抗議文・激励文の送り方について

1)抗議文宛先について

【抗議Eメールの場合】

抗議先

・フィリピン労働雇用省
  mis@dole.gov.ph
 
・フィリピントヨタ
  Nobuharu.Tabata@toyota.com.ph
  david.go@toyota.com.ph

 Eメールアドレスは田畑社長のアドレスです。

 CC  フィリピントヨタ労組   tmpcwa1998@yahoo.com

抗議メールの送付はこちらから簡単に出来ます。

【抗議FAX の場合】

抗議先

・労働雇用省  010−63―2−527−2131
          010−63―2−527−3494

・フィリピントヨタ  010−63―2−843−1421

CC  フィリピトヨタ労組を支援する会(日本)  046−869−1415


2)抗議文サンプル

 抗議文サンプルの訳文は下記に、英文は別紙に示します。抗議文は英文を使います。
別紙英文サンプルをこのまま使って発信する場合は、文の最後の「Name /organization」
のところに、組織の場合は代表者名と組織名を入れ、個人の場合は個人名だけを入れて
発信してください。


3)激励文と激励文宛先

激励文は英文かタガログ語でお願いします。
 全造船関東地協の英文は一応ZENZOSEN の部分の組織名を変えればそのまま使えるようになっています。和訳と英文をを吟味の上、もしよろしければお使いください。
宛先は フィリピントヨタ労組  tmpcwa1998@yahoo.com

激励メールの送付はこちらから簡単に出来ます。


4)カンパ金
  「フィリピン労働法」上の問題があり、フィリピントヨタ労組へ直接送る事は差し控えてください。特別カンパと明記して、必ず下記へ。

振込先; 郵便振替講座 00290−7−60036
口座名称 フィリピントヨタ労組を支援する会


フィリピン労働雇用省あて抗議文サンプルの和訳

労働雇用省長官 パトリシア・サント・トーマス殿

 長官殿 フィリピンのトヨタ社長である田畑 延明氏は、最高裁判所の決定にも関わらず、TMPCWA との交渉を依然拒否し続けています。 フィリピン最高裁判所は、フィリピントヨタ労組(TMPCWA)を唯一の交渉代表権者と認めた労働雇用省長官の決定に反して高等裁判所が下した差止命令を違法であると言い渡し、団体交渉協定交渉への障害を取り除きました。 そのため、フィリピントヨタ社は最高裁判所の決定に対抗するべく、TMPCLOという会社支援による組合を立ち上げ、TMPCWA の地位を揺るがそうとしています。彼らの働きにより、労働雇用省の下級役人(職員)は承認投票を求める(要求する)に至りました。

 トヨタ社長は即刻、組合潰しの策略を止めるべきです。 労働雇用省長官におかれましては、この策略を受け入れず、TMPCWA を承認する決定を維持すべきであると考えます。

日付 [名前/団体名]


フィリピントヨタあて抗議文サンプルの和訳

フィリピントヨタ社 田畑 延明 社長

 社長 殿 フィリピン最高裁判所は既に、去る2001 年7 月21 日に、高等裁判所が下した差止事件に関して最終決定を下しています。その最終決定によればフィリピン最高裁判所は、組合に対し団体交渉の要求を禁じた高等裁判所の決定を退け無効としました。

 我々はまた、国際労働機関(ILO)がTMPCWA に有利な勧告を行なったことも確認しています。そうであるのに、上記の最高裁決定やILO の勧告が最終的に下されているにも関わらず、トヨタ経営陣は組合との交渉開始を依然として拒否し、今もなお拒否し続け、そればかりかトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレーション・レイバー・オーガニゼイション(TMPCLO)の名のもとに、会社支配による組合を設立、労働雇用省から承認投票実施の命令を取り付けました。

 我々は、トヨタ経営陣のこうした卑劣な反組合的陰謀と、御用労働組合であるTMPCLO-TMPCSU-LMC の庇護の下フィリピントヨタ社の後援を受けている組合リーダー全員を非難します。 我々はフィリピントヨタ社に対して、法律と最高裁判所の決定を尊重して、承認投票の実施を許可せず、労働雇用省の決定に従わないよう強く求めます。

そして、主要かつ重要な問題であるTMPCWA との団体交渉協定の交渉を速やかに誠意を持って開始するよう強く求めます。この要求が容れられなければ、我々はトヨタに対するこの抗議行動を継続するとともに、世界中にそのニュースを広めていきます。

日付 [名前/団体名]


フィリピントヨタ労組への激励文サンプルの和訳

 私達ZENZOSEN 労働組合関東地協はあなた達の組合結成以来の闘いを常に注視し、連帯しています。 私達はこの大量の解雇と刑事起訴という苛酷な状態の中でフィリピントヨタとフィリピン政府の激しい攻撃をはね返してきたTMPCWA と家族の皆さん、彼等を支援する全ての人に対し敬意を表すものです。
 今回フィリピントヨタは、御用組合TMPCLO に団体交渉権獲得の承認選挙申請を出させ、フィリピントヨタ政府はこの申請を認めました。御用組合TMPCLO に承認選挙権を認めることは、フィリピントヨタの最高裁判決無視を容認するものであり、これまでの団交拒否とTMPCWA に対する攻撃を事実上擁護するものです。私達はあなた方と共にこの決定に強く抗議します。
 私達はあなた方と海を隔てていますが、今、共にトヨタ日本本社−フィリピントヨタと闘っています。忘れないで下さい。私達ZENZOSEN は常にあなた方と共にあり、あなた方と闘いを共にしていることを。そして日本においてもこの私達の闘いを支援する多くの労働者、市民がいることを。 勝利まで共に闘おう!

2005年7月22日    ZENZOSEN 関東地方協議会