迷子


方向オンチ?

 案外道に迷います。と言うよりも片側複数車線の幹線道路よりも狭い道を好んで走るので、いつのまにか「袋小路」に陥っている事が多々。言い訳をするつもりはありませんが道に迷ってはいますが大体の場所は把握しているので、いずれの場合も案外切迫していなかったりします。

 自分自身では「方向オンチ」ではないと思っています。
 方向音痴とそうでない人の違いは、「自分の衛星を持っているか否か」なんだそうです。
 方向オンチでない人は運転中など、大体頭の中に「地図」を思い浮かべ、今現在「東西南北」どちらの方向に進んでいるか意識しています。こうするとたとえ道を間違えても、方角が正しければとりあえず「近づく」事は出来ます。
 要するに、常に客観的に自分の位置(座標)を意識している、上空の「人工衛星」から見ているつもりになっているのです。

コンパスだけが頼り?

 ところが方向オンチの方は、これを「右」「左」で理解するそうです。
 角のタバコ屋の交差点を「右」に曲がり次の三叉路を「左」、しばらく進んで交番のあるの信号を「右」に、といった具合。もちろんこれでも正しく進むことは出来ますが一旦曲がるべく場所を間違えてしまうともう修正が効きません。一旦その交差点に戻るのが最良となってしまうのです。

 もちろん「方角」だけを頼りに走行するのが正しいとは限りません。特に複雑に入組んだ都心などでは、通行止めや一方通行などで目的地「方向」に進むのではなく一見見当違いの方向に進んだ方が「近い道」の場合も多く存在します。
 「行きたい方角は東なんだけどここは一旦左に曲がって北から現地を攻める…」
 もっともこの場合も目的地から離れつつもおおまかな「方角」は意識する必要はありますが。


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