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『応仁の乱』
十一年間の長きに渡り続いた内乱は、細川勝元と山名持豊との対立や、
将軍足利義政の跡継ぎ問題、斯波・畠山両管領家の相続争いにより、
諸国の守護大名が細川方の東軍と山名方の西軍に分かれて戦った。
其の結果、戦乱は地方に拡散。
京都は荒廃し、以後幕府の権威は大幅に失墜した。
国に別れ、
後の世に云う「戦国時代」である。
応仁の乱より五十年の刻が流れ、
一五一二年 織田信秀、生誕。
一五二八年 小豆坂の戦い。
一五三四年 織田信長、生誕。
そして、更に二十四年の後……。
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