Kanon / 月宮 あゆ

 

 

KanonCG第3弾!(ぉ
多分、私的趣味のキャラとしては、およそ描くとは思っていなかったと思いますが、あゆです。(^^;
しかも、Kanonをやって無い人にとって、あゆと言わなければ判らないと言うのがミソです。=□○_

あゆの代名詞と言えば、羽付きリュックにタイヤキうぐぅな訳ですが、
その殆どを排除しているというのがポイントですね。(ぉ

良く見ると、顔に薄っすら汗を掻いているのですが、ちょっとドラマ性を持たせてみました。


桜の舞う人の波から走ってくる、およそアヤシイ人物。
まぁ、別段アヤシイと言う訳では無いのだが、オレから見れば十分怪しく見える。

「はぁ・・はぁ・・・祐一君、待った?」
「遅いぞ、あゆ。息まで切らして又何か食い逃げして来たのか?」

「うぐぅ・・ちがうもん、さっき商店街を通りかかったらクレープ屋さんが新しいメニュー増やしてたから・・」
・・どこが違うのか、新メニューの羅列を見ていたらすっかり約束の時間に遅れてきたと言うのだ。
何時もの祐一ならここでツッコミの一つも入れるところだが、
ふっ・・・と、思わず苦笑いをしながら目を伏せる。

「ん・・まぁ、いいか、ずっと待っててくれたんだからな・・・」
自分の廻りに纏わりつくように舞う桜を一握りして言う。

「?・・・・そうなの?」
意味が判っているのか判っていないのか、あゆが曖昧な返事を返す間もなく、祐一はすっくと立ちあがり
「じゃ・・行くか」
「何処へ・・?」

あゆの質問に答える事をせずにいきなり走り出す。
「えっ・・ちょっと待ってよ〜、私さっき走ってきたばっかりだよ〜」
後ろから何とも情けない声が聞こえて来た。

仕方なさげに振り返り、手を差し伸べると、暖かなあゆの手が重なる。
陽だまりの中、人を掻き分け二人が走っていく。
お互いの温もりを、手の中に感じながら・・・・・・。


・・と、まぁこんな感じでしょうか。(^^;
祐一の台詞もそれとなく、あゆシナリオを匂わせてみました。
このテキストを打つ前に違うSSを読んでいたので、何ともなしに書き殴ってみたらしいです。

で・・、実に2ヶ月ぶりのCGだったわけですが、今回のはコントラストを弱めにしてみました。
本来jpgにすると色が弾かれるので若干コントラストを強めにしないと判別しにくいのですが、
ちょっと淡い感じにしたかったので、結果こうなりました。(^^;