アルテラFLEX10K30Eの開発ページ 

MAX+plusUbaselineの使い方


ダウンロードケーブルを製作したところでテストをしてみないことには、成功か失敗かわかりません・・
しかしテストをするためにはツールソフトの使い方がわかっていないことにはどうしようもないので
このページはツールの基本的な使い方について説明します。


ここでの作業はすでにインストールが終わっている状態が前提です。




1、
まずツールを立ち上げる前に練習用の適当なフォルダをmax2work以下に作りましょう
ここではnonsaya(名前は好きな名前でけっこうです)とします
  2、
ここでおもむろにMAXをたちあげます。
う〜んいつ見てもアルテラのロゴはカッコイイです。

 

     
3、Fail →Project→Nameとクリックします。  
4、
出てきたボックスにフォルダ nonsayaを指定し上方の文字を全て消して
testと入力、OKをクリックします。

 

5、何も画面が出なかったらOKです、しかし上方左側のバーを見ると
 
6、 次にFail→Newを押すと出てくるダイアログボックスで


ちゃんとc:\max2work\nonsaya\testと表示されています、これが今いるプロジェクトの中です。

 
GraphicEditorfile(回路図入力)にチェックマークが付いているのを確認しOKをクリックします。
7、出て来た白紙が回路図を書くベースです  
8、 最初に入力する前にFail→Save Asで保存をしておきます。
 

勝手にFileNameがtest,gdfになってますのでOKをクリックします。

9、白紙の何もないところをダブルクリックすると立ち上がる・・
 
10、9と同じようにしてoutputと入力して出力端子を出します。

Enter Symbolダイアログボックスで一番上のSymbol Name欄にinputと入力して入力端子を出します。

もちろん、その下のSymbol Librariesのc:\maxplus2/max2lib/primからinputを探してもOKです。この入力端子を同じようにもう一つ作ります。


   

11、9と同じようにnand2と入力し2入力nandを作ります。


上図のように各ノードを移動して接続します。

 


12、PIN_NAMEの所をダブルクリックして入力名称、出力名称を変更します。

 

13、これでコンパイルできますが、先にデバイス関係を設定しておきましょう。


Assign→Deviceで立ち上がるこれで


DeviceFamilyをFLEX10KE、DevicesをEPF10K30ETC144-1に変更し
さらにDeviceOptionsで立ち上がるこれで 14,コンパイルします。
 

真中あたりにあるConfigurationDeviceをEPC2LC20に変更します。



赤線で囲ってある煙を出している工場のよなボタンをクリックすると、
コンパイルツールが起動しますので、Startボタンをクリックするとコンパイルが
始まります。

何も問題がなければ、しばらくして終了しコンパイルが成功したと言ってきます。

15、これで倫理合成から配置配線まで終わりましたが、どの入出力がどのピンに割り当てされたのかは、わかりません。そこでMAXplusU→FloorplanEditorをクリックします。

16、多分最初にでてくるのはLabViewと呼ばれる物が立ち上がるので


LabView ワケがわかりません^^;
17、Layout→DeviceViewをクリックします。 18、DeviceViewモードになります。

左上にある、拡大縮小で見やすくします。

19、右上にあるUnassignedNodes&の欄にある各ノードをドラッグして配置したいピンの上でドロップします。 20、ここではin_0を33番ピン、in_1を32番ピン、out_0を130番ピンにしました。
 
21、ピン指定が終了したら再度コンパイルします。
22、ダウンロードケーブルを基板側に接続して基板の電源をONにします
23、MAX plusU→Programmerか上部真中あたりにあるボタンをクリックしてプログラマーを起動します 24、こんなのが出て来て、Programが消えています


それもそのはずでFileがtest.sofになっています、これは直接デバイスのSRAMにコンフィグ
させるデータ形式なので、このボードでは使えません
25、そこで File:test.sof の上でダブルクリックするとこんなのが出て来ます。 26、こんどはProgramがハイライトされています、ここでProgramをクリックすれば
基板上のシリアルROMにデータがダウンロードされます。


test.pofを選択しOKをクリックします。

27、今の状態ではデータはシリアルROM上にあるだけで、デバイス上のSRAMには
前回のデータが残ったままですので、基板の電源を一度OFFにし再度ONにするとシリアルROM上のデータが
SRAMに行き期待通りの動作をするようになります。

お疲れさまでした、こうやって文書にするとやたら長いですが、実際は慣れもありたいした作業ではありません。
以上の作業で何か問題、間違いがあるのなら是非ご指摘の方宜しくお願い致します。


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