国際演劇協会日本センター
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沿革・組織

沿革

インターナショナル・シアター・インスティテュート(International Theatre Institute)は、ユネスコの演劇部門を担当する国際組織として計画され、1948年ユネスコ総会において創設されました。民間団体(NGO)として、演劇芸術の知識と実際の面での国際交流を促進することを目的としています。

現在では86ヵ国が参加し、それぞれがナショナル・センターを持っています。総会は隔年開催され、14ヵ国を理事国として選出、意志決定機関としての理事会を構成します。現在の会長は韓国のキム・ジョンオク氏。ちなみにNGOは、ユネスコ加盟国以外のメンバーを認めることができるので、米、英のユネスコ脱退後もそれぞれのセンターは健在です。

常時執行機関として、パリのユネスコ本部内に本部を持ち、理事会の任命する国際事務局長が常駐して責任を負う。現任者はアンドレ=ルイ・ペリネッティ氏(元フランス・シャイヨ−国立劇場ディレクター)である。財政の基盤は、ユネスコ本部からの助成金、各国センターの負担金(国際会費)である。負担金は、ユネスコ出資金の比率を各国に適用する方針をもって定める。現在の負担金は、アメリカ・ドイツに次いで3番目で7,935ユーロとなっている。

事業として世界各地で研究集会(シンポジウム、セミナー、ワークショップ等)を開催し、年4回情報交換の刊行物、2年毎に《ワールド・オブ・シアター》を発行するほか、各国センター間の連絡、演劇人の交流の便宜をはかっている。協力関係をもつ関連国際組織には次のような組織がある。

ASSITEJI International association of thatre for children and young people
AICT International atre critics
OISTAT International organization of scenographers, architects and thatre technicians
UNIMA International puppettees union
SIBMAS International society of libraries and museums for performing arts

また、ITIでは3月27日を《ワールド・シアター・デイ》として毎年世界の著明な演劇人からのメッセージを加盟各国に送っている。この日は、1962年に初めてITIがシアター・オブ・ネイションズ(「諸国民演劇祭」=国際演劇祭のはしり)をパリで開催した日で、毎年この日の前後に各国で記念行事が行われる。1994年の《ワールド・シアター・デイ》へのメッセージはチェコの現大統領ヴァツラフ・ハヴェル氏、95年はウンベルト・オルシニ氏、96年はシリアの劇作家サアダラ・ワヌウス氏、97年は韓国のキム・ジョン・オク氏、98年は設立50年を記念して62年の最初ワールド・シアター・デイのジャン・コクトーのメッセージをはじめ、ジャン・ルイ・バロー(1964)、アーサー・ミラー(1963)、ウージーヌ・イヨネスコ(1976)、ピーター・ブルック(1988)などの過去のメッセージの振り返った。99年は元アイスランド大統領でユネスコ言語親善大使でもあるヴィグデス・フィンボガドッティル氏、 00年はギリシアの劇作家イアコヴァス・カンパネリス氏からそれぞれメッセージが送られた。