CPUの熱暴走を修理 戻る

連日の暑さでメインパソコンが熱暴走を起こしてしまった、原因調査の為に分解してみた 所かなりの埃が入り込んでいて、原
因は埃の様なので徹底的に掃除をしました。                         
               2006/06/11

■・外れる所は全部外して清掃
  DVD、HD、TVカード、CPUファン、電源部など外
  せる所はみんな外しました。

 ・外した後、マザーボード、ケーブルについた埃を刷
  けではらって、掃除機で吸い取りました。
 
 ・たまたま今日は雨で湿度が高いので、静電気を気
  にしないで、ばんばん分解しましたが、空気が乾燥
  した時は、こんな作業はお勧め出来ません。


■・CPU周りの清掃
  CPU周りは熱とファンの影響で埃が黒くなって、こ
  びり付いていて、刷けだけでは取れないので、ウ
  エットティシュも使って拭き取りました。

 ・CPUの上に塗ってある、熱伝導のシリコンオイルも
  劣化しているので、ふき取って新しい物を塗りまし
  た。
  シリコンオイルを塗らないと、熱伝導が低下しCPU
  の温度が約10%上昇すると言うデーターもありま
  すので、必ず塗って置きます、量は多すぎない様に
  して下さい、真中に米粒程度載せるだけです。
  


■・電源部の清掃
  電源部はファンが付いているので、電源内部も埃で
  真っ黒な状態でした、まず分解してファンを外しそこ
  から内部の清掃をしました。

 ・内部とファンを刷けと掃除機を使って清掃し、部品の
  色が確認できる様に綺麗になりました。
 
 ・この写真の右側のヒートシンクにファンが付いたCP
  U冷却部品の、ファンを取り外した写真 が下で、今
  回の故障原因となった状態です。
  


■・CPUファンの清掃
  CPU上に付いているヒートシンクがあり、そのヒート
  シンクを冷やすファンが付けられていて、このファン
  を外した所、原因が見つかりました。
  ファンの下は綿埃が山となって、ファンの風でヒート
  シンクを冷す事がほとんど出来ない状態になってい
  ました。

 ・パソコンを2003年3月に作ってから今まで、3年3
  ケ月になるが、こんな所は外した事が無いので、3
  年間の埃が蓄積されて、ヒートシンクを冷却できな
  い状態で、CPUの熱暴走が発生したんですね。
 
 ・更に梅雨時の湿気で綿埃がベターとなって風が通
  過出来ない状態となったのも、影響した様です。
 


■・CPUの熱暴走が発生した時の現象
  CPUの熱暴走が発生した時の現象は色々あります が、今回は以下の様な現象が見られました。
 ・ディスプレーの表示に色々の色の、四角や線が表示されそれがチラチラと色々の場所に表示される。
 ・突然画面消えたりして、何も表示されない、リセットボタンを押すと正常に立ち上がってくる。
 ・画面にチラチラ四角や線が表示されている時に、マウスもキーもまったく受け付けない状態になった。
 ・CPU使用率の高い仕事を始めて少しすると、突然故障現象が発生する。 
 ・溜まった埃にファンの羽根が触れて、ヒューーと言った音がして、ファンの騒音が大きくなっていた。