ニッポン放送


FIRE ENGINE

 1980年頃からフィアット系大衆車に載せられるようになった全自動化システムによる工場で製造されたエンジン・シリーズの俗称です。よって「FIRE」とは「炎」の事ではなく「Full Interigence Robot Engine」の頭文字を取って並べたモノです。
 前車パンダもこの「FIRE ENGINE」でした。イプシロンも基本的には同じらしいのですがさすが今ではかなり手を加えられて、その名も「SUPER(!?) FIRE ENGINE」と言うそうです。ちなみに同じイプシロンでも下位クラスの「8ヴァルブ」版は「FIRE ENGINE」そのままで、それこそ20年前のパンダに載せられていたモノに「毛」が生えた程度でしょう。

FIRE ENGINEのカット・モデルです

 でも、この旧い「FIRE ENGINE」、私は結構好きです。
 確かに出力は現代の国産車と比べるまでもありませんが、なんと言っても燃費がいい!
 「FiatPanda」の頁でも書いていますが、平均で15、6km/g、時折20q/gを超えたこともありました。

 イプシロンの「SUPER FIRE ENGINE」の排気量は1,242ccです。同じベース(シャーシィ)の旧プント・スポルディング・アバルトは1,240ccだそうです。「2ccの差」が何なのかは不明ですがそんな事よりもニッポン放送の周波数と同じでなかなか覚えやすい♪


HOME BACK