院長の小部屋 特別編(セレックユーザー向け)
セレック3Dソフト用にPCを自作してみる
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セレック3DソフトをAMD環境で快適に動かす

イメージングユニットとミリングユニットが離れている場合、イメージングユニット上で設計を含むすべての作業を行い、ミリングユニットの置いてある所まで本体ごと持っていって直接繋ぐか、極めて長いケーブルで繋ぐことも不可能ではないが,ちょっとスマートじゃないなと思ったのが自作の始まりだった

そこで、イメージングユニット裏からUSB延長ケーブルを出して、光学印象のデータを、USBメモリーを介してミリングユニットのつないであるPCに移動させてみる

セレックが導入された時点での私のPC環境
マザーボード:ASUS M2A-VM
CPU:AMD Athlon64x2 5600+
メモリー:PC2-800 1G
VGA:RADEON HD3870
この状態だとソフトは一応動きはするものの、動作が重くて実用性にちょっとばかり欠ける
 イメージングユニットと私のPCにインストールしているソフトは同じなので
イメージングユニットのPCスペックをデバイスマネージャーで調べてみた
OS:vista ultimate(32bit)
CPU:Core2Quad Q6600
メモリー:4G
VGA:GeForce 8800 GT
なるほどかなりのハイスペックである
このソフトはマルチコア対応でOpenGLというよりDirect3Dを使って動いていることがわかる
 
 セレック3Dを動かすPCのアップグレードにおいて、最大の壁がプリンタポートに挿すドングルの存在である
最近のマザーボードでプリンタポートが付いている機種は殆ど存在しないので、パラレルポートPCIインターフェースボードをネットオークションで2200円で購入 ところがこれをM2A-VMに取り付けてもドングルを認識せず シロナに確認すると、動作確認のとれているPCIボードは今のところ存在しないとのこと
 
 そこで、プリンタポート付マザーで、そのままOSが起動する確率の高いAMDのチップセット内蔵の物
(HDDにOSの再インストールを行うのは面倒なので)を探すもAM2+プラットホームでTDP125wのCPUが使用できるものは結局みつからずあきらめかけていたところ、唯一使えそうなのが見つかった。AMDのチップセットじゃないけれどこれを在庫処分で手に入れる

GIGABYTE GA-M78SM-S2H

 
 そしてようやくセレック3Dが快適に動くPC環境が整いつつある
マザーボード:GIGABYTE GA-M78SM-S2H
CPU:フェノムUx4 920
メモリー:PC2-800 2G
VGA:RADEON HD3870(今では1
万円以下で買える)
トラックボールタイプマウス
ロジクールTM-250
マザーに関してはこの用途では
新品で手に入る可能性のあるのはこれしかないでしょう
あとセレック3Dではトラックボール
があったほうが断然使い勝手がいいようです
 

まだまだ改良の余地はありますが、体感的にはイメージングユニットと遜色ないところ

まで来ました むしろ大きなディスプレイで椅子に座ってじっくり設計できます

ちなみに3DMARK06のスコアはこれで11500(1280x1024)です