ベルギーのヨーロッパトヨタ本社労働組合から連帯メッセージが届きました。


2006年3月16日のフィリピン、マニラにおける、トヨタに関するIMFの緊急会議の件

                                 ヨーロッパトヨタ本社労働組合(ベルギー)
[TMPCWAと全造船宛メール]
                                                     2006-3-8

3月16日にマニラに来るようにとの呼びかけ有難うございました。私達は、すでに長い闘いになっている、トヨタ自動車フィリピン・コーポレーションに労働組合を樹立しようという貴方達の運動への連帯を示すため、ぜひとも行きたいのは山々です。あきらめないで下さい!

私達は、今回は、マニラでの会議に参加出来ませんが、精神的には貴方達と共にありたいと思っており、3月16日にベルギーにおいて連帯行動を起こすことを考えています。3月16日の会議のすべての参加者に、ヨーロッパトヨタ本社の諸組合が、200パーセント皆さんを後ろから支持していることを知らせてください。

私達がヨーロッパにおいてトヨタのグローバル・コード・オブ・エシックス(グローバル倫理綱領)に向ってトヨタで働きながら、その同じ時にフィリピンにおいて労働者の権利が踏みにじられているというのは、とても理解に苦しみます。

以下に、2月ベルギー工場評議会の会議の議事録からの引用を記します。

『コード・オブ・コンダクト・アンド・エシックス(行動・倫理綱領)の案についての情報について;
主に社外(世論、企業社会責任、その他)からのますます高まる圧力に応えるため、昨年、ヨーロッパトヨタと日本トヨタ本社の両方で、行動・倫理綱領を策定する計画が立ち上げられた。グローバル次元の基本事項とヨーロッパ次元の特殊事項を盛り込んだ草案が起草された。この草案は、現在、ラインの管理職におろされている。全般的に無視され急速に忘れ去られてしまったという、1999年に出された前回の綱領が辿ったのと同じ運命を再び辿るのを避けるため、草案は、効果的なコミュニケーション手続と具体的な適用ルールを見出す目的をもって、間もなく、ベルギー工場評議会または限定された委員会との討議に付されることになる。』

ヨーロッパトヨタ本社の諸組合ACLVB(Raymond Cnops)
同上BBTK(Johan Lagaert)
同上ACV-CSC(Jos De Ceuster)