ラインチアを購入して一番はじめに行ったモディファイはオーディオ(ヘッドユニット)の取付けでしたがそれをチョットだけ「グレードアップ」。 ![]() ナカミチの「CD-35」 普段ヘッドフォンステレオとして通勤のお供にしている携帯端末(PDA)「クリエ」とナカミチを接続を試みました。 「クリエ」はメモリスティックを記録媒体として128MBメディアであれば約70曲を収録することが出来、かつ書き換えが自由自在です。これまでは「お気に入り」を持ち出す場合、MacでオリジナルのCDを作成・収録していましたが、毎回毎回CDを作成するのももったいないですし面倒でもあります。その点クリエでは一度パソコン(Windows)に曲を収録してしまえば比較的カンタンにかつ短時間で自由な組み合わせで(曲を)持ち運ぶことが出来ます。 ![]() WindowsPCを「母艦」としています さてナカミチとの接続方法ですが、選択肢はふたつ。 ひとつめはカーオーディオ側の変更が皆無の、クリエ側にFM波を飛ばす「トランスミッタ」を繋ぎラジオのチューニングで済ませる方法。この場合の利点は、先の「ナカミチ」側の変更が全く必要無いのと、「クリエ」との接続が「無線」なので、「クリエ」の置き場所に制約があまり無い事です。例えば、自車の後部座席やグローブボックス内でも問題無く、更には他人のクルマでもFMラジオさえ備えていれば使用可能です。欠点は、当然この「トランスミッタ」を新たに購入しなくてはならない事と、見た目、あまりスマートではない事でしょうか。同じ携帯オーディオでもMacintoshのiPodには専用トランスミッタが別売されており、こちらはさすがに「専用」なだけあってカッコよろしい。 接続方法のふたつめは、単純に有線で「ナカミチ」と「PDA」を繋ぐ方法。 結論から先に言いますと、結局新たに「投資」する余裕も無い為、後者の「有線方式」を採用する事としました。 ![]() iPodも欲しくなります… その接続手順ですが、「理論上」は至極カンタン。ナカミチの「CD-35」には元々CDチェンジャを繋ぐためのPINコードプラグが常備しているのでそこにクリエのイヤホン型ジャックのケーブルを接続するだけ。PINコード=イヤホンジャック型ケーブルは手元にあったので実質費用は「¥0」です♪ ヘッドユニット前面のカバーを外し、両端の「ロック」を外しながら手前に引き、本体を引き出します。実は、この作業が一番大変でした。自分自身の手によって、カーオーディオの取付けの経験があまり無かった為、なかなかこの「ロック」の解除が出来ず、四苦八苦してしまいました。10年以上前に知人のカーオーディオの交換作業を手伝った事があるのですが、この時とは仕組みが異なっていました。時代の差なのかメーカ間の「差」なのか。 ![]() 取り付けキットはメーカに依存していなかったような… 言い訳はさておき、引き続きヘッドユニットを後部ケーブル接続面が見えるまで引き出します。 実は、背面を見るまでPINコードを直接繋ぐ事ができるかどうか半信半疑でした。その間にもうひとつ特別なコネクタが必要なのではないか、と。 結局は、まぁなんとも分かり易く「白」と「赤」のPINコードの「メス(♀)」がでており「案ずるより生むが易し」。 ![]() 追加出資は必要なし 手元にあったPINコード=イヤホンジャック型ケーブルは約1m。それを「ナカミチ」の背面より一旦助手席の足元に出し「仮接続」します。するとスピーカから聴こえて来のはなんともか細い「蚊の鳴くような」音。予想はしていた事ですが「PDA」側の音量を「最大」にしてやらないと他のチャンネル(ラジオ、CD)と、同じレベルにならないようです。 ![]() 次にヘッドフォンで聴く時、注意が必要です さて、最後の課題はこの「PDA」を「普段どこに置くか」です。出来ればグローブボックス等の「隠れた」場所がイイのですが、ただそうすると「選曲」などの操作に不便なのと、ケーブルコードの入る隙が無い為、グローブボックスのフタに「穴」を空けなくてはなりません。 で、素直にセンタコンソール下の「小物置」を「定位置」にする事に。 ![]() ここに決まり! 置き場が決まればあとはケーブルを隠して作業は全て完了です。 助手席の足元に「グルリ」と配線が見えていた方が、メンテナンス等にはイイのかもしれませんが、そこはホレ、やっぱりスマートじゃないので。 助手席足元左側の「壁」を無理やり剥がし、その中に通します。 長すぎず短すぎない程度の適度な長さでケーブルを固定し、「助手席足元左側の壁」を元に戻してやり全て「完了」。 これで「CD」も「ラジオ」もこれまで通り使用でき、新たに外部接続として「PDA」のみならず、ウォークマンや携帯ラジオ(あっ、ラジオは元々付いてるか)等も、イヤフォンジャックさえあれば接続可能なので、まぁ満足です。 ただ、「PDA」はスタイラスなど結構操作が細かい為、運転には不向きでしょう。一旦操作したらしばらくは「触れない」覚悟が必要です。 |