刻版として発売されました。もうあれも欲しいこれも欲しい、、、、と買えもしないのに嬉しくなったものです。
 さて、結婚後はお金をバービーに自由に使える状況ではなくなったのでまもなくして収集は終了。
 ポチ父にはポチ母にもしものことがあった場合、バービー人形を絶対に捨てるなと言ってあります。全部上手く処分換金すればそれなりの額になるので、役立てて下さい。
 みなさん、子供の頃のバービー人形があったら大切にしましょう!