アルカンタラの頁でも書いていますが、シートをはじめとして内装の多くに、合成皮革「アルカンタラ」を使用しています。元々「アルカンタラ」は、日本の東レとランチア社が共同で立ち上げたクルマ用「合皮」製造会社なのですが、最近、ランチア社がこの「アルカンタラ」業務から撤退したとか。 その関係か、最近トヨタ自動車のハリアーやアルファードに、この「アルカンタラ」内装の上級ヴァージョンが投入されました。 「上級ヴァージョン」と書きましたが、この「アルカンタラ」、実は高価で噂では本皮よりもコストがかかるらしい。そのため既存の「本皮仕様」よりさらに上級グレードとして「アルカンターラ」ヴァージョンを追加したとか。 さて、今回はその「アルカンタラ」のお手入れ方法の話。 結構丈夫で水に濡れてもシミになりにくく、汚れがつきにくいので、比較的お手入れはカンタンです。 ギュッと絞った濡れ雑巾で拭いてやることで、かなりの汚れは取り除くことができます。必要あれば、蒸しタオルやお湯で塗らしてから絞れば、更に汚れも落ちやすくなります。 ただ、先にも書きましたがやはり熱には弱く、タバコの火であっと言う間に穴があくそう。 ![]() 焚き火の近くでは窓を閉めて ヒトによっては擦り切れるのが嫌で、坐面にカバーをしているとか。できるだけ末永く使っていたいための処置なのでしょうが、そのためそのスバラシイ触感を堪能できないのはチョット寂しいような…。 |