飯盛山 - 横尾山 - 信州峠(八ヶ岳)

日 程: 2017年 9月24日(日)
山域: 飯盛山 - 横尾山 - 信州峠
形式: 読図縦走
メ ンバー: ななこ(CL)ざく
記録: ななこ
集合:
JR中央線 上野原駅着8:08河口湖行き乗車 北口バス無生野行乗り場
行程: JR 長坂駅北杜市民バス発8:34〜清里駅着9:16〜登山口9:50〜飯盛山1643m10:40〜十文字峠11:30〜三沢ノ頭1665m12:20〜槍 1720m13:07〜豆腐岩13:54〜横尾山1818m14:35〜カヤトの原15:05〜信州峠15:42


2015年2月に飯盛山周回の山行で飯盛山から東へ長々 と延びる尾根が気になっていた。晩秋の頃にぜひ歩いてみたいと思っていたところ、ざくが前回の八ヶ岳で両足がツって泣きをみたこと思い出した。そこで歩き のトレーニングってことで誘ったら、シメシメ食い付いてきた。この時期はまだけっこうなヤブ漕ぎになりそう。日帰りの予定なのだが時間も読めない。一番心 配なのが、信州峠から信濃川上駅までの農道歩きである。ひょっとするとヘッドランプで広いキャベツ畑の中をちゃんと駅までたどり着けるかが核心と思ってい たが・・・・。

2週連続で長坂駅からコミュニティバスに乗る。またしてもお客は2人だけ。ドラバーのおじいさんも同じ。清里へのまっすぐな道を時速30キロでトコトコ走 るのも同じ。先週私達が払った千円札が料金箱に入っていたのにはニンマリ。車窓の景色は1週間でコスモスとススキが一面に変わっていた。清里駅に前回より 8分早く到着したのは運転手さんの好意かな?ありがたい。今日は時間がもったいないので早々に飯盛山登山道口へ歩き出した。川沿いの道をなだらかに下って 別荘地と住民宅が混在するのどかな景色にざくは喜んでいる様子。とあるお宅の洗濯干場になりやら黒々としたカーペットが干してあった。近づいてよく見てみ ると、なんと熊の全身の毛皮だった。TVドラマで虎のカーペットをリビングに敷いてあるやつの熊版のようである。珍しかったので写真を撮らせてもらった。 なんか獣臭がして臭かったとざくが言っていた。完成途中なのだろうが、やっぱりリビングに敷くのだろうか??

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ほどなくきれいな雑木林のなだらかな登山道を歩く。2月 は雪がついていたのでまた違う印象である。いつも思うことであるが、同じ山を季節を変えて歩く楽しみは格別であるのでぜひお薦めしたいスタイルである。飯 盛山10:40到着。山頂近くからちらほら咲いていたマツムシ草がコルではお花畑になっていたのには驚いた。もちろんしっかり保護されているたまのもであ る。飯盛山はお花の山だったのね。

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マツムシ草
マツムシ草

まんまるい山頂には入れ替わり立ち替わり6、7人ほどが 360度のパノラマを楽しんでる様子を右にながめながら、私達はもっさりとした薮山へ向かって歩いていく。

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飯盛山



山頂直下の真新しいクサリがかかっている急斜面を下り2 つ目の藪山を過ぎコルに出るとりっぱな道標に三沢と南は平沢牧場と書いてある。少し薮っぽいが踏み跡がしっかりあるので歩きやすかった。

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十文字峠付近まではハイキング道


じきに左側に延々と続く鹿柵が現れる。足下は太もも辺り までの笹薮をかき分けながら進んで行く。尾根を外さないよう気をつけて歩けば問題ないのだが、やっぱり案の定鹿柵が西へ下り出してきたのでつい2月の悪夢 がよみがえってきた。ちょっと戻ってくぐれる所がないかまた必死に捜しまくるはめになってしまった。

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鹿柵をくぐって尾根へ戻る

ぶつぶつ文句を言いながら背丈くらいのカヤをかき分けて 進んでると、どなたか頭にきて蹴破ったような箇所を発見!おもわず「あった!!」と勝ち誇ったような大声がでた。やっとこさで尾根へ戻ることができた。こ の辺りは背丈のカヤと笹薮でびっしり覆われているがそれほど気にはならなかった。ほどなく左奥から笹をかき分ける音がしてきた。かなりの斜面なのでたぶん 動物らしい。こちらも笹を漕いでいるのであちらも気づいてないようだがかなりの重量がありそう。もしかして熊?振り向いて思いっきり笛を吹いたら音がピ タッと止まった。その後は振り返えることなくどんどん前進した。
 
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三ツ沢ノ頭 付近
三ツ沢ノ大ダル 付近


十文字峠11:30〜三沢ノ頭1665m12:20〜槍 1720m13:07まで歩き進む。ここまでは所々にテープもあったりで尾根を忠実に進めば何の問題はないと思う。槍を過ぎてからは、岩がでてきて笹も少 なくなりカエデやミズナラが目立ってきた。色づき始めたあちらこちらの木に巣箱にしては使い勝手が悪そうな気もする手製の物がけっこう低い位置に針金でく くりつけてあった。

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槍から下る



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木賊ノ頭(鞍骨山)への分岐付近

この辺りからは踏み跡もほぼなく広い尾根に変わって ちょっと心細くなるがとにかく高い位置を目指して薮をかき分けながら急斜面を進んで行く。斜面が弛み急に薮が開けると大きな四角い岩がみえた。たぶん豆腐 岩13:54着。りっぱなカンバンが立っている。

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地図を無くしてあわてる(枝にひっかかっていた)
豆腐岩


小休憩後に最終の横尾山をめざしてルートを磁石と地形図 であわせる。赤テープがあちこちあるのでわかりやすいが、もし無かったら明らかに北側に延びる尾根に引き込まれそう。目印があっても無くてもポイントとな る地点では必ず磁石と地図での確認を怠っては、後で泣きを見ることになると散々経験してきている。このルートは、信州峠から横尾山、豆腐岩までがよく歩か れている様子と感じた。
進路を南東へ歩く。植栽がツル系の樹々が多くなり体に絡む。気がついたら右のポケットに入れた地図が無くなっ ていた。あ〜またやってしまっ た!ヒモがちょっと出ていて小枝にひっかかて無くしたのだ。以前道志の山で磁石を無くしてしまった。ざくが半笑いで「引っ返して捜してきたら?」と。大き くため息をついて薮の中へ頭をつっこんで後戻り。ほどなく枝にひっかかた地図を発見!ポケットにしまう時はヒモをしっかり入れ込まないとと、またまた反省 である。

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横尾山頂上
横尾山頂上

薮を抜けるとずいぶん明るい感じになってシダ類が現れ る。ちょっとした岩場の中を登り上がって平になってきた。横尾山の端っこ辺りまで歩いてきたようだ。大きな岩とカヤドの繰り返しでようやく横尾山山頂到着 14:35   。

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周辺は林に覆われていて見通しはよくない。時間も余裕があるのでここまで歩いてきた稜線をながめながら休憩をとる。その後ゴロゴロした歩きにくい石が続き疲労した足を持ち上げ持ち上げ進む。

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カヤトノ原

や がて前方が明るくなってきて、突然カヤドの草原に飛び出た。広々とした空間に疲れた体を伸ばして昼寝したい気分にさせる。ここまでのルートは、前半は鹿柵 に翻弄されたが、それ以外は薄い踏み跡や所々にテープもあって、なかなか気持ちのよい尾根であったので今度は雪景色の季節にラッセルも楽しいかも。縦にも 横にも広い横尾山を下って信州峠に飛び出る。

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信州峠
乗せていただきました

緩い下りの舗装道路をてくてく歩いて行くと、さきほど追 い抜いて行った赤い車がカーブで待っていてくれたらしく男性2人が「乗って行く?」と声をかけてくれたのでありがたく乗せてもらい、ついでに温泉の玄関先 まで送っていただいた。昔はよく車に拾ってもらっていたが、最近はめったになくなったので感激ひとしおである。地元のおばさんに焼き肉屋「ふじもと」の場 所を教わり、10分ほど歩いておばさんが一人できりもりしているりっぱな古民家を改装したどうどうとした店。大盛りのおいしい肉にまた大満足して予定より 一つ早いバスで信濃川上駅に乗車できた。20年以上前に小川山へクライミングで良く行っていたけど、久しぶりまた川上村へかよいたくなった山行となった。 ざくもアイスをやりたいなあってつぶやいていた

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