ハイ・オク


「オクタン価」って?

 ガソリンは「ハイオク」を入れています。納車時にディーラ担当者から「指定」されました。

 実は以前から、欧州と日本では「オクタン価」が異なる為、欧州で「レギュラー」として売られているガソリンは日本での「ハイオク」にあたると聞いていた為、「ディーラ指定」でなくてもハイオク給油としていたと思います。

ロー・オク?

 「オクタン価」がいかなるモノかは不明ですが、いわゆる日本での「ハイオク」とは、レギュラーガソリンに比べ「オクタン価」が100くらいと「高い(High)」モノを言う様です。
 一昔前に、「日本石油」のTVCMで、

   「レーサーひゃくぅ!」

と言ってたのはオクタン価が「100」ってことなんだそうです。

 オクタン価が高いと…。
 まず、出力に差がでるそうです。車種によっては数馬力のUPが見込めるとか。しかし私にとって「馬力UP」は興味がないのでこの点はあまりメリットとは言えません。
 次の利点は燃費。これも比べた事がある訳ではないのでハッキリとはわかりませんが、仮に10%向上したとしても価格そのものがレギュラーより1割程高いので結局「+-ゼロ」で相殺です。
 唯一私にとってメリットと思えるのは、(真偽の程は不明ですが)エンジン内がキレイになる事でしょうか。
 「オクタン価」が高いとそうなるのか、プラスαの付加価値としてエンジン内の洗浄の為の「添加剤」が加えられているのか、はたまた逆に不純物を取り除いている為「汚れにくい」だけなのか…。
 ま、仮にウソだとしてもディーラ推奨である事と経済的には差が無いので、今後も「ハイオク」を入れ続けるでしょう。

チャンポン

 以前とある自動車雑誌の長期リポートでこんなのがありました。
 実施車種はフィアットのプントだったのですが、ガソリンを「ハイオク」と「レギュラー」の混合を使い、「ハイオク」オンリィとの燃費比較を行うと言うモノ。手順はこう。
 まず、最初は「ハイオク」にて満タン給油。
 残量がおよそ半分になったところで今度は「レギュラー」を満タン給油します。(すなわちこの状態でハイオクとレギュラーが半々のチャンポン) 更に今度はほぼカラの状態になったところで「ハイオク」を入れ、次は半分で「レギュラー」、その次はカラで「ハイオク」、半分「レギュラー」、カラ「ハイオク」…、
 といった具合。ようは常に半分以上は「ハイオク」の状態を保つように「チャンポン」をしたのです。
 結果は「ハイオク」純粋と比べ、燃費に違いは無かったそうです。
 理論上、ガソリンの「ハイオク」率が半分以上であれば「ハイオクの効果が有る」と言う事になるのでしょうか?

 ちょっと興味があり、「やってみようかな?」とも思いましたが、元来「根」がものぐさで、貧乏性のため少しでも1回の給油で長く走りたいと思っているので、こんな面倒な事はできないんでしょうねェ。


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