10月25〜26日
北八ヶ岳(白駒池〜にゅう〜天狗岳)
メンバー:ヨーダ(CL)、+2

≪コースタイム≫
10月25日
麦草峠12:00→白駒荘12:35/12:55→にゅう14:10/14:35→黒百合ヒュッテ15:45
10月26日
黒百合ヒュッテ7:00→東天狗岳8:15→黒百合ヒュッテ9:45/10:40→渋の湯12:45

今回は、山初心者の二人を連れて、時間も距離も楽ちんな山行を計画。

新宿駅で駅弁を買い、遠足気分であずさに乗り込む。
茅野駅からはバスで移動。天気にも恵まれ、麦草峠まで順調な出だし。
紅葉は盛りではないが、緑の中に赤や黄色がきれいだ。

麦草峠から白駒池までは登山客以外も行ける整備された道。
軽装の人に抜かれながらも、私達はゆっくりと高度に体を慣らしていく。

白駒池でお昼御飯を食べ、にゅうへ向かう。
白駒池の分岐で多数が高見石方面へ流れたため、私達のパーティで山道を独占。
山道の静寂を味わい、時折おもしろ話をしながら軽やかな足取りでぐんぐん進む。

にゅうに到着。写真で見るよりずっと眺めが良く大興奮。
360度のパノラマをゆっくり楽しむ。


その後、中山峠を通って黒百合ヒュッテが本日の終点。

黒百合ヒュッテは、暖かみのある素敵な山小屋だった。
山の中にあるとは思えない快適さ。清潔感。
お酒の種類も多く、みんな着くなり盛り上がっていた。
私達も早速、熱燗を注文し今日の無事を祝い乾杯。
晩御飯はハンバーグだった。これが本当に絶品。
スタッフの人が人気メニューだと言っていた。納得。

翌日、さぁ天狗岳へ出発というところで雪が舞ってきた。いやーな予感。
ただでさえ、さえぎるものがなく強風が吹く道というのに・・・。
雪を見てかなりの人がコース変更する中、行けるところまで行こうと歩き出す。

その後、どんどん吹雪がひどくなり視界が悪くなってきた。目指す頂上は見えない。
岩場でゴツゴツした道、鎖場。顔に雪が当たって痛い。
何度も耐風姿勢で風をやり過ごす。
片方は崖なので気が抜けないが、雪のせいで進路を示すマークが消えて見えない。
仕舞い忘れた私の髪は雪で凍る始末。(写真参照)
それでも皆で励まし合い、ようやく頂上へ。写真だけ撮ってすぐに下山。
下りもひたすら岩場が続く。山初心者の二人のガッツに涙が出そうになる。

往復2時間45分の過酷な状況に耐え、何とか無事に黒百合ヒュッテに戻る。
皆やりきった感でいっぱい。二人の頑張りのご褒美に持参していたおしるこを振舞う。

雪が積もって幻想的になった道を下り、渋の湯へ向かう。
途中、下山していた黒百合ヒュッテのスタッフさんに足元に光苔があるよと教えてもらう。
根が重なってできた空洞に黄緑色に輝く苔。あたりは雪景色。感動的な体験。

渋の湯温泉に到着。バス出発まで2時間。ゆっくり温泉を楽しむ。
硫黄臭がすごい、昔ながらの温泉。湯の花の白い塊がぷかぷか浮かぶ。
疲れがとれ、肌もつるつるだ。

その後、ほぼ満席のバスで茅野まで戻る。
天狗岳に行ったと言ったら驚かれた。

吹雪など大変なことになったが、しんどい思いをした方がより印象に残る山行になる。
2日間の出来事と思えない、色々な表情を見せてくれた八ヶ岳に感謝。
これだから山はやめられない。

(記録:ヨーダ)

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