ネパール絶景紀行8日間の旅
 
  念願のネパール旅行に行ってきました。エベレストに代表される世界の
屋根、ヒマラヤの山々をどうしても写真に収めたくて、H社の企画に参加し
ました。目もショボショボ、耳も遠くなり、家内と、二人で1人前の身体での
参加は、勇気も必要でしたが、終わってみると疲れはしましたが、それなり
にやればできるものだというのが実感です。
 ただ、ネパールはスイスのように山々にトンネルを掘って、ケーブルカー
で頂上近くまで行けるところとは違い、ヒマラヤの展望は近くの丘やホテル
の屋上から眺める遠景、更に空から飛行機での遊覧飛行だけでは、隔靴
掻痒な感があり、これに天候の影響なども加わり、私の力量では満足でき
るような写真は撮れませんでした。トレッキングを中心にしたツァーなら少し
は違ったかもしれませんが。
 それでも、カトマンズ盆地を中心とする数々の世界遺産、ヒンズー教寺院
を目にし、そこで暮らす人々の生活を垣間見ることもでき、それなりに満足
した旅行でした。カトマンズのすさまじいバイクと車の洪水、乾季ゆえのほ
こり、野良犬が我がもの顔で寝そべっている、その中で商品を広げる露天
商の人々、これは完全にカオスの世界です。また、山間部での段々畑、そ
こで暮らす人々ののんびりとした生活ぶり、優しいまなざし、笑顔も忘れら
れませんが、生活環境そのものはかなり厳しそうです。現地で購入したネ
パールでの写真集の副題が「地上の楽園」とあり、この落差・・・・、勿論、
今回の短い私の体験だけでは理解できないものも沢山あるとは思います
が。
 後は現地で撮影した写真による紹介とさせて頂きます。


 まず、第1日目はカトマンズからデコボコ道をバスで揺られながら、約2時
間、到着したナガルコットのホテルから眺める夕景です。ヒマラヤの山々は
かすかにしか見えません。


 翌日はカトマンズ近郊の世界遺産で有名なバクダブルへ、丁度、お祭り
の最中で、大勢の人々が集まっているダルバール広場です。地震(2015
年)による被害復旧中の建物も見えます。 

 
  お祭り用の衣装で、記念写真を撮っています。中々の美人さんですね
 

 楽器と歌を歌いながらの行進です。部族ごとに行うようです。旗はネパー
ル国旗ですが、二つの三角形を組み合わせ出来ております。 


 一般の街路でも。祭りを祝っているようです。


 少年僧侶たちの托鉢です。良い顔立ちをしていますね。


 五重の塔で有名なニャタボラ寺院です。高さ35mとネパールで一番高い
所だそうです。


 いたるところに露天商が店を広げております。野良犬が熟睡中のようで
す。


 とにかく、バイクがすごい、どんなところでも入ってきます。


 ネパール、第2の都市、ポカラに移動、ホテルの近くのサランコットの丘か
ら朝焼けのヒマラヤの山々と日の出を眺める。左の雪山がアンナプルナ連
峰で、右の尖った山がマチャプチャレ、魚の尻尾と呼ばれています。

 


 続いて、ネパール・ヒマラヤ中央部に位置するアンナプルナ山系の山々を
見るため、ポカラ空港からの遊覧飛行です。20人乗りのレシプロ機です
が、窓がちょっと小さいですね。下の1枚目の写真は操縦席から撮ったも
の、アンナプルナ山群が見えますね。






 その日の午後、トゥラコットハイキングです。初級とはいうものの標高差1
00mのハイキングはロートルにはまことに厳しい。途中はびっしりと段々
畑です。


 頂上近くの1本桜です。見事なものでした。


 山頂近くの部落の人々が花飾りで歓迎してくれました。


 ポカラの郊外にあるヘェワ湖で、ボートに乗りながらアンナプルナの山々
を眺める筈が、雲が多く山々は全く見えません。それでも、人力の足こぎボ
ートで1時間ほど湖面を遊覧する。


 ボート同士が船の舳に人が立って合図するのには驚きました。


  遊覧飛行の2回目は世界最高峰エベレストを眺める。最初の飛行機より
もやや大型、窓際の席のみの利用です。ネパール東部に位置するエベレ
ストはカトマンズ空港から出発となり、約1時間の遊覧飛行で、エベレストを
中心とする山系を展望できました。
 
 
 画面中央部に一番高い山がエベレストです。これも、コクッピトからの写真
撮影を許可してくれたものです。その下の写真は、雪煙を上げているのが、
エベレストです。




 カトマンズ市内観光、スワヤンプナート、ネパール最古の仏教寺院です。
ストゥーパ(仏塔)が特徴的ですね。


 何処に行っても野良犬がいる。赤い衣をまとっている方は僧侶でしょう
か。


 これは生き神クマリの館です。12歳の少女から選ばれるそうです。右の
窓から顔を出しますが、その前に左の窓から、監視の人がカメラなどを警
戒して顔を出している所です。

 
 カトマンズの南にあるパタンへの途中、信号がほとんどない街の道路で道
路を渡ろうとする人たちです。ここはバス停なのかな。

 
 パタンのダルバール広場、かっての王宮があったところで、沢山の寺院
が並んでいます。 


 ヒンズー教の神様でしょうか、見事なものです。


 ご老体の方々が座っています。お馴染みの方々のようですが、何を話して
いるのでしょうか。


 ヒンズー教の神様はエキゾチック、面白いですね。







 


 


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