サーキットデザイン社 MU−2−429
高周波回路設計参考資料 マスキシステム(有)
特定小電力無線局
使用目的にも寄りますが 比較的広いフロアーで どの場所からも つながるには
やはり 微弱電波では 通達距離に相当無理が有ります
特定小電力無線機は ユーザーが免許/資格/届出 を必要としない無線局です
微弱電波より 送信電力をかなり強く発射でき 通信距離も長くできます(200m〜3Km)
1Km程度の距離を必要とする場合は 429MHzを推奨します
周波数が低いほど 建物の影への回りこみ到達も良好ですのでこの周波数がベストです
下記の条件を満足することと 製造会社は 技適の取得が必要です
小ロット生産は 技適取得済みの市販品の使用がコスト的に有利と成ります
使用目的別 分類
A.無線音声通話
B.無線リモコン
C.無線データ通信
出力電力による 分類
@ 特定小電力10mW型
通話時間制限 : あり 3分連続送信で一旦断 2秒休止
アンテナ付け替え : 不可 ( 簡単に出来ない構造であること )
周波数 : 422MHz帯 ( 親機 12ch 子機 36ch )
周波数 : 920MHz帯
飛距離
429MHz帯 200〜2Km位 テレメータなど実用レベルで長距離通信出来ます
900MHz帯 30〜500m位 426MHzより飛びませんが アンテナは小さく出来ます
2.4GHz帯 20〜200m位 直進性が強いので 見通し場所が条件です
315MHz帯 30〜200m位 許可される最大電力が−10dBmと小さIい 微弱の強力版
技術基準検査
技術基準適合証明 毎回検査 100台で 20万円程度 証明料が必要と成ります
認証試験 1度取れば 何台でも生産出来ますが 費用は80万円位掛かります
新規設計/生産は これが足かせとなり かなり敷居は高いです
市販品参考販売価格 (技適取得済み)
サーキットデザイン社 MU−2−429 429MHz送受信機 15000円
サーキットデザイン社 MU−1N−429 429MHz送受信機 29000円
サーキットデザイン社 CDT−TX−02M 429MHz送信機 10000円
サーキットデザイン社 CDT−RX−02M 429MHz受信機 20000円
この程度の価格で手に入ります 双方向通信可能な MU−2−429 がお勧めでしょうか
これで 1Km以上の通信が出来るのですから
技適の取れていないモジュール販売
サーキットデザイン社 CDP−TX−04S 429MHz送信機 4200円
サーキットデザイン社 CDP−RX−03AS 429MHz受信機 11550円
その他 便利なモジュール
音声伝送モジュール
多摩デバイス Audio01 2.4GHz 1:N 受信可能 距離200m
市販の無線モジュールを利用しての 少量台数での製品開発に協力します
目的に合わせて ハードの構成、設計と制御するマイコンのソフトを組めば完成です
マイコンはPICマイコンが安価で高性能ですから 主に使用しています
遠距離リモコン 遠距離データ取得など 無線を使って1Km程度の通信機器をお考えの折
ご相談下さい