甲ヶ山 - 矢筈ヶ山 (鳥取大山)

日 程: 2018年5月27日(日)
山域: 大山山系 甲ヶ山(琴浦アルプス周回)
形式: 縦走ハイキン グ(車利用)
メ ンバー: 松江アルペンクラブ5名 ななこ
記録: ななこ
行程: 香 取登山口7:50〜甲川甲ヶ山取り付き8:30〜甲ヶ山の肩10:07〜ゴジラの背10:20〜甲ヶ山1338m10:40〜小矢筈1310m11: 57〜矢筈ヶ山1358m12:23〜大休峠1112m13:30〜香取登山口14:40


大山主峰は過去3回ほど登ったことがある。毎回山頂より 北、南に延びる稜線の先に美しい山容の山々がずっと気になっていた。今回は北方の稜線上に位置する甲ヶ山、小矢筈、矢筈ヶ山と琴浦アルプス周回コースと呼 ばれている山行に参加できて心が躍る。天気も最高で青葉美しい初夏の1日となった。

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林道の路肩に車を止めて道なりにしばらく行く。両側に 赤、白色のウツギの花?が満開で小鳥のさえずりを聞きながら歩きます。左側に道標が現れ東に向かってる明瞭な踏み跡を進む。枯れ沢を何本か渡りヒノキ、ミ ズナラ、ブナの樹林帯が続く。八ヶ岳ニュウの麓辺りの地形と似た感じでもある。

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甲川を石飛で渡る。ここが甲川甲ヶ山取り付きのようだ。 一変して急登なガレた沢筋を落石させないように注意しながら進んでいく。しばらくして枯れ沢の左側に続く踏み跡結構な急登で所々では手をついて登ってい く。ピンクのテープがずっとあるので安心だがなければかなり難しいルートファイティングとなるだろう。

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そしてトラロープが渡してある谷の急斜面のトラバースを 慎重に進むんで右の尾根に移る感じ。ここにもトラロープがさがっていて助かります。「今日は乾いているので簡単だけど、雨上がり時は泥と石のコケで滑って たいへんなの。」と私の前を歩くふみさんが教えてもらった。その後両側の薮をかき分けてどんどん上を目指して進んでいくとほどなく稜線上に飛び出た時間が 9:57。

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こ こから南へ進路を向けその先に見える丸い形の甲ヶ山をめざす。右後方に大山がすっきりと山容をみせている。左後ろに烏ヶ山もみえた。確かにカラスが羽を広 げて飛んでる姿をしている。すると「人の顔みたいでしょ?」と後ろを歩いていたちかちゃんが言った。なるほど確かに横顔のシルエットだ。それ以後はもうカ ラスではなく人の横顔にしか見えなくなっていた。

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岩 場が現れてきた。なるほどこれが「ゴジラの背」である。カチッとした白っぽい大きな岩で穂高の大キレットの岩と似ている感じがする。20mくらいあるゴジ ラの背を渡り終えてずいぶんと近づいてきた甲ヶ山山頂を目指して行く。この付近は風の通り道らしいが今日はまったくの無風であった。甲ヶ山山頂1338m 到着が10:41。全員で集合写真を撮って次の小矢筈へ向かう。
 
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甲ヶ山東斜面の急な岩場を100m近く下って最下部のコルヘ。ここも足がかり、手がかりがたくさんあるので問題ない。少し薮を登り返して小矢筈1310m11:57に到着。360度の大パノラマに感激する。

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お 腹も空いてきたけどリーダーの石田さんが「次の矢筈ヶ山で大休憩しましょう。」とのことで前進することに。確かにちょっと山頂が狭かったですね。樹林の中 や倒木をまたいだりして約50m登り返して矢筈ヶ山1358m12:23に到着。反対から登ってきたという4人パーティと入れ替わりに各々日陰の場所を探 して昼食を25分ほどとる。こちらの山々は関東の支尾根を多く持つ山を見慣れているせいか眺めていて飽きない。大山は火山なのでカルデラ外輪山の一部であ るとの説があるらしい。なるほど溶岩が長い年月による浸食でこのような特異な山容を呈しているのだろう。次回は南の稜線から烏ヶ山も含め登ってみたいもの だ。

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次 の大休峠を目指して進んでいく。ここからは道もよく整備されていてなだらかで樹林帯の涼しい中をご機嫌に歩いていく。刈り込まれた広々とした場所に出ると きれいな避難小屋が現れた。石田さんと小松原さんと3人で水場を見に行く。小屋の裏にある登山道3分くらい東に歩いていくと左側山斜面よりチョロチョロと 出ていた。

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大 休峠からは北西方向へ等高線沿いのほぼ平坦な登山道となり中国自然歩道とエアリアマップに記してある。大山詣と開拓者たちの生活道路として切り開かれた道 ということらしい。と石田さんが説明してくれた。しかしこのすてきな古い古い石畳ではあるのだが申し訳ないけど歩きにくいのなんのって。妙に丸く膨らんで コケが全体にびっしりと覆われていて地面が雨で浸食されでこぼこにうねっている。「雨で濡れると滑ってたいへんなのよ。」とふみさんが教えてくれた。それ にしても大山寺までとはかなりの距離であると思える。ほぼ平坦な林道の木漏れ日の中、今朝車を止めた路肩まで戻ったのが14:40。

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その後、豪円湯院という温泉で汗を流して松江へ向かった。
樹林帯、徒渉、岩場と変化に富んだ素晴らしいコースなので季節を変えて何度でも歩いてみたいと思った。今回ごいっしょしていただいた松江ACのみなさんとても感謝してます。ありがとうございました。次回もぜひよろしくお願いします。

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