前回に引きつづき今回も「環境」について。今回は「音」について。 土地柄、クルマの排気系、いわゆる「マフラー」を改造し、爆音をたてながら走る輩を多く見かけます。 自動車は毎分何千回もの「爆発」を行っているのでどうしても「騒音」は発生します。しかし現在では消音装置の開発が進み、車種によっては近くまで行って耳を澄まさないとその排気音が聞こえないのも。ところがこの「消音装置(サイレンサ)」を取り外し、あえて大きな音を出させるような、時代を逆行しているようなヒトがいます。 一体何の目的でわざわざ「騒音」を出すような事をしているのでしょう? 消音装置は基本的に排気系に「フタ」をしているようなものなので、やはり排気効率はさがります。F1などのレーシングカーが一般車とは比べ物にならない程「ウルサい」のは、少しでもこの「排気効率」を上げる為です。 もちろん一般道では「法定速度」と言うものがあり公道はサーキットではありません。1/1000秒を争っているわけではないのでまったく意味がありません。 ![]() このセンス、理解に苦しみます 百歩、いや一万歩譲って、「排気効率の為」であればまだイイでしょう。巷で見かける「爆音族」の大半は「騒音」の割には速度が出ておらず、かつアストロやエスティマ等の「スピード」から最もかけ離れた車種に多いのは何故でしょうか? 私にはただただ「騒音」を出したいがためだけに行っているように思えてなりません。 当然これらは違法行為です。車検を通過することもまま成らないハズです。 陸運局は何をしているのでしょう?車検時だけマフラーを「正規」なものにかえているのでしょうか? 警察は何をしているのでしょう?くだらない(安全な)スピード違反や駐車禁止を取り締まるよりも、出来る事は山ほどあると思うのですが…。 ![]() 公僕諸氏の今後に期待します! |