抗議文・激励文の送り方について
1)抗議文宛先について
【抗議Eメールの場合】
抗議先
・フィリピン労働雇用省
osec@dole.gov.ph
dolencr_planning@yahoo.com
・フィリピントヨタ
hiroshi.ito@toyota.com.ph
David.Go@toyota.com.ph
・トヨタ自動車
katsuaki.watanabe@mail.toyota.co.jp
cc フィリピントヨタ労組
tmpcwa1998@yahoo.com
tmpcwa@edsamail.com.ph
※ 抗議メールの送付はこちらから簡単に出来ます。
2)抗議文サンプル
抗議文サンプルの訳文は下記に、英文は別紙に示します。
抗議文はフィリピン労働雇用省宛とフィリピントヨタ宛は英文、トヨタ自動車社長宛は和文を使います。
別紙英文サンプルをこのまま使って発信する場合は、文の最後の「Name /organization」
のところに、組織の場合は代表者名と組織名を入れ、個人の場合は個人名だけを入れて
発信してください。
3)激励文と激励文宛先
激励文は英文かタガログ語でお願いします。
宛先は フィリピントヨタ労組 tmpcwa1998@yahoo.com
tmpcwa@edsamail.com.ph
フィリピン労働雇用省あて抗議文サンプルの和訳
労働雇用省長官 パトリシア・サント・トーマス殿
フィリピントヨタの一般職労働組合の新たな承認選挙強行の決定に抗議します。
この決定はフィリピントヨタの6年間の団体交渉拒否を免罪するものです。この行為はフィリピントヨタ労組に団体交渉権があるという最高裁決定とILO勧告を足蹴にするものです。この決定は、「労使間が争議関係にある場合には新たの承認選挙は認めない」とする労働雇用省命令に違反するものです。この選挙は、選挙人名簿に監督職従業員を含めた不当なものです。
この承認選挙の決定を直ちに撤回し、フィリピン政府が、フィリピントヨタに対し、直ちにフィリピントヨタ労組と団体交渉を行うように要求することを求めます。
日付 [名前/団体名]
フィリピントヨタあて抗議文サンプルの和訳
フィリピントヨタ社 伊藤博士 社長殿
フィリピントヨタの一般職労働組合の新たな承認選挙強行の決定に抗議します。フィリピントヨタの約6年間の団体交渉拒否に抗議します。
6年間の団体交渉を拒否したままの新たな承認選挙は、世界中の労働者にとって決して受け入れることの出来ないものです。フィリピントヨタの団体交渉拒否によって生じたあらゆる紛争の責任はフィリピントヨタにあります。233人の解雇、26人の刑事起訴の責任もフィリピントヨタにあります。
フィリピントヨタは最高裁決定に直ちに従い、直ちにフィリピントヨタ労組との団体交渉に応じるよう要求します。フィリピントヨタはILO勧告の精神を尊重し、フィリピントヨタ労組員233人の解雇を撤回し、26人の刑事告訴を撤回するよう要求します。
日付 [名前/団体名]
トヨタ自動車への抗議文サンプル
トヨタ自動車社長 渡辺捷昭 社長殿
フィリピントヨタは多国籍企業トヨタの一員であり、トヨタ自動車の海外子会社です。フィリピントヨタの団体交渉拒否等の不当労働行為の全責任はトヨタ自動車にあります。
トヨタ自動車はフィリピントヨタにこれらの不当労働行為を指示、もしくは承認、追認していたのであり、今回のフィリピントヨタでの不法な承認選挙の強行にも深く関与していることは明らかです。トヨタ自動車はフィリピントヨタのこれらの責任から免れることは決して出来ません。
この行為は、ILO勧告が示している世界の労働規範に違反しています。フィリピン最高裁判決などフィリピン法とその精神に違反しています。多国籍企業トヨタは「各国の法とその精神を尊重する」などと言っていますが、それは全くの嘘です。
世界の労働者、市民はこうしたトヨタの不当労働行為を決して容認しない。トヨタがこうした態度を続ける限り、世界の労働者、市民はトヨタを糾弾し続けます。私たちはトヨタに対し、フィリピントヨタがフィリピントヨタ労組と直ちに団体交渉に応じ、233名の解雇を撤回するよう指導することを要求します。
日付 [名前/団体名]