超小型PC1.3Gマシンを作りました 戻る

24時間ライブ運転にも使える省電力小型マシンが欲しかったので、遂に作ってしまいました。
色々ネットのホームページを調べて見つけたのが、5インチベイの大きさでCPUはソケット370、1.3Gまで対応のベァボン
キットで、消費電力は60W以下です。                                                   2002/11/04
 今回購入した部品一覧です、マウスは自宅に有った物を使用しました。 
5インチベイタイプベァボンキット SUMICOMメモリー256M付き
46.800
 
2.5インチハードディスク30G IBM IC25N030ATCS04-0(ATA100)
12.381
 
薄型CR-R  SN-124バルク製品
2.858
 
CPU Intel Celeron 1.3G/100MSB BOX
7.873
 税込み
小型キーボード BTC5510M
2.814
税込み
消費税   
3.101
上の3点
  
 75.827
 
組み立てる際の注意ですけど、静電気には十分注意して下さい、窓枠とかケースの金属部分とかに触って静電気を逃
がしてから作業に入ろう、出来れば雨の日とかが一番安心ですけど、でも待ちきれないですよね。 (^_^); ♪♪.

次に各パーツの扱いですけど、コネクターのピンやCPUのピン、メモリーのソケット部分とか接続する部分には絶対に手
を触れないで下さい、手を触れると手の汗の塩分とかで、酸化して接触不良になり、思わぬトラブルになります。

  
これが今回購入した部品のすべてです、ベァボンキットの説明書は英語で書かれた二つ折りの物が一枚と補足説明の
ペーパーが一枚、CDロムに入った説明ファルだけでした。
 
部品の梱包をといて見ました、CD-RとHDは、ノートパソコン用の
物で薄く小型の物です、CPUファンは専用の薄型の物がベァボン
キットに付属していましたので、SeleronCPUに付属の物は使用
しません。
CPUによって、マザーボードのクロック設定のピンジャンパーの変
更が必要ですが、このマザーボードはすべて自動で認識してくれ
るので何もする必要は無い、プラモデル感覚で出来てしまう。
引き出し型のケースから出したマザーボードで、左のベイ
がCD-R取り付け用のベイでこのベイの下側にHDを取り
付ける様になっています、ケーブル類は全然使われてい
ませんので、誰でも間違いなく取り付け出来ます。
配線はCPUのファンケーブルの接続だけです。
ケースはアルミのかなり厚めの物で、しっかりした作りです。
前面には左から1394、USB、ヘットホン、PWランプ、HDラン
プ、RESETスイッチ、PWスイッチ、1番右はマイクのコネクター
が配置されています、その上の黒い部分はCD-Rです。
後面は左からLIN入力、電源、その隣は上がPS2マウス、
下がキーボード、シリアルポート、ディスプレー、その上が
パラレルポート、1番右は上からLANポート、USBコネクタ
が2個です。
出来上がった超小型パソコンで、キーボードマウスも小型の物
物をそろえましたので、これなら紙袋に入れて簡単に持ち運び
出来そうです、ディスプレーをちょっと借りたりすれば、何処でも
使えそうです。
 
電源を入れてピーー音1回だけ鳴って、デイスプレーに文字が表示されれば、ここまでは完成です、次にBIOSの確認をして
おおきましょう、ATA機器のCD−ROMとHDが、BIOSで認識出来ているかですけど、認識出来ていれば機器名が表示さ
れますので確認出来ます、このパソコンはFDが付いていないので、CDロムから直接インストールする事になりますので、B
IOS画面でCDロムがBOOT設定になっているかも、確認しておきましょう。

いよいよOSのインストールをします、今回もWindows2000をインストールする事にしました、CDロムから直接起動して始め
にfdisk コマンドでHDのパーテーションを分ます、今回は全体が30GHDなので3つに分ける事にしました、C:〜E:までで
それぞれ10G、程度になる様にしました、パーテーション分けが終わったら、一旦再起動します、これは重要ですから必ず再
起動して下さい。
次にC:〜E:まですべてのドライブを format してから、C:にインストールする、Windows2000のインストールで注意する
事はファイルシステムをNTFSにするか、FATにするかですけれど、後からでもNTFSに変更出来るので、FATでインストー
ルしました。
Windows2000のインストールが終了したらマザーボードに付いてきたCDから、ビデオとサウンドと、それにチップセット関係の
ドライバーをインストールしたんですけど、LANのドライバーが見つからず、ひとまずインストールを終って、システムのデバイ
スマネージャーで確認した所やはりLAN関係が?マークのままなので、一旦ドライバーを削除して、新しいハードウェアーの
検出をして、CDロムからドライバーの検索を選択し、最適ドライバーをインストールして正常に成りました。

次にLANの設定です、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、ネットマスクDNSを設定しインターネットにアクセス、yahoo のペー
ジを表示し、アクセスが確認出来たので作業終了にしました、16時頃から組み立て初め23時頃まで、約7時間かかりまし
た、次の日にWindowsのUpdateにアクセスして、利用可能なアップデートをすべてをUpdateし、定番の便利なソフトを少し
インストールし、目的のライブカメラや、定点カメラのソフト、ストリーミングソフト、セキュリティソフト、ポート監視ソフト等をインス
トールして、一応完成しました、後はそれぞれのソフトの設定ですけど、まだ時間かかりそうです。
 
このサーバーのためにディスプレーを1個占有するのは忍びないと言う事で
メインのパソコンからリモートで制御する事にしました、リモート制御に使用
したソフトはフリーソフトのVNCです。
このソフトを制御される側の今回作った小型サーバーにインストールして、
制御するメインのパソコンからログインして操作します、レスポンスは遅いが
サーバー側の画面がそのままメインパソコンに表示されて色々操作が出来
るので、何か不思議な感覚ですけど面白いですね。
制御する側のメインのパソコンはIEでアクセスするので、新にソフトを追加す
る必要はありません。
使って見たい方はKuruminお勧めソフトから、作者のページにリンクして有
りますので、ダウンロードして下さい。

写真はリモートでアクセスしてMrCamを起動した時の画面です。 


遠隔で電源を入れる実験をしている所でです。
ここまで来ると、完全に遠隔で制御をしたくなるのが人情と言う物で電源の
OFF/ONも遠隔操作出来る様にしました。
まずWindowsが立ち上がる時にIDとパスワードを入れないとならないので
これを自動ログインの設定に変更しました、Windows2000での自動ログイン
設定はコントロールパネル/ユーザーとパスワードで、このコンピユータを使
うにはユーザー名とパスワードを入力する必要があります、のチェックを外し
ログインするユーザー名とパスワードを設定すればOKです、更にVNCもス
タートアップに登録し、電源ONで自動でログインし遠隔操作が可能になる
ので、後は遠隔で電源を入れれば完成です。
遠隔で電源を入れる為にまずBIOSの変更をします、Power On by Ring の
オプションを有効に変更します、次にパソコンに通信ソフトをインストールして
MODEMを接続し設定してから、パソコンをシャットダウンして、携帯電話か
ら電話して見ました。
電話の呼び出し音で、みごとパソコンの電源が入り立ち上がりました、これ
で完全に遠隔操作が出来る様になりのした。