東京モーターショウ


at 幕張メッセ

 言わずと知れた、千葉は幕張で2年おきに開催される、「自動車展覧会」です。
 かつては東京の晴海で、商用車も乗用車も同時開催されていましたが、何年か前から会場を千葉の幕張に、そして更に数年後に商用車部門と乗用車部門を隔年交互に振り分けての開催となり現在に至ります。

2003年東京モーターショウ

 「モーターショウ」は時期をズラせて地方でも規模を小さくして開催され、私も幼少の頃、地方都市のとある会場に父に手を引かれ観に行った覚えがあります。
 「東京モーターショウ」は成人してから、幕張で乗用車/商用車が同時に開催されていた頃に、唯一1度だけ見に行った事があります。
 平日会社を休んで行ったのですが、バブル全盛期だった事も有り大変な混雑様で、特にポルシェやフェラーリなど庶民には手の届かない憧れのメーカブースは、黒山の人だかりでした。

 ところで、海外での「モーターショウ」の模様は、自動車誌等でしか見たことは無いのですが、「デトロイト・ショウ」や「パリ・サロン」「ジュネーブ・ショウ」等でも「コンパニオン」はあんなに華やかでかつ沢山いるのでしょうか?
 国内では「自動車ショウ」に限らず、一般ユーザ向けの「〜ショウ」には付き物で、更にはその「コンパニオン」を見に来る客も少なく無いそうです。
 いわゆる「カメラ小僧」と言われる輩ですが、どうも私は理解に苦しみます。

「自動車」の「ショウ」なのでは?

 話を元に戻して、「東京モーターショウ」体験記。
 私も小型カメラを携えて「ショウ」に挑んだのですが、当然「被写体」は自動車そのもの。
 ある時プジョーのブースでコンセプトカーを写真に収めようと構えたところ、近くに立っていたおねーさんが、スルスル〜っとクルマの前に移動し私に向かって手を振り始めました。そこで私、

  私「(クルマが)見えないんでどいてください」


おねーさん、邪魔です

 別にそのおねーさんに恨みがあったわけではないのですが、私は「クルマを見に来た」のであって「女性」を見に来たのではないので許していただきたい。

 さすがに最近はかつて程の過剰な演出は無くなったそうですが、「モーターショウ」の最大の「見世物」はやはりクルマ。別段横に女性を配さなくてもそのクルマの魅力は変わらないと思うのですが。


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