2006年11月

11/1〜3
船首部分の裏側まで張って見るも
やはり太らせすぎたことがこの時点でも
解って来つつある・・・・
日記には「現合あわせが裏目に出てきている
図面がおかしいと思ってもある程度信用しないと
問題が大きくなる・・・」と書いてある・・・
11/4〜6
現実逃避をして
船首部製作から船尾の製作へと移行・・・・
船尾の造形も結構大変だが
船首バルジに比べれば楽と日記には書いてある
とはいえ写真でも解るとおり
強引に板を曲げている上に
かなりの隙間が発生していますが・・・・
(ただ 隙間は結構大きな物でも
後からパテやFRPガラスクロス等で覆うため
ほとんど問題にならないことが判明!
まぁ 綺麗に繋いでおくにしたことはないですが・・)
11/7〜11/11
船首部の大幅ダイエットを敢行
かなり太った状態からだと切りつめた感じです
ところが 初期の図面と見比べると
ほんの少し太らせただけ・・・・
やはり 図面の重要性を感じたところです

それにしても かなりいい加減に板を張り付けています
写真の船首艦底部に穴開いてますもんね・・・

備考
船首部の外板とキールのつなぎはこのような形でしています
キールに外板の板厚分の削り込みをして
そこに外板を止めこむようになります
このやり方帆船模型では常識で
この削り混んだところを「ラベット」と言うらしいです
11/12〜16
この時期は全速力で外板貼りを疾走中
同時期にこの後の作業で必要となる
パテとFRPを手配しています
概算でパテ¥10000、FRP25000だそうです
現時点(07,5,28)でも この出費が最大です・・・

それにしても
ステープルの量が凄いです
それだけ 強引に板を曲げてよじってしているわけですが
案外これでもうまく行けてたりします・・・
ちなみに 日記にはこの時点でのステープル使用量が
1200発を超えていると書いてあります・・・
11/16
ようやく外板貼りが終了しました
実に約一ヶ月 これで船らしい格好が出来たわけです
ここまでかなり長く感じたものですが
今にして思うとかなりハイピッチで
造形されていったと思います
作れば作った分だけ形になってうれしいのが
外板貼りと出来上がっていっそう解りましたね〜

それにしても・・・
床の汚いこと汚いこと><
これだけ 切り粉が出ると言うことです・・・
奥にある木の箱の手前側の茶色い部分
すべて切り粉ですからねぇ・・・
物が大きいせいもありますが
こういったゴミの関係がかなり出ますので
これから製作される方は十分そこの所も考えて下さい
11/17〜25
船台についているうちに
ステープルを引っこ抜き
全体に大まかなヤスリがけを施しました
それにしてもがっちりと食い込んでいるステープルを
引っこ抜くのは骨の折れる仕事です
たまたま購入した物にステープル抜きが
入っていたのでそれを使うが
たま〜に途中で折れてしまう物があった
その場合はニッパーが有効でした
刃先がぎりぎりまで寄れるので
根元でぽっきりいっても結構行けます
11/26〜11/30
ついに船台から
船体をとりあえずしました
今まで転覆しているかのようだった長門が
ついに 浮かんでいる状態へ
この姿を見たときには
完成したかのような喜びがありました
とは言え現実にはほとんど何も出来た無いのと
同じ位この後の作業の方が大変なのですが・・・

ちなみに船台への取り付けはビス止めだったので
割と簡単に取り外すことが可能でした