フジヤマ
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イプシロンの写真を撮るために､バックに収める背景を探しに関東近郊を走っているのですが､前々から行きたかったところ､それが富士山です｡ 我が家からそれほど遠くはないのですが､気軽に｢ちょいとそこまで｣と言う距離でもありません｡少なく見積もっても片道約２時間｡ また､写真撮影となるとやはり山頂付近に雪が積もっている方が｢絵｣になりますし､空気の澄んだ時期を考えるとどうしても冬となってしまいます｡しかし早朝､途中の山道を通ると､ところどころ凍結している場所もあり､ある程度の決心がなければ行くことが出来ませんでした｡ そこである冬の日曜日早朝｡一大決心をし､デジカメ片手に山中湖まで向かうことにしたのです｡  いざ､山中湖へ！ 案の定､一部道路はアイスバーン｡途中の山道はしようがないとして現地山中湖は大丈夫と思っていましたがこちらの道の方が多く凍り付いていました｡ 到着した時は未だ夜が明けきっていませんでしたがしばらくすると富士山の左側を朝日が照らし始めました｡ 湖畔まで降りるとそこは一面カメラマン｡みな日本一の山､富士山を写真に収めようと早朝にもかかわらず集まってきてるようです｡これには少しばかり驚きました｡こんな休日の早朝からこんなところまで来るのは私くらいと思っていたのですが､いやはや似たようなニンゲンはどこにでもいるものです｡ 私の場合､メインはあくまでもクルマで､その背景としての富士山を撮りに来たので､湖畔の邪魔にならないところを探しクルマを停めます｡そして｢パシャッ｣｡  Oh!フジヤマ！ う〜ん､残念ながらこの日はすこし山頂付近に雲がかかってしまっています｡冬場は比較的雲はかかりにくいと聞いていたのですが残念です｡※一説にはもうしばらく待てば雲も消えるのだそうですが…｡ |