2008.11.22
行道山

秋の行道山を散策してきました。
足利市の北にあるこの山は、我が家から近いので、いつでもいけると思うと、ついあとまわしになっていましたが、今回初めて山頂までいってきました。

行道山浄因寺について
『関東の高野山』といわれ、山腹にある浄因寺は和銅7(714)年行基上人の開創と伝えられます。
参道から山頂にかけ3万3千体といわれる大小の石仏や、右手を枕に西向きに寝ている寝釈迦があります。
また、巨石の上には眺望絶景の建物『清心亭』があります。そこへ渡るために巨石から巨石に架けられた空中橋『天高橋』は葛飾北斎が『足利行道山雲のかけ橋』として描きました。
ここは、足利県立自然公園ハイキングコースのポイントでもあり、南画さながらの景勝地として、昭和50年栃木県の名勝第1号に指定されました。
(足利観光協会資料より)

車道終点にある駐車場
ほぼ満車
長い石段を黙々と上ります
山中にはたくさんの石仏があります
最初の休憩所

あずまやと石碑、案内板、池がある
池にはコイが泳いでいた

また、ここは大岩山の駐車場への近道の分岐があり、あずまやと案内板の間を通っている
さらに石段はつづく
やがて第一の山門に到着
上を見上げると、崖の上の清心亭がみえる
第二の山門を通過
そして境内にでる
境内に入らず、右のハイキングコースをたどる。
熊野社あたりから景色がよい

清心亭とイチョウ
しばらく景色を楽しんでから、さらに山道をすすむ
やがて広場のような場所につく
ここは、どうやら代々の住職の墓地のようです
石尊山見晴台をめざして、さらにすすむ
ほどなく寝釈迦に到着
ほんとに小さい
しかし、ここには展望台があり南東側がよくみえます
大小山、大坊山、筑波山がみえました
アブラツツジの紅葉
支尾根から主稜線にでたところがここ、仏法僧峠
ベンチ2基あり
なだらかな尾根をのんびりあるいていくと、やがて「石尊山見晴台」に到着
三角点があります。441.7m
栃木百名山の行道山は442mとなっているので、ここが「行道山」ということになるが、国土地理院の地図には山名が記載されていません。

立派な休憩施設があります。方位盤もあります。
展望は北から西がすばらしい。南東側もみえます。北東はみえない
まずは赤城山
袈裟丸山
皇海山
男体山と女峰山
手前に丸岩岳と熊鷹山、奈良部山がみえています
赤雪山
仙人ヶ岳
石尊山と深高山
湯殿山
だれもいなかったのでのんびり景色を楽しむことができました。

写真のほかに、榛名山、浅間山、群馬県庁などもみえました

浄因寺まではたくさんの人がいましたが、山頂にくる人はあまりいないようです。
行道山におでかけの際は、すこし足をのばして是非この景色も生でご覧ください