電信八号初心者講座・エディタを選ぶ

電信八号初心者講座の目次へ

←電信八号初心者講座・メールの振り分けへ 電信八号初心者講座・住所録へ→

 次は使用するエディタの設定です。今までメールを表示したり、メールを作成したりする時にはメモ帳が起動していましたが、電信八号では、その際起動するエディタを選ぶことができます。エディタを変更することで電信八号の使い勝手が格段に向上するので、自分にあったエディタを選ぶことは大切です。

 例えばメール送信の際に、電信八号ではメールの本文を自動的に整形するといったことをしませんので、改行はエディタでメールを書く時に入れていくことになるのですが、これをいちいち手で入れていくのでは面倒臭くてやってられません。整形機能を持ったエディタは文章作成中に自動的に改行を入れてくれたり、文章作成後にメニューを選ぶことで文字数を揃えて改行を入れてくれたりするので、こういう時に利用すると便利です。また電信八号に対応しているエディタの中には「次のメール」のようなボタンがあって、それを押すことにより、現在見ているメールの次の番号のメールを表示してくれるものも多くあります。

 電信八号の仲間たち・拡大版にエディタを紹介しているページへのリンクがあるので参考にしてください。ここでは、使うエディタを電信八号に知らせるやり方についてお教えします。

エディタの設定

 では設定してみましょう。設定ボタンを押し、出たウインドウの左のリストの「プログラム」を選び、「メール編集用プログラム」「メール表示用プログラム」の欄に、使うエディタのプログラムを指定すればOKです。

注:Version 32.1.4.3 から(半角スペース)"%s"と最後につける必要はなくなりました(つけていても問題はありません)。もし Version 32.1.4.3 になってからエディタが起動できなくなったりした場合は、もしかしたらエディタが引数として "" 付きの文字列を受け付けてくれないものだからかもしれません。その場合は(半角スペース)%s と最後につけると上手く動くかもしれません。詳しくは、http://denshin8.jp/den8-faq.html#2.9や、http://denshin8.jp/den8-faq.html#3.30を見てみてください。

 「メール編集用プログラム」は送信系のフォルダのメールを表示する際に、「メール表示用プログラム」は送信系でないフォルダのメールを表示する際に使用されます(「メール表示用プログラム」が空欄の場合は、メールを表示するプログラムとしても「メール編集用プログラム」が使われます)。送信系については「送信済みのメールを入れるフォルダを作る」を参考にしてください。電信八号のウィンドウでは、送信系のフォルダは送信系のフォルダのアイコンで、送信系でないフォルダは送信系でないフォルダのアイコンで表されます。

設定・プログラム

 これはエディタとしてc:\wordpad\wordpad.exeを選んだ例です。MDIのチェックボックスは、使うプログラムがそのプログラムのウインドウの中に小さいウインドウを作り、2つ以上のファイルを同時に扱えるタイプのものの場合にチェックを入れます。チェックを入れない場合、読むメールの数だけそのプログラムが起動することになります。

 「タイトル」の欄と「DDE」の欄はとりあえず無視して構いません。詳しくは電信八号のヘルプの、「設定」→「設定」→「外部プログラム」→「メール編集用プログラム」「メール表示用プログラム」を見てください。

←電信八号初心者講座・メールの振り分けへ 電信八号初心者講座・住所録へ→

電信八号初心者講座の目次へ