成田まで


サンレッド・ガレージ

 日本は島国なので自動車での「海外旅行」はほぼ不可能です。
 中にはフェリー等で韓国に渡る方もいるようですが、やはり非現実的と言ってもいいでしょう。

国外逃亡には飛行機で

 現在の住居の関係で海外旅行に出かけるのは成田空港「経由」になります。
 成田空港までは「成田エクスプレス」、「スカイライナー」あるいは「リムジン・バス」等ありますが、重い荷物を持っての移動を考えると、金銭面で少々高くついても、自家用車を利用してしまいます。
 そう言った需要が多いせいか、成田空港近辺には民間の有料駐車場が多く見うけられ、金額も様々。
 1週間(8日間)で数千円で利用できるところから数万円とるところまで様々ですが、私は「サンレッドガレージ」を利用しています。
 ここは、通常の平置きの駐車場に加え、ビニールで出来た屋根付きの「個室」もあり、私はこの「個室」を利用するようにしています。ハッキリ覚えていませんが一週間で¥20,000くらいだったかと。

サンパーキング

 成田空港近辺と言えば、民家も少なく夜になると街灯もまばらになるほどの田舎町(ま、それゆえ「国際空港」があるのでしょうけど)。その為、クルマそのものの盗難は無くてもイタズラや車上荒らしが気になります。その「保険」と言う意味もあり「個室」を利用している次第。

 空港までの移動をクルマにする事による金銭面以外の「問題」は2点。
 一つ目は自宅から成田空港までの所要時間の予測が付かないことです。公共機関、それも鉄道であればほぼ間違い無く時刻表通り我々を運んでくれますしバスでも臨機応変にコースを変更し、時間に遅れる事はまずありません。ところが自家用車の場合、道に不慣れな事もあり、余裕をもって到着する事を考えると、出発から3時間前に着いてしまう事も。
 二つ目は、今度は帰り道です。海外旅行の場合、多かれ少なかれ「時差ボケ」にみまわれます。現地を正午頃に出発して、フライトを12時間、到着するとこちらも正午頃だったり。
 そうでないにしても、長旅の疲れを癒す間もなく自宅までの「小旅行」が始まります。
 眠い目をこすりながら運転する私を横目に、カミさんは、寝息をたてているのでした。


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